2008-02-29

08ドラフト13 クローザー祭りの構造

クローザーはポジション内で相対的に価値があるという構造と異なり、絶対的に価値があります。これを失うとまったくだめという。こういう選手が必要な場合の希少価値というのはどういう風に働くのでしょうか。



最初に書いておきますが、クローザーが相当必要となるのはRotisserieです。H2Hではその場しだいですし、先発投手を回すということになれば、そこまで数が必要なくなり、自然FAにもクローザーが落ちていますので、力学は異なります。というわけで、ここではRotisserieのみで。

ポイント対象部門で一番特徴的なのはセーブ。クローザーしか獲得できないためです。勝利のためには120セーブくらい必要といわれています。年間50セーブする人は基本的にいないので、要は少なくとも3名、できれば4名クローザーは獲得したい。ただ、クローザーは各チーム1名なので、12名で30チームのクローザーを競うとひとり2.5名しかはいらず、全員不足となる。従って、これは競争というのがクローザー希少価値の構造。

もう一つ頭に入れるべきは、クローザーの貢献度の低さ。セーブポイントでは絶対的な貢献をするクローザーもほかの部門では貢献度が低い。ほかの部門は勝利数、奪三振、防御率、WHIP(1イニングあたりの出塁率みたいなもの)ですが、これはいずれも先発投手1名の方がクローザー1名より貢献する。勝利数は、先発投手の稿でまた書きますが、打点・得点と同様外部事情が入りすぎるので、当初のドラフトでは昨年の成績だけ見ていてもよくわからない。比べるべきは残り3つなのですが、これはいずれも投げるイニングが項目全体及ぼす影響というのが大きい。奪三振は積み重なる数字ですが、数字が大きいこと、試合数ではなくイニング数で管理されている投手は「回す」(ランクの見方参照)ことができるために、率と同様に考えることができます。とすると、率の特性として、分母で存在感が決まるので、クローザー(通常60イニング)の質は、先発(通常200イニング)の3倍の1の価値しかないという結論になります。

従って、クローザーであることは重要であるが、その質は重要ではなく、貢献度も低いということになります。

従って、ここでは、クローザーの能力(頭文字が一緒であることを生かしてCを使い回します。笑)と、クローザーがとれていないときの喪失感を表すために、C(4)とかいう表記を使うことにし、チーム合計値を出すときに、Cがとれていないチームは0を、とれているチームは1をかけてチーム合計値を出すという事にします。

前回同様に、X、Y、Z(リーグの残り全部。10名ですね)でドラフトをするとします。7名指名することにし、ドラフト1位では、能力12を、2位では11を・・・とれるものとし、それぞれの順位内では無限に存在するものとします。指名順は、奇数順位はX->Y->Z、偶数順位はZ->Y->Xの順番で行われるとします。

この場合に、XはCをいつ指名するのがいいのか?
答えは簡単ですね、最初です。YZも合理的に指名した場合、以下のようになります。

ラウンド

X

Y

Z

C(4)

12

12

(Z->Y->X)

11

11

11

10

10

10

(Z->Y->X)

9

9

9

8

8

8

(Z->Y->X)

7

7

7

6

6

6



それぞれ合計値は、Xは55、Yは0(62*0)、Zも0となります。

ラウンド1を終わった時点では、ほかのチームより8点も負けているXですが、ほかのチームはクローザーを指名できないので、最終的には逆転します。この計算式ならクローザーが1名しかいないならどんなに能力が低くても常に最初に指名すべきということになります。

では、クローザーがC(4)、C(3.9)の2名いる場合は?
本来C(3)でもいいのですが、クローザーのイニング数の少なさは、各クローザーの能力のさも一緒に圧縮するので、小数点で示した方が現実的だと思い、小数点にしてあります。

これも、X、Yが最初に指名して終わりです。Xは次のドラフト順は6番目なので、最初を逃してYZにとられたら終わりですし、同様のことはYにも当てはまるからです。この場合、Xは55、Yは54.9、Zは0(62*0)となります。今回もめでたくXの勝ちですね。

次に、クローザーがC(4)、C(3.9)、C(3.8)の3名いる場合は?
これは、X、Y、Zがそれぞれ最初にクローザーを取得します。ただZだけ2巡目に持って行けるのですね。その結果、Xは55、Yは54.9、Zは55.8となり、計算上はZの勝ち。

