2007-12-14

久々に雑感など

NYは、早冬真っ盛り。昨晩は、特に寒く、日中降った雨で、ベランダにツララができていました。


相変わらず、一日の大半をfantasyやらスポーツのことを考えながらすごしていますが、先日、友人のブログにコメントしようと、使ってない頭をひねってみました。結局コメント欄としては長すぎるので、結構な量のメールのやり取りになったのですが。

その結果、各方面から多大なお叱りをうけ、という、話の一部になったようです。

別にしかったつもりはないのですがね。

同じことをしても、人に対して攻撃的だとの印象を与える人と、人の意見を容れることができる人だとの印象を与える人がいます。うちの事務所の事務担当のパートナーとバーの書類関係でやり取りをしたのですが、彼は典型的な後者。1月で担当者が変わるらしく、次の人は考えるのも恐ろしいのですが・・・

仕事でもカリカリする人と、どんなに忙しくてもあたりがやわらかい人とがいます。特にどちらの方が仕事ができるということはないですが。

多分性格的には、遊ぶ相手としては、喜怒哀楽があるほうが楽しい。何を考えているかわかるし、いちいち反応がある感じですしね。

ただ、仕事とか、長い間の評価という意味では、感情の起伏が少なく、人当たりがいい人っていうのが、いいなぁと感じることが多いですね。

あまり人に言ったことがありませんが、ここ15年くらい、自分の中では、信条としようとしている格言があります。

実るほど頭を垂るる稲穂かな

誰がいったのか知りませんが、本当にいい言葉だと思います。祖母から最初に聞いたのは小学生か中学生のころだったと思います。初めて聞いたときから大変印象的な言葉です。地方の農家の格言かと思いきや、結構検索したら出ますね。


実際に刈入れ作業などをしたこともあるのですが、実った稲穂というのは、本当に米が大きくなればなるほどどんどん下を向いてきます。

一方、実の入っていない空の実というのもあります。こちらは、稲穂になっているかに見えて、実は中身がない。これだとたれないんですねぇ。これを加えて考えても実に趣がある言葉に感じられます。勝手な解釈かもしれませんが。

私自身について言えば、典型的に、喜怒哀楽が激しく、人当たりがきつい。これでも、この格言のせいか、久々に会う友人には、いずれの時代の人でも、丸くなったとか、大人になったとか言われるので、そのたびに昔が思いやられるものですが。

稲穂との関係では、判官びいきというか、相対的でありたいなぁと思っています。

自分と同等、又は上の人に対しては、相対的に見れば、青苗みたいなものですから、いつまでもつんつんしていたい。一方、ある程度のいい大人であるのも事実なので、自分より若い人や、自分のために働いてくれる人に対しては実りある稲でありたいと、常々思っているところです。

果たしてできることやら。器が小さいとどうしても自分と同等かそれ以上と感じる人が世の中多いですからねぇ。

まぁ、こんなことを考えるのも年末だからでしょう。いろいろとしないといけない雑事というのも増えてきました。

そろそろ、一日中ネットかテレビという環境をやめようと、昨日家のネット環境を切りました(コードを抜いただけ)。夏の毎日ブログ宣言同様、いつまで続くのかわかりませんが、半年に一度くらい、いろいろ思い立つようです。


2007-12-03

浜中トレード追記

まぁ、批判ばかりしていても仕方がないので、希望をもてる資料を載せることにしましょう。

希望を与えてくれる先例は、昨年、ソフトバンクと横浜の間で行われた多村、寺原のトレード。今回の阪神オリックスのトレードと違い、1対1ですが、今回のトレードを投手と野手が2つ組み合わさったものとみれば、浜中ー安部については、野手が格上ということで、類似点が見つけられるので(若干こじつけに近い、汗・・)、これを元に希望的観測を書いてみます。

当時寺原投手は、プロ入り通算16勝14敗、しかも直近3年間に限ると3勝7敗と散々な成績でした。

一方、多村外野手は、プロ入り通算本塁打111本、打点296と、横浜の主軸として活躍しており、国際大会にも出場していました。直近を見ても、移籍直前の年こそ成績が悪いものの、その前2年間の本塁打は、04年40本、05年31本と(いずれの年も3割超)とセリーグを代表する打者でした。スペランカーという不名誉なあだ名はあったものの、いずれも立派な成績です。阪神で言うと金本クラス。

この2人がトレードされたわけです。横浜は、村田が成長してきているとはいえ、よく出したなというのが率直な感想でした。王監督が望めば何でもありか?という感じの。寺原の長所といえば若いことくらいで、それ以外はどう見ても多村が上としか思えなかったので。

ただ、今年の成績に限ってみれば、横浜が正解。

寺原は、今年、プロ入り初の二桁勝利を達成し、最終的に12勝(セリーグ5位、チーム最多勝)12敗、防御率3.36(セリーグ7位)、奪三振163(セリーグ3位)、投球回数184回2/3(セリーグ5位)の活躍を見せます。貯金こそできなかったものの、横浜待望の若手のローテーションの柱として十分すぎる活躍を見せています。チームとしても、三浦と並んで、ローテーションの中核ピッチャーが2名になった感じですね。

一方の多村。本拠地の大きさが影響したか、期待の本塁打が13本に終わったほか、打率も271、強打線に入って増えるはずの打点も68にとどまり、相当期待を裏切った成績に終わりました。特に寺原が活躍しただけに、ファンは、悔しい思いをしたのではないかと思われます。

たしかに、トレードには、このように環境を変えることで選手の活躍状況を大きく変えうる力があります。

今回の阪神ーオリックスのトレードでも、浜中は、過去に4度2桁本塁打を記録し、計70本塁打、269打点。人気面でも上々の選手でした。

阿部投手は、今期1軍登板がなく、プロ入り通算5年間での1軍成績も、15試合登板2勝1敗、投球回数41回2/3、奪三振37と、ローテーションピッチャー(または、今年の久保田)の1ヶ月の成績に近いものに過ぎません。今年のウエスタンの成績でも、4勝3敗、防御率4.63と、5年目の選手としては、期待を感じさせるものではありません。

このため、直前の記事では名前に言及する気すら起こらなかったのですが、高校球児として人気を集め、その後凋落の一途をたどった寺原投手も大活躍をしているのですから、阿部投手の活躍がないとも言い切れません。

ファンとしては、是非是非、ローテーションに割ってはいる程度の活躍を見せてほしいと思います。もう、けっこういい中継ぎはいりませんので。どうしても先発がほしいです。

ちなみに、今話題になっているクライジンガー、阪神に獲得する交渉術はないとみています。最初に名前が出て、そのとき気が大きい発言がつづき、その後、有力な相手が出るや、話題になる金額が下がるのはいつもの阪神の負けパターンです。

外国人はあたりはずれがでかいので、獲得できないこと自体はいいのですが、この秋は、福留の件といい、号令ばかりがめだち、狼少年化しかねないのではないかと、若干危惧しています。

いわなくてもいいんです、行動してくれれば。

せっかく、オーナーも、球団社長も、監督も、いつになくそれぞれの仕事ができそうな人がそろっているのだから、reputationを大事にしてもらいたいものです。

でも、もうちょっとこの冬トレードしてもいいんじゃない?相当ひどいよ、今年の成績。

2007-11-26

阪神・オリックスの馴れ合いトレード

阪神とオリックスからトレードが発表された。
勘弁してくれ、本当に・・・


毎度のことだが、オリックスからまともな選手が来たことはない。今回の補強は、若手投手(先発実績なし)と内外野の守備補強だそうな。名前をここに列挙する気にもならない。個人的にうらみはないんですが。

出て行く選手は浜中と吉野。

今年の成績で明らかなとおり、阪神の補強ポイントは、長打力と先発投手。なんら議論の余地はない。

オフの動きで、広島から新井を、日ハムから金村を獲得。いずれも弱点を補うものと評価可能。

ただ、阪神は、今年先発が5人必要なところ、1人もいない状況であった。また、長打を打てる選手でかつ、出場できるのは金本のみという状況。チーム2番目にホームランを打った林は、来期の出場、ひいては選手生命すら危ぶまれる状況。

ドラフトでは、くじをはずしまくり、高校生の中田という長距離砲、大学・社会人の大場という即戦力投手のいずれをもはずす。その結果、即戦力とは言いがたい高波、怪我がある白仁田を獲得することになった。

FA選手については、新井を獲得できたのは評価できるものの、当て馬にすらなるか微妙な状況の中福留獲得に動き、むしろ先発として獲得を検討すべき石井にはオファーすらせず。

外国人については、一度は首をと考えていた選手とどんどん再契約。ひとえに、いい選手が見つからないからに他ならない。

この状況では、引き続き、大砲・先発を補強すべきであることは火を見るより明らか。

HRを打てる選手はそうはいない中、あえて浜中を出すなら、大砲・先発の可能性のある選手をどうしても取る必要がありそうなもの。

その中、なぜあえて中継ぎと守備固めなのであろうか。

オリックスには、阪神OBの中村GMがいる。中村GMと阪神球団は今もパイプが太いそうな。まぁ、オリックスとしても、阪神・オリックスであれだけ監督として負けまくった人物をGMで迎え入れる以上、何らかのメリットを見出す必要があるのでしょう。

ただ、阪神は何の必要があってオリックスを支援する?まぁ、支援というほどのことではなく、なんとなく両方ともで役に立たない選手をなんとなく馴れ合いで交換しているだけのような気もするが。

このトレード、浜中、吉野を出すことについては、強い異論を唱えるつもりもないのです。いずれもパリーグという新天地で活躍できる可能性があります。

ただ、何を取得するかというのは本当に謎。何がしたいんでしょうかね。トレードは、出す選手のことではなく、出して新選手を得た後のチームのことを考えて行ってほしいものです。

思い起こせば、シーズン中も、同じく潜在長距離砲の喜田を出して、広島から山田を取得しました。山田は、トレード後、阪神で4試合3打数0安打。Yahoo!の選手紹介では、走塁がいいそうな。でも、1軍では、2006年に2盗塁だけですよ。喜田はウェスタンでタイトルを取りまくっていたのですから、彼が1軍で力を発揮できる環境を整えてあげるのが一番だと思っていたのですが。喜田に新天地というのがいいのかもしれないというのは納得ですが、阪神は自分の弱点を補強する気があるのか?なぜ、走塁をとりに行く?これも意味不明のトレードでした。

今年のトレード、金村はいいとして、喜田・浜中という阪神の数少ない潜在長距離砲を出して得てのは、走塁・守備ですか。本当にそんなものが今の阪神に必要ですか?ちゃんと考えてますか?

新井は、正直率が厳しいのではないかと思っています。今岡を使うのも新井を使うのもいずれも.250-.270くらいの成績となりそうな気がものすごくしています。率が落ちると、選手はどうしても落ち込みがちになるので、それでHRも減る、そんな悪循環に陥りそうな。本当は、250も300も、20打席に1回しか差がないので、HRを打つなら余り気にせずにしっかり振ってもらえばそれでいいのですけどね。

日本でももう少し、指名した直後の新人をトレードするとかがあってもいい気がします。そのほうがまだ先発補強という夢を見ることができる。たとえ外れても。

いずれにせよ、申し訳ないが、新規参入のお二人は、相当疑惑の目で見てしまいそうです。

がっかりだ。

というわけで、阪神2008のタグは、暗い話題からのスタートです。いい話題が続くといいですね。
おっと、そういえば、2007年の総括をしていないな。時間があり、気が向けばですね。

2007-11-22

MBE点数、合否等の結果論

周りの連中に、MBEの点数を聞いてみました。人の合否も結構。

MBEの点数は、145-152くらいに8割方集中していました。サンプルはきわめて少ないですが、驚くほど似たり寄ったり。160以上、145未満ってのはそれぞれ少数派。

というわけで、下記で中の中または中の下と書いたのは、若干自分に甘く、下の中くから下の下(やはりか!)らいでしょうか。

ただ、10点ほどScaledで離れていればともかく、それ以下は結構運な面もあるのかなと思いますので、大差なしとかってに判断しております。逆に模試のときの経験からScaledであっても10点以上離れていれば、結構違うように思います。実力が違うのかなと思います。高得点者はとにかく読むのが早く、英語を英語のまま理解できる人です。

次に、合格しやすい人しにくい人の結果論的・都市伝説的な考察。

本来こんなもの書くなということでしょうが、15日以降予想通りアクセス数が増えています。おそらく合格、MBEなどわかりやすいキーワードにヒットする書き方をしているせいでしょう。新たにアクセスいただいた方は、結構なページ数をごらんいただいているようで、一部マニアックな人には、長文や怪しい考察も苦にならないということだと前向きに解釈し、今回も書くことにします(笑)。不快な点があればご指摘ください。

なお、主に日本人LLM卒業直後の人を念頭に置いています。

1 日本の弁護資格がある方が受かる。

これは、残念ながら真実であると思われます。法的素養があるからなのか、試験に強いのかなんなのか全くわかりませんが、結果的にそうでした。少なくとも今年、僕の聞いた範囲では。

弁護士資格保有者のうちでは、大手渉外が圧倒的に強かったです。意外なことに外資系の東京支店というのはさほどでもないとも聞きます。理由は全く不明です。国内業務のみする事務所からの留学者も、外資系もだいたい司法試験の若年合格者が多いので、試験に強いというなら、この人達も一緒のはずなんですよね。

また、英語と言うことであれば、大手渉外で英語なんてほとんど使わないで留学に来たってひとは山ほどいます。実際本人がそういうかどうかはともかく。私個人的にはだいたい10%くらいのメールしか英語ではなかったと思いますが、これでも少なくはないように思っています。これでは英語力は、一部スポンジ並みの吸収力がある方をのぞき、基本的に伸びません。外資系は、もう少し英語にふれる環境があるようにも聞くので、おそらく渡米前の英語ということでもないように思われます。

なお、私が言うのも失礼なのですが、大手渉外の方々が、普段のロースクールの勉強態度・成績が特に優れていたかというと、そちらの方では差は感じませんでした。

なので、本当にここは不思議な点です。

2 若い方がうかる

試験一般に言われることですが、これは、真実であると思います。たしかバーの発表している資料にも例年ふれられているはずですが、日本人についても該当するように思います。

理由は、集中力がなくなる、家族など他のことに時間をとられる、記憶力が、など人によって言うことは様々ですが。僕自身は若い頃にまり勉強が出来たり集中力があると感じなかったので、相変わらずできないな、という程度だったようですが、皆さん神童と呼ばれて育ったんでしょうね。

というわけで、これも本当です。

3 女性の方がうかる

個人的にこれはYesだと思っています。

誤解を恐れずに言えば、同じ経歴の男女(典型的には、同じ大学を出て、司法試験に若年合格して、同じロースクールに来たという場合)を比べるに、一般的に女性の方が投資効率がいい。

もしかしたら偏見なのかも知れませんが、やはり僕らの世代というのは、男兄弟の方に、教育費が使われている気がします。たとえば男兄弟だけ中学から私学とか、女の子は家から通える学校へとか。男は自分で稼がなくてはいけないが、女は結婚という道もあるみたいな思いがおそらく親世代にあったのでしょう。司法試験にしても、ベテラン受験生の男女比と若年合格者の男女比はあからさまに違います。

その中で、同じ結果を出してきたということは、結局投資効率がいいのだと思います。勝手には開かれていない道を自分で切り開いてきたというか。

こういう全員一斉にスタートする環境では、その、燃費の違いが出るように思えて仕方がありません。

というわけでこれもYes。

4 韓国人、中国人、一部企業の方は秘伝の書があるので落ちない。

これは嘘です。

受験の時は、事前から備えることができるから、そんなものかと思った物ですし、実際に引き継がれている資料というのはあるようです。ただ、完全なお札などあるはずもなく、結果については、保証されたものではないというのが(あたりまえですが)真実のようです。

5 ロースクールのランキング上位校の方が合格率が高い

これはあるようです。数校しか聞いてませんが。

そもそも、日本人の人数が統計とる価値があるほどいるところなんて数校だろうと思っていたのであまり興味もなかったのですが、聞いた範囲では、結構素直にランキングを反映しているような気がします。NYの学校で6.5-7.5割でしたしょうか。

上位校でも多数日本人をとっているため、日本の学生時代の成績は、ある程度玉石混淆となるはずなので、勉強する環境の問題なのかも知れません。まわりがするから、ということですかね。

6 勉強をしなくてもうかる

あります。全くというのではなく、様々な理由で時間がとれなかった、やる気が起きなかったなど。

前にも書いたことがありますが、所詮多数派が受かる試験、受かるときは受かります。勉強量が少なくてどきどきしたけど受かったなんて人は、やまほどいます。

逆に、人一倍やったけど落ちたって人も。

ただ、全体的には、勉強はやった方が合格率が上がるのは間違いないと思います。みんなある程度はやるので、ある程度確実に受かる、合格率を目に見えて(見えないんですがね。笑。)上げるためには、結構な量の勉強が必要になると思います。

記念受験する意味はなく、逆にお金も時間もかかるので、受けるからには勉強をする予定でいた方がいいのかなとは思っています。5月からでいいでしょうが。

どうしてもどこかの期間、勉強が出来なくなる予定ということであれば7月は避けるべきだと思います。7月に勉強時間をとるのが一番効率的な気がしています。逆に言うと、だれていたというのでも7月にある程度挽回可能。ただ、時間をとられるってのはたいていずーっと一定量をとられるか、突発的にとられる場合で、あまりmanage 出来ないんでしょうけどね。

というわけで、これはYesだが、おすすめしないという感じでしょうか。

7 パソコンのトラブルは怖い

怖いです。でも、トラブルがあっても受かる人も普通にいます。手書きにしても落ちている人もいます。

小さな、答案提出できたっていうメールが来ないなどのトラブル経験者は数割に上るので、まぁ、あまりおそれてもしょうがないです。普通にパソコンで受けるのがみんなと一緒でいいのではないでしょうか。日本語OSで受験できますが、トラブル時に見てもらいたいなら英語OSの方がいいようにも思います。

8 MPRE落ちると、本番も落ちる

残念ながら、この傾向はあるように思います。

無論、MPRE落ちて本番受かった人も、MPRE受かって本番落ちた人も多数います。MPREの点数とMBEの点数にも特に強い因果関係を感じません。ただ、MPRE落ちて本番落ちた人の率と、MPRE受かって本番落ちた人の率ってのは違うように感じられました。

9 英語力は重要

相当重要な気がしています。個人的には実感するほどに。

感じない方は相当英語が出来る(読むのが早いか英語で理解できる)と思います。特にノートの理解、MBEの速度、MPTの速度で、読解力があるのとないのでは雲泥の差を感じます。

10 アルバニーのホテルはぼったくり(笑)

これは真実です!!

