Word: 文字の書式変更(フォント選択・文字書式全般・書式の解除等)
若干マニアックかな・・・
フォント:ctrl + shift + f
フォントの拡大:ctrl + shift + >
フォントの縮小:ctrl + shift + <
文字書式全般の変更:ctrl + d
書式のすべて解除:ctrl + space
英文字の大文字小文字変更:shift + f3
Tips
f4の使い勝手
Escの使い勝手
フォント関係
今のフォント状態はどうみる??
Wordで文字を入力する際、インストールしたままの状態(default)では、日本語がMS明朝(マイクロソフトの明朝ですね)、英語がCenturyというフォントを使うことに設定されている。文字の大きさは10.5ポイント。これらの情報は、画面上部のツールバーに通常表示されている(表示されていない場合は、ツールバーを右クリック→書式設定)。
これらのフォントを変えたい場合には、通常、このツールバーのフォントの種類、大きさをマウスで変更してやればいい。ただ、英語と日本語を混在する形で記載していくと思いの外フォントを変更する機会が多い。そういった場合は、フォント操作のショートカットになれてしまうのが一番。
フォント操作のショートカットは実はたくさん種類がある。今回は、そのうち5つだけ紹介します。
1.フォント選択:shift + ctrl + f
shift + ctrl + f (fontのf)を押すと、通常MS明朝(またはCentury)と表示されている箇所にカーソルが動く。 その後のキーボード操作は以下のような感じ。
① 一覧から選択 F4
ここでの操作はf4。Windowsではf4は結構使える。何に使うかというと、このような一覧表(プルダウンメニューという)をウネーって動かすため。IEでネットサーフィンをしているときも、f4を押すと、上部のURL(アドレス)欄のプルダウンがウネーって動く。
今回の場合、フォントの一覧が表示される。この作業は10秒近く待つこともあるが気長に待っていただきたい。一覧が展開されたら、その中で上下(↑↓)で表示したいフォントを選択してエンターキーで選択する。
② フォント名の直接入力
実は、この選択、名前がアルファベットで始まるものの場合は、頭文字を入力するという方法も使える。ためしに、法律文書でよく使われる”Times New Roman”という書式を選択してみる。
まずは、shift + ctrl + fでプルダウンに到着。
そこで(日本語入力モードになっていない事を確認の上)、t(times new romanのt)を入力。
すると、他のTから始まるアルファベット順で上に表示されるフォントが入っていない限り、times new romanが選択される。あくまで外人には直感的に使えるようになっているのである。
③ フォントの大きさ変更 F4/数字入力
このフォント欄で、tabを押すとフォントの大きさ(当初10.5と表示されているところ)に、カーソルが移る。ここで数字を入力するか、F4でフォントのサイズを入力するかすると、フォントのサイズを変更することができる。
一覧を見ると、10.5より小さいのは、10, 8, 6となっている。一覧表から選択する際は、この一覧表にある数字しか選べない。
しかし、数字を入力するときは、これ以外の数値を入力することもできる。たとえば9と入力すると、フォントの大きさは9になる。
④ その他アイコンを選択 Tab
さらにtabを何度か押すと、その横のBold, Italic, Underlineなどのアイコンにどんどん焦点が移っていく。これらをここから選択することもできる。選択したい場合は、スペースキーを押す。
⑤ キャンセル Esc
何か変更しようと思って、カーソルを上に持って行ったものの、何もしたくなかったということがある。そんな場合は、Esc。Escape(エスケープ)で逃げちゃいましょう。もとの本文にカーソルが戻ります。
ちなみに、このEsc。結構いろんなところで使えます。「~します。いいですか? はい・いいえ」といった答えで「いいえ」を選択したい場合もEsc.
また、ブラウザでネットサーフィンをしていて、なんだか表示されないからもういいや、キャンセルってときもEsc.
とにかく何か、「やめ」っておもったときは、EscでEscape。逃げ出しましょう。外人には直感的だと思いませんか?
tabで移動、spaceで選択、Escでキャンセル。(Tips)
2.フォントの拡大縮小 ctrl + shift + >・<
上記のように、上のツールバーから変更することもできるフォントのサイズですが、これは変更する機会が多い。ということで、直接フォントのサイズを変えるショートカットです。
フォントの拡大:ctrl + shift + >
フォントの縮小:> ctrl + shift + <
いずれも、フォントの一覧で表示される数字が上下します。従って10.5ポイントから1つフォントを縮小すると、10、2つで8になります。
3.文字書式全般の変更 ctrl + d
こんな個別なのではなく、文字書式全体を確認・変更したいという場合もあろうかと思います。また、変わった書式設定はどんなものができるか確認したいというのもあるでしょう。そんなときは、以下。
文字書式全般の変更:ctrl + d
これで、上のメニューでいう、書式→フォントと同じ画面が表示されます。隠し文字も、上付、下付も完璧ですね。
4.すべて解除 ctrl + space
いろいろ書式をいじりすぎた。すべて解除したいというときは、ctrl + space。 これで見慣れた、MS明朝・10.5ポイント・黒字が戻ってきます。
5.英文字の大文字小文字変更 shift + f3
ちょっと変わったところで、英文の形式変更。たとえば、car→Car→CARと英文では、3形式大文字小文字の組み合わせがありますが、これをいちいち入力して訂正していたのではタイプミスのもと。ショートカットで作業しちゃいましょう。
英文字の大文字小文字変更:shift + f3
一度押すごとに、car→Car→CARと順次変わっていきます。 これは、メニューで言う、書式→文字種の変換、のうち英文のみに特化したものです。全部を見たいときは、書式→文字種の変換(ショートカットでいうと、alt + o→eですね)がいいと思います。
いろいろやりましたが、必要に応じて使いそうなものから覚えていくのがいいと思います。 ちょっとだけ覚えたいというときは、ctrl + d と ctrl + space。何のことかわかりますよね?
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