ただこれは前提の置き方次第で、実際はZは1巡目の最後と2巡目の最初を同じ時に指名するので、不合理な結論。以下は、2番連続で指名できる場合は、上のラウンドでクローザーを指名しないといけないというルールの下検討します。

このルールに従うと、Xは55、Yは54.9、Zは54.8となりXの勝ち。

では、クローザーがC(4)、C(3.9)、C(3.8)、C(3.7)の4名いる場合は?
実際上はファンタジープレーヤー12名以上にクローザーがいるので、この場合に当てはまります。この場合が、結構興味深い結果になります。

まず、例外的に全員が、自分も相手も常に「自分のチームの合計値を高めるという観点から」合理的に動くことを知っている場合、全員最後にクローザーを指名することになるわけです。ただ、本当に冷静で、数値も見えているこのゲームの場合、この合理性は勝という合理性とずれがち。たとえば、今の設例だと、YZは負けを最初から知るので、上のランクでクローザーの独占をしようとする。自分の点も低くなるが、クローザーなしの人を作ればその人が最下位になり、自分の順位が上がるし、もし、4名とも独占できるなら自分がトップとなるからです。よって、数値が見えているこのゲームでも、最初の信頼とか合理性の前提というのは実は成り立ちにくいのではないかと思います。

通常の場合において、ポイントは全員が自分は合理的だが他の人はどう動くかわからないと考えること。別に人を嫌うという話ではなく、純粋に知り合い同士でやっていても、初心者がどう動くかも、特定チームのファンがいつ趣味に走るかもわからないわけですので、ふつうはどの環境でもこの状況になりやすいです。

思い出してほしいのはドラフト順と、クローザーの能力の低さ。「クローザーは絶対必要だけどできるだけ後の順位でほしい」これがドラフトの際の心理状況となります。チキンレース!!

この場合は、Yが有利となります。

ラウンド

X

Y

Z

C(4)

12

C(3.9)

(Z->Y->X)

11

C(3.8)

11

10

10

10

(Z->Y->X)

9

9

9

8

8

8

(Z->Y->X)

7

7

7

6

6

6



Xはドラフト順が、1番、6番、7番、8番となります。したがって、1番でクローザーを指名しない場合、2順目の6番のときにはもうクローザーがいない可能性があります。クローザーがいないということは即負け決定という設定ですので、この危険を冒すことはできない。したがって、1順指名はC(4)です。残りクローザー3名。

Yは2番、5番のドラフト指名です。1巡目にクローザーをスルーしても、Zが指名できるのは2名のみ。C(3.7)はいずれにせよ手に入ります。従ってクローザーはスルー、ふつうにその他を指名。

Zは指名順は3番4番の次は、9番で、この機会を逃すとクローザーがいないので、クローザーをとる。上記ルールに従い1巡目にクローザーを指名します。残り2名。

Yは、残りクローザーをスルーして、万が一Xが不合理にC(3.8), C(3.7)の2名を追加で指名した場合クローザーを一人も指名できず、(X41.7、Y0、Z54.9)負けになるので、このリスクを避けるべく2巡目にはC(3.8)を指名します。

この能力設定では、C(3.7)は、能力の低さから指名されないという結論になります。

その結果、X55, Y55.8, Z54.9でYの勝ちとなります。

何を示しているかというと、ドラフトでのクローザー連続取りという心理状態の影響を受けにくいのは真ん中だということになります。端っこは次の指名がずっと先なので、どうしても希少価値を必要以上に高くとる必要が出てくるのです。指名順後が不利というのはスーパースター等をとれないというレギュラーを取りに行くという観点のほかに、希少価値を取りに行くという観点からも不利で、2重の不利益を被ります。実力が拮抗していると、ドラフト順というのは結構大事になってくるはずです。特にYahoo!の単純なドラフト順の場合。

これを回避するにはXはどうするか。「クローザー祭りだ、みんなでこのラウンドクローザーをとるぞ!」とあおるわけです。もし、Yも1巡目でとればXが勝つのは見えてますので、クローザー祭りは最初に指名をし、あおる人のためにある。あおられる必要はない、というのがここの結論になろうかと思います。