私は経験していないのですが、ホテルの代金が高いだけではなくキャンセル料も。

試験会場は何度かくじをして決めるようで、二転三転の結果、マンハッタンということもあります。でもその場合、ホテル代金はあきらめた方がいいです。訴訟の国なのでそのうち訴訟があるのかも知れませんが。


とまぁ、書きつづって来ましたが、きりがないので、この辺で。
MBEの結果など、コメントしてくだされば、記載に反映するかも知れません。
また、合否とバックグラウンドについても同様です。

2007-11-18

MBEの結果通知

MBEの結果が通知されました。

本来開示するほどの点数ではないのですが、数値を克明に開示する事でなんらか具体的なイメージを持ってもらえるのかも知れないと思い、開示することにします。

Scaledで145点。

なぜか素点というのは表示がなく、前年度までに比べて開示の範囲が狭いのかも知れません。

バーブリでは、133点あれば、残りの論文が5.0といういわゆる人並みかけていれば受かるというように教えられました。たしか、この133点はScaledだったと思いますので、それよりはとれており、日本人一般の傾向通り、MBEで稼いだことになります。

いくつかの日本語のブログを見てみる限り、過去の実績に照らしてみるに、145点というのは、まぁ、日本人の間では中の中から中の下の間、といったところのようです。周りにはあまり聞いていないのですが、聞く限りでは、まぁ、そんなものかもと思っています。

素点は推測するほかないのですが、過去のデータに照らし合わせてみると、どうやら130点台前半となるようです。

200問解くものの、10問ほどランダムで落とされるようで、190点満点で素点が判断されると聞いています。とすると、130-135/190ですか。7割近く。個人的な感想からいうと、思いの外、点がとれているなと感じています。

直前の模試は、人並み以下で、バーブリが100点代後半、PMBRが100点台前半で、いずれも時間ぎりぎりとはいうものの、一応全問解いたという感じでした。バーブリから30-40点あがると言われていましたが、問題を読み終わっていたのでさほどあがらないのでは?と思っていました。結論的にいうと、Scaledでいうと、先人の格言通り、30-40点あがったことになります。

一言で言うと、非常に一般的な中くらい(またはもうちょっとした)の日本人で、しかもありがちな点数の推移を経たということになるでしょうか。

ただ、実際の感触は若干違いました。

直前まで、安定して55%-60%くらいしか問題が解けていなかったので、相当不安がありました。また、当日の時間管理も必ずしも成功しているとは言い難く、ひとえに気合いで解いたという感じでした。

午前終了時点で、帰りたくなるほど落ち込んだ事から考えると、結論的には、帰らなくてよかったと言うことになります。模試の傾向からすると、前半後半同じくらいの点となることが多かったこと、後半だけよかったとすると、どんだけいいんだ?ということになりかねないので、おそらく前半も後半も65-70/95くらいの正解率なんでしょう。

出題範囲が、Willみたいな問題も多数含まれていたことからすると、本当に、カンというか、運というか、そういうものに恵まれていたとしか言いようがないですね。

ここら辺は、試験直後の感想のところをごらんいただいた方がいいかもしれません。

試験終了時で、MBEではなく、受かっているとしたら論文かなと思っていたのですが、MBEで点を稼ぐという一般的なパターンだったのかも知れません。Essay の点がわからないので、何とも言いようがありませんが。

以上、とりとめもない感想と化してしまいましたが、教訓としては以下のことが言えるかと思います。


模試からScaled後の点数まで30-40点あがるというのは、日本人にも妥当する。少なくとも模試の問題文を全部読めていたとしても、妥当する人もいる。

直前まで問題集の点が悪くても気にしない。本番は結構傾向も違うので。

午前中落ち込んでも最後まで受験する。


あまりにありきたりですが、結構精神的につらい時期もあるかと思いますので、そのときこそ当たり前のことが出来ることってのが重要になるのかも知れません。

そのためには、まわりに一緒に苦楽をともにできる友人がいるってのは非常に幸運だったと思います。感謝の念に堪えません。

2007-11-15

NY Bar 合格発表

今日本人向けの発表でした。

私はなんとか引っかかることが出来たようです。紙がとどいて正式通知とのことで、手違いがあってもなんらおかしくはないのですが、まぁ、いちおうということで。

MBEの結果などきたら、当時の慌てふためく様を振り返りつつ、若干の分析をしてみたいと思います。

悲喜こもごもでしょうが、みなさまも合格されていることを心からお祈りしています。

2007-11-05

Fantasy baseball (H-to-H)

Rotisserieと並んでもう一つあるのがHead-to-Head。こちらは、一週間ごとに成績を競もの。一週間ごとに同じリーグの他のプレイヤーのチームと戦い、各部門(打率・本塁打など)がそれぞれどっちが優れているか競もの。投打で10部門あるので、1週間あたり、6勝4敗とか、7勝2敗1分けとかになる。それの勝敗の合計を競う。

また、最後数週間はプレーオフと称して勝敗の上位者、下位者にわかれてトーナメントを行い、最終的な成績を決定する。

よって、戦略は明白。プレーオフに出られる成績を残して、かつ、プレーオフで勝つ。必ずしもプレーオフに1位で出る必要はなし。出さえすればいい。

Rotisserieが各ポジションごとの最大試合数の制限があるのに対して、こちらは逆に、最小試合数ってのがある。投手に。要は、1イニングだけ投げて自責点0とかで、自責点部門を獲得するのを防ぐ趣旨。

投手の部門は、勝ち星、セーブ、自責点、WHIP、三振。このうち、大量の先発をつぎ込んだ場合にほぼ間違いなく獲得できるのは、勝ち星、三振。抑えをうまくやればセーブも獲得できる。自責点とWHIPは通常悪くなるが、要は投手部門で3つは、大量の投手を投入すればねらってとれる。相手が同じ戦略をとると難しいが、経験上、露骨にやる人は少ない。(そこまでして勝ちたいかは別として、勝には何がいるかを書いてます)

また、週の後半、逆転される可能性がなくなれば、登板させない、選手を出場させないなども有効な手段となる。特に打率・防御率などで競っていて、かつ、本塁打、勝ち星など積み上げるもので差がついているときは、登板させないことで、率系も、積み上げ系も取得できる可能性が増えます。

選手の取り方も多少考慮する必要があります。一般に他の人が捨てる可能性が高いのが、盗塁とセーブ。従って、通常は、Rotisserieで5名用意した方がいい押さえを、4名ないし3名に抑えるのがいい。これでも通常相手より多くのセーブを獲得できるので。

このように多少戦略的なものがあり、それをおもしろいと感じる人もいると思われます。ただ、一般にアメリカ人は日本人と違いゲームで勝つということに真剣なのは一部の層に限られるような気がします。従って、上の注意事項を守ってやれば、おそらくたいていのチームで1位になれるのではないかと思われ、逆に、野球におけるH-to-Hのおもしろさが半減する気がしています。

一応、成績もご報告。

チームA
ドラフト日 5・27 (Live Draft)
プレーオフ進出時の順位・勝ち負け・1位とのゲーム差 3 (65勝43敗2分3GB)
最終順位・全体順位 2(5,046位)
Moves・リーグ内2位のmoves 112(45)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 0 (0)
トレードをだれもうけてくれず、どうしても強くなりきれなかったチームです。最後のプレーオフもなんか4勝5敗1分けで惜しくも負けてしまうし。非常に悔いの残るチームとなりました。

チームB
ドラフト日 5・29 (Live Draft)
プレーオフ進出時の順位・勝ち負け・2位とのゲーム差 1 (76勝28敗6分15GB)
最終順位・全体順位 1(240位)
Moves・リーグ内1位のmoves 57(84)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 6(11)
平日の昼間のドラフトだったこともあり、他に人間は誰もいなかった模様。従ってやりたい放題。最初から勝ちを確信していたチームです。しかもトレードで更に強くなって。負ける気が全くせず、最後のプレーオフも10勝0敗。完勝でした。ここまで強いと、新人発掘もする気も起きず、あまりおもしろくはなかったチームです。

チームC
ドラフト日 5・28 (Live Draft)
プレーオフ進出時の順位・勝ち負け・1位とのゲーム差 3 (63勝40敗7分1.5GB)
最終順位・全体順位 1(4,661位)
Moves・リーグ内2位のmoves 124(15)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 2(2)
ここはあやしかったですね。プレーオフ進出時で1位のチーム(ハンドルネームは今年作成)と4位のチーム(何年か使っているハンドルネーム)が結託しているか、同一人かとしか思えないトレードを繰り返していました。1位から4位にどんどん供給する。1位はもともと相当強かったのですが、それのレギュラー最上位と、4位チームのレギュラー最下位を交換するトレードを繰り返していました。怪しすぎる動きです。Vetoもろくにしていなかったので、それだけぬるいリーグではあるのでしょうが。2位チームと勝ち負けが一緒なのに、細かいルールでゲーム差なしの3位に追いやられました。2位だと1週休めるので、乱戦の中から投手を拾うことが出来有利なので、残念でした。その4位チームと1位チーム、プレーオフの準々決勝で当たってます。無論、4位チームが9勝1敗で勝ち上がり。1位チームはなぜかけが人だらけ。もし結託しているか同一人なら、ひどい話です。で、その4位チームと決勝戦。どんなにえげつないことをやってくるか戦々恐々で、大量に先発投手を登板させたところ、そこまでひどいこともなく、7勝3敗で勝てました。最終的にはどっちがひどいんだかってかんじですね。

チームD
ドラフト日 6・2 (Live Draft)
プレーオフ進出時の順位・勝ち負け・2位とのゲーム差 1 (78勝29敗3分18.5GB)
最終順位・全体順位 1(201位)
Moves・リーグ内2位のmoves 84(66)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 3(3)
Vetoされたトレード2
このリーグも思い出深いですね。初めてA-Rodがとれた(ドラフト1番)チーム。フィルダーもいました。ただ、雰囲気は最悪のリーグ。フィルダーの先行きに不安を感じていたため、結構大型のトレードを企てたのですが、1日に大型トレードを2件(計7名放出予定)Vetoされました。なんでなんでしょうね、大型トレードほどVetoされる率が高い気がします。チームの内実が変わるのはやり過ぎだと感じる人がおおいのでしょうか。トレード自体公平ならいいように思いますけどね。結果的にはVeto大歓迎で、強い勝ち方で、通常のH-toH終了。プレーオフ進出となりました。プレーオフで問題だったのは、準決勝。この週、A-rodとフィルダーがそろって絶不調。相手の打線が好調な上、相手も、投手大量つぎ込み作戦に出てきていました。結果、両者とも1週間で投手23名をつぎ込む大混乱。勝利、三振、防御率、WHIP、と盗塁を私が、残りを相手がとり5勝5敗の5分。ここは、通常シーズンで上位の私が決勝進出となりました。結構細かなところで勝敗を分けることもあるのですね。通常シーズンであれだけ強かったのに優勝できないはあり得ないと思っていたのでほっとしました。決勝は7勝3敗で無難に勝利。準決勝の相手も3位決定戦では当然のように勝利していました。

以上の4チーム。いずれもプレーオフ決勝に進出、1チームだけ決勝で負けてしまいました。

明らかにRotisserieに比べて、こそくな手が有効であるように思え、なんとなく、満足感の少ないモードでした。

後日、フットボールとかやった分には、H-to-Hも悪くはないと思ったのですが、野球はいまいちですね。野球に対する愛情が冷めそう。

でも、勝ちやすいのはこちらですので、一度も優勝できていないという方は、一度やってみるといいかもしれません。

2007-11-02

完全試合を放棄するか

中日が日本シリーズで優勝しました。

セリーグクライマックスシリーズで憎たらしいほどの強さを誇っていたのですから、当然、日本シリーズも優勝してほしいと思う反面、日ハムダルビッシュのマウンドで試合を支配する様と、打撃が弱くても優勝できる姿を見たいという気持ちもあり、どっちもがんばれと、結果だけ追っていました。

優勝決定戦、中日の山井は8回終了時点で一人の走者も出さない完全試合ペース。一方の日ハム・ダルビッシュも好投し、試合は1対0の緊迫の投手戦。いつも9回を任される歴代最高の左腕押さえ、岩瀬は、いつでも登板出来るように、準備万端。

ここで、落合監督は、岩瀬に継投するという作戦をとったのですが、どうすべきですかね。

たぶん、監督は、一瞬で決断するんでしょうし、ファンも肯定にせよ、否定にせよ、直感で判断するんでしょうが、ここはあえてぐじぐじ考えてみたいと思います。

山井は、9月の月間MVPを取得し、この日も好投したものの、1年間通じて活躍したわけでもなく、また、先発の柱の目安といわれる10勝を飾ったこともありません。また、9月の月間MVPも防御率3.00と絶対的な数字を残しての受賞ではありません。

一方の岩瀬。入団以来、大きな怪我がなく、9年連続50試合以上登板。通産防御率は1.97と2点を切り、奪三振率も、576.2回を投げ534三振と、とんでもない数字です。当初セットアッパーからスタートしたためセーブ数は157にとどまりますが、それでも3年連続40セーブ。藤川に抜かれるまで46セーブの歴代最高記録も持っていました。

個人的には歴代最高の鉄腕ではないかと思っています。少なくとも私が野球を見出した時代以降、ここまで登板して、超一流の成績を残している人はいません。今年の数字は阪神のJFKに比べると防御率等で見劣りしますが、それでもリーグを代表するスーパースットパーであることに疑問の余地はないです。

よって、たとえば、2-1とかであれば、岩瀬をこの場面で投入するのは当然の采配なのです。勝つためには当たり前すぎるくらい当たり前の。

問題は、完全試合のかかった試合でも継投させるべきか。

完全試合は、一人の走者も出さない勝ち試合。9回まで0対0では、それだけでは成立しません。試合をおわらせないと。

どのくらい難しいかというと、日本では1994年の槙原投手依頼成立していない記録です。ざっくりいって、1年130試合(その間増減があるので、実際は異なります)で計算しても、1995年から2007年までで、130*6の12年で、1万試合以上成立していない記録ですね。相当珍しい記録です。

山井投手は、今シーズン、353人の打者と対戦して、安打、与四死球合計108.ざっくり言って3割の出塁を許しています。この日の調子を計るのに、この数字を使うのが適切かわかりませんが。とすると、3人連続で抑える可能性は、だいたい3割5分。

1万分の1以下のものに、35%くらいまで近寄った(相当怪しいどんぶり勘定ですが)というと、若干感覚的に近いでしょうか。

しかも、日本シリーズの優勝決定戦という大舞台で。

ほとんどありえないくらいのチャンスです。ここまでチャンスが広がることすら、そうとう珍しいと思います。

しかも中日はここまで3勝1敗。この日登板しているダルビッシュ以外には負けていません。ここで負けてもまだまだ勝てそう。

中日サイドの説明に山井投手にまめができたからというのがあります。

まめの件は、よくわかりません。説明なのかもしれないし、本当にどうしようもなかったのかもしれません。ただ、シーズンも終わる中で、別に血を流しながら投げるってのもぜんぜんありだと思うので、まめは本質的な問題なのか?とおもうので、ここでは無視したいと思います。

私なら、ここはよう変えません。たぶん続投。少なくともヒット打たれるまでは。エースではないので、完封まで支援するかどうかわかりませんが、せっかくだしチャレンジさせますね。

個人記録を球団が後押しするのはあまり好きではありませんが、この日の山井投手の出来と、日本ハム打線の相性を考えると、個人記録がない、通常の2-1でも続投すらありえたと思いますし。

ただ、落合監督は継投した。

僕は、それこそ、落合監督が中日黄金時代を築いている理由だと思います。ちゃんと、何をすれば勝てるかというのに焦点を絞ってやっている。

野球にファンが必要なのは言うまでもありませんが、少なくとも現在の時代の趨勢は、野球はチームとして勝つことが至上で、個人記録は二の次というもの。これは日本もアメリカも変わりません。首位打者争いで、欠場したり、ホームラン王のために1番をうたせたりというのはとかく批判が多いです。

それは通常の形が、一番かつ確率が高いのに、それを崩して個人記録を狙いにいっているからだと思います。

今回賛否両論に分かれるのは、山井投手が当日、現に好投しており、抑える可能性も十分にあるからだと思います。まだまだ勝てる、優勝も出来るよというのが前提。

ただ、どうですかね。

日本シリーズは短期決戦で、一方のチームが一方的に強く見えることがままあります。昨年までのパリーグの球団や、今年のクライマックスシリーズの中日、ワールドシリーズのレッドソックスなど。

でも野球は本質的には運の要素が強いスポーツ。勝率8割とかでシーズンを終える球団とかは基本的になく、参加したばかりの楽天が弱いといわれていた時代ですら、勝率が1割を切ることはありませんでした。特に日本では球団間の実力が拮抗している。どんなに弱いとおもっても、他のスポーツみたいな差は出ないように思います。

それだけに一度握った流れは放したくないところ。日本シリーズでは過去にも3連勝の後の4連敗というのはそれなりにあります。

それだけに、少しでもかつ可能性が高い手段にかけるというのは、本当に重要になるのではないかと思います。

特に中日の場合、ずっと日本一になれていなくて悲願ということであれば。できることは全部すべきなのだと思います。

落合監督もあそこで交代させると批判を浴びることは百も承知だったと思います。そこで変えられるから名監督なんじゃないでしょうか。中日をあそこまで強くした監督はいません。ダイエーのように経営母体が変わって急にお金を使えるようになったわけでもなく、昔と基本的には変わらない経営(むろん強くなったため選手の年俸総額は上がっているとは思いますが)で、就任以来ずっと強いドラゴンズを作り上げるのは並大抵のことではありません。

原監督の例を出すまでもなく、強い球団でも、勝てる監督をつけておかないと、なかなか勝てないものです。勝てる監督と、ファンにわかりやすい監督ってのは残念ながら若干違うようですが、ファンも勝てない球団はいやなのは当然です。だから、わからなくても勝てる監督は重要で、勝っている限り支援するべきなんだろうなぁと思うのです。

僕個人的には、落合監督は多分友達にならないタイプだし、阪神にめっぽう強い中日は嫌い。ドジャーズまで嫌いになりそうなくらい、ユニフォームを見るたびにむかつく。岩瀬出てこないで、っていつも思ってます。

ただ、今回の采配は、ありなんだろうなぁ、さすがだなぁと感じてしまうのですね。だから強くなるんだろうなと。

最後に、中日さん、優勝おめでとうございます。FAの引止めなんてせこいことせず、もっと、阪神が争える状態まで、チーム力落として来年も競い合いましょう(笑)。

2007-10-13

インディアナ

今週末はインディアナ。

チケットを安くとるために、金曜夕方に出て、月曜午前中にもどるスケジュール。どんだけなめているんでしょうねぇ、仕事。まぁ、仕事に支障がない限り有給の上限はないらしいので、ルール違反ではないんですけどね。

数ヶ月ぶりの飛行機。

飛行機いいですねぇ。大好き、高いところ。

今回は、NYの夜景がすごかった。久々に夜景に感動!!

ラガーディアから出たんですが、圧巻でした。マンハッタンの碁盤の目がなんとよく見えることか。タイムズスクエアだけ妖しい光でしたねぇ(笑)。

マンハッタンの南端は海かと思いきや相当湾の中だってのも実感。車があればNYの周りをいろいろ運転して回れてたのしいんだろうなぁ。

あと、扇形の野球場の数。ふつうのグラウンドのはずが、ナイター用の照明がついているものの数がすごい。グラウンドの数だと、伊丹空港に降りていくときも負けていないのですが、ナイターの数がこれだけあるって。。。冬到来前の金曜夜ということを勘案してもすごいです。

空もすごい。何がすごいって、着陸待ちの飛行機が列をなしている。空にですよ。危なくないのか?って距離です。

ところで、飛行機ってどれくらいで危ないんでしょうね、見える位の距離はすごく危ないとも聞きますが、戦闘機って編隊くみますよね?空中給油ってのもあるし。

で、その下を、何台も何台もヘリコプターが移動している。

なんて賑やかな空なんでしょうね。その割に町の生活で騒音を感じることはほとんどない。ラガーディア近くに住んでいる同僚も言っていたので、こんなに空港がありつつ、騒音で悩んでいる人は結構少なそう。

今回感じたのはNY付近での飛行機の速度。相当遅いですね。体感でわかる遅さ。あと、飛行経路、きっちり住宅地を避けてます。

同じ機種を使っているはずなのに日本では何でうまくいかないんですかね。いつも同じ疑問で恐縮ですが。

ちなみにヘリは、相当の間、ずっといろんなところで見かけました。そして、到着まで常に複数の飛行機が見えていました。いくら晴天で視界がいいからって言っても、、、本当に日常の足なんですねぇ。

本当に、なんて豊かな国なんでしょう。

そういえば、仕事で、ちょっと見せてもらった契約書も、プライベートジェットの契約書。すごいですねぇ。ヘリとかジェットとか持っていると違うんでしょうなぁ、人生観が。そう言えば、うちの事務所に昔いた外人さんも本国(US)に牧場を持っていて、そこで、自家用セスナを飛ばすのが趣味だとか。

そういう豊かさって本当にアメリカでは身近なんでしょうね。日本では、船舶はともかく、飛行機が趣味って人はあんまり聞かないですもんね。

そんなこんな、飛行機にのって、うれしくなって書いてみました。

どんな週末になるのかなぁ、久々のアメリカの田舎。

本当に楽しみ!

文章力

先日、久々にある人(知らない人です)のブログをまるまる全部読みました。

で、その文章力に感嘆した話。


ハッテン場、ところてん、ラッシュ・・・

これを聞いてぴんと来る人はどのくらいいるのでしょうか。人並みに雑学の知識があると思っていたのですが、少なくとも私は何のことか全くわかりませんでしたし、今も本当のところぴんと来ません。

最初のだけブログ中に説明があり、なんとなくわかるようになったんですが、特にネットで検索する気にもならず(笑)、ほかはわかるような、わからないような。

そんな人間でも引き込むほどの文章力のあるブログに出会ったんですねぇ。寂しいことに故人のブログのようで、今後の新規記事は見込めないのが残念です。以前紹介したブログを始め、いいなと思うブログは終わっているものが多いですね。情報が遅いんでしょうね。

もともとは、同僚と昼飯を食べているときに、NYですき焼きおいしい店って知ってる?すき焼き専門店ってある?ってきかれたのがきっかけ。。。って、単語調べた方はわかると思いますが、相当遠いですね(笑)。

聞いたこともないのですが、一応お世話になっている人なので、じゃ、一度日本語で検索してみるよ、そしたらなんか見つかるかもしれないし、と大見得(?)きって探したものの、自宅・友人宅で食べた話・ブログばかり。

見つからないなぁ、と引き続き検索していると、とあるブログにぶつかり(結構解決が難しい問題をテーマにした若干重いブログ)、それを読み始めたところ、それからのリンクで見つかった別のブログです。(テーマだけにどうしても経緯を書いておきたい。。。)

一応、一部読者層を考え、リンクは控えますが、興味があればコンタクトください。お教えします。

まったく写真などはないのですが、どんどん読んでいて引き込まれる。すごいですねぇ、まったく何も知らなくて、何の興味もないって人を引き込む文章力ってのは。どうやったらそんなものが身につくんでしょうかね。

全部読んだ後に、最期の記事を読むと、涙なしには読めませんねぇ。

たまに自分のブログも読み返してみたりはするのですが、文字が多すぎて、誤字脱字も多く、文体も途中で変更されるし・・・・。

あちこちで、邪魔があり、到底引き込まれるまではいきませんねぇ。なかなか目指すところには至りません。

文字ブログでおもしろいうと思うものは、改行が多いだけで、実は文字はそうないのかも。改行をなくせば、結構短い。それだけ練って書いているか、書きたいことがはっきりしているのかもしれませんね。ただ、ただ、書き連ねるのではなく。

それにしても、仕事(か勉強)しないとだめですねぇ。写真もなく、日本語だからセキュリティにログとられても大丈夫って、一日かけてブログ読むんじゃなく・・・

久々に、構成考えた投稿。後から読み返して、何か違いがわかるのか、下手な考え休むに似たりか。

2007-10-06

A Friday Night

グラセンオイスターバー、W。

オイスターバー

HPは言わずと知れたでしょうが・・
http://www.oysterbarny.com/oysterbar/html/index2.htm

昨日は、夕飯をグランドセントラルのオイスターバーで食べてきました。

来た当初から聞いてはいたものの、行く機会がなく行きたいなって言っていたら、哀れんでくださった友人が、その友人が日本から来るのでオイスターバーに行くが、来ない?と誘ってくれたもの。もちろん、喜んでいきましたとも。

