2007-03-31

出国準備 家探し 1

留学出発前のだいぶん前にカタをつけてしまいたい事項に、留学先での家探しがある。NYでの留学中の家探しについて若干見聞き・体験したことを記してみたい。


一般的な時期・方法

時期は、1ヶ月前通知等を考えると、6月頃であろうか。ニューヨークの場合、大学の提供してくれる物件とは別に探す場合、標準的な方法は、他の留学生等から聞いた不動産屋にコンタクトし、物件一覧表を送ってもらい、ピックアップし、現地を訪問の上契約という流れではないだろうか。

これは後ほどということでとりあえず、大学提供物件について。

大学提供物件

入学が決まるあたりから、大学による奨学金や家の手配についてのメールが来るようになる。この大学提供の物件でレンタルするというのはLLM生全体で考えると相当な割合を占める。

大学提供の物件はあまり安くないとか、ぼろい・きたないとかいろいろはなしはある。家族を連れているならやめた方がいいというアドバイスや、バーの前に引っ越してしまわなければいけないのではという不安感もある。私はこれらのアドバイスを受けて大学提供の物件には入居しなかった。

明け渡し時期

これらのうち一番気になる、バー直前の引っ越しを強要されるという点は、手続を踏めば回避できるようである。また、家賃については安くないという批判があるが、やはりそれでも一般の物件に比べると安い。

ただ、物件探しの時点でNYに2年以上住むことが決まっているならば、大学提供物件にして引っ越すというのはやはりめんどくさそう。ただ、この場合もこちらに来て物件を探せるので、気に入ったものを探しやすいメリットはある。また、所詮留学中。そんなに荷物もないので引っ越しも大がかりにはならないというのもある。

大学に近い

個人的に一番のメリットだと感じるのは大学に近いこと。当然ではあるが、結構大事なポイント。LLMの留学は、ほとんどの時間本との格闘である(本人の英語能力・集中力その他能力によるが・・)。特にネットサーフィンしながら、YouTubeみながら、メールやりとししながら、勉強というながら勉強が身についてしまっている人の「勉強」時間は想像していた時間を遙かに超える。お休み・ご褒美のためではなく、勉強のために留学してきたのだと言うことを強く感じさせられる。

そうなると、自然、勉強環境に一番近いというのは相当にメリットなのである。渉外の人が事務所に近いところに住んでいることが多いのと同じ理由。。。。。

もっとも、そのような寂しい理由だけではなく、大学のイベントに参加しやすいというのもある。大学の授業は、月曜日が一番多く、火曜・水曜も普通にあって、木曜日ちょこっと(またはなし)、金曜日なし(一部ありの人もいる)というのが一般的なLLMのスケジュール(少なくとも私の大学の場合)。で、木曜日・金曜日は何をするかというと、大学が遊び・交流のイベントを大量に入れてくれる。留学生交流会みたいなものですね。一応なんかつまむものと飲み物が出る感じのものが多いです。

そのイベントは大半、大学か大学周辺で行われます。授業がない日に大学周辺でこういうイベントが行われるということはどういう事か?大学周辺に住んでいないと、行くのがおっくう、ということです。特に家族ずれで大学から離れた場所に住んでいると、授業のある日しか大学に行かない。授業のない日にそんなことされても、、、という感じ。

その結果、毎回出席している人とは自然、交友範囲に大きな差が出る。次の学期になって取る授業がかわるととたんによくわかる。むろん、英語が何も苦にならず、話題豊富で自分がしゃべるのを止められない!というタイプの人はいいと思うが、通常は、何らか場を設定してもらって何とか外国人の知り合いを増やしていくタイプの人が多いのではないだろうか。一般的な傾向だからこういう会も催されているのであろうし。

そう考えると、大学に近く、他国の留学生(大学周辺が多い)とも仲良くなりやすいというメリットは大きいと思うので、大学周辺に住むというのももっと積極的に考えていいように思う。家族づれの場合、奥さんが大学主催の英会話教室に通うと言うことが一般に行われているが、大学が近いと結局そちらからもメリットがある。

なお、ミッドタウンに比べると物価も安い気がするが、これは10ブロック違うと結果が違うし、生活スタイルによるところも多いので、一般的ではないかも。

その他の条件は人それぞれな気がします。いろいろ情報を集めてみてください。

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