2007-03-24

Word: 文字の書式変更(太字・イタリック・下線)

太字:ctrl + b
イタリック:ctrl + i
下線:ctrl + u


今回は、ワードで文書を書いていくとき、文字の見栄えを変更するためのショートカットです。何回か連載していきますが、今回はほんの導入。

太字

文字を選択の上、Ctrl + b を入力すると、太字になります。英語のbold (ボールド)に対応してbですが、日本人にはただ覚えるほかありません。

イタリック

日本風にいうと斜字体ですね。斜めになっているもの。これは、文字を選択の上、ctrl + i。control (コントロール)+ italic のiですね。

下線

ctrl + u。underline (アンダーライン)のu。同様に文字を選択してctrl+uを押せば作動します。

太字・イタリック・下線は、ほとんどの人がショートカットで作業している、ショートカットの王道です。もし、ショートカットを使っていなければこれを機に使ってみてください。

ところでちょっと研究。

上記では書式を変更したい文字を選択の上、作業してくださいと記載しています。これにより選択している文字の書式は完全に変更されます。パソコンで文字を打っていく場合には、まず、文字をすべて打ってしまって、それから編集するのが便利であるといわれているので、その方式による場合、上記方法で問題ありません。

ただ、長文になる場合や、授業中に同時進行的にノートを取っていく場合、あらかじめ書式を決めてから文字を入力していく方が何倍も便利な場合もあります。そのようなときは、これから入力をしたいところにカーソルをあわせて、何も選択していない状態で、Ctrl + b等を入力してみてください。次から入力される文字は、書式変更済みのものになります。(入力直前の書式変更

ここで、注意すべき点を2つほど。(Tips)

(1)まず、カーソルのある箇所で入力する文字の書式はカーソルの直前の文字の書式がそのまま利用されます

従って、太文字の後ろに入力する文字は太文字、通常文字の後ろは通常文字。

この原則を一瞬だけ覆すのが、入力直前に行う書式変更。これはあくまで仮の処理なので、なにも入力せずにカーソルを動かすと、消えてしまいます。

入力したい箇所(場所A)でctrl + bを入力し、文字を入力せずにカーソルを移動した場合(場所Bに移動)、(場所Aにおける)先ほどのctrl + bの効果は失われてしまうということです。もう一度カーソルを場所Aに戻してみてください。上記ツールバーの「b」が押されていない状態(太字設定ではない状態)になってるのが確認できると思います。

(2)次に、段落の書式設定について。

段落とは、エンター「↵」の次の文字から次のエンターまでの一段落。これは常に意識した方がいいので、画面上表示しないという設定になっていれば、表示する設定に変えましょう。操作は以下の通り。「ツール→オプション→表示→編集記号の表示」において「すべて」にチェックを入れてください。今後、すべての編集記号が表示されていることを前提に話をします。

このエンター「↵」も文字なのですが、これはちょっと特殊な文字です。従って書式との関係も特殊。すごく複雑な動きをするのですが、基本的には、エンターの直前の文字の影響を受けるが、それだけではないとだけ覚えておけば足りると思います。ここだけ動きが変わっているということです。


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