高くて、一度は是非行くといいが、2度はいらないってのが、聞いていた評判でした。

でも、僕的には結構使いやすそう。値段も高くなく(一人チップ込み55ドル)、量も結構くる。白身魚(halibut)は、生臭いかな とおもって警戒して食べましたがそんなこともなし。この知名度、ファミレス的な入りやすさ、値段の安さからすると、もっと日常に使ってみてもいいのかなっておもいました。

ただ、サービスはだめですね。日本人嫌い?ってかんじでした。人によるんでしょうけど。そのくせチップだけ強要。サービスが必要となる接待には使いにくい。一流店とはいえない感じですね。

NYのレストランでファミレスチックなところ、タクシーなどには結構こういうところはあるのですが、そういうときは、必ず要求額以下しか払わない(ことがおおい)。たとえけんかになっても。困ったら「英語わっかりませぇんって顔すればいいし。」(いやな外人ですね)。強要してチップが出てくるっておもっている人が、チップを語る資格はないっておもってしまいます。

自分の弁護のために言っておくと、サービスが気に入ったときは、レストランの25%くらいのチップをはずんでいます。友人と行くと、高額チップの話は、友人にあまりいい顔されないので、20%位を上限にしていますが。

今回は誘ってくださった方(おだやか)が会計だったので、要求額のちょっと下くらいを払っちゃうことになりました。結局数ドルないし数十ドルの世界の話なので、けんかしない方が後々引きずらなくて本当はいいんですけどね。金持ちけんかせずってのが頭をよぎりました(笑)。

否定の要素もありますが、サービスは本当に人によって違うので、飯がうまかったのはいい要素。これはあまり変わりませんからね。お金を抑えるポイントは、クラムチャウダー(大量)を一人一つ頼むこと。これでおなかがふくれて、予算は抑えられます。特に相手の分も自分持ちの場合は、結構いける技術(笑)。


W

その後、友達の友達が日本から来ているというので、別の哀れみ深い友達に誘ってもらって、飲み屋(ばー?)に行ってきました。タイムズスクエアのWってホテル。先についた私がどのバーがいいか探す大役を仰せ付かったのですが、バーなんて来たことないのでわからない。なんせタイムズスクエア付近にWとMと二つ看板があるって知ったのも最近ですから(笑)。

とりあえず、1階が混んでいたので、上の階もあるはずとちょうど開いたエレベーターに乗り込む。誰か乗ってきてくれることを期待していたのですが、誰も乗ってきてくれず、どのボタンを押せばいいか、しばらく硬直。。。。と勝手にエレベーターが動き出す。(誰かが上で呼んだんでしょう)これはすばらしい、と上に向かいます。不思議の国のアリス状態。

ついたところは7階。扉を開けると外人(というか日本人以外)大量。ロビーかと思ったらそうでもないらしい。貸し切りパーティかと思いきや、飲み屋っぽいので、とりあえず、そこで待つ。クーラーが涼しかったからというのが主な要因ともいいます。

ところで、こういったところって頼みづらいですよね。カウンターで開いているところがない。みんな座って、注文するところがない。カウンターの席の後ろで途方に暮れていたら、カウンターに座っていたインド人と黒人の男二人組が話しかけてきて、ちょっと仲良くなる。いいですね、ありがたい。外人の気楽さ。こちらが、Yes, Hello, OKしか言えなくても(相変わらず進歩はありません)こういうところでは友達になってくれますから。なんだかよくわからないままに、名刺までもらっちゃいました。抱きつかれなかったし、へんなおさわりもなかったので、そっち系の人でもないんでしょう、たぶん。

今調べたところ、ここは"The Living Room"というらしい。

なんのこっちゃ。TheとかつけてもらってもHPでメニュークリックしたらいいってわからないんですけど。でもカウンター以外に、個室、ソファなどもあって、飲み会のあと腹はいっぱいで場所だけほしい場合に、何となくだべるにはいい感じかも。 コロナで7ドル、カクテルは10ドルちょい。
http://www.starwoodhotels.com/whotels/property/features/attraction_detail.html?propertyID=1234&attractionId=1000566572

そんなこんなで、結構賑やかな金曜の夜になりました。

友人ってありがたいなって思いました。

2007-10-05

Fantasy Baseball 2007 (Rotisserie)

この夏一番継続的に時間を注いだfantasy baseball が9月末で終了した。

Fantasyというのは、アメリカではやっているものらしく、要は、活躍する選手を当てるゲーム。オンラインが主流。ここら辺は遠い昔に記載したとおり。

Yahoo!では、Rotisserie と、Head-to-Headの2種類のルールがあり、デフォルトでは12チーム1リーグでリーグごとにいずれかを選択します。

それぞれ数チーム参加していました。Rotisserieは、打率、打点、HRなど各部門で順位をつけ、上から順に12点から1点を獲得し、その合計点を競うもの。基本的には、通年で争います。

Head-to-Headでは、毎週リーグ内の違うチームと対戦し、毎週どちらが勝ったかを記録していき、9月はプレーオフと称して上位チームと下位チームに分かれてトーナメントで戦います。要は、その日その日にいい結果を出すことを競うゲーム。

Rotisserieには、登板できるイニングの制限がある一方、Head-to-Headでは登板しなければいけない最低イニングがあり、この違いが戦い方に大きな影響を与えます。要は、後者は、毎日大量の投手をつぎ込めば、勝ち星、奪三振、セーブなどは稼ぎやすくなるのです。

本来、選手の調子を当てることがゲームの本旨(というかそれが個人的に好きなだけですが)のような気がするので、Rotisserieのほうがなんとなく好きです。選手をこまのように扱う回数が少ない気もしますし。

で、成績です。

Rotisserie

チーム1
ドラフト日 4・12 (Auto Pick)
順位・全体順位 3(100,029)
点数・1位との点差 80.5(16)
Moves・リーグ内2位のmoves 157(52)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 2 (4)
Vetoされたトレード件数 1
感想:はじめてで右も左もわからず。相当だまされました。

チーム2
ドラフト日 5・22 (Live Draft バーブリの授業とかぶり不参加)
順位 1 (1,956)
点数・2位との点差 91(3.5)
Moves・リーグ内1位のmoves 59(69)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 7 (13)
Vetoされたトレード件数 0
感想:一人だけautoだったので必死でしたね。なんぜトレード7件。

チーム3
ドラフト日 5・26 (Live Draft)
順位 1 (532)
点数・2位との点差 96(14.5)
Moves・リーグ内2位のmoves 51(24)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 1 (3)
Vetoされたトレード件数 1

チーム4
ドラフト日 5・26 (Live Draft)
順位 3 (7,724)
点数・1位との点差 75.5(16.5)
Moves・リーグ内2位のmoves 68(63)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 1 (2)
Vetoされたトレード件数 1
感想:強いと思って放置していたら、いつの間にか弱くなっちゃってました。反省。

チーム5
ドラフト日 6・3 (Live Draft)
順位 1 (1,990)
点数・2位との点差 92(8.5)
Moves・リーグ内2位のmoves 50(39)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 1 (1)
Vetoされたトレード件数 1

チーム6
ドラフト日 6・17 (Live Draft)
順位 1 (726)
点数・2位との点差 101(12.5)
Moves・リーグ内2位のmoves 31(58)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 1 (1)
Vetoされたトレード件数 0
感想:個人的には、相当満足のいくチームでほとんど入れ替えをしませんでした。このチーム以後、投手重視のドラフトに変更。

チーム7
ドラフト日 6・3 (Live Draft)
順位 2 (755)
点数・2位との点差 99.5(5.5)
Moves・リーグ内2位のmoves 49(66)
自分の関与したトレードの件数・獲得選手数 1 (1)
Vetoされたトレード件数 0
感想:シェフィールドともに浮かび、沈んでいったチーム。1位の人は、過去数年間半分以上のチームで優勝している人で、強かったです。結構ずっと競っていたのですが、最後で負けちゃいました。


ごらんいただいてわかるとおり(詳細に見ている人なんていないんでしょうが)、最初のチームだけ異質です(全体順位からも明らか。10万って。。)。やっぱり何にもわかってなかったんですね。何せ始まったのも気がついてませんでしたから。それでも9月後半に一時期首位にたったときは本当にうれしかったです。

その後、やはり後半になるにつれて安定感が出た感じがします。バーが近づいてさえてきたのでしょうか。。。こんなとこだけ、という感じはしますが。

選手の出し入れ、トレードは絶え間なくやっていた感じです。結構Vetoもされてます。いくつかのリーグの中には、何年もやってきたがvetoみるの初めてだって騒ぐ方が、いらっしゃったので、結構えげつないトレード(チーム1はえげつなくされた方)が多かったのかもしれません。

このやり方がいいのか悪いのかわかりませんが、とりあえず、リーグ12チーム中の順位は、1位4つ、2位1つ、3位2つですから、初年度にしては上出来とほめてあげることにしました。

次は、head-to-headの報告。

だれも楽しみにしていないと思いますが、お楽しみに。

2007-10-04

レンジャーズ

といっても野球ではない。

今日、NHLのNYレンジャーズの開幕戦に行ってきました。直前にexchange システムを使ってチケットを購入。幸いにも、購入直前にいい席が安く提示され、記者席のななめ後ろくらいという結構いい席で見ることができました。

相手は、南国のフロリダということで、楽勝とみてました。しょせん、クールランニングで参加することに意義があるんだろうと。

試合は、開始直後に1点入れ(思わず下を向いていて見逃した~)、先制するも、その後逆転を許し、特に第2ピリオドは一方的に責められる。第2ピリオド終了時で2-1で負けてました。このまま負けてしまうかと心配になりました。失点の瞬間だけを見るのかと。観客も多少だれ気味。

ここから、しかし、大逆転。後半開始早々に同点とすると、それまでと全く動きが違う選手達が怒濤の攻めを見せます。終わってみれば5-2の楽勝。

テレビを含めても初めてアイスホッケーをフルに見たのですが、相当盛り上がる。

Goal, goal, hey, hey, hey, hey!

って、点が入ったときのかけ声もいっぱいできて満足。

やっぱりスポーツは見る座席ですね。昔は高いのはあり得ないと思っていたのですが、今は、どうせ行くならと、若干宗旨替え。

初めてMSGでゲームを見たのですが、相当いい。結構大好きです、MSG。音響もいいし。

ただ、応援のかけ声はほとんど野球と一緒。なんじゃそりゃって感じでした。。。。
親しみがあるのはいいんですけどね。

もし、行ったことない方がいれば、ぜひ一度行ってみるといいと思いました。バスケと結構似たようなルールで、しかもルールがわからなくてもそれはそれで楽しいですよ。

2007-09-29

映画がわからない人間の映画感想

最近、ビデオで映画を見る機会が増えた。せっかくだだから、感想など。



全くと言っていいほど、映画の知識はない。記憶力の問題で俳優もわからないし、登場人物の名前も映画が終わったときにたいてい誰も覚えていません。ただ、レンタルビデオとかでかかれているような解説に共感できないこともおおいので、自分の備忘録として、そして、こういう風に映画の芸術みたいなのがあまりわからない人で同じような感想を抱く人もいるかと思い、思い切って書いてみることにしました。

野球と違い思い入れがないからか、驚くほどあっさりですね。


硫黄島からの手紙(Letter from Iwo Jima) ☆☆☆★★

12月の戦争映画特集を思い出す感じ。必ず最後負けるのが、日本に焦点を当てた戦争映画の悲しいところ。だから、歴史物とか大河ドラマとかハッピーエンディングで終われるものが人気が出るのかなぁとも思います。日本語は、よく聞き取れません。なぜかよくわからないけど。日本語のシーンでも英語の字幕を読まないと言っている言葉が聞き取れない。裕木奈江でてたんですね。すでに顔を見ても名前が思い出せないということが確認できました。

今度近いうちにFlag of Our Fathersの方も見てみようとは思いました。


バベル(BABEL) ☆☆★★★

わかりません。見ていて人・未成年の危うさみたいなものは感じますが、深いんだかなんだか、とにかく何が言いたいかもよくわからずじまい。何回かみれば感想が変わるのかもしれませんが、その気力はなさそうです。僕にとっては、あまり、見て快適になる映画でもなく、あとで何度も考えてしまうものでもなかったです。日本人の女の子(菊池凛子)のシーンでは、おいおい、まじで?って止めたくなる私は年をとったんでしょうね。日本のシーンは、東京が若干恋しくなるのはありました。日本語は字幕なしでもわかりましたし(笑)。ブラピは年寄り役になっていくのでしょうか。


The Last King of Scotland ☆☆☆☆☆

一般に有名なのかはわかりませんが、個人的にはおもしろかった。ウガンダのアミン独裁政権において、アミン大統領に気に入られた医師に成り立てのスコットランド人のお話。独裁者って、孤独でしかも止める人がいないから、ときに突拍子もないことをしてしまうってのがよく出ています。イングランドに搾取されたウガンダにおいて、スコットランドとイングランドが区別して話をされているのが、日本人にとっては新鮮でしたね。

映画を見たあとの心境は、アパルトヘイトを扱った遠い夜明け(Cry Freedom)を見た時みたい。人によるんでしょうが、テーマ的に似てるんでしょうかね。いずれも、おすすめです。


The Queen ☆☆☆☆★

ダイアナ妃死亡時のエリザベス女王を描いたもの。結構よかった。クイーンズイングリッシュは聞き取りが難しく字幕頼りだったのですが。絶対君主というか象徴としての女王と人間としての女王の葛藤みたいなものを感じることができ、結構ほーってかんじでした。


The Departed ☆☆★★★

マサチューセッツにおけるマフィアと警察の戦い。両方ともにスパイ(マッドデイモンとデカプリオ)を送り込み、その騙しあいとスパイの厳しさみたいなのがテーマ?マッドデイモンとデカプリオは珍しく両方ともわかる俳優なのですが、この作品ではデカプリオだけ出ていると思って見ていたからか混乱していました。所詮白人もちょっと気を抜くと全部一緒に見えるみたいです。厳しいことはわかったが、それで?ってのが終わったときの印象。


Crash ☆☆☆★★

ロスでの事故を契機に、アメリカでの生活の難しさを再認識させてくれる一品。人種問題、主張しすぎ、自分中心過ぎってのはNYの専売特許かと思っていましたが、LAもそうなんですね。となると、都会一般だめなのかも。でも、実感できる面が多い分、映画自体は感情移入できる感じでした。



2007-09-21

阪神優勝へ向けた展望

仕事があまりに暇なので久々に、ブログの更新。



阪神、ついに3位まで落ちちゃいましたね。期待の安藤が打たれただけに、昨日の負けは個人的にはショックが大きいです。それまでのブルペンが打たれていたのはツケなので仕方がないかと思っていたのですが。それにしてもヤクルト、広島。阪神にだけ勝っている印象だ。それまでふがいない負けが続いていたのに、阪神戦だけがんばる。本当に勘弁してほしいところです。

当初の希望であった6連戦終了時に、阪神優勝が見えるというもくろみは、もろくも消え去り、引き続き混沌とした団子レース状態です。阪神はほかの球団と比べて結構前から力瘤つくって力んでいた感じなので、これからが心配ですね。先発の弱いのと、得失点差がマイナス(その後膨らんでます)が、どうしても気になる。

得失点について、似た傾向の中日と比べて見ましょう。試合数はともに132.
    得点 失点 HR  打率 防御率
中日 571  511  112  .261  3.61
阪神 486   512  103 .259  3.49

得失点差について言えば、打率とホームランが中日とほとんど変わらないのに、得点だけが80点以上異なる。1試合あたり0.7点近いです。中日より防御率が、0.1いいはずなのに、失点はむしろ1点悪い。

その結果、中日が得失点+60なのに比べ、阪神は-36。。。。

阪神と中日、どちらが一般的なのか、参考までにパリーグで132試合消化しているロッテの場合、

    得点 失点 HR  打率 防御率
ロッテ 578  492  97   .263  3.31

やっぱり、得点は中日に近いですね。阪神が悪いって感じです。

では、どのくらい悪いのか、同じくパリーグ(134試合消化)の日ハム。

    得点 失点 HR  打率 防御率
日ハム479  453  72   .257   3.22


ホームランが30本以上少なく、打率も悪い日ハムと同じくらいの得点しかできていません。

一方、これらのチームを見る限り、阪神の失点はそんなに悪くない。やはり鍵は得点能力ですね。何でこんなに悪いんでしょうね。

2007-09-15

首位を守れるか、対中日第2戦その8

よし、勝った、勝った。

これで1週間首位かな?
すばらしい!!
1日じゃない首位期間です。

継続は力なり。これからもがんばってほしいものです。

とりあえず、明日勝ち越して、まずはそれからですね。
向こうの押さえは今日は休んでいるので、明日はこっちのを休ませるくらい打線が爆発してほしい。

そろそろ攻撃陣にも本当に仕事をしていただかないと、オフは粛正の嵐になるかもしれません。

今までの阪神だったら大丈夫だったのですが、今のオーナーは精力的ですからね。本気で強くしようとしているのを感じます。上司だったら怖い人なんだろうなぁ、ツメ系で。

とりあえず、安眠しましょう。
夏の終わったNYはまだまだ暗いですので。

首位を守れるか、対中日第2戦その7

残念、追加点ならず。

ランナー出すも、シーツ、金本倒れて3アウト。

うーん、シーツ。。。今年見納めか?年俸に見合う活躍は出来てないですね。後半に首位争いをしているときは、その年通じて活躍できなかった選手も生き残るチャンスなんですけどね。記憶に残ることが大切。代打の人なんて、大概打率はたいしたことなくても、いい場面でいっつも登場するから心に残って神様とか言われる。でも代打で3割の率を残せる人はほとんどいない。いても複数年はつづかない。それくらい打席が少ないと結果のvolatility はまします。だから、3番というチャンスで回ってくる打順で打っている以上記憶に残る9・10月の活躍により残留って目はあるんですけどねぇ。

期分を入れ替えて残り試合がんばってもらいたいものです。

さて、あとは球児に抑えてもらって、久々の完封リレーといきたいところです。

首位を守れるか、対中日第2戦その6

お、でてきました、我らが自責点1男、ウィリアムスです。

ついに登場。よかったぁ。今シーズンはもう見られないかとまで心配したよ。
とりあえず、今日は1回だけ軽く投げてもらいましょう。

おそれることはありません。中日打線、渋いが、所詮3割打者なしです。阪神もいないので、うちの打線より強いが、ほかよりは弱い。いつもより楽なはず。。。。

あー、またランナーありでウッズだよ。今日はたのむで。所詮280の打者だ。そんなには打たないはず!

よし、ゲッツー。
いい感じ。さすが、さすがです。

あとは藤川??
本当は他の人がいいんですけどね。疲れてそうだし。今シーズンは気迫全面で前半からとばしていたから。。。

首位を守れるか、対中日第2戦その5

7回裏の阪神の攻撃。

桜井ヒットのあと、7回表から高橋に変わって出場の藤本が四球でつづく。やっぱ高橋今打たないでしょう???

ちなみに、浜中も7回から引っ込んでます。なぜ岡田監督は最後まで使わないんだろう?まだどっかいたいのか?先発のときずっとヒット打ってるのに最後まで試合にいることが極端に少ない。来年は捕球練習してファーストも守れるようにした方がいいと思う。林に対するリードはなくなったから、守備位置も林並にいろいろ守れる方がいい。高校時代は投手だったが、今は超弱肩。そろそろ外野はやめた方がいい気がしますがどうでしょう。

その後、後続倒れて結局0点。

まぁ、阪神打線なんでそんなもんです。この時点まで結局まだ4安打だし。

かちゃいいんです、かちゃ。
さ、抑えるよーー。

首位を守れるか、対中日第2戦その4

おっと、本当にゲッツーだ。

なんて言う日だ。今日はついているらしい。
なんでも望みのままか?

じゃあ、勝ってください。お願いだから。

7回表を終了して2-0阪神リード。

中日も先発小笠原が降りて、ブルペン勝負。

まけるな!!