ま、前提の置き方次第というのはありますが、去年遊んだ感覚からすると、個人的にはだいたい上記の数値くらいで違和感はないですね。

最後に、VWXYZの5名で(1巡はこの巡、2巡は逆・・・で)指名するときを考えてみます。クローザーは人数に応じて、C(4)から0.1ずつ減らした人数までいることにします。

1-5名の時は当然全員が1巡指名→Vの勝ち
6名の時は、Yだけ2巡指名→Yの勝ち
7名の時は、YXだけ2巡指名→Xの勝ち
8名の時は、VZは1巡指名、YXが2巡指名、Wが3巡指名→Wの勝ち

最後のだけ表にしてみましょう。
同様に皆、自分は冷静だが、周りはもしかしたら不合理?という心理状態。

ドラフト順

V

W

X

Y

Z

1巡目(V->Z

C(4)

12

12

12

C(3.9)

2巡目(Z->V)

11

11

C(3.7)

C(3.8)

11

3巡目(V->Z

10

C(3.6)

10

10

10

4巡目(Z->V)

9

9

9

9

9

5巡目(V->Z

8

8

8

8

8

6巡目(Z->V)

7

7

7

7

7

7巡目(V->Z

6

6

6

6

6




クローザーは、C(4)からC(3.3)までの8名。そのうち5名が指名されます。

Wがチキンレースで最下位になるのを避けつつも、勝つという風に考えるならば、Wは3巡目まで待つのが正解。この結果、V55, W56.6, X55.7, Y55.8, Z54.9となり、Wの勝ち

ただ、ZYXとクローザー指名が続いて事実上のクローザー祭り状態になったときに待てるか。待てなければXYには勝てません。Wは55.6になっちゃいますからね。

では、クローザー祭りというかけ声はどこで効くか。

上の表では、最初にクローザーを指名しないといけないVはその不利を知っているので(実際は上の設定ですらやはり指名順下位が不利でZが不利なんですけどね)、号令をかける価値があります。ただ、WXYZが超合理的であるという場合以外でも、ある程度の合理性があれば、まだ7名いるしと思い、このかけ声にはさすがに引っかかりません。従って、Vの声は無視されやすい。

では、Zが号令をかけた場合はどうか。号令をかけるか否かにかかわらずYZはとるわけです。彼らもWを引っかけたいという欲求はあるのが合理的なので、「僕もとった!とか言いながら」とってやるわけです。

その場合に、本当にWは待てるのか、というのがクローザー祭りの祭りといわれるゆえん、逆に言うと怖いところではないかと思います。一種の昂揚になって指名しちゃうんじゃないかと。特に最後の2名のクローザーがC(3.4), C(3.3)とかではなく、C(1), C(1)とかになると、WはVの不合理な行動(さらにクローザーを2名指名)があった瞬間3巡目指名でもXYZ勝てなくなる(V37.6, W54, X55.7, Y55.8, Z54.9)ので、自分は冷静でもXが昂揚しちゃうか?とか考えだし、結局2巡目でとってしまうということはままあることじゃないかと。

ま、実際は、こんな単純な数値ではないですし、人数も違うのでしょうが、一種の昂揚を説明するとこんな感じでしょうか。

クローザー祭は、成立すれば、続きの最初に指名した方が得です。

これを最後に若干別の観点からの説明を加えてこの稿のシメとしたいと思います。

それは、Yahoo!のランキングをどの程度信じるかということです。特にポジションと部門まで違うもの同士。例えばクローザーと野手、先発と野手の順位付けはあれでいいのか?ということ。

この疑問は常々あるのですが、もし、あのランキングを今年の活躍と希少価値を反映したOrankはともかく、実績値についてはポジションを越えて反映しているとし、Orankもその人が作っているのだから、その順が一番チームへの貢献度順になっているはず、と思うならば余計にクローザー祭りに参加するのはまずいことになります。

