2007-03-30

出国準備 F1/F2 ビザ取得

現在の米国留学に当たりもっとも気を遣うのがVISA。

通常は、F1ビザを手に入れ、留学に望む。独立のビザ資格を取得しない家族がついてくる場合は、家族用のF2ビザも手に入れる。

昔は面接を必要としなかった(いきなり行って、書類を投げ込むだけだった)F1・F2ビザも(9.11後の)今は面接が必要で、大使館・領事館の面接日を予約して面接をする。東京の大使館は、混んでおり、面接の日を入れるのが大変なうえ、当日も建物の周りや中でずいぶんと待たされる。所要時間はだいたい昼前後までが通常。ただこれは延びる可能性があるので、仕事をちょっと抜けていく、または遅れて仕事に行く場合は、余裕を持っておくべき。

経験上、面接は朝一に入れてしまうのが良く、それが無理でもある程度早い時間がいいと思う。細かいシステムを運用しない米国の象徴のように、9時の人も9時15分の人も同じ列に並ぶ。9時15分の人が先に入り口にたどり着けば再起に処理されることになるので、あまり待ち時間というやつが関係ない形となっているのだ。

質問官は、日本語を話せる人もそうでないひともいる。従って質問が英語になる場合もあるが、あまりひるむ必要はない。まだまだ日本。日本人が英語ができないことが十分にわかっている担当官しかいないと思う。

ポイントとなるのは5年のビザをもらうこと。
1年ビザと5年ビザがあるのだが、何もしないと、どちらに割り振られるかは運。
1年だと、バーの直前にいらぬ心配をしないといけなくなるので、2年留学を考えている人、米国は(または留学自体)1年だがバーの受験を考えている人は最初から5年をくれと言うのがいい。ビザは年々厳しくなる方向で、よくわからないタイミングで勝手に扱いをかえられたりするので、最初から5年をもらっておくのが一番。
私は最初1年で出されたが出国直前で取り直して5年とした。2年目研修予定というメールをプリントアウトして説明して5年に変えてもらった。これで通るのであるから、2年目研修予定というので足りるのだと思う。

ビザについては日本で活動しているビザ取得専門米国弁護士という人たちが事務所に解説にいらして散々脅された。5年より1年が簡単という話をしていたので1年としたが、印象としては5年も1年も変わらない感じ。ロースクールの信頼感というのはやはり相当にある。お金も積んでいるのを見せるわけだし。普通にやっていれば大きな心配はないと思うので、5年を目指すべきである。(記載の趣旨は、自己の1件の経験を伝える点に尽きます。専門でもなんでもなく、思うだけなのでこの記載をもとにもめられても責任は持ちかねます。あくまで自己責任でお願いします。)なお、いろいろな書類を補足説明書としてつけて提出するという技は当初ここで教わった。その意味では来ていただいた意味はあった。なお、その後ネットで他にも記載が確認できたので、一般的な情報と理解し、ここに記載している。

その他の書類としては、お金があること(残高証明)、事務所のサポートがあること等の書類を添えた。大学からの書類(I-20の前提書類)も添える。いずれも自分以外が発行する書類であるので、日程に余裕を持って行動する必要がある。

大体1週間から10日くらいでビザが添付されたパスポートがかえってくる。名前等重要な情報が間違っている場合があるとのことなので要確認。米国は、自分が間違った場合も、担当官は容赦なく、入国者を責め立てる。英語で説明しないといけない上、入国時にもめるのは大変おっくうだから、ぜひ確認して間違っていれば訂正しておくべき。おそらく再度並び直ししかないのかなと思うが・・・ (要確認)

最後にI20であるが、パスポートと同じく入国時には手元に持っておく。出国時に要求されなかったのをいいことにスーツケースに入れておいたところ、入国時に別室行きとなってしまった。長時間のフライト(しかも私はエコノミーであったので)のあとアラブ人ばかりの別室へ連れて行かれて数時間待たされた上、横柄な係官にこづき回されると、留学初日からけちがついた気分になるので要注意。

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