2007-08-20

コスタリカ旅行記 5 アレナル火山(Arenal)

お次はアレナル火山。ガイド曰く、世界で5本の指に入る活火山なんだそうな。はたして溶岩は見られるのか。


いったんサンホセに戻って一泊した後、アレナル火山行きのツアーにてアレナル火山に向かう。どうでもいいがこのパックは、現地ツアーの出発がいつもサンホセ。モンテベルデとアレナルなんて相当近いのに。そのため、バスに乗っている時間がやたら長い。

これは、いわゆる観光コース。ガイドもいるし、ぼったくり(?)のおみやげ屋にも寄る。

コーヒーがメッカのコスタリカ。コーヒー農園をバスから遠目に見て(コースっぽいですね)、近くのおみやげ屋に入る。コーヒーはNYと値段が変わらない。1パックが8ドル強。NYで10ドル程度だから、1ドルちょっとの運び賃と言うことになる。これでは今買う気にはならない。輸出用の豆の方が品質もいいらしいし。

葉巻も有名なのかいっぱいある。見てみるが、相場がわからない。個人的には買ってもいいかなという値段ではある。安いもので小さいの5(4?)本入り7ドル程度から。結局帰りの空港で5本入り40ドルを買ったのだが、これなら最初にここでそれなりに買えばよかった。そんなもんです。

さて、火山といえば温泉。この地にも立派な温泉施設がある。ほかの観光施設はいまいち整備されていないのだが、ここはいい感じ。むろん、外国のことであるので水着を着てはいる。水着は持ってきていないので短パンを1つ水に浸すことにし、そのままはいる。防水カメラとともに。あと、バッタもんの時計も。30M防水は、30cmってことか?と思いながら入りましたが、元気に動いていました。結構やるなぁ。



入った感じは、ジャングル風呂の巨大版。結構歩いたのだが、道が曲がりくねっていることもあり、結局全容はわからなかった。それくらいでかい。水はそんなにきれいに感じなかったので頭をつけて泳ぐ気にはならなかった。他にしている人もいないし。むろん洗い場もないです。

アレナル火山は結構な活火山で、一応毎日溶岩が見られることになっているらしい。形はもろに富士山。アレナル富士といったところか。昔修学旅行で昭和新山を見に行ったのを思い出す。私の時は、ツアーのアメリカ人が騒いだこともあり、風呂後に急遽、見やすいところに移動して溶岩を見るという企画が催された。夕闇に、ほかのツアーの人もいてごった返している河原で、上空を見上げていました。さながら、花火大会の開始前か。

と、見えました。溶岩、というか、メテオ(FF)みたいな感じ(わかりますかね?)。一応、写真乗せておきます。



これが

こう流れ(転がり?)落ちる



このツアーでは、途中食事が2度もあったこともあり、結構いろいろな人と話した。アメリカ人のほかにもスペイン人や韓国人そして日本人も。スペイン人曰く、スペイン語圏なのでスペイン人はやはり結構いるらしい。スペインでは今人気のスポットとのこと。ユーロが強いのと、コスタリカの国内情勢が他の国より安定していることがスペイン人観光客の増加につながっているというのが我々の間での結論となった。

中南米旅行で感じるのは、周りはインテリばかりだということ。この段階までで結構話した人はアメリカ人(スペイン語教師、トマト調査の大学生、ベンチャーキャピタルにつとめている人)、スペイン人(教授)、韓国人(コンピューター関係の博士課程)、日本人(英語教師)。あまりふつうの学生とかいう人はいない。日本では大学生、若手会社員とかOLなどが旅行することが多いように思いますが、まだまだ旅行っていうのは高価なものなのかなぁなどと思いました。バックパッカー宿とかに行っていないせいかもしれません。日本人に関してはやはり1週間強の時間も必要となりますしね。

こういう人たちと話していると、皆、結構外国に行っています。外国通。いろいろ経験がある。話題も豊富だし。見習うべき点は多々あるなと思います。

ところで、このツアーは元々1日なのが、僕のは1泊するようにアレンジしてありました。従って、前日の人たちと別れて、現地で一泊し、次の日のツアーに合流してサンホセに帰りました。翌日もこの風呂に入ったのですが、翌日は大雨。火山を見ることもなく、風呂にもろくに入らず。1日違うと悲惨なツアーになっていそうでした。天候に左右されるってのは怖いところです。

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