クローザーのランキングというのは、野手が間に交じる関係上相当間が空いています。昨年の実績を見てもランクは相当離れている。だから、ランクということで見た場合は、祭りの末尾になればなるほど、無理矢理相当後の指名の人を指名しているということになり不利益が高まるのです(たとえば40位でOrank60の人を指名すると、次は41位でOrank80の人を指名するというように)。上のC(3.6)とかの数値くらいの話ではなく、ランキングでは本当に50番とか。真のランキング信奉者になればなるほど(初心者は信奉者からはじめるほかないです)、祭りに加わる(祭りをおこしにかかる初心者はいない)のは不合理という結論になるのですね。初心者にはつらい結論です。あれはいじめだと思います。

というわけで、私は、あおっての祭りというあおりは、基本的には自分からはしないでおこうかなとおもっています。



08ドラフト12 希少価値と指名順位

希少価値のある人は本来の実力よりも上位のラウンドで指名すべきということが言われます。これはどういう事なのでしょうか。



ポジション内で優秀である人が少なく、優秀な人とそうでない人の差が激しいとか、そのポジション自体の少ないといった場合、その優秀な人とか、そのポジションの人というのは希少価値のある人ということになります。一般に言われるのは、そのポジション内での優秀さとして一部C、そのポジション自体の少なさの例ではRP(クローザー)ですね。でも、実際は、ランキングと人数分布の一般的関係(上位はたいがい1ランク違うと結構実力が違うが、下位は非常に接近している)を考えると、どのポジションも上位は相対的に優秀で希少価値が高いともいえます。

ここでは、Cを例にとって考えてみます。Cに2名だけ能力が傑出したひとC(10)がいるとします。後は全部C(1)。括弧内は能力値ですね。

いま、X、Y、Z(リーグの残り全部。10名ですね)でドラフトをするとします。7名指名することにし、ドラフト1位では、能力12を、2位では11を・・・とれるものとし、それぞれの順位内では無限に存在するものとします。指名順は、奇数順位はX->Y->Z、偶数順位はZ->Y->Xの順番で行われるとします。

この場合に、XはCをいつ指名するのがいいのか?
前提は「全員が自分は合理的だが他の人はどう動くかわからないと考える」という信頼関係がない、契約関係ではなくフリーマーケットの状態にあることです。

答えは簡単ですね、最初です。YZも合理的に指名した場合、以下のようになります

ラウンド

X

Y

Z

C(10)

12

12

(Z->Y->X)

11

11

11

10

10

10

(Z->Y->X)

9

9

9

8

8

8

(Z->Y->X)

7

7

7

6

C(1)

C(1)



それぞれ合計値は、Xは61、Yは58、Zも58となります。

ラウンド1を終わった時点では、ほかのチームより2点負けているXですが、ラウンド7でほかのチームがC(1)を指名しなくてはいけなくなるので、最終的には逆転します。これがXが希少価値のあるC(10)を最初に指名する意味です。なお、YZはC(1)を先に指名すると合計値がそれだけ下がるだけなので、最後まで指名しない。Cの上位候補と下位候補に典型的に見られる図式です。

なぜXは1位指名と決めることができるのでしょう?

それは、C(10)と1巡目指名の人の実力の差が、7巡目指名のひととC(1)の差より大きいからです。C以外の人をtと表すことにすると、

t(12)-C(10)<t(6)-C(1)
つまり2<5

この関係が成り立つからです。

この場合、Xは1巡目で2のプレミアを払ってキャッチャーを取りに行ったということになります。


では、C(10)がC(6)であった場合は?

この場合は、指名すべき順位にいる人の実力α(うーん、すでにXを使ってしまっている自分の浅はかさを思い知る思いだ・・・書き直すのはめんどくさいが)は以下のように求められます。

t(α)=(t(6)-C(1))+C(6)
  =11

よって、2巡目ですね。

2巡目にC(6)を取得できた人が、一番最高得点になります。
C(6)を2巡目に取得できた人の合計値は12+C(6)+10+9+8+7+6=58,
その他の人の最大値は、12+11+10+9+8+7+C(1)=57

ここで、Xのジレンマが発生します。実際のドラフトでのじりじり感ですね。

Xは1巡目は最初に指名できるのですが、2順目は最後なのです。最初にC(6)を逃すと、ZにC(6)をとられてしまい、Zが58に、XYは57にしかなりません。

一方、最初にC(6)をとると、Xは57になるものの、これでは他の人に勝てない。全員57になっちゃいますからね。

この場合、ドラフトだけでは解決できません。Xは引き分けねらいでC(6)を1巡指名するのが最善の手であることは間違いありませんが、それでは、最終的に「勝ち」とはならないからです。他の要素も考慮するべきなのは明らかですね。