首位を守れるか、対中日第2戦その3

さぁ、ここからは、ブルペン総動員。気合いと酷使の時間です(笑)。
2点か、守れるかな。

まずは久保田。早いな。
でも、藤川と違って、久保田の好調不調は、その日の気分次第(推測です)。昨日から気分転換が出来ていれば、復活するはず。悪くない選択です。

昨日ホームランを打ったウッズには、イージーと表現されたが、そんな状態を許してはいけない。この世界なめられたらだめです。日本語に翻訳されているのでどういう文脈と語調でいったかはわかりませんが、これをタテに怒りの投球を見せてほしい。

ストレートが150キロに至らない中、工夫と、苦心の投球が続きます。闘志に火をつけろ!!
あーん、代打攻勢の前に、ヒット、ファーボール。

集中できない?
甲子園うるさすぎ?
耳栓、耳栓。。。。
というか、本拠地だし、それを意気に感じてほしい。

まだまだ失点してないよ。がんばりや。
1番になったが、こっちの上位打線と違い点がとれない、そんな結果を遠くから祈りながら待ってます。
ねらいはゲッツーだ。そんな器用なことが出来るピッチャーとは思わないが、岡田監督はそういう星の下のはず。

首位を守れるか、対中日第2戦その2

6回裏阪神の攻撃。相変わらず0-0。先頭の安藤に代えて野口。

おっと、もう降板ですか?向こうのブルペンのできを考えて展開を急ぐのもわかりますが、こちらのブルペンに負担をかけてもいい結果になるか微妙っすよ、監督。しかも、野口。確かに、今シーズン打率はいいのですが、基本的に守りの人じゃないですか?先頭だし、赤星でよかった気もします。

阪神の2安打目はいつ出るんでしょうか。

と思っていたら、野口打ちました。しかも2塁打。うーん、さすが名監督。野口がここで打つのは全くわからないなぁ。

でもこれでノーアウト2塁。代走赤星。絶好のチャンスで1番鳥谷からの好打順。何とか先制したいです。軸をおろしたのだから。

ここで名監督の作戦は送りバント。手堅くスモールベースボール。2安打しかしない打線だから、妥当な選択ですね。1点勝負と見たのでしょうか。

こちらがとれるのは1点でも、向こうはこちらのブルペンを粉砕しそうな悪い予感がします。いずれにせよ、まずは先取点。取りに行ってとれたという結果が打線のリズムを生むためにも必要です。

ここから期待の浜中、シーツと続きます。個人的にこの試合最も期待できる打順です。

でました!!
浜中ホームラン。2-0
恐ろしいくらい、期待通りの展開。さすが名監督。2番浜中、いいですなぁ。

首位を守れるか、対中日第2戦

皆さん今晩は。現在、午前2時30分。こんなことしている場合なのかという時間です。今日は図らずも、テレビでヤンキース、メッツの試合を見ながら床でおちてました。結果、夕方からたっぷり昼寝をし、ちょうどいい時間に頭がさえてきました(笑)。ま、金曜(土曜朝)ですから。

さて、第2戦。

阪神先発は、これからの絶対的な軸になってくれることを期待している安藤。一方の中日は、なぜか個人的に安定感を感じる小笠原。いぶし銀です。

阪神サイドとしては、軸を持ってきている以上、絶対に落とせない試合です。

さて、先発メンバー。。。。えっ?赤星がいない。

彼今好調っぽいですし、1000本安打も達成して気分いいはずなのになぜ使わないんでしょう?一方、桜井は疲れていて高橋はさっぱりな気がするのですが、スタメンです。まぁ、岡田監督が何か感じるところがあったのでしょう。信じておきます。

最近好調の浜中、そろそろ固め打ちがでてもいいシーツあたりに今日は期待してみてみます。

もちろん、安藤には、新聞に軸だと書かれるくらいの投球をしてもらいたいです。クライマックスシリーズにはおそらく出られるんでしょうから、先発の軸がだれかというのがこれからは大事になります。大リーグでも弱小といわれた誕生数年のダイヤモンドバックスがワールドシリーズを初制覇したときは、ランディジョンソン、カートシリングの2枚看板で押しに押していました。阪神も絶対的な軸が2枚か3枚必要です。後半の絶対的な軸があるという強みがあるのですが、日本シリーズでいつもJFKの活躍場所がないように、先発が崩れないというのはもっと重要になってきます。安藤を一方に、下柳をもう一方の軸に据えるというのが、目下のところの個人的な腹案。3番目は杉山。福原は昨年がよかっただけでいつも勝率が悪く、外人先発陣ジャン、ボーグルソンはどこまで信頼できるものか。新人上園、若年寄能見に頼るのも若干違う気がします。

まぁ、いずれにせよ、今年の先発陣はあまり安定していないので、これからの活躍次第でだれでも軸になれるチャンスはあるのでがんばってほしいものです。

さて、試合。

5回を終わって0-0。投手戦ですね。

阪神は1安打ですか。昨日と一緒だ。昨日と同じく向こうのピッチャーがファーボールを出してくずれてくれると楽なんですけどね。

2007-09-14

対中日第1戦その9

いやぁ勝てません

どうしたものでしょうか。

こちらの主砲も1点取ってくれたのですが、ウッズにまたしても9回にだめを押されました。2点タイムリー。藤川が打たれてしまいました。

今日は、久保田・藤川ともにウッズにやられましたねぇ。ある程度見えていた結果だったので、ぜひウィリアムズを投入してほしかったのですが、そんなに深刻な状況なんでしょうか。だとしたらこっちが心配ですね。

藤川、久保田はしばらく圧倒的に押さえることは難しいと思いますが、阪神が彼ら抜きで6連戦を戦えるはずもなく、このまま行くほかありません。

今日の負けは痛い。勝ちパターンが崩れての負けなので。先発を引きずりおろした(自滅とも言うが)だけになんとか勝ってほしかった。

一方の中日の中継ぎ・抑えは昨年の力強さを取戻した感があります。強いときの中日に当たってしまったようです。

広島が巨人に勝ってくれたのが救いでしょうか。
(訂正)適当はいけませんね、巨人が9回に5点差を追いついて、12回にサヨナラ勝ちしていました。広島。。。ちゃんと勝ってくださいよ。救いがなくなった。

でも、また明日があるので、胸を張ってがんばってほしいものです。

対中日第1戦その8

阪神7回の攻撃。なぜか藤本に代打、その後久保田がそのまま打席に向かいます。

久保田2イニング行くようです。なぜ??
1点負けている状態で行かせると、士気があがるのでしょうか。

と思っていたら、なぜか久保田に打たせたあと、ピッチャー交代。。。。
久保田って、そんなにバッティングよかったでしょうか?
ちなみに、今シーズンノーヒット。

今日の采配は意味不明だ。
打線が打たないのが一番の原因だとは思いますが、一度3点差にしたのだから、ベンチワークで勝つことも可能だったはず。

一方の久本いいですね。ロングリリーフを見事にこなし、試合を作って、チームの反撃を導きました。

がんばれ阪神、もう少しでお得意の泥仕合だ!!
気合いだ、気合い。

対中日第1戦その7

主砲の一振りで逆転です。

中日久本、阪神渡辺という渋い投げ合いのあとでてきたのが、阪神久保田。最近よく手負いになってます。

ちょうど風呂から上がったところで、ランナー2塁で中日主砲ウッズ。おっと、7回から久保田?もう少し渡辺でもいいのでは?というのが最初の印象。

ともあれ、これからは本塁打を打たれないことが大事ということと、こういうよくわからないけど勝てるってのを大事にしてほしいと書こうかと思ったところ、出ました。逆転の2点本塁打。

あらあら。

やっぱり、上位チームは強いなぁ。
なんとか追いついて、泥仕合を続けたいところです。

ちなみにこの時点(7回表終了時)で阪神は、2安打。。。。

お願いだからもう少し打ってください。
2安打では今のブルペンは守りきれません。。。

対中日第1戦その6

5回裏、中日のピッチャーは久本。誰だ?ってくらい印象ありません(ごめんなさい)。

データを見ると、昨シーズンはよかったようですが、今シーズンは防御率4点台。

どうやら、追加点のチャンスか?

がんばってほしいものです。
今夜はもう2,3点必要そうですから。

対中日第1戦その5

もちろん、そんな安易な祈りが今日のボーグルソンに通じるはずもなく、すかさず反攻を許してしまいます。

先頭の井端にいきなりスリーベース。当然このランナーは帰り、4-2。予定の2失点目(笑)。

さらにたたみかけられ、この回2本目の3塁打。4-3。勘弁してくれ。

予定の5回100球(涙)、予定以上の3失点。
なぜ、こいつしか柱になるのがいない先発陣だ。。。ジャンに金使いすぎか?

たまらず、江草にピッチャー交代。
これは遅い。この回の頭からでしょう。どうしてもこの試合をとりたければ。

ボーグルソンはどうみても先発4・5番手の実力なので、そんな彼に白星をと考える必要はないです。中継ぎを休ませることを考えたのでしょうか、岡田名監督は。

中継ぎを休ませることなど、阪神には出来ないのだから。。。。

しかし、江草。。。
巨人戦の打たれた印象と、ポスト井川化の失敗が相まって、個人的に今のイメージはあまりよろしくない。

なんとかしてくれるといいのですが。何とか同点・逆転を防いで、そのまま2イニングくらい抑えてほしいですね。

やっぱ、ボーグルソンのところ代打でしょう!
って思うのは、素人的結果論でしょうか?

とりあえず、江草、2アウト3塁のピンチを防いでこの回終了。依然4-3。

対中日第1戦その4

祈りが通じたのか、藤本センター前ヒット。阪神の2本目のヒット。これで合計4点。

長打力がほしいところだから、代打桧山にすべきかと思ってごめんなさい。

中日はたまらずピッチャー交代。ちょっと遅れた感じですね。3回まで完璧だったのと、まだ4回だからブルペン投手陣の肩ができあがっていなかったのでしょうか。

ところで、相手投手を降板させたときの、蛍の光ー>六甲颪のながれは今でも健在なんでしょうか。批判も多いし、相当失礼だと思いますが、あれはやり始めると楽しい。くじけている人に向けた、いじめっ子的な楽しさってのもありますが、実は1試合でそんなに歌う回数が多いとはいえない六甲颪を歌う貴重な機会でもあるんですね。甲子園で位残してもいいんじゃないでしょうか。

さて、試合。

おっと、次のボーグルソンは、そのまま打席に向かいますか。5回まで投げさせたいのかな。でも、球数と内容を考えると、JFK健在なら代打だから、やはり監督も弱っていると感じているんでしょうか。

結局2-3まで粘るも、見逃し三振。

まぁ、まだこの試合2安打ですから、そうとうよしとしなければいけません。

ファーボールも立派な出塁ですね。

さてさてこれでボーグルソンが立ち直ってくれると言うことなしですが、どうでしょう?

対中日第1戦その3

お、矢野も押し出しだ。しかも朝倉続投(いいぞ、見せしめに投げさせろ)。

今までよかったのと、4回表の攻撃が朝倉で終わった(三振)ことから代えにくいのでしょうか。

いずれにせよ、あと2点はほしいところ。次の打者は藤本。何とかしておくれ。。。

対中日第1戦その2

お、押し出しだ。

4回裏、追いつきました。満塁からの葛城の押し出しファーボール1-1。

この回、朝倉はファーボール3個目。投球数も一挙に61です。こういうねちっこいのが大事。これで完投ペースからちょっと遠のいたし、落合監督も変えたくなるはず。

今年の中日は、ブルペンが例年ほど完全ではない。といっても強いのですけどね。阪神が露骨に劣る先発の投げ合いという構図はどうしても避けたいところです。

と思っていたら、次の矢野もボール3。もう一つ押し出しか?
それなら一挙にピッチャー交代だ。

対中日第1戦

さぁ、始まりました。6連戦の第1戦。

何とかなるでしょうか。

早くおきたはいいが、まだ昨夜のワイン(ビールか焼酎か日本酒かもしれません)が残っている・・・酒を飲み始めた若い頃はちゃんぽんにするなといわれていましたが、そんなの守っている人いるのかな。

さて、中日の先発は朝倉、阪神ボーグルソン。
朝倉、いい感じで育ってますね。今年のチームの勝ち頭(12勝)で、防御率的(2.76)に見ても今年一番の柱です。イニングも24試合で、152。平均して7回投げる感じですね。手強い。本物の先発です(笑)。

中日の地元愛知の東邦高校で2枚看板の1枚としてさわがれたのちプロ入りして、結構順調に育ってます。昨年も13勝6敗ですか。いいですなぁ。中日は即戦力ピッチャーをいっぱいとっているイメージですが、高校生もうまく育てています。いいピッチャーがそろって競って、どんどんよくなる感じ。

阪神もJFKは似た感じでうまく育っていると思いますが、なぜ先発は育たないのだろう?

一方の、阪神のボーグルソンは、7勝4敗。阪神では、ローテーションの中心です(涙)。5回まで苦労して投げて、3失点程度、話題は美人妻というイメージですが、実際の数値もその程度。17試合で94イニング投げてます。1試合6イニング行かない計算。防御率は思ったよりよく、3.43。5回ちょっとだと、2失点程度ですか。2失点ならよしとしないといけません。

さて、3回終わって0-1。点差はいい感じ。ただ問題は内容。

ボーグルソンが、71球投げているのに対し、朝倉はわずか37球。1イニング13-15球程度が目安なので、ボーグルソンは相当多く、朝倉は見事な完封ペース。朝倉は9人で3回を乗り切り、阪神をノーヒットに抑えています。

ちなみにボーグルソンはピンチの連続。挙げ句の果てに、ワイルドピッチも絡む失点。。。

内容的には相当押されています。
これは危険だぁ。
今日の中継ぎはJFK含めて信用できない。Jなんて投げるかどうかもわからない。どう見ても先日の故障の内容を報道陣に隠している感じ。

まぁ、故障を隠すってのは落合監督がよくやることで、それはそれで有効だからいいのですが。

さてさて、どうなることやら。
点差が救いになるといいのですが。

2007-09-13

仕事始め

弁護士留学のほかの例よろしく、2年目の事務所研修が始まりました。


うちの事務所は、新人の業務開始日が9月と10月の2回設定されており、9月を選んだところ、10日よりスタートとなりました。1週目はオリエンテーションと聞いていましたが、確かに。

パソコン関係のオリエンテーションがてんこ盛りです。タイムシート(大嫌い)、ワード(結構好き)、その他もろもろ。

ITの講師が教えてくれるほか、デスクトップから事務所の研修サイトに入ってそこで研修、小テスト(!)などをうける。

ワードではスタイルを強調していましたね。ただ、スタイルをそのまま使うのではなく、なんか専門のソフト(マクロ群)を導入して、形式の変更はそれでやれという方針。結構合理的です。ああ、裏でワードのあの機能を使っているのかな、ワードにはこの機能はないはずだが、どうやって実装したのだろうなどと考えながらやっているのは結構楽しい。ただ、慣れない操作で必ずしも直感的ではなくなので面倒ではある。というか英語なのですべて直感的からはほど遠い。たとえばアウトラインのレベルを上げることをプロモートって、、、仕事の昇級か、映画の宣伝みたいな感じでしかその単語受け止めたことないですってのが山盛り。メニューも解説も。なんじゃそりゃ。

ともかく、日本でも本当はこれでやるべきですね。日本にいたときは、事務所の方針もあり相当形式的なコメントもしてきましたが(フォント、タテのラインがずれている、小数点の位置がずれている、行間がちがう、文字間隔がちがうなど・・・)、ほとんどスタイルを使っていないために発生すると整理することが可能そう。いずれにせよ、なれれば大半の人が出来るようになるとはいえ、あれを目で見つけるのは非人間的作業で、時間の無駄です。個人的には早く撲滅してほしい分野。見栄えは大事なんですけどね。商品だから。似たような商品を導入していた気もするんですが、あまりそんな使い方をしている人は見たことがなかった。

でも、日本での導入は厳しいだろうなぁ。やっぱりまだまだ画面で処理したりするのに抵抗がある人も多いし、ワードがテキストと修飾情報に分けて管理していることや、エンターの印が行ではなく段落を示していること、同じエンター印でも、ほかの段落と違い最終段落だけは文書の設定情報も含んで持っていることとかも意識している人は少ないように思う。スタイルにしても、たとえば下書きモードでスタイルを左端に表示している人はどの程度いるのだろうか。誰も教えてくれないなか独学でスタイルだと思いつき、身につけるのは大変。周りがスタイルにしていない中で。スタイルが重要とわかっていても、秘書にも聞けず、結局本格的に使い始めたのは、留学で自分だけの書式をフルに使っていいようになってから。使わないとわかるものもわからない。

導入に市販のマクロ群を入れるのは結構微妙。便利な面もあるが、どの程度形式をいじるかでしょうね。結構ああいうのは高い。市場がニッチで扱っている会社が少ないため、ソフトが高値で止まっている。一太郎が10万円くらいしていた時代のソフトの値段といえば、感覚的にわかってもらえるでしょうか。

連番機能も、日本では使うなという方針であった。番号が勝手に変わったりするから。ただ、やはり仕組みを知らないからいろいろ不都合が生じているだけであるきがする。確かに、ワードそのもののバグであることもあるが、それはごく少数で、大概はスタイルとかを適切に使っていればそうは発生しない。リファレンスを考えても、積極的に導入すべきものじゃないですかね。

という立場なのだが、事務所の研修で、最初に、「ワードで教えるのはスタイル。以上。」とやっていたのは、結構なるほどと思わされた。しかもその理由も単純明快。ワードのエンターには段落情報が含まれるが、それは履歴とか、作者とかの通常いるとは思えないメタデータを大量に含む。特に変更履歴をやり出すと、それが複雑怪奇になる。だから、書式コピーではなく、スタイルを適用し、変更履歴も使うべきではないというもの。非常にすっきりしていた。

日本だと、ワードの解説書でもスタイルを扱うページはしれており、スタイル専門の書物もいくつかはある(いくつか買って渡米してきました)が、数は知れている。しかも、応用というか実践的なことを書いているものは少ない。アメリカの書物のまねをしているはずなので、こちらも状況は同じはずなんですがね。

こういったものの問題点は、スタイルを使わないやり方を最初に学んでしまうこと。三つ子の魂・・・ではありませんが、これをやってしまうと、だめですね。

結局、1ページの家族内新聞紙くらいしか打たない家庭用ワープロの使い方を何百ページもの書物を使う人にも教えている。それではうまくいくはずがないんです。

まぁ、でもこういったことは、ここで言っても始まらず、結局は事務所の方針なんですけどね。

その他は想像通り、苦戦中。

初日にびっくりしたのは、1年生同士の雑談が、トピックすらわからないこと。しばらく英語話してなかったからなぁと思い知らされました。ともかく、知っている内容は英語で聞いてもわかるが、知らない内容は英語で聞くとわからないという状況を解決しないことには、いかんともしがたいですね。

研修先のNYオフィスは特に日本と取引があるわけでもなく、事前に仕事をしたことのある弁護士もいません。この環境で、billable だけは2000時間/年といわれて、どうしたものか思案中。僕個人のことを言えば、1年でかえるならどうでもいいと言えばどうでもいいのですが、まぁ、ある程度実績を残せば、今後はもう少し外人を受け入れる雰囲気になるのかもしれませんしね。

今週は、世間一般ユダヤ休みとかでのんびりしており、そのせいで仕事がないということにしておきましょう。

同室は、同じ年のユダヤ人の女性。今日はユダヤ教徒の新年とかでお休みでした。前日に、ユダヤ教徒について、事細かく聞いてみたので、またその話題でも書いてみます。インド人にもびっくりでしたが、ユダヤ人もびっくりですよ。


阪神連敗脱出

阪神が連敗を脱出しました。

先日の巨人戦のあと、月曜の休みを挟んで広島戦でした。今年の広島は、なぜか阪神にだけは強い。失礼、よく見ると、ほかにも勝ち越しているチームもある。阪神が広島には弱いの間違いですね(唯一の負け越し)。

しっかり、総得失点もマイナスに逆戻りです。総得失点マイナスの首位って、、、、理屈上はそりゃ1敗になるように振り分けることも出来ますが、あまり見たことがない現象です。

ともあれ広島戦。栗原に打たれましたねぇ。故障もありつつも、年々順調に成長している。身近にもう一段上からさらに上り詰めようとしている新井がいるっていう環境がいいのでしょうか。阪神だと、金本の背中を身近な先輩と見れるのは、今岡なんだけど・・・

栗原は、毎年、250打席で10-15ホームランというペースで打っており、数年前からすでにHR打者の数字を出しています。年間通じて安定してというのが課題だと思っていたのですが、今年はいいですね。ちなみに、阪神でいうと桜井がそれになってくれれるかと2軍から祈り続けていたにもかかわらず、でてきても、その域には達していません。250打席で7-8本。本拠地の違いを考慮してもほかに2軍に長距離打者がいないので、ぜひもう少し本塁打率を上げてもらいたい。守備なんてはなから期待していないのだから。

そんな栗原、阪神戦3連戦全部でホームラン。おまえは天敵か!

2戦まではそれでやられたものの、下位球団らしいミスのおかげで最後の1戦だけはとれました。JFK3連休(月曜、第1戦、2戦)で、大丈夫との風潮がありますが、ちょっと疲れが色濃いのでは?

いい材料としては、連敗したにもかかわらず、3戦終わって、まだ2位に1.5ゲーム差(結果的に2位も3ゲーム前と同じく中日)の首位。1日天下かと思いきや、そろそろ1週間が見えてきました。

今日からの中日・巨人の甲子園6連戦が、最後の直線の見せ場です。甲子園で、4勝くらい出来れば1位通過がぐっと現実感が出てくると思います。
個人的には、繰り返しですが安藤に期待。あと岡田名監督の勝ち運にも。

いいなぁ、球場盛り上がっているんだろうなぁ。

2007-09-09

岡田名監督

ところで、久々に、このブログの訪問者見てみました。

相変わらず、検索できていただく方がほとんどで、固定読者は、一部友人か?みたいな感じです。

気分屋なので、エントリ数が一定しないのが、固定読者に結びつかないのでしょう。それはあまり目指していないのでいいです。

検索で、そろそろ阪神の検索でこないかな?ニッチじゃないから厳しいかなと思ったら、一つ印象的なのがありました。

岡田名監督

これで訪れてくれた方が(嬉)!

一般に、ぼーっとしたふぐ顔と思われているのか、名監督というフレーズを使っている人は少ないようです。結構めだちだし、その場の思いつきで、かっこつけずに、いいたいことを言う点が気に入ってるんですよね。

早速僕も「岡田名監督」でgoogle検索したところ、一番!!

どんなマイナー用語だ。

でもこれからメジャーになるはず。。。。

首位固め第3戦(続報4)

高校球児も真っ青の10連投の球児、失点するも何とか抑えて9-8で勝利

ついに岡田政権最長の10連勝です。ペナントレース重要どころで末脚炸裂って感じでしょうか。それとも直線で一度先頭に立っただけ?

とまれ、これで12球団1の貯金、負け数もロッテと並んで12球団最小。。。。こうみると、10連勝の威力ってすごいですね。

また、この打ち合い2試合を経て、リーグ最小得点、最低打率、最小本塁打のリーグ最弱へろへろ阪神打線もとりあえず、最少得点ってのは脱出です!

