2008-02-14

ファンタジーベースボール(ドラフト)

さてさて、誰にも真剣に読まれないことを承知のこのコーナー、今日(今月、となるおそれもあるがそれはさておき)は、ドラフト戦略について。


前提として、Yahoo! (US)のパブリックリーグ(Rotisserie) のルールを念頭に置いています。ルールについては昔書いた(はず)なのでそちらをご覧ください。

選手は大量に表示される(1000名くらい)のですが、実際にドラフトされるのは12*21の252名。そんなに多くはないです。

各チーム9名の野手(DH込み)+5名のローテーション投手+押さえというこのルールで必要になる選手を考えても、大体450名くらいレギュラーでいるのですから、そのうちの上澄みだけ取って有名選手で遊ぶことになります。

とはいうものの、日本人は相当のマニアではないかぎり、初めてゲームをやるときに250名以上の名前(と成績)を知っているはずもありません。ここら辺は諦めが肝心。

昨年一応遊んだ経験から、もし、今年始める人がいればなんらか足しになればと思い、書いておきます。

感覚的に、RP(押さえ・depth chartでみることが可能。それ以外の中継ぎは一切不要。)はたりない。各チーム3-5名の押さえを獲得したいところですが、大リーグ全体でも30名程度しかいないため、全員の欲求を満たすのは不能。したがって、率系へのインパクトの小ささを加味しても、取りに行く必要があり。

SP(先発)は後からでも取れる。なんせ150名近くいる中の50-60名くらいしか使わないのだから。基本的に三振奪取率が必要。あと、思いのほか勝ち星。押さえるかどうか(ERA、WHIP)は運だと。無論防御率などが毎年毎年ほとんど同じという安定した人は、それに頼ってもいいと思います。

野手もレギュラーが大量に落ちている(レギュラーのうち4割くらいしか使わない)。ただファンタジーに使えるのって基本的に各チームのクリーンナップか1番打者だけなので攻撃数値的にどうしようもないレギュラーも多数。昨年のロイヤルズとか、メッツの下位打線とか思い浮かべて見てください。下位打線は目も当てられない。

人材的には、今年は1B,2Bは豊作、SSは上位を逃すと結構大変、3Bはいるといわれるが個人的にはいないように思われる。また、OFはいないといわれるが、いると思うという感じか。多分自分がほしいタイプの選手と一般にいいといわれる選手に若干ずれがあるからと思われる。Cは当然ほとんどいない(逆に誰も稼がないので稼がなくていいと考えることも可能)。HR/SBが必要なのは当然として、以外に要注意なのがR/RBI。弱いチームの主砲って、結構これが稼げないのよ。3割30本打ったときに、強いチームだと、110・110くらいいっちゃうのに、弱いチームだと80・80どまり。数字が大きいし盗塁とかに比べて何倍もある人とかいなくて、なんとなく差がなく取り返せそうな気になるが、なかなかどうして。

日本の感覚と同じで、1B, 3Bは打つが走らず、2B,SSは走るというのがイメージ。ただもちろん例外もおり、日本以上に2B,SSでも振り回す人は多い。走行守あるひとが守備負担を考えて外野転向というのがあるように、5tool(R/RBI/AVE/SB/HR)すべてある人が一番いるのが外野。特にHR・SBの両方そろっているのは。ただ、以外に外野手(かつHR/SBある人)のR/RBIというのは弱い気もしている。

目標とする数値としては、900R,900RBI,150SB, 200HR, .300AVEが攻撃ポイントで11,12をとるために必要な数値。投手系は90W,120SV,1100K,3.7ERA, 1.26WHIPでおそらく11,12ポイントとれる。結構ドラフトの参考になるよ。ドラフト段階で見通しがこれに達するのはありえないと思うけど、上位ピックのときにどれくらい貯金ができているかというのはこれで確認できる。なんせ一般にトレードはそんなに活発ではないから、どれだけトレードしなくていいポジションを作ることができるかというのがひとつ目標かと。

ランキングは各サイトさまざま。ルールが違うからというのもあるが、今年どれだけ活躍するかという見方がぜんぜん違うというのも大きいと思われる。今年の予想成績を公表しているところも多数ある。

今年は最初から相当数の選手を知っている以上、考えて動くことにして、あまりadd/dropをしない、ひどいトレードをしない、(要は選手に愛着を持つ)というのが目標です!!

というかこのスタイルになれないと日本に帰ってからも継続して遊ぶことがむつかしそうなので。

友人に送ったメールをもとに、ちょちょっとなおしたもので、久々のエントリの割には文章の質がいまいちだなぁ。。


No comments: