2007-09-02

阪神快調(首位に2ゲーム差)

ここしばらく苦戦していた阪神が快調になっている。

今日もヤクルトにサヨナラ勝ちして4連勝。2位中日に0.5ゲーム差、1位まで2ゲーム差まで再接近。

現状、林が2軍落ち、今岡戻らず、シーツの調子も下降気味で打線の力は落ちている。浜中に今年(だけかなぁ)多くを求めるのは酷だし、桧山の好調がいつまで続くかも疑問。

ただ、それでも勝つのはひとえにJFK。今日も負けている状態から登板開始、最終的に藤川に勝ちがつきました。

この三人、今年の査定はダントツだと思います。久保田は90試合登板に行きそうな勢いだし、ウィリアムスは今シーズンの自責1点(防御率0.16)という驚異的な数字、それに押さえの藤川。藤川はセーブ王ランキング一位で、奪三振率(9イニングあたりの三進数)15くらいの奪三振マシン。

変化球だけではなく、両方ともわかっているストレートで三振を取るのがすごい。
大魔神といわれた佐々木ですら、三振はほとんどフォーク。
変化球並みの決め球になる速球というのは本当にまれです。それが数年間続くというのは本当に奇跡的な確率。

なぜ、この3人が、何年も酷使されて、今年も活躍できるのか不明です。
阪神のバックアップがよくなったのか?(そのわりには、先発はもどらない)
監督の気持ちのもって行き方がうまいのか?(それなりに配慮はしているようです)

ここら辺の特集をした野球本というのは、あれば興味深いでしょうね。
「JFKの謎」(誤解を生みそうなタイトルですが)とか。。

阪神としては、この試合で先発の安藤が戻ってきたのが大きい。
かれは、短期間好調を持続するのがうまいので、うまくいけば今シーズン終了までの絶対的な柱になる可能性がある。そうなれば優勝も見えてくると思います。

そうならなければ、やはり10勝ピッチャーもおらず、規定投球回数に到達するピッチャーもいなくて、総得失点もマイナス、HR等攻撃陣もさえないということであれば、やはり優勝は難しいんじゃないでしょうか。実際、チーム成績を見ている限り、なぜ優勝争いに絡めているか全く不明です。

JFKがすごいと見るのか、監督の采配がすごいと見るのか・・・

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