でも、反動が怖いな。10連勝ってどう考えてもバブルだし。特にこの3連戦で、さすがにピッチャーへろへろそう。2位中日は、今年どうしてもふがいないヤクルトに3連勝で、まったく離せていないし。。。勝てば勝ったで悩みはつきない(笑)。

とりあえず月曜日休みで助かったんじゃないでしょうか。
火曜日からの広島3連戦を挟んで、もう一度、中日・巨人の6連戦。

ここでいい形でけりをつけられるといいですね。
月末の中日2連戦は、けりがついたあとの試合にしたい。

ともかく、お疲れ様でした。

首位固め第3戦(続報3)

今日は負け試合かと思って、しばらく目を離していたら、追加点入ってますね。

10回上原から2点追加。
おっと、2点目は藤原ですか。2軍のクリーンアップで、打撃はいいのですが、1軍は縁がないかと思っていました。ことしは、いままで2軍でたむろしていた人ら(中堅)が、まとめてあがって来る年ですね。オフはベテランの粛正が出来る環境は整っちゃいますね。

なにはともあれ、あとは裏を抑えるだけ。しかし長いな、この試合。

首位固め第3戦(続報2)

うーん、ウィリアムスまだいなかったんでしょうか。けが長引くのかな?

7回から、まだJFKに行かずに江草。完全に裏ブルペンだ。。。

と思っていたら、四球、HR―>同点。二岡のツーランです。7-7。

今日ももつれます。ちなみに中日は勝っているので、両チームとも是非とも勝ちたいところ。

まぁ、いいです。巨人には打っても打っても勝てないっていう、蟻地獄的な気分を味わってもらいましょ。

ともかく気力を持ってがんばってほしいところです。

しかし、この3連戦を見に行っている人はお得ですなぁ。
本当に。

首位固め第3戦(続報)

いやー、今日の岡田采配恐るべし。

ダーウィンは、やはりいまいちな外国人と見切りをつけたか、6回から、渡辺投入。日生からの2年目ですね。横から150キロというふれこみだったので、昨年注目していたのですが、1軍ゼロ。今年見ていなかったらもう41試合目。結構防御率もいい(2.08)。そんなもんです。タンスの奥から忘れていたへそくりを見つけた気分。

裏ブルペン的な負け試合での投入選手という見方も出来ようが、なんのなんの、ほかの球団に行ったらセットアッパーですよ。JFKがいるから騒がれないだけで。投球回程度の三振(42奪三振/43.1回)もとれてますしね。

その渡辺をどこに入れたかというと、浜中のところ(2番)。実はこの日浜中はこの時点で4打数3安打の猛打賞。ホームランもあり、一番当たっている打者。そこに容赦なく入れましたねぇ。一瞬え?っておもいました。4安打の固め打ちはないと思ったのでしょうか。そしてセンターに赤星(6番)。

ちなみにクリーンナップの一角、桜井にも5回に代打葛城を送っており、打線はどんどんいじられてます。(この段階で、スタメン中、2番浜中、5番桜井、6番高橋光信、9番下柳の3名がすでに引いています。)

同点なので守りに入っているわけはないので、岡田名監督の嗅覚がひくひくいったのでしょう。とうてい私には出来ない采配です。

しかし、これがが当たるのがこの日の怖いところ。

ラッキーセブン、阪神の風船の後の攻撃。この回から、巨人のマウンドは西村。3戦連続なので、いい加減おなじみですね。そろそろ疲れてくるはずと思ってみてたところです。

シーツ、金本の3,4番倒れて簡単に2アウト。

ここで5番は、5回に桜井の代打ででた葛城。昨日のヒーローですね。渋くファーボールを選んで2アウト1塁。

で、赤星。今日の初打席。実際のところ、浜中の打席をとってるので、どうなのかと思ってみていたところ、2塁打。恐るべし岡田名監督。

2アウト2・3塁で点が取れるのが今の阪神。矢野が2者を返すタイムリーで7-5。

その後、更に満塁までつめよるも、試合を決めきれず。痛い。あと2点ほしかった。

今日もJFK頼みの終盤戦になりそうです。

首位固め第3戦

さて、やってきました、阪神巨人(だから巨人阪神だって)第3戦。

一応、エース対決なんでしょうか。

こちらの先発は、長老下柳。目指せ5回投げきり。

対するは、エース高橋尚成。彼は今年いい。ずっと、トレードの噂が絶えなかったが、今年はエースの活躍。クライジンガーとか言う、ヤクルトの新外国人のおかげでリーグ最高とはいえないが、日本人の中では最高。救いは、長年のエースではないので、どうしても打てないという意識のないところか。

打順を見ると、阪神は、赤星(打率302)ではなく、久々スタメンの浜中(打率191)を起用してきました。スタメン出場した8月29日(阪神が前回負けた日)以来ヒットがありません。9連勝中ヒットなしだが、大丈夫かいな。岡田名監督(言い続けていれば本物になるものです)の嗅覚にかける。なんか調子良さそうに見えたんでしょう。

相手の巨人は、高橋由を1番に戻し、打ちすぎの李が4番。2番に谷ではなく矢野を入れて、打線をいじってきました。この矢野の打率も3割を優に超えており(325)、HRも7本なのが今年の巨人の怖いところ。

これを阪神に当てはめると・・・・シーツ(248,HR9本)、鳥谷(285,HR9本)、桜井(298,HR7本)なので、はい、クリーンナップですね。林がいないので、3番でも5番でもお好きな方を。甲子園(今年は京セラドームもか)と東京ドームの違いを考えても、悲しい。

さて、試合は、エース対決にもかかわらず点の取り合い。

初回阪神が、先制すると、すかさず、年寄りに襲いかかるわびさびなしの巨人打線。ファーボール、2塁打、安打、安打、ファーボール、犠牲フライ。。。6番阿部が最初のアウト。

はい、いきなり逆転です。かわせませんでしたねぇ。。。ちなみに、この中には矢野の先制2塁打も入っています。とまらんなぁ。

その後、阪神が浜中の第4号ホームラン(!)で、1点返したところで、今日初めてYahoo!みました。第一印象は、一日天下。この1点差は重いかも。たたみかけられて点を取られてましたからね。

いいところを探すと、この段階で、阪神の方がヒットを打っていることか(6本と3本でした)。高橋尚成に苦手意識がないことを祈るばかり。

この日も岡田采配はさえています。長老お疲れと見るや、オールスターばりに、3回で降板。4回にいきなり代打です。とてもエース対決とは思えませんね。代打狩野。最近は二番手捕手は今年打撃好調の野口なので、春先に2番手捕手として華々しく売り出しした彼も最近は代打ばかりです。

岡田名監督(しつこい)の嗅覚は、ここも的中、狩野の三塁打がでて同点!!

4回からはマウンドに2番手ダーウィン。2,3年前2軍で無敵の投球をしていた彼も、最近では1軍の常連さん。ただ、どうしても常に下位評価。つねに新外国人の下扱い。そんな彼が、来年の契約を念頭に置きながら(?)登板するマウンド。

一方、巨人も4回終了時点で早々にエースをあきらめ、2番手福田投入。2年目希望枠。ドラフト時が一番騒がれ、気がつけば中継ぎ。阪神にくれ。先発させるから。

ただ、いずれも結果は無情。
ヒーローになれない人は、どうしてもなれないらしい。

ともに5回に2失点ずつ。

阪神ファンのひいき目からすると、逆転した後は、同点までされても、逆転を許さないのがリーグ1ブルペンの阪神、試合巧者の阪神たるゆえん。ここがポイントだった。




・・・っていえるのかなぁ、試合後。

2007-09-08

阪神首位取り3連戦第2戦(総括)

個人的にこの試合は大満足。

ペナント奪還のこれからのキーマン、安藤が踏ん張って白星、藤川にセーブ、久保田は(劇場だが)リベンジ。チームも乱打戦に引き続き、投手戦をものにして9連勝。昨年の驚異的追い上げに並ぶ岡田政権最長タイの9連勝。

ついに、ついに、首位です!!!
首位は昨年はなかったもんね。
鼻血でそう。。

とりあえず寝るか。
まだ朝早いもんね。

阪神首位取り3連戦第2戦(続報6)

阪神の攻撃は、予定通り一瞬で終了し(漫画なら1コマなんでしょうな)、9回裏。今日3度目の阪神ブルペン対巨人打線。

予定通り、マウンドは球児。
ここで、三者三振なら、優勝したときの決定的瞬間に入れてもらえるよ~~~。高橋、小笠原の3・4番も含まれるしね。
がんばりやー。

先頭の矢野。ストレート3球続けたら打たれちゃいました。2塁打・・・痛い(涙)。
球場にいたら声がかれそう。何とかしのぎきって・・・・頼む。

高橋を歩かすかがポイントになりそうだが、どうやら勝負の模様。まぁ、一応勝っているし、ランナーをためない方針なんでしょうね。歩かすと、球児のテンションにも影響するし。

あー、またストレートばっかり。3球投げて2-0。からぶってくれ。大丈夫だって、契約更改は。いい数字が来から、ここで三振しても、と念を送る(こんな阪神ファンが今この瞬間、全世界で500万人(推定)、500万人分の念が、今送られています)。。。。よし、空振り三振(笑)。

小笠原を抑え、最後は二岡。

僕の中で、セリーグ最強ショートなので、超怖い。近大からドラフトでとり負けしていなければ・・・といつも思う。

とりあえず、後一人!後一人!後一人!
そして、後一球!後一球!後一球!(予定)

球児の投球は・・・こえー、全部ストレートだ。何年続けられるんだろう、このスタイル。でもかっちょいい。

結局後一球はなく(笑)、センターフライ、ゲームセット。

阪神首位取り3連戦第2戦(続報5)

さぁ、久保田。

お約束のように、リベンジの機会が与えられましたね。リベンジなるか。2番目の打者は、もちろん李。ここで抑えてなんぼですよ。

いい感じのセカンドゴロ。リベンジ!

っていうか、打率はよくても3割だから、だいたい投手のリベンジってやつは成功するわけですよ。だから、マウンドに上がるときにも、それを意識させ、試合後もリベンジですかってマスコミに聞かれたら、「昨日打たれてるからな」とか何とか言って、リベンジモードにした方がいいわけです。勝ちの可能性の方が高いんだから。

とまぁ、後付確率論はともかく、これで2アウト。

昨日初めてホームランを打って負けたホリンズ。2-3になって、ああ、やっぱり、久保田はきっちり終わるのは難しいよな、と思っていたらファーボール。

そんなもんです。
でも、これでいい投球をしていた西村を降板させる、代打清水。西村も疲れがたまって明日は好投できないかもです。(阪神のブルペンの心配もありますが、こちらは年中なのでなれっこですから)。

清水、おまえの時代は終わったと教えてやれと思っていたら、打たれちゃいました。1・2塁。こりゃまだまだ引退しないですね(笑)、トレードか?

たのむで、2回連続失敗は勘弁してや。

谷。。。3割打者が、一昨日、昨日、今日とヒットなし。不気味な火山口にいるようだ。

よっしゃ、休火山!
スリーアウト。
さすが久保田劇場!
寿命縮むから。

さっさと、攻撃を終了して、球児で締めて終わりましょ。

阪神首位取り3連戦第2戦(続報4)

阪神首位取り3連戦第2戦(続報4)

さて、阪神の8回の攻撃は、予定(?)どおり淡々と終了して、今日もブルペン頼りの試合は続きます。

淡々・淡々・・
向こうの攻撃もこうなるといいな。

阪神首位取り3連戦第2戦(続報3)

うーん、我ながら朝から、テンション高いなぁ。
町は朝もやから、朝日がでて明るくなってきました。

さて、阪神投手陣1の矢は江草。自由枠入団だけあって、いいときはすごくいい左腕。今年はポスト井川(すでに死語か?)だったんだが、こんなところにいます。いいときと悪いときがはっきり分かれている印象だが、果たして今日はどうか。

と思っていたら木村拓哉(from 広島)に代わる代打大道(fromソフトバンク)という、多国籍攻撃をかわすも、続く高橋にセンター前ヒットで運ばれます。

うーむ、先ほどの無得点といい、ちょっとやばい流れですね。

でも神経太い江草だから調子のいいときなら押さえられるはず。と、左の小笠原を押さえ、右の二岡が出てきたところでピッチャー交代。

右の渡辺。ことし、やっと1軍定着した、万年1軍候補群(林・桜井・狩野etc)の一環です(笑)。

しかし、この人はあまり神経が太くない印象。どうでるか。

ところで、右対右、左対左って本当に効くのか?玉の出所が肩口になって見づらいという理屈はわかるのだが、特に右対右って、右打者は小さい頃からほとんど右ピッチャーとのみ対戦して育ってくるんですよ?

何はともあれ、嗅覚の岡田采配、ここも無事サードゴロに抑えます。ちょっとほっとした。

よしよし、あと2回抑えて、今日も勝ちだ。

阪神首位取り3連戦第2戦(続報2)

ちょっとタイトル長くなってきましたね。整理番号みたい。

阪神も負けてはいません。

直後の7回表、林の代役(というのもそろそろ失礼な表現になりつつある)葛城のHRで2-1。今日は阪神がHR攻勢か?

葛城は、僕の中ではオリックスからくる一連の活躍する可能性・よくなる可能性はあるがなかなかよくならない人達(古くは石嶺・松永から、近いところでも葛城と一緒に来た牧野とか)の一人でした。関西人材交流トレード(笑)と、戦力補強とは見ていませんでした。さすが馴れ合い球界と。

実際2004年から阪神ですが、ほとんど目立った数字はなく、2005年は1軍で1打席のみ、昨年は1軍の出場機会はなしと、三十路であることを考えると、相当解雇濃厚な状況でした。ただ、この人も、林の抜けた後の、このところいい働きをしています。もう少し今シーズンの通算打率もよくなってくれば、印象点だけではなく、来年の1軍も見えてくるんでしょうね。

そんな葛城、今日はいいところで打ちました。7回だって。今日も7回表終了時点でリードですよ。

ただ、今日はウィリアムスがいない。昨日の故障だそうな。今シーズン自責点1の男はなんとしても外せないので、一応念のための1試合だけの休憩と信じたいところ。ただ、いないものはいない。

久保田は、昨日打たれて今日リベンジなるか。昨日は球速が一昨日の10キロ減だったそうで、長期の疲労になっていないことを祈るのみです。球場が違うだけで実際の球速は減ってないって誰か言ってくれってかんじ。

というわけで、まだまだリードは広げたい。ノーヒッターの可能性がなくなった安藤をおろしてもいいしね。

岡田監督も心得たもの、2アウト1塁で、安藤に代わり代打高橋。中日から今年補強した右の代打の切り札。

JFKが盤石でない中、ここで1安打投手をかえるのはいささかばくちのにおいがないでもないが、安藤は復帰2戦目というのもまた間違いない。これからのキーマンになる可能性もあるし。

通算300勝を誇る岡田名監督の嗅覚を信じるのみ・・・と思ってみていたらライト前ヒット。

相変わらず、嗅覚はさえています。何とか追加点がほしい。阪神らしいたたみかけるの。頼むぞ鳥谷。将来阪神からいなくなってもいいが、ここは打ってくれ。

ファーボール。よしよし。これで満塁。

さて、今年故障を抱えながらがんばる赤星。ここでさらに株を上げられるか。今年は盗塁をする度にしていた車いすの寄付も少ないのだから、打つ方がんばれ。

岡田監督のばくちに答えて2点ヒットだ!

・・・そんなにうまくはいかないですね。赤星サードゴロ。チェンジ。
さて、このばくちの結果はどう出るのか。今夜もふるえるシーンでの阪神ブルペン陣の働きにかかってくる展開です。

どうなることやら。

阪神首位取り3連戦第2戦(続報)

不安的中。

ノーヒットノーランなくなりました。ヒットも・ランも。

6回先頭の李にHR。
1-1です。

李打ちすぎ。なんかやってるんと違うか。
昨日から4本目やで。

巨人フロントとしても、ここで活躍してもらうと、巨額契約のいいわけになり都合がいいんでしょうなぁ。

でも後続を抑えて同点止まり。
昨日の8-8もそうだが、同点止まりってのは結構重要ですよ。あと、巨人が昨日からずっとHRでしか得点できていない点も。つながりがあまりない。阪神がファーボールを余りだしていないのも大きい。

まだまだいけるよ。

阪神首位取り3連戦第2戦

さぁ、今日もこの時間がやってきました。阪神巨人第2戦。

現在ともに勝率556。巨人69勝55敗1分け、阪神65勝52敗4分けの9毛、0.5ゲーム差。うーむ、近いぞ。大事な1戦だ。

まずは、朝(NY時間)のスポーツ紙チェックから。

昨日疑問だった、阪神巨人首位決戦という(幻の?)抽象的概念が、実際に起こったのはいつ以来か、ちゃんと記事になっていました。日刊スポーツ。85年以来だそうな。いい年になりそうな予感。

ちなみに打者・投手のタイトル争いなしの優勝というのも珍しいそうな(ZAKZAK)。そりゃ、素人の私でもわかってますがな。どれくらい珍しいかを書いてほしいのに。

さて、今日の先発は、阪神は安藤、巨人は久保。阪神の安藤は、全開の復活劇に続いて、調子のいいところを見せられるか。そして、巨人のHR攻勢やいかに。昨日の勢いをどちらが持続しているのか。ちなみに今、NY時間午前6時30分。何やっているんだか。

現在5回を終了して、1-0阪神リード。阪神の得点は、初回の鳥谷の先頭打者ホームラン。すばらしい!
でも、それより、安藤。現在ノーヒットノーランペース。すごい!すごい!
相手の久保も3安打。

今日は投手戦ですね。どうなるんでしょう?
とりあえず、ドームで1点リードってのは、怖くてしょうがない。

2007-09-07

続報5

よし、勝った!!!!!

野球はHRだけじゃない、気合いだ!

続報4

ようやく阪神にも出ました。

代打桧山の3号ソロ。押さえの上原から。

シーツといい、桧山といい、来期の契約が頭をよぎっているのでしょうか。
とにかく桧山の最近の打率はすごい。一時は1割前半が指定席になりつつあったのに。

ベテランがいい味出しています。それとも空調切り忘れたか?

ファンも楽しいだろうなぁ。昔から(ほぼ)桧山だけ応援歌が変わっていないそうですが、とすれば、桧山ーよ突っ走れーって、桧山ダンスしているんでしょうか。あーやりてー。

僕のシナリオ(すでに何度か裏切られ済み)では、あとは、球児がしめるのみ!

北条綱成ばりに「勝った、勝った、勝った」と連呼しながら強気でせめてもらいたいものです。

続報3

残念なお知らせです。

次の打者(二岡)にすかさず7本目。。。8-8

どんなHR攻勢だ。。

こうなりゃ7本打ったが勝てない、なぜか優勝できない病においやるのみ!
9回に1点取れば、久保田に勝ちがついて、藤川にセーブだ。それでいいぞ。

続報2

あー6本目。。。。。8-7

だから空調やり過ぎだって。。。
李3本目じゃんか。

でもまだ1点ある。もう阪神に追加点は無理だ。何とか守れーーー。

続報

でました、金本のセンター前ヒット。これで8-6。

あとは、久保田と藤川が2回を締めてくれれば第1戦いただきです!

阪神巨人首位決戦第1戦

いよいよ始まりましたね、首位決戦。台風にもめげず。

この時期の阪神巨人(巨人主催なので正確には巨人阪神ですね、個人的には違和感のある言葉ですが)っていつ以来なんでしょうね。記憶にない。

ともかく、1.5ゲーム差でスタートです。

ここまでの阪神、前半もたついて、相当低迷したものの、7月の快進撃(15勝6敗)から持ち直し、いよいよ首位取り挑戦。直前も7連勝。しかも、この7勝、すべて先発投手が試合を作れており、チームらしくなってきたところ。

一方の巨人、前半戦から好調です。投打ともに非常にいい。得失点差はなんと、プラス123点(阪神はわずかプラス2点(涙))。打線も豪華です。復活した高橋、いよいよ充実の阿部。計算できる二岡。そして上げ底下駄の小笠原、李、谷の移籍組。いやいや、反則です(笑)。何よりすごいのがHR。阪神の倍近く。。。

ことし、いいなぁと思うのが、この打線の好調さと、投手陣のいい状態がかみ合っているところ。先発3本柱(高橋、内海、木佐貫)が10勝し、金刃が新人王を伺い、セットアッパー西村、豊田、そして抑えの上原(わずか敗戦1)がしっかり控えている。奪三振も、みんなすごいです。

ここまで投打ともに圧倒している巨人は本当に久々に見るような。松井のいた頃以来ですかね。

その巨人に、もし、3タテ出来れば、首位奪取です。でも、その場合、10連勝ということだし、上記データ的にも相当難しいですね。勢いを信じて、胸を借りるのみ。

試合は、巨人のHR攻勢。5本だって。ありえない。ドームの空調ファン(巨人の攻撃時だけ全開で回してHRをアシストとの都市伝説あり)超全開にしたんでしょうか??

阪神も、何とか食らいつき、4対1で迎えた5回に一挙4点で試合をひっくり返す。ただ、巨人もチーム5本目となる高橋の2ランで、その裏すかさず試合をもう一度ひっくり返す。この時点で5-6。

いい試合展開なんだが、阪神ファンにとっては、あららという感じ。見ていてとにかくJFK早くってかんじ。

そのファン心理を察してか、ラッキーセブンに阪神が2点追加(もちろんHRのような豪華な攻めは出来ません)。再々逆転で7-6。

野球は、7-6が一番おもしろいと言いますが、この試合を見に行った人は本当にそんな感じでしょうね。ただ、岡田監督じゃないですが、この時期は何でもいいから勝ってほしい。3連勝は難しいとしても、何とか2勝1敗で乗り切ってほしいものです。

現在試合は8回表阪神の攻撃、シーツのレフト前ヒットで、2アウト1・3塁で金本。シーツは、前日のサヨナラといい、「今は」とてもいい仕事をしています。金本には試合を決めてもらいたいところ。

2007-09-05

阪神6連勝で2位浮上!!

