2007-09-09

首位固め第3戦

さて、やってきました、阪神巨人(だから巨人阪神だって)第3戦。

一応、エース対決なんでしょうか。

こちらの先発は、長老下柳。目指せ5回投げきり。

対するは、エース高橋尚成。彼は今年いい。ずっと、トレードの噂が絶えなかったが、今年はエースの活躍。クライジンガーとか言う、ヤクルトの新外国人のおかげでリーグ最高とはいえないが、日本人の中では最高。救いは、長年のエースではないので、どうしても打てないという意識のないところか。

打順を見ると、阪神は、赤星(打率302)ではなく、久々スタメンの浜中(打率191)を起用してきました。スタメン出場した8月29日(阪神が前回負けた日)以来ヒットがありません。9連勝中ヒットなしだが、大丈夫かいな。岡田名監督(言い続けていれば本物になるものです)の嗅覚にかける。なんか調子良さそうに見えたんでしょう。

相手の巨人は、高橋由を1番に戻し、打ちすぎの李が4番。2番に谷ではなく矢野を入れて、打線をいじってきました。この矢野の打率も3割を優に超えており(325)、HRも7本なのが今年の巨人の怖いところ。

これを阪神に当てはめると・・・・シーツ(248,HR9本)、鳥谷(285,HR9本)、桜井(298,HR7本)なので、はい、クリーンナップですね。林がいないので、3番でも5番でもお好きな方を。甲子園(今年は京セラドームもか)と東京ドームの違いを考えても、悲しい。

さて、試合は、エース対決にもかかわらず点の取り合い。

初回阪神が、先制すると、すかさず、年寄りに襲いかかるわびさびなしの巨人打線。ファーボール、2塁打、安打、安打、ファーボール、犠牲フライ。。。6番阿部が最初のアウト。

はい、いきなり逆転です。かわせませんでしたねぇ。。。ちなみに、この中には矢野の先制2塁打も入っています。とまらんなぁ。

その後、阪神が浜中の第4号ホームラン(!)で、1点返したところで、今日初めてYahoo!みました。第一印象は、一日天下。この1点差は重いかも。たたみかけられて点を取られてましたからね。

いいところを探すと、この段階で、阪神の方がヒットを打っていることか(6本と3本でした)。高橋尚成に苦手意識がないことを祈るばかり。

この日も岡田采配はさえています。長老お疲れと見るや、オールスターばりに、3回で降板。4回にいきなり代打です。とてもエース対決とは思えませんね。代打狩野。最近は二番手捕手は今年打撃好調の野口なので、春先に2番手捕手として華々しく売り出しした彼も最近は代打ばかりです。

岡田名監督(しつこい)の嗅覚は、ここも的中、狩野の三塁打がでて同点!!

4回からはマウンドに2番手ダーウィン。2,3年前2軍で無敵の投球をしていた彼も、最近では1軍の常連さん。ただ、どうしても常に下位評価。つねに新外国人の下扱い。そんな彼が、来年の契約を念頭に置きながら(?)登板するマウンド。

一方、巨人も4回終了時点で早々にエースをあきらめ、2番手福田投入。2年目希望枠。ドラフト時が一番騒がれ、気がつけば中継ぎ。阪神にくれ。先発させるから。

ただ、いずれも結果は無情。
ヒーローになれない人は、どうしてもなれないらしい。

ともに5回に2失点ずつ。

阪神ファンのひいき目からすると、逆転した後は、同点までされても、逆転を許さないのがリーグ1ブルペンの阪神、試合巧者の阪神たるゆえん。ここがポイントだった。




・・・っていえるのかなぁ、試合後。

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