スモークサーモン
今週のマイブームは、トーストのサーモン乗せ。
先日イタリア人の友人の家によばれた(アカデミー賞をみんなで集まって見た)際に食したのが気に入って、その後ちょくちょく食べている。
サーモンは元々好きな料理である。日本の塩鮭というのは、個人的に塩がきつすぎるのであるが、スモークサーモンの脂は甘党の僕にはいい感じ。ただ、食べ方は主に、そのまま食べる、オードブル・酒のつまみというくらいしかしていない。要は袋を開けてそのまま口に運ぶだけ・・・。オリーブや野菜を買ってきてサラダにすることもできるそうだが、新鮮な野菜を家で食べるのは難しい。何せ気が向いたときしか料理をしない以上、いくら新鮮なものを買ってきてもなかなか新鮮に食べることはできない。大量に売られているのでアメリカに来てしばらくかったりもしていたが、そのまま食べるのは結構飽きるし、体が冷える。いきおい、自分の中では、外(外食)での食べ物という扱いになっていた。
今回、友人邸では、まず最初にチーズ・ナッツ等が出てきた。その間友人がトマトスパゲティを作ってくれて、食事としてそれを食した。
その後出てきたのがサーモン。「サーモン食べるか?」ときかれyesと返事したものの、どうやって食うかは特に考えていなかった。トーストと一緒に出てきた際も、どのように食べるかはまだわかっていなかった。
彼はサーモンをトーストにのせておもむろに食べ始めた。要はトーストにサーモンをのせてその他何もつけずにくうという、男の料理であった。さすが、冷たい乾いたサンドイッチをそのまま食う国!と思いながらも、とりあえず従ってみる。おいしい。そのまま食べると若干きつすぎる塩味と油がいい感じで中和されていて大変おいしい。一度で好きになった。オードブルで、クラッカーみたいな固いパンの上にのせて食べることは知っていたが、家で食べるには普通のパンの方が家庭料理な感じがしていい。
我が家で自分で作る際には、ドレッシングを買ってきてそれを小皿にたらし、サーモンをドレッシング皿→トーストの順で旅をさせ、口に運んでいる。いまこれを書きながら食べているのであるが、やみつきになりそうだ。サーモン・ドレッシング・食パン(冷凍させる)のいずれも賞味期限にうるさくないのもいい。
ぜひ、家の常備品としておすすめしたい。
なお、今回のイタリア人の友人(男)は、彼女と同棲しているのであるが、食事の準備は、簡単なものとはいえ、全部彼がしているのは大変印象的であった。日本では料理ができる男というのが、雑誌で取り上げられるようなことがあったが、世界では既にそんなものは雑誌のネタにはならないのかもしれない。
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