きましたねぇ、6連勝。

ついに中日をかわし、2位です。首位とは1.5ゲーム差。とりあえず、横浜戦、もう一つ勝って、横浜にとどめを刺してほしいところです。

もし、優勝すれば、メークドラマと言われた長嶋巨人以上の大逆転だそうな。ゲーム差も無論、今回は、上に何チームか団子になっているのを抜くので、確率的にも相当ですね。1チームだけ走っている状況であればそのチームが連敗すれば追いつくのはすぐなのですが、今回は中日と巨人両方。もし抜けたら奇跡的ですね。

打撃陣も、先発陣もデータをみると、全く優勝できる状態ではないのですが、ファンとしてはとにかく勝ってほしいです。ことし、いい感じで進めれば、阪神は後半に強いチームというイメージができあがるんでしょうね。一時鯉のぼりの季節に強いと言われていた広島のように。

パリーグは、楽天が4位、ライオンズが最下位目前ということで、地殻変動が起こっているようです。桶井一人では難しいんでしょうなぁ。フロックといわれ続けた、日ハム、ロッテも順調に強豪に育っていますし。

大リーグも、いよいよ大詰めですね。松井は30号までいくのでしょうか。ことしは、昨年より全般的にHRが少ないようです。30本でも十分HR打者を名乗れると思うので、是非がんばってほしいところです。あと、チーム内で、A-rodにつぐHR数というのも是非堅持していただきたい。来年のクリーンナップ確保のためにも。

ワイルドカード争いで先日までマリナーズが9連敗しました。しかし、このチームは連敗がおおいですなぁ。今シーズン前半、前監督が辞任を発表したときも大型連敗だったはず。それでもこの勝率というのは、大型連勝も多いと言うこと。

イチローは、コンスタントに結果を出すことを最重視しているようですが、チームは、全く別のラテンのノリですね。勝ち始めたら止まらない分、負けだしても止まらないんでしょうね。

個人的にはヤンキースが勝ってくれた方が秋が楽しいのですが、どうも、巨人とかぶってこのチームは好きになれない。メッツもしかり。判官びいきが、心底身についているんでしょうねぇ。

井口がいったフィリーズあたりが、一番しっくり応援できそう。どうしたものか。

2007-09-04

ゴルフ

先日友人に連れられ、ゴルフに行きました。

日本で初めて以来、下手ながら、ゴルフは好きなスポーツです。アメリカへ来るときもプレーフィーが安いと聞き100を切ろうと思ってきていたのですが、一度もクラブを握る機会もなし。練習場にも行けずでした。

今回は、ゴルフクラブの荷ほどきから始めるという感じで、全く構えも振り方も忘れていました(笑)。

そんな状態ですので、まずは練習場です。

マンハッタンにも打ちっ放しなるものがあるようで、それに行ってきました。ハドソン川に突き出した波止場pier 59にある。

http://www.chelseapiers.com/gcHrsRates.htm


まずはここでしばらく練習。
まぁ、相変わらずである。

引き続き、ゴルフ場へ(すでに疲れていつでも昼寝できる状態)。
もちろん格安パブリックです。

最初に行ったのは、名前を忘れてしまいました。連れて行ってもらうとこんなもの。ブロンクスのパブリック。地下鉄1の終点のところ。
コースとしては、フェアウエイは河川敷+アルファ。それはいいとしても、グリーンが砂。後半は若干緑が見えるところもあるのですが。ほとんど3ぱっとという悲しい結果でした。
友人と2名で行ったところ、そばにいた1名で回っていた外人と一緒の組に入れられ、「おっと、ゴルフ用語なんてわからない。日本で使っていた、ナイスショットとかのカタカナは英語か?」などと思いつつも、気がつけばそこそこしゃべったりはしていました。まぁ、所詮、コースの右から左まで往復しながらの道中ですので、一緒にいる機会も少ないのですが。
値段は平日回ると30ドル程度、カート代が一人16ドル(なぜこんなに高い?)。NY市民は、NYに住んでいることを示す書類を持って行って、来年末まで有効の無料会員証を作ると、プレーフィー不要。電気会社の請求書を持って行きました。

この日1番のショットは、何番コースか忘れました(16?)が、唯一ドライバーを使った280ヤードの打ち下ろし。ワンオンねらいで、ドライバーを使ったところ、ワンオン。すばらしい!!
もちろん、イーグルパットは外して、バーディ。とはいえ、パーもなかったこの日、上出来です。
スコアは115だったかな?まぁ、120切れたからよし。ただ、パー70のコースなので、実質は120ですかね。そんなもんです。

1日おいて、行ったのが、Pelham Bay Golf Courseというこれまたパブリック。上記の会員証が使えるのも一緒。
ここは、もう一つのコースと隣接しているのですが、ゴルフ場っぽいです。アプローチの練習場もあったり。多少の高低差はありますが、基本は転がせばどんどん進んでいく感じ。ボールがあがりにくい女性や、我々素人に比較的優しいコースといえると思います。
途中、河川敷よろしく、コースが交わったり隣接したりしており、たまに間違った旗に向かって打ってしまうという弊害はあるものの、グリーンは砂率が少ない。回り終わった後に常連さんにきくと、いつもはもっといいそうです。夏だからでしょうか。しかし、このあたり冬に回る気はしないので、いい感じで回れる時期がそもそも少ないのだから、その間くらいはちゃんとしてもらいたいものです。

パー71(女性は73)というこれまた変則コース。こんなものか?

この日はなんと言っても筋肉痛。前々日のコースの疲れが筋肉に来て、午前中の打ちっ放しでは飛距離がそれぞれ30-50ヤード落ちていた。午後からのコースではそれほど感じなかったのですが、いずれにせよ、非力さを感じる弾道。

スコアは102。気がつけば自己ベスト。パー71だが、まぁ、よしとしよう。
よかった点は、パーが4つだったことか。1,2番ホールで両方パーがとれたときはおおと思ったが5―9番ホールがひどかった。結局後半の方ができがよかったですからねぇ。
反省点は、前回の体験からドライバーを何度か使ったものの、すべて悲惨な結果。使ってなければ100を切る機会であっただけに、あのOBsがという思いもある。

久々に体を動かして、心地よい疲れに包まれた数日でした。
やっぱり、スポーツはいいですねぇ。


2007-09-02

阪神快調(首位に2ゲーム差)

ここしばらく苦戦していた阪神が快調になっている。

今日もヤクルトにサヨナラ勝ちして4連勝。2位中日に0.5ゲーム差、1位まで2ゲーム差まで再接近。

現状、林が2軍落ち、今岡戻らず、シーツの調子も下降気味で打線の力は落ちている。浜中に今年(だけかなぁ)多くを求めるのは酷だし、桧山の好調がいつまで続くかも疑問。

ただ、それでも勝つのはひとえにJFK。今日も負けている状態から登板開始、最終的に藤川に勝ちがつきました。

この三人、今年の査定はダントツだと思います。久保田は90試合登板に行きそうな勢いだし、ウィリアムスは今シーズンの自責1点(防御率0.16)という驚異的な数字、それに押さえの藤川。藤川はセーブ王ランキング一位で、奪三振率(9イニングあたりの三進数)15くらいの奪三振マシン。

変化球だけではなく、両方ともわかっているストレートで三振を取るのがすごい。
大魔神といわれた佐々木ですら、三振はほとんどフォーク。
変化球並みの決め球になる速球というのは本当にまれです。それが数年間続くというのは本当に奇跡的な確率。

なぜ、この3人が、何年も酷使されて、今年も活躍できるのか不明です。
阪神のバックアップがよくなったのか?(そのわりには、先発はもどらない)
監督の気持ちのもって行き方がうまいのか?(それなりに配慮はしているようです)

ここら辺の特集をした野球本というのは、あれば興味深いでしょうね。
「JFKの謎」(誤解を生みそうなタイトルですが)とか。。

阪神としては、この試合で先発の安藤が戻ってきたのが大きい。
かれは、短期間好調を持続するのがうまいので、うまくいけば今シーズン終了までの絶対的な柱になる可能性がある。そうなれば優勝も見えてくると思います。

そうならなければ、やはり10勝ピッチャーもおらず、規定投球回数に到達するピッチャーもいなくて、総得失点もマイナス、HR等攻撃陣もさえないということであれば、やはり優勝は難しいんじゃないでしょうか。実際、チーム成績を見ている限り、なぜ優勝争いに絡めているか全く不明です。

JFKがすごいと見るのか、監督の采配がすごいと見るのか・・・

2007-08-26

毎日更新

とある事情から、ブログを毎日更新することにしました(できるだけ)。

毎日更新すると、どうしても内容の質は落ちるし、ネット上に有益情報を記録したいという当初の目的と離れてしまいそうですが、やむを得ません。

昔、何度か日記をつけようとしたときは、三日坊主になるのが目標でした。だいたい1日、よくて2日でどうでも欲なり、どうしても3日続けることができませんでした(笑)。今回ははたして何日続くのでしょうか。


2007-08-20

コスタリカ旅行記 5 アレナル火山(Arenal)

お次はアレナル火山。ガイド曰く、世界で5本の指に入る活火山なんだそうな。はたして溶岩は見られるのか。


いったんサンホセに戻って一泊した後、アレナル火山行きのツアーにてアレナル火山に向かう。どうでもいいがこのパックは、現地ツアーの出発がいつもサンホセ。モンテベルデとアレナルなんて相当近いのに。そのため、バスに乗っている時間がやたら長い。

これは、いわゆる観光コース。ガイドもいるし、ぼったくり(?)のおみやげ屋にも寄る。

コーヒーがメッカのコスタリカ。コーヒー農園をバスから遠目に見て(コースっぽいですね)、近くのおみやげ屋に入る。コーヒーはNYと値段が変わらない。1パックが8ドル強。NYで10ドル程度だから、1ドルちょっとの運び賃と言うことになる。これでは今買う気にはならない。輸出用の豆の方が品質もいいらしいし。

葉巻も有名なのかいっぱいある。見てみるが、相場がわからない。個人的には買ってもいいかなという値段ではある。安いもので小さいの5(4?)本入り7ドル程度から。結局帰りの空港で5本入り40ドルを買ったのだが、これなら最初にここでそれなりに買えばよかった。そんなもんです。

さて、火山といえば温泉。この地にも立派な温泉施設がある。ほかの観光施設はいまいち整備されていないのだが、ここはいい感じ。むろん、外国のことであるので水着を着てはいる。水着は持ってきていないので短パンを1つ水に浸すことにし、そのままはいる。防水カメラとともに。あと、バッタもんの時計も。30M防水は、30cmってことか?と思いながら入りましたが、元気に動いていました。結構やるなぁ。



入った感じは、ジャングル風呂の巨大版。結構歩いたのだが、道が曲がりくねっていることもあり、結局全容はわからなかった。それくらいでかい。水はそんなにきれいに感じなかったので頭をつけて泳ぐ気にはならなかった。他にしている人もいないし。むろん洗い場もないです。

アレナル火山は結構な活火山で、一応毎日溶岩が見られることになっているらしい。形はもろに富士山。アレナル富士といったところか。昔修学旅行で昭和新山を見に行ったのを思い出す。私の時は、ツアーのアメリカ人が騒いだこともあり、風呂後に急遽、見やすいところに移動して溶岩を見るという企画が催された。夕闇に、ほかのツアーの人もいてごった返している河原で、上空を見上げていました。さながら、花火大会の開始前か。

と、見えました。溶岩、というか、メテオ(FF)みたいな感じ(わかりますかね?)。一応、写真乗せておきます。



これが

こう流れ(転がり?)落ちる



このツアーでは、途中食事が2度もあったこともあり、結構いろいろな人と話した。アメリカ人のほかにもスペイン人や韓国人そして日本人も。スペイン人曰く、スペイン語圏なのでスペイン人はやはり結構いるらしい。スペインでは今人気のスポットとのこと。ユーロが強いのと、コスタリカの国内情勢が他の国より安定していることがスペイン人観光客の増加につながっているというのが我々の間での結論となった。

中南米旅行で感じるのは、周りはインテリばかりだということ。この段階までで結構話した人はアメリカ人(スペイン語教師、トマト調査の大学生、ベンチャーキャピタルにつとめている人)、スペイン人(教授)、韓国人(コンピューター関係の博士課程)、日本人(英語教師)。あまりふつうの学生とかいう人はいない。日本では大学生、若手会社員とかOLなどが旅行することが多いように思いますが、まだまだ旅行っていうのは高価なものなのかなぁなどと思いました。バックパッカー宿とかに行っていないせいかもしれません。日本人に関してはやはり1週間強の時間も必要となりますしね。

こういう人たちと話していると、皆、結構外国に行っています。外国通。いろいろ経験がある。話題も豊富だし。見習うべき点は多々あるなと思います。

ところで、このツアーは元々1日なのが、僕のは1泊するようにアレンジしてありました。従って、前日の人たちと別れて、現地で一泊し、次の日のツアーに合流してサンホセに帰りました。翌日もこの風呂に入ったのですが、翌日は大雨。火山を見ることもなく、風呂にもろくに入らず。1日違うと悲惨なツアーになっていそうでした。天候に左右されるってのは怖いところです。

2007-08-18

コスタリカ旅行記 4 モンテベルデ(Monteverde)

この日は、モンテベルデというところに移動、その後現地一泊でサンホセに戻る。

翌朝、ピックアップのバンで自然たっぷりの地域(モンテベルデ)に向かう。道中4時間。英語すらほとんど通じない地域であるが、バンで横に座ったのはアメリカ人。しゃべったところ、大学生で、トマトの研究のために来ているとのこと。留学のおかげで、なんとかこれくらいの英語はわかるようになったようだ。その後は熟睡。後半は未舗装道路でかなり揺れたにもかかわらず、レム睡眠くらいまでしか起きない。起きてしばらくすると目的地到着。

ホテルにチェックインすると5分で、ツアーのピックアップの時間。うーむ、日本のツアー恐るべし。過密だぁ。

ツアーは英語ガイド付きで、熱帯雨林(なんかちょっと違うらしいが、素人にはわからず)の散策。Sky walkというらしい。同じ箇所でsky trekというのがあったが、もし選べていたらこちらを選んだ。こちらは滑車のようなもので移動するアスレチック風アトラクション兼林散策。ちなみに、今空港のcitiの公告がsky walkのもの。なんかミーハー的なうれしさ。


英語ガイドの英語がわかりやすかったのと、同行したアメリカ人のおばちゃん達が楽しかったので、ずいぶんと楽しい散策となった。

見つけたものの目玉はタランチュラか。さわりはしなかったが、至近距離でみられたのは幸運。穴の中にいるというのは初めて知った。人を殺すほどの毒があるというのは俗説で、虫とかを食べるときに内臓を説かしてジュースにして飲むためのものでその程度しか効かないそうな。あやしい聞き取り能力のたまものなので正確性は不明であるが。



その後は、おばちゃんたちに誘われるまま町中で食事。相変わらずほとんどアジア人はおらず、日本人も全く見かけない。その中で、英語の怪しい私を食事に誘ってくださった彼女たちには感謝感謝でした。

ホテルはまたも家族風呂+クイーン2つ。どうやら豪華な旅らしい。

翌日モンテベルデの別の場所でまたも散策。ガイドの英語は意味不明であるが、他の参加者と何となくわかったふりの会話をしつつ散策を楽しむ。この日もタランチュラ。どうも相性がいいらしい。ここにはハチドリ公園みたいなのもあって、蜜でえづけされている。ブーンって言っていて、巨大な虫みたいな音で、そこここにハチドリがいる。悔しいので、苦労してとった自然のハチドリ(巣入り)を。丸いのはガイドの双眼鏡を先につけて写しているからです。


ジャングルでは、一つの木にたくさんの植物(こけとか草とか)がひっついている。いわゆる寄生植物。でも、実際は、宿り木から栄養をもらっているわけではないそうな。自分で水を集め、大地に根を張る。それが理由で、大地に向かって長い根が伸びるらしい。ターザンの使っている蔓をイメージしてもらえば、わかりやすいでしょうか。

水を蓄えるのがうまい植物もいて、蛙とかは、そこに卵を産むそうな。確かに、外的はいなさそうな。まさに井の中の蛙のごとく、確実に育つんでしょうな。

また、花に見えて花ではない(葉っぱ)植物もありました。なんか理由言っていたけど忘れたなぁ。遠目には完全に花でした。というか、近づいてもそう言う花といわれればそうかと思う感じ。


コスタリカといえば野鳥の宝庫で、一番美しい鳥と言われるケツァールが有名。ただ、この時期はモンテベルデ周辺にはいないらしい。残念。これを見るためには乾期だそうだが、そうなるとウミガメの産卵が・・・・痛し痒し。ただ、私の場合は、何にも考えずにとったので無関係だが。

なにげに役に立ったのは、カメラの防水ケース。本来はスキューバ用なのであるが、こういった雨が降る日もいいように思われる。落としても壊れない感じになるし。こういったものは、極端に流通台数が少ないため、カメラの発売当初はあるが、その後なかなか入手しにくい。大手家電量販店でも在庫がないことが多い。最初に購入するのが吉か。2万円程度するので、躊躇するが、後から手に入らないので、買っておく方がいいように思います。

2007-08-17

コスタリカ旅行記 3 San Jose (コスタリカの首都)

コスタリカ(サンホセ)到着後、市内見物。


さて、空港で荷物も回収してホテルへ向かいます。いつもでしたら、お金を両替して白タクとの交渉と行くところですが、今回はツアー。いました、私の名前を書いて掲げている人。なんかうれしい。お金を両替せずともホテルに着けるのは不思議な感じです。

ホテルに着くと今回のツアー全体の説明。こんな説明自体初めての経験でしたが、結構いいかも。そこで気がついたのが、雨期の中米に雨具を何も持たずにやってきたこと。傘とポンチョを買えと言われる。虫除けを忘れていることも判明。

部屋に行くと、長ズボンをGパン1つしか持ってきていないことも判明。もしかしたら高級店に行くかとジャケットを持ってきたのに、こりゃ、ジャケットは無駄だったなぁ。電気カミソリを持ってきたが、コードを忘れ、ちまちま使わないといけないこともわかる。忘れ物だらけだ。

とりあえず、気を取り直して町に繰り出す。

ふっかけてくるタクシーと適宜やり合う。いつもは向こうの出してきた値段の1/3くらいから交渉するのであるが、今回は、結構大人な気分。ガイドに適正値段を聞いていたのもあるが、あまりやり合う気分でもなく、適正値段の上限くらい(2/3くらい)を提示して、それを飲ませて終わり。

熱帯特有のスコールが来た。しかも大雨。通りがかりの兄ちゃんに傘を売りつけられる。傘は買わなければと思っていたので折りたたみを購入。これも言い値の2/3くらいを提示してのませる。なんて穏やかな観光客なんだろう。パックツアーの余裕か。買った傘は、日本なら100円ショップで売っていそうなもの。4ドルくらいで買ったから、割高といえば割高だが、アメリカ大陸では南北とも100円ショップのお買い得感で買い物できたことはほとんどない。こんなものかと思いつつも、近くのスーパーで確認。スーパーの折りたたみの半額くらいなので、どんなにものが悪くても使い捨てとしてはこれで良しとする。

ここで国立劇場、銀行博物館などを閲覧。最近NYでの観光を結構していることもあり、正直迫力不足。人があまりいないのもうなずける。まぁ、この国は自然が売りだからよしとする。興味深いなと思ったのは、当初の通貨が、プランテーションごとにトークンとして勝手に出されていたこと。農園主は本当に小国領主(豪族?)だったんだろうなぁとおもわせられました。







次は時計。市場の場所を聞いていたので、そこで一番安い時計を買うことにして市場に向かう。予算は10-20ドル程度か。ちなみにこの国では米ドルがふつうに流通している。ホテルの交換レートは520コロン(この国の通貨単位、コロンブスから来ているとのこと)が1ドル。空港だと450コロンで1ドル。町中では500-520コロンで1ドル。表示がコロンでもだいたい500コロン1ドル換算でなんでもドルで払える。おつりはコロン。中南米ではよくあるパターン。

市場で腕時計のばったものを買う。まぁ、アメリカに帰るまでに使うし、いざとなったら捨てるしいいかと思い、購入。5000コロン(10ドル弱)なり。防水って書いてあります。本当かな。

引き続き国立博物館に向かうもすでに閉館。なんだか治安が悪そう。そばの郷土料理に行く。メニューを見る限り、NYの中米料理とかキューバ料理とかいうみせと大差ない。T-boneステーキと、地ビールを飲む。一人でも、治安が悪くとも飲んでしまう年齢になりました。






ホテルは快適そのもの。クイーン2つの部屋。風呂もなぜか家族風呂。何人も同時に入れそう。テレビもでかく、言うことなし。






コスタリカ旅行記 2 出発→到着

相変わらず移動はハプニングと、驚きの連続です。

前回のバージニア行きでの痛い経験があるので、今回は早め早めに行動です。2時間前(朝4時)には最悪ついていたいので、目覚ましをセット。むろん「朝4時」。前日飲まないという誓いを軽く破ってほろ酔いで就寝。。。。あれっ??

一人で行動するって怖いですね、何とか直前におかしいときがついて2時にセットし直しましたが、危うく旅行に行けないところでした。いつも当日朝起きてから出発準備を始めるのですが、さすがに4時起きではつらいです。

というわけで気を取り直して朝2時に、目覚ましと、友人の電話(ありがとう)で起きる(夜です、まっくらです)。

起きて30分で準備、若干ネットで遊んで3時に出発。(これが大量の忘れ物を招こうとは・・・それなりに予期してました)


朝のラガーディア。閉まっています。。。



道がすいていていつもよりタクシー代が安くすんだ(いつもチップ込み30ドルくらいが20ドル弱)のはうれしいのですが、飛行場で開いていない窓口(そこがだたしいか否かの確証は周りの人間も含めてだれもなし)に並ぶはめに。列がどんどこ増えていっているので、前もって並ぶのは正解ですね。

飛行場で気がついた最初の忘れ物が時計。普段つけないからですが、ジャングルもあるのでむかーしかったG-shockをいつもは持って行くところ、今回はすっかり忘れてしまった。携帯があるからと思い、気を取り直す。(今回はこれでは足りなかった)

最初の飛行機は中継地Miamiまでの飛行。Miamiでかいですね。大都市だ。選挙の票が最後でもめることから結構少数票かと思いきやそんなことはなさそう。ずいぶん大きい。

そういえば昔来たときも繁華街で、危険な香り(笑)を感じたものです。今となってはなんてことないのですが、そのとき一番怖かったのは道を聞かれたこと。どんなかというと・・・

カーナビなしのレンタカーで道に迷って行き止まりまでふらふら運転していったところ、そこになぜかずっとついてくる後続車が。むろんこわれかけの車(なんでついてくるのーとこの時点で困惑気味)。行き止まりでUターンしようとすると、向こうが車を停止して、怪しい中南米風のちょびひげ親父が近づいてくる。こっちは、右も左もわからない学生です。ヤク中の人で、いきなり鉄砲で打たれるんじゃないかと変な妄想のみたくましい。親父は近づいて来て窓をノック。しょうがないので、5センチ位のみあける。こんなところに司法試験予備校の教えが。。。そこでべらべら話されたのがスペイン語。どうやら道を聞いているらしいとわかったときは本当にほっとしたものだ。どうやら2台で迷った模様。答えは「わからない」なので彼にとってもとんだ骨折り。いまとなってはいい思い出です。

そんなマイアミに5分遅れで到着。到着間際に次の乗り換え時間をチェックするときっかり到着1時間後に次の飛行機が離陸。この段階でびっくり。まにあうのか?

ついて、携帯をONにしようとするも、なぜかONにならない。あせる(今思うに、緑のボタンをonと思い、押していたんじゃないかと)。飛行機を確認すると別のターミナルから「定刻通り」に離陸するとのこと。こんな時だけ定刻かとののしりながら、ダッシュで別のターミナルへ。ターミナル間がまた、モノレールで移動しないといけない遠さ。「手元のチケット空欄だらけだがこのままでいいのか?、出国手続きって何かあるんだっけ?」とか思いながら、そばにいる人に時間を聞くと、なぜか離陸20分前とのご回答。えーーーー!。モノレールを待っている間も気が気ではありません。おりたら、そこからは猛ダッシュ。でもついてみると離陸30分前。なぜか聞き間違ったのか間違った時間を教えられたのか。。。

落ち着けば、携帯の電源もつきます(赤のボタン)。壊れたかと思ったので、一安心と、時計を買わないことに決定。

機内に乗り込み、気がつくと陽気な音楽がなっている。飛行機は中米行きだから中米のご機嫌な音楽がBGMでかかっているのかと思ってふつうに寝て起きたところ、何かおかしい。



そもそも飛行機にBGMってあったっけ?
飛行機の騒音も相当大きいのにそれを打ち消すほどの音量。

やっと後ろの客がならしているのだとわかりました。後ろの席の人が、ラジカセでずっと音楽をならしている。ヘッドフォンではないんですよ。スピーカー。ありえねぇ。

その人は僕の周りの人10名程度と集団らしく、カウボーイハットをかぶった酔っぱらい。まぁ、特に害にならないからいいかと思って中米っぽいのりを楽しむ。しばらくすると飽き足らなくなったのか、おやじ二人で、アカペラで歌い出す。酒も注文しまくり。。。

私の周りの客も苦笑を始める。

結局そこから着陸までずっとアカペラを聴いていました。不思議と腹は立たず、ラテンののりを楽しめた不思議なフライトでした。



フライトからおりて、もう一つ、びっくりしたのが、携帯の時計は圏外では機能しないこと。夏時間とかをうまく調節しているので電波で調節しているのは知っていましたが、圏外では全く表示できないとは。時刻設定の画面では1980年となっていました。なんじゃこりゃ。結局時計を買う必要があるなぁと思った瞬間です。

さてさて、どんな旅になる事やら。


2007-08-16

コスタリカ旅行記 1.コスタリカ行き決定!

せっかく研修先の事務所からemployment letterをもらったのだからと、海外旅行を無理矢理計画し、17日から24日までコスタリカに行ってきました。

例によって思いつき。出発の1週間前に何の計画性もなく、「海外」「世界遺産」をテーマに旅行をすることを決定。今回は、直前までNYで遊んでいる予定だったので、旅行会社にお願いすることにする。

JTBNYにはメールで、HISには電話でお願いしてみる。JTBはなしのつぶて。まぁ、メールではこんなものかもしれない。

HIS(US)
http://his-usa.com/ja/top/Top.aspx

いつも航空券の手配を頼むHISには電話したこともあり、話が進む。今回は、航空券の手配ではなかったのですが、窓口の担当者も大変ですね。1週間後に出たい、中南米かギリシャ・トルコ・エジプトあたりで、10日までとかいう条件で探させられるのですから。頭の下がる思いです。

とりあえずわかったのは、1名だと割高だということ。なぜか、1名特別料金みないなものがついているものが多く、ひどいものではほぼ2名分支払わせられる。詐欺みたい。また、航空券も適宜空きを聞くので数時間で2倍程度に根あがることもまま。相場師の気分になってきます。一方、日本のスキーとかとは違って、料金体系は比較的シンプル。人数・日数・意味不明の追加料金をわからなくしたいとしか思えない式で加算する方式は海外では採用されていないようです。

そんなこんなで、比較的リーズナブルで、自然いっぱいと言うことで決まったのが今回のコスタリカ。ちなみに直前までプエルトリコと思っていましたが、そこら辺はパックツアーのご愛敬ですね(なにが?)。

今回の日程は、「飛行機の朝夜移動はむしろ効率的です、安いし」と学生のような希望を出したため朝6時ラガーディア発。日程を受け取っても特に確認はしなかったため、むろん知ったのは前日。。。


2007-08-14

自由の女神、エンパイヤステートビル

先日自由の女神とエンパイヤステートビルに行ってきた。

つくづく観光らしいものをしなかった1年を取り戻すべく、メジャーどころを巡る観光を続けており、その一環。

自由の女神・エリス島

なぜか、地元なのに土日に羽目に。事前にネットでチケットを予約しようとするも、sold out。地球の歩き方をみると朝相当早く行かなければならない模様。そんなこんでもないだろうと、ぼちぼち出かけたところ、女神のいる島までのフェリー待ちが長蛇の列。

友人と行ったのであるが、友人が列の途中でトイレを発見して用をたして、その後走って追いてくるときに、私がまだ列の最後尾にたどり着かない位の長さ(どんなだ?)。私の歩きの遅さを考慮しても相当な長さです。列のすすみ具合自体は順調で、そんなに時間はとられないのですが。

しばらく並んでいて気がついたのですが、これは、券を持っている人の列。やむなく友人と別れ搭乗券・オーディオガイド券を購入。しかし、台座までに登る券はすでに売り切れ。昔来たときは女神の王冠みたいなのまで登れたのに、隔世の感です。いずれにせよ、何事も行き当たりばったりは、限界があるようです。

いつも思うのですが、本当に女神なんですかね?そうとう男っぽい顔立ちです。いい顔って言うのは、男も女も中性的になるのかなぁなどと話していました。あと、なぜぼってり体型?奴隷状態からの解放の趣旨があるようでサンダルを履き、切れた鎖があるようですが、そんなにいいもんくっていたんでしょうか?

オーディオガイドは、女神のところと、移民受け入れのエリス島でそれぞれレンタルし、返却します。

女神像のオーディオガイドは短く簡潔。

エリス島のオーディオガイドは、講座みたい。あまり話すことがないのに、無理矢理長くしている感じ。最初に総論的にざっと説明し、後に細部を事細かに説明。結論的にはほとんどの人が数時間で移民としてうけいれられているにもかかわらず、オーディオガイドを聞いていると、この世の終わりかと言うくらいの悲劇の連続。体験者の涙なしには語れない話も盛りだくさんです。

確かに拒絶される人や、病気の疑いで島に抑留される人があまり幸せではないのはその通りだと思いますが、移民に関して厳しい日本から来て、ビザごときでめんどくさい手続きをさせられた身からすれば、ごくごく簡単で、当然の手続きをしている感じです。伝染病のチェックは当然ですし、自活能力を求めるのも当時のアメリカの未開具合を考えると当然。

むしろ、事前の書類なく口頭諮問、身体検査で移民手続きが終わるのがびっくりです。本当に移民の国なんだなぁと実感しました。

このオーディオガイド聞くとおもしろいし、日本語版もあります(英語だと肝心の所がわからない場合があり、やはり日本語の方がいいのかもしれません)。

しかし、まともにやると、自由の女神(台座めぐりなし)とエリス島とで4-5時間くらいかかります。これだけやると記憶に刻み込まれる感じで一生忘れないでしょう(笑)が、時間に余裕のない人にはあまりおすすめできません。また、フェリー乗り場を見る限り、NJからもフェリーが出ているようです。そちらの方がすいているのかもしれませんね。

2007年10月1日までのフェリー事前予約
http://www.statuereservations.com/online/ContractEnding2.htm

エンパイヤステートビル

これも行ってきました。自由の女神の後。土曜の夜だったので、南の方で2カ所花火まであがってました。

とかくといい雰囲気ですが、混みすぎ。おちついて見物もできません。

ましてや○○ゃつくなど・・・。空中庭園(大阪梅田)のソファ(いまでもあるんでしょうか。ちなみに私は使用してません。)みたいな雰囲気のところはありませんので期待しない方がいいです(笑)。

あと、80階あたりと、その上で別料金を取るのはやはり反則。いくら何でも。特に今は改装中で途中内装の全くないところも通ります。もうちょっとお勉強していただいても・・・という感じ。

今回は、疲れ果てていたので最上階まで行きませんでしたが、80階だと周りのビルが結構邪魔。たしか上まで行ったらもうすこし見晴らしがよかったはずです。

昔と違い、WTCがなくなったので殿様商売なのかもしれません。前に来たときは、ビルができるまでみたいなコーナーや、キングコングの展示などがあったはずですが、それは何処に行ったんでしょう?それはそれでよかったんですが。100階まで行く中にあったんでしょうかね。ともかく、行くなら覚悟を決めて、最上階まで行くべきだと思いました。

2007-08-07

バージニア小旅行

先週末にVirginiaへ1泊2日の小旅行に行ってきました



研修所時代のクラスメイトがヴァージニア大学のLLMに行っていたのですが、今度ロンドンで2年目の研修をするためもうすぐアメリカを発つと言っていたので、ではその前にということで、急遽バージニアを訪れることにしました。そんなわけでお互い暇なのになぜか土日一泊旅行。

1 行きの飛行機

1泊2日と言うことで、飛行機は行きは朝NY発、帰りは夜NY着とする便を選ぶ。でも予算の制約もあり、University of Virginia (UVA)があるCharlottesville (シャーロッツビル)ではなく、近郊のRichmond 行きを選ぶ。そこまで車で迎えに来てもらう皮算用。

ラガーディア8時40分発の飛行機ということで、余裕を持って7時20分頃到着。なぜか大混雑。セルフチェックインというのをやって見るも、なぜかカードをうまく読み込まない。仕方がないので長蛇の列のfull serviceにならぶ。

この列は、相当長く、あまり進んでいない。アメリカ人はレジとか受付で必ず挨拶+αのchatをするのに加え、作業がアジア人(日本・香港・シンガポールは早かったです)に比べて遅い場合があるので、通常長蛇の列は相当痛い目に遭う。この日もそうだった。

覚悟を決めて長蛇の列に並んだのはいいが一向に進まないので、小説を取り出す。英語の勉強をかねて、英語の小説を読み出したのだがこれが進まない。しかも荷物を引きずりながら、小説と電子辞書の両方を立って使っているので指がつりそう。まぁ、それはさておき、小説を読む。楽しんで読んでいる間に、自分の番が来る。ふと時計を見ると、出発5分前!!

あわててカウンターでわめくも、もう出発不能とのお答え。5分遅い(10分前までいけるそうな)。そんなぁーーー。

まぁ、でもこういう目に遭う人は、人生において何度かこういったことを経験している。私は日本でも、ペルー(!)でもこういった経験はある。たいがい代替機の話となり、無料でチケットを得られるかは交渉次第となる。

とりあえず、今回も代替機の交渉になるかと思い、ここからは、若干切れ気味姿勢。本当は「がーん、またやっちまったぁ」って感じなんですが、それを出すわけにも行きませんもんね。

並んでいる間、出発間近の便の人を呼びにくる人もおり、出発間近の人は優先的に処理されいました(ここら辺は日本と同じ)。ところが、私が気がつかなかったのか、私の番が間近になったときには、その呼び出しのお兄ちゃんがいなくなっていた。

とりあえず、いない人は反論しないので、この人が呼び出さなかった、ずっと1時間30分(サバで許される範囲でしょう)も待っていたのに、何を考えているのだと詰問してみる。

すると出てきました。代替機の話。JFKから昼の1時30分に出る便が一番近いとのこと。いやいや、1泊2日の旅行なんですがって話です。しかも、どうせJFKまでの移動賃くれないんでしょう?って内心思う。

ここで、他の航空会社の便を手配しろということも考えたのですが、よっぽどでないと有料の結論となる議論になってしまう可能性が高いと判断し、近郊の別空港行きがあるかを尋ねました。

すると、Washington DC行きの便なら午前中ラガーディア発のものがあるとのこと。これだと、Richmondへの予定到着時間の1時間後にDCにつく。とりあえず、CharlottesvilleからDCまで片道2時間のお出迎えが可能か友人に電話するも、つながらない。

地球の歩き方を見ると、RichmondからDCまでは1時間弱のドライブ。もし友人が家を出ていて、空港に着くまで携帯を見なかったとしても、何とか予定時間につく。

運転距離は長いが、もともと土日べったり僕のためにあけているはず(笑)なので、その間は、僕が指示するところにきてくれるでしょうと勝手に判断。DC行きの便を手配してもらう。

むろん、無駄の多い飛行場の作業、再度、別ターミナルでチェックインが必要です。とりあえず、迷子にならないように別ターミナルへの生き方(無料シャトルバス、降りる駅)を聞いて、バーイ。いつもこのdirectionというのは、わかるようなわからないような。とりあえず、シャトルバスに乗って人に聞くかと向かってみる。

バス停はすぐにわかった。シャトルバスは、巡回の方向が異なる2便あるので間違えないようにして乗る。なかで親切そうな人がいたので、どこで降りるといいか聞いてみる。Chat好きのアメリカ人のいいところは、こういったときにみんなしてどうしたどうしたと手を貸してくれるところ。NYはこういった雰囲気がほかの地域に比べて少ないですが、それでも日本の何倍も暖かい。レジ待ちとどっちがいいかと聞かれると・・・・わかりません。毎日のレジ待ちはむかつくが、本当に困ったときに親切にされるのもありがたい。いいところばかりはとれないと言うことでしょう。

そんなこんなで、無事到着。今度はシャトル便だったので、えらくシャビーな別建物。むろん1階建て。人の列もほとんどなく、すぐにチェックイン。一つ前の便の離陸5分前だったので一応前の便への変更が可能か交渉するも、それは無理ってもんです。しかたがないので、ターミナルでのんびり待ち続けます。

その間に友人に連絡したところ、今起きたとのこと。別方向への出発は杞憂だったようです。

で、飛行機は、結局30分遅れで11時出発。起きて6時間近くNYから出られなかったことになります。NYもでかいですね。

2 DCでのお食事 (Jaleo)

DCについて、30分くらい待つと友人登場。二人してまずは腹ごしらえとばかりに、食事に繰り出す。連れて行かれたのは、DCのダウンタウン、Jaleo(ハレオ)というスペイン料理店。中華街のチャイナタウンゲートが見える7th Stを南下した、FBIのほど近くにあります。地球の歩き方(05-06)p286にもありました。昼時間だったので、人もたくさんおり、活気がありました。料理もおいしく、サングリアもいただきました。

リンクは下記
http://www.jaleo.com/bethesda.htm


3 DCの航空宇宙博物館(新館)

さて、食事後に向かったのは、The Steven F. Udvar-Hazy Center (航空宇宙博物館の新館)。ダレス国際空港に併設してあります。飛行機とスペースシャトルが大量に展示されており、車があるとかダレス空港を使用すると言うことであれば、行く価値ありです。ただ、時間がなければDCダウンタウンにある本館だけでもいいかも。

今回、衝撃的だったのはなんと言っても特攻機。滑空機だったとは。明らかに自分では飛び立てない。氷の上を滑っているときのペンギンをご想像ください(写真乗せろよって感じですね。あるんですが、のせません(笑))。説明書きによれば、別の飛行機で運んでもらって、戦艦のそばで発射されるらしいです。形も、まさに同館に展示の大陸弾道ミサイル・中近距離ミサイルのCPUの代わりに、人を乗せた感じ。違うのは、ライフルの上についている丸い同心円状の蜘蛛の巣みたいなの(名前がわかりません・・・)がついていて、それで目視して特攻したみたいです。ほんと、弾です。

以前どこかで回天(潜水艦の特攻機)をみて逃げ様のなさに驚いたが、特攻機も一緒だったんですね。なぜか、零戦の廉価版木造機で突入していたのかと思っていました。ドラマ、映画の印象かもしれません。しかし、この形は、結構きっついですなぁ。

あとは、スペースシャトル。以前に何度かフロリダで見たことがあったのですが、ほかの飛行機と一緒に見るとその大きさに改めてびっくりでした。単体でさらに大きなロケットのそばで見るとそんなに大きな感じじゃないんですよね。フロリダに行くまでもジャンボジェットに乗ってますし。ただ、戦闘機との比較で言うと明らかにでかい。別次元。すごいもんです。表面のタイルも異様。

宇宙開発初期のいろいろな器具や、アマチュア人工衛星もありましたが、うーん、おもちゃ(笑)。100円ショップで売っている部品みたいなので作っているのがあるかと思いきや、小学生の夏の工作みたいな意味不明の形の人工衛星がいっぱいあったり。。。B29とかすでにばりばり動くものを作っていた技術者は、隣でまだ動かないおもちゃの原型を作っている宇宙班(むろん、実際に隣かは知りません)をどんな目で見ていたんでしょうねぇ。夢があると見ていたんでしょうか。

4 シェナンドー国立公園(Shenandoah National Park)

食事後向かったのは、シェナンドー国立公園。車っていいですね。山が青く見えるというのが売りだそうな。六甲山も青く見えましたので、何処が違うのかは不明。日本の本州の山と違って落葉原生林。

動物にも出会うというので、何に出会うかなと思っていたところ、出ました。鹿とあれ。あるーひってやつ。一気ではなく熊。

案内してくれた彼曰く、鹿は毎回見るそうですが、熊は十何回きていて2度目だそうな。

熊に会ったら死んだふりをしろと言われて育った我々、何をしたかというと、

車を止めてカメラ抱えて猛ダッシュ。

命なんざ顧みている暇はありません。熊はというと、気づかないふり。熊の世界にも人にあったときの対処法が秘伝として伝わっているのかもしれません。

というわけで、このブログ初写真は、ぶれた熊!!わかるかなぁ。

 


リンクは以下。

http://www.nps.gov/shen/


5 ご自宅訪問

その後、シャーロッツビルに到着。先にチェックインをということで、指定されて予約していたholiday innへ。

はい、無論、ハプニングなしでは泊まれません。友人宅のholiday innに行ったところ、予約が入っていません。あらら。

何事かと思い、聞いてみると、holiday inn違いとのこと。この町、小さいのに2つholiday innあります。仕方なく車で再度移動。だんだん暗くなってくる中でも、じもてぃと一緒だと安心安心。

というわけで、この町でホリデイインを予約する場合はご注意を。宿自体は快適で、ネットもただでした。入りませんでしたが、プールもついていましたし。お値段はダブルで税込み100ドルちょい。まぁ、格的にこんなもんでしょう。

そのご、友人宅にて飲み会。奥さんの手料理をいただきました。和食で品数も豊富でした。奥さんには、勝手に食事とか作らないイメージを持っていたのですが、すいませんって感じのおいしい料理と、おいしいケーキが出てきました。久々に彼と奥さんと夜遅くまでだべってました。

6 モンティチェロ(Monticello)

翌日まず向かったのは、シャーロッツビルにきてここを見学せずに何処を?ってかんじのモンティチェロ。来るまで知らなかったんですがね。

わかりやすく言うと5セント硬貨の裏側(?)の頭のまーるい建物。(ここも写真のせろってかんじですね~)

ヴァージニアで一番有名な人物は、独立宣言起草者であり、ヴァージニア憲法起草者であり、ヴァージニア大学設立者である、第3代大統領 トーマス・ジェファーソン (Thomas Jefferson)。独立宣言を書いた大統領として人気があるそうな。ちなみに、第3代より前の3つの枕詞は、彼自身の遺言により墓に刻まれた功績です(大統領はない)。ってこう書くと、偉そうですが、本当に偉いんです(笑)。えらすぎて書くことが多くなりがちなのを残された人が頭を悩ませないように削ったってかんじです。

彼は外交官、建築家、弁護士、科学者、発明家などいろいろな顔を持ち、語学も7カ国語できたそうです。ちなみに、7カ国語はどの程度かわかりません。わかっているのは、ガイドの説明にはold Englishってのも入っていたことと、スペイン語の学習にはドンキホーテを読んだこと。えー、俺らはもっと英語の本読んでいるけど英語怪しいぞっておもいました。

ただ、実際に不自由がなかったのかもしれません。というのは、彼は建築は16世紀からの建築書を読むことで、独学で身につけたそうですが、当時の建築書にどの程度絵が会ったのか知りませんが、ガイドにもメニューにも絵や写真を使わない欧米、あまりなかったんじゃないでしょうか。それだけで、実際に建物を造ってしまうのはすごいとしか言いようがありません。1を聞いて10を知るとはこのことでしょうか。大学で座学を学んだだけでは、契約書を書けないし、ディールができないと考えてしまう我々・100を聞いて10を知る一般人とは大違いだなぁと2人で感心しきり。だって実際建築していくと詰めなきゃいけない箇所は山ほどあると思うんですよね。いくら本を集めても。でも、できる人はできるんでしょうな。ちなみに独立宣言を書いたのは33歳のときだそうな。いまでもアメリカ人の誇りであり精神を表していると言われることが多いことから考えると、概念だけ理解して、それを実際の形に落とす能力が相当優れていたとしか思えません。

そのジェファーソンが40年ほどかけて(城か教会か!)、自宅として建てたのがこのモンティチェロ。相当広いです。それなのに、省スペースをはかっていた模様。ベッドは、空間の効率的利用のために壁に穴を開けそこに設置しており(みたところドラえもんの寝床。でもふつう壁はそんなに厚くなく、押し入れは収納として設計するってことを教えてあげたいです)、キッチンは地下で見えないようにしています。氷を貯蔵する部屋もあったそうな。行くと地下に大きな穴を開けてありました。確かにいっぱい集めれば1年持つのかもしれませんね。

発明家でもあったジェファーソン、発明品も家中に盛りだくさん。一例を挙げると、コピー機。手紙を9000通ほど書いたそうですが、弁護士らしくコレポンを手元に残したそうです。そのために使われたのがコピー機。スキャン機能とかではもちろんなく、要は、2つの鉛筆を箸でつないだ感じコの字にして、2枚一緒に書く。果たしてうまくいくのか?ってかんじですが、結果からするとうまくいっていたようです。

すごいなと思うのは、新しいことにリスクをとりながらチャレンジするのをよしとしながら、一つ一つ形として仕上げるところ。新進性と、実行力の両方があるってのは本当にすごいことです。

ちなみに、常に時計で時間を管理しながら生きていたそうな。タイムチャージだったんでしょうか。いずれにせよ、腕時計でもするかなと我が身を省みました。一日でやっていることがあまりに少ないので。

そんなこんなで機能もりだくさんのMonticelloは、アメリカでは数少ない文化世界遺産だそうな。もう参ったって感じです。

リンクは以下。

http://www.monticello.org/


7 University of Virginia

続いていったのが、ヴァージニア大学。州立大学です。この町は、基本的にビルがなく、大学以外の建物は大学の建物の間に立っているといっても過言ではないくらい、大学町です。というわけで、どの校舎ってのまで言う必要があります。

最初に向かったのが、これまたジェファーソン設計、世界遺産のRotunda (ロタンダ)。大学のシンボルです。いわば本館。空間の使い方が贅沢で、広々しています。大学には巨大な木々があるのですが、大学建設当初の絵にはこれがない。その当時とは結構印象が違います。

次は、ロースクールの建物。新しくとてもきれい。しかも広い。夏だからか学生もおらずがらんとしています。

LLMは人数も30名程度(日本人は5人程度)でこぢんまりとしているとのこと。まわりのJDが勉強するので、勉強もするらしい。もし、アメリカらしい生活を満喫したいと言うことであれば、本当におすすめの場所ではないでしょうか。少なくとも強制的に英語という環境はありそうです。地元の方の英語も南部訛りもなく、スピードもゆっくりできわめて聞き取りやすいですし。ミシガンやコーネルより暖かいですし、授業料も安いそうな。難点といえば実務っぽい科目が少ないこと、卒論を書かなければいけないこと、日本人から情報を得られないことなどでしょうが、いずれも本質的ではないと思います。

リンクは以下。

http://www.law.virginia.edu/html/index.htm


8 ワイナリー(Kluge Estate Winery & Vineyard)

友人の奥さん・お子さんを拾って、最後に向かったのが、友人おすすめのワイナリー。前日もここのワインを飲んでいて大変楽しみにしていた、生まれて初めてのワイナリー訪問です。リンクは下記。

Kluge Estate Winery & Vineyard
http://www.klugeestateonline.com/

食事・ワインとデザートをおいしくいただきました。期待通りの料理で、大変満喫。特にキッシュは衣がさくさくでとてもおいしかったです。ワインもおみやげに購入。ゆっくり食事とお茶2時間程度満喫。

これが、それぞれ後で響くとは、このときは知るよしもなし。

9 空港

さて、今度こそ、Richmond発の飛行機で帰りたいもの。友人の言葉によると、1時間程度でつくとのことですので、ワイナリーを2時間前に出発し、空港に向かう。私は酔ってしまい、助手席で爆睡(すいません)。

起きると、友人と友人の奥さんがなにやら話している。どんどんとばしている模様。どうしたのかと眠い目をこすりつつ看板と時計を見ると、空港まで8マイル、出発まで40分。あらあら。

友人曰く1時間と思ったが、実際にきたことないとのこと。えっ。。あの時間見積もりの自信満々ぶりは・・・。まぁぼくの友人です。そんなもんでしょう。

まぁ、とりあえず急いでもらい空港へ。出発の25分前に空港に着く。あわててチェックインし(といっても前日の経験から10分前まで大丈夫でしょう?とは思ってました)、ゆうゆうと、セキュリティに向かう。飛行機に乗れないときのために待機していた友人に解除の電話をしようと思ったが一応思いとどまる。

ハプニングは、セキュリティで発生。荷物が少ないので何も預けていなかったのですが、今回はワイン入り。。。。だめですね。

あまり普段お酒をおみやげに買わないので忘れてました。液体だめなの。係員に、どうしたらいい?と聞くと、もう飛行機出発15分前を過ぎているから、飛行機で送るのは無理。飛行場まで見送りにきた人がいればその人に別送してもらうべきとのお答え。

それじゃ、らちがあかん。駐車場まで移動してしまっている友人を待っていたら、飛行機に乗れないかもしれない。友人も引っ越し・出国準備があるのだから、お願いするわけにも行かない。

というわけで、あわててカウンターまで走って戻って(酔いも覚めるってもんです)、列を割り込み、荷物を預ける。さすが南部の人、引き受けてくれました。乗りそう?ときくと、We will do our bestとのお答え。内容物に急に必要なものもなかったので、「南部のbestをみたろーじゃん」と再びセキュリティへ。

人が少ないからか、南部だからかやけに人なつこい。セキュリティの係員も、どうだったと聞いてきます。"They'll do their best"と答えておきました。ついでに飛行機に乗らなかったらどうなるのか聞いたところ、別の飛行機で運ぶとのこと。当日そのままついた飛行場で待つか、後日飛行場に取りに行くか、自宅に送ってもらう処理になるそう。いずれにせよついた空港で航空会社の係員と話せとのこと。ありがたい情報です。

その後は、順調に出発。出発時間が20分くらい遅れてましたが、「荷物乗るかなぁ」くらいなもんです。なんてことはない。

さて、ラガーディアで荷物の受け取りです。どきどきしながら待っていると、きました!
いいこともあるみたい。南部のbest っていっかんじだ。

というわけで、てんやわんや、いつものようにハプニング、ぎりぎり劇の繰り返しでしたが、無事NYまで帰ってきました。


2007-08-03

大雨

映画の帰りは大雨でした。

実は大雨の中(数ブロックですが)移動するのは本当に久しぶり。たいがい地下鉄からの1ブロック弱を走るだけだったので、新鮮でした。

映画が終わって出てくると、外は雷。映画の延長のような激しいの。小雨だったので歩いて帰ろうとすると豪雨に。豪雨ってなかなかつづかないんでしょう?っておもって10分程度待っていたのですが、なかなか小雨にならない。しかも、困ったことに道に川ができ出しました。忘れていましたが、よく考えたらNYの排水は最悪でしたね。

これ以上待っていて川になっては困ると、事務所からのemployment letterの入った鞄をもって傘を差しつつ強行軍。明日旅行の際にはいていこうと思っていたパンツ(ズボンですね)、靴もびしょびしょになってしまいました。どうしたもんか。特に靴はスニーカー2足で1年過ごしたのですが、1つはこの間運動をしたところ、泥だらけになってしまったんですね。小じゃれた革靴でもいいのですが、national parkにも行くことになってるのでどうしよう?ってかんじです。明日朝起きて考えます。

うーむと思ったのは、家の近くで小雨になったこと。あわてる乞食はもらいが少ない。NYの排水にはあわてずのんびり待ちましょうってのが今日の教訓でした。


ハリーポッター@IMAX

NYに来て初めての映画です。とりあえずわかりやすげな話題の映画でも見るかという感じで、ハリーポッターに行きました。たまたま、行ったところがIMAXで、大画面で楽しむことができました。

IMAXって、確かカナダの会社だったと思いますが、観光地以外も順調に映画館を増やしているんですね。都心にもありました。しかも、入り口で立体に見えるめがねを渡されてのご入場。

結構最初に入ったので、ど真ん中に座ってみました。金曜の夜の、娯楽のないアメリカの映画館はsold outになるようで、いっぱいでした。アメリカらしいなと思ったのは、sold outだからみんな真ん中に詰めてくださいというアナウンスがあったとたん、みんな隣と話して、席が空いているか確認の上ちゃんと詰めるところ。コンビニのレジではしゃべるなと思うのですが、こういうところで、気軽に左右と話をして協力し合えるのはいいところですね。

IMAXのシアター自体は大画面で結構いい感じ。でも、空を飛んでいるシーンでは、地上の絵が液晶のような残像感だったのはIMAXのせい?それとも原本からそんなもん?ってかんじです。

で、立体映像になる箇所。いつ出るのかと思いきや相当後半に1カ所のみ(時間は結構ある)。結構立体になるのですが、立体の時って、皆さん細部も見えてますか?あれって結局像を目で合わせているだけだと思うのですが、なかなか細部を詳細にみるのが難しい気がします。解像度無視の大画面勝負って感じでしょうか。

ストーリーは、おそらくはしょりすぎ。今回は原作読んでいないのですが、なんだかよくわからん。流れはわかるのですが、なんでそうなるの??ってところがわからない。もしかしたら英語力のせいかもしれません。半分強くらいかな。ヒアリングの上達がないのを感じます。でも、出たときはちょっと英語で考えている自分がいてうれしかったり。とりあえず、家ではテレビつけっぱなしにしてみましょうかね。

映画や、ミュージカルにいろいろチャレンジしてみたいと思わせる夜でした。


吉野家

今日、吉野家@42th St/8th Aveに行ってきました。

人が言ったという噂を聞いていつか行きたいと思っていた吉野家。セントラルパークの左下方向更に下、タイムズスクエアから言うとまっすぐ左側(真西とも言います)の42丁目と、8番の交差点右上(東北)スタバの横です。8月1日にも行ってみたのですが、1・2日は改装中とのことで入れず、じらされたので、じれていってみました。

メニューは非常にシンプル。Beefとchicken。Beef は牛丼、chickenは照り焼き丼ですね。また半年は行かないと思い、ミックスという両方が入るのを選びました。ついでにコンボ(セットメニュー)にして、ダイエットコーラと、クラムチャウダーを頼んでみました。税込み10ドル弱。

感想は、とりあえず、コーラ入れての3品、全く合わないですね。コースと思い、一品ずついただきました。量は腹一杯。牛丼は、さすが米国牛にこだわる吉野家、日本と同じ味。紅ショウガなどもただでもらえて、いい感じ。ただ、1ドル80円くらいにならないと日本と同価格にはならないですね。何で日本より高いんだろう?でも照り焼きは、どこのフードコートにもありそうです。クラムチャウダーも同じ。むろん、コーラも。

あとで、例の呼吸困難の発作(食事が理由かは不明)になったので、残念ながら、次のチャレンジはずいぶん先になりそうですが、日本の味を気軽に思い出すにはいいかもしれません。

SSNと事務所のレター

SSNと事務所のレターがそろいました。これで米国内で暮らすことも、外国に旅行に行くこともできるようになりそうです。

先日SSN (Social security number)が届きました。申請してから1週間程度でしょうか。窓口で2週間といわれたので、若干早いようですね。

SSNがないと、2年目給料をもらえないという話のようですので、是非是非働き出すまでに取得する必要があります。

SSN申請をする際は、必要書類をそろえて、SSN用の最寄りの事務所に行きます。事務所、担当者によって結構うるささが違うようですが、要は運ですし、最終的に出なかったという話は聞かないので最寄りの事務所でいいのではないかと思います。

最寄りの事務所は下記から。
https://s044a90.ssa.gov/apps6z/FOLO/fo001.jsp
これにすんでいる場所のZip codeを入れてやると一発です。

申請に当たっては、Immigration status, work eligibility, Age, Identityがわかればいいようです。従って、必要書類は、窓口等で若干違いはあるようですが、パスポート、I20、OPTカード、application (onlineでとれます。下記)があれば十分(特にこれで足りないという話は聞きません)。

http://www.ssa.gov/online/ss-5.pdf
両親のSSNを記載する箇所があるので、必要に応じて実家にアクセスする必要があるかもしれません。

私は、昔々学生時代に遊びに来た際にSSNを取得していたようで、再発行手続きでしたが、発行までの時間は、再発行も、新規発行も変わらないようです。昔みたことあるカードだなぁとは思っていたのですが、まさか、日本に帰った際にもうアメリカ行かないしいいかと思って捨てたとはいえず、再発行申請を躊躇していたのですが、何のことはない、さっと出ました。どこかで年間3回、一生に10回までは再発行できるという記載があったように思うので、再発行の際は、この回数制限には気をつけておいた方がいいかもしれません。ちなみに再発行に当たっては、当時の古いパスポートはいらず、新しい現行のパスポート・I20を見せたら、それだけでOKでした。

米国外旅行に行く際(正確には帰ってくる際)に必要になるのが、事務所のemployment letter。1枚もので数行、雇ってますって書いてあるだけのものです。実際働くオフィスで取得することができるので、もし、本部とやりとりしてらちがあかないならば、取りに行くから授権だけしてくれという形で言った方が早いことがあります。私の場合がそうでした。

久々に、ちょっとは役に立つ情報でしたでしょうか。あまりたいしたもんではないですが。

変化の季節です

留学は、8月から年単位で始まるのが通常なので、今はちょうど異動の季節になります。


LLMの留学は1年で一応切りがつくので、その後は仕事を求めたり、日本に帰ったり、別の大学に行ったり、多くの人が移動します。NYの場合、2年目の職場もNYであることも結構あるので、移動の割合は他の場所に比べて少ないと思いますが、それでも5割くらいの人は引っ越していってしまいます。今まで大学で気軽に会っていた仲間に会えなくなるのは本当に寂しいことですが、むしろつながりのある仲間が世界各地にできたと前向きに考えることにしています。

今回、留学で出会った仲間たちは本当に皆優秀で、毎日刺激を受ける感じでした。久々にここまで粒がそろった人々にあったなぁという感じです。皆、自信にあふれ(傲慢という意味ではありません)、前向きで活発です。何か困難があっても解決してくれる、そんな信頼感を相手に持たせるような人ばかりです。

ぜひぜひ、今後とも活躍していってもらいたいものです。

彼らが出て行く代わりに、身近にやってくる人もいます。久々に異国の地で会うのは日本で会っていたときとは異なる感慨があります。今度は彼らとも仲良くやっていければいいなと思っています。



2007-07-31

メトロポリタン見学

先日メトロポリタンに行ってきました。なんと、今回こちらにきて初めて。


先週土曜日、特に理由もなく結構早くがさめる。せっかくの土曜日だし、世間並みに土日の観光をしようかと思い、博物館に行くことにする。この間タクシーで前を通りかかった、メトロポリタン。セントラルパーク内、右側を走る5th Aveに面して、80thのあたりにあります(これを書きたくなるところが初心者)。4ブロックに渡る巨大建物というのが売りですが、NYのブロックは東西と南北で相当違う。南北4ブロックですので、道沿いに歩くと、4分弱。万里の長城のような巨大さはありません(あたりまえか)。

家からは多少距離があるのですが、久々の観光と言うことでセントラルパーク内をぼちぼち散歩しながら突っ切ることに決定。あついが、いい季節ですね。楽しくなります。

入り口で、(卒業したが)学割効くのかなと思い、学生証を見せたところ、無料。新入生が入るまではいいと言うことでしょうと勝手に解釈。でも、こういった事業は、誰かがお金を落とさないと成立しないと思っているので、いくらかお金を落とすべく、普段は借りない音声ガイドを借りに行く。ここでも学生証を見せたところ、割引。その副作用か、英語だよね!?と黒人のでっかいおばちゃんにきかれ、おもわず、「Of course!」とのりで答えてしまう。まぁ、多少英語になれないとと思ったのでいいでしょう。

さて、どこをみるか。個人の意識としては、美術館ではなく、博物館にきたのだからと思い、とりあえず、エジプト館(でいいのかな)から。いっぱいミイラ用の棺ありますね。さわって係員に怒られている子供をみて、ほほえましく思い、とりあえず僕もさわっておきました、いろいろ。こういう注意されないテクを身につけるのが大人になるってことだよ、っておもいながら(せこい)。

エジプトコーナーは、本来展示用でないものも、別室として展示されており、おもしろかったです。コガネムシの装飾のやたら多いこと(ハムナプトラでしたっけ、いっぱい出てきたの。あれを思い出しました)。びっくりしたのが、絵の技術。いままで、エジプトといえば、横を向いている絵(ナウシカみたいなの)しかイメージがなかったのですが、素描っていうんですか、デッサンではいろいろ描いているんですね。紙やら石やらは高価だったとかで、泥岩くさいものの破片に書いているのですが、これがうまい。エジプトの絵も真横向いているのばかりじゃないってのを教えてくれます。横ばかりだとさすがに首がこりそうですもんね。

オーディオテープで解説を聞くと、この当時エジプトにいない動物だから交流の証拠だとか、王が小獅子を刺しているシーンでは王に敬意を表して、王のが立っている地平線より下の地平線に獅子を配置しているとか解説してくれます。へー、ほーってなもんです。

その後はアメリカwingへ。ティファニーの作とかは結構よさげでしたね。うちにもこんな電飾の一つでもおけるといいのですが。こんな風にかっこいい家具に囲まれて暮らす(昔の金持ち)のと、冷房があるけど、狭い我が家(今の小市民)とどっちがいいか、考えてしまいました。やっぱ冷房ですね、俗人には。文明の進化万歳です。

1Fだけみて帰る予定が、これだけでは、次回来ても終わらなさそうと言うことで、一番人気の絵画以外の2Fをみることに決定。アジアの宗教彫刻等がメイン。インド、色っぽいですね。あの時代から腰つきがなまめかしい。破壊と創造の3目神、シヴァなんて、lingaとかいうものから顔が掘り出されている(アルクででも意味みてください。れっきとした宗教用語)。あまりにリアルで結構引きます。

シヴァ神と言えば、象の頭のガネーシャ神の親。何でガネーシャが象の頭かと言えば、シヴァに(間違って)頭切られたところ、シヴァもさすがに驚いて、一番近くにいた象の頭を取り付けたとのこと。なぜ象が近くにいるのか、なぜ、首を切られても生きているのかわかりませんが、漫画並みの生命力により一命を取り留めたと言うことでしょう。彼(?)は、シヴァとはにてもにつかない体型の小太り君。小太りも縁起がいいからだそうな。数年前、友人にガネーシャ神のおみやげを買って帰ったのを思い出しました。ちなみにそのおみやげ、奥さんの反対にもかかわらず、しばらく居間にあったそうな。

中国は、みんな、切れ目。怖いからってかんじ。でも、さすがにアジア系では一番展示が充実。

日本館(なぜか独立して存在。世界史的にみて独立させるほどの存在かは知りませんが、日本人としてはみておかないとという感じ)は、色なさ過ぎ。日本の寺院だけなぜ灰色とか茶色だけっていうかんじなんでしょうか。建てたときは色鮮やかなはずで、その他の地域では、再現が盛んなのに、日本は色なしをわびさびとありがたがる。かくいう僕も色なしにありがたみを覚えるたちですが。不思議ですねぇ。しかも、雰囲気が厳かで、背筋が伸びる感じ。子孫繁栄を正面からアピールするインド出身の宗教とは思えません。

日本館で一番気に入ったのは、イサム野口のなんだかよくわからない噴水オブジェ。水が出てるんだか出てないんだか微妙ですが、それがまたいい。

アジア系は、いずれも、その展示に行くと、その国出身の人が増えるのがおかしかった。本国でみろよってね。人のことはいえませんが。

全くメインをみてませんが、それはそれで満喫のメトロポリタンでした。

その後は、がりのすし、かつ濱と日本食をはしごして死にそうになりながら帰ってきて、外人の送別会のため、南へ直行。白人地帯で、アジア人は私だけでしたねぇ。

行きは電車でしたが、帰りは深夜の9th北上。怖いと言われているので、千鳥足だとどんな感じかと思いましたが、特に怖いってのはあまりありませんでしたねぇ。途中しねって感じで、言葉を吐き捨てられたくらいでしょうか。よっぱらいには痛くもかゆくもありませんでした。

結局(南北ブロックで)150ブロック以上ぐらい歩きましたでしょうか。歩かないと町の方向感覚がつかめない僕にとっては結構NY満喫でした。