具体的には、C(2)以上が出てくる可能性(希少価値の減少)が一番最初に考慮されるべきで、あとは、t(12)の能力の安定性、C(6)の能力の安定性などが考慮される必要があるかと思います。

実際には、プレミアを払うかというのは、このようなわかりやすく引き分けという場合以外も常に考慮されます。

08年の1巡目でわかりやすい題材は、キャッチャーとかではなく、実はサンタナではないでしょうか。彼だけ投手の1巡指名候補だからです。実際のあてはめはもっと複雑ですが、簡単に上の式に沿って個人的感想を。

私個人的には、サンタナの防御率・三振率の安定性を非常に買っています(これは先発投手の稿をもし作ればそのときに書きます)。ただ、希少価値の減少の可能性が非常に大きいこと(先発豊富理論についても書ければと思っています)、t(12)に相当するほかの野手候補の安定性、C(6)に相当するサンタナの今年の安定性が少ないこと(トレードの結果はいつも見えません。これも機会があれば別稿)から、1巡目はないかな、と思っています。

ちょっとドラフトのジレンマは全部一気に書くと読んでわからなくなりそう(私の整理能力の限界)なので、稿を分けることにします。次は、プレミアの人が複数いる場合とクローザー祭りについて。


2008-02-28

08ドラフト11 有力新人は外野からやってくる

前までに書いているとおり、シーズン中はadd/dropにより、マークされていなかったけれど調子の上がってきた選手をとることになります。この選手がどのポジションに出てくるか、野手について考えてみました。


統計基準

どの基準によって、選手がのしてきたと判断するかは難しいところです。有力新人が昨年その片鱗を見せたということを持ってよしとするのか、昨年結果を見せたことが必要か、返り咲きのベテランは?など、裁量の余地がありすぎます。

出来るだけ客観的な基準をということで、06年の総合成績が100位より悪い人を基準に調査することにしました。どの程度成功したかという点では07年100位以内、50位以内というのを別にとることにし、その結果今年どう評価されているかというのをOrank50位以内、100位以内に分けて検討することにしました。

緩やかな基準

06年100位より悪く、07年100位以内か、08年Orank100位以内に含まれる野手の分類。例によって守備位置は現在可能な全て(今年のコンバート先はまだ守れない)としているため、合計より実際の人数は少ないです。またこの中には返り咲き、故障の癒えた中心選手も当然含まれます。

C

3

8.1%

1B

6

16.2%

2B

6

16.2%

3B

3

8.1%

SS

3

8.1%

OF

18

48.6%

総人数

37

100.0%



明らかに外野に出やすいです。また、内野では1塁と、今年豊富とうわさの2B。

厳しいの基準

06年100位より悪く、07年50位以内か、08年Orank50位以内に含まれる野手の分類。

C

2

10.5%

1B

4

21.1%

2B

4

21.1%

3B

2

10.5%

SS

1

5.3%

OF

8

42.1%

総人数

19

100.0%



昨年獲得に苦しんだ3B/SSが苦しいですね。ただここまで1流となると、もはや運とも言います。

最も厳しいの基準

06年100位より悪く、07年50位以内かつ、08年Orank50位以内に含まれる野手の分類。

C

0

0.0%

1B

1

10.0%

2B

2

20.0%

3B

1

10.0%

SS

1

10.0%

OF

5

50.0%

総人数

10

100.0%



ここは完全に運ですね。でも、依然OFが多い。

というわけで、常にOFは半分近くを占めます。大体去年の感覚と同じ。

よって、add/dropはOFに期待するのが合理的ということになるでしょうか。前に書いたようにOFが一番HR/SB両方兼備というのも多いですので、HR/SBに期待してadd/dropするという戦略をとることとOFを狙うということは、相当な限度で整合的な戦略ということになろうかと思います。

なお、ここで注意を要するのは、上記06年が100位より悪い選手もたいていは07年のドラフトの対象となっているということです。特にもっとも厳格な基準などでは。ただ、それでも一般的にはOFのいい人が落ちている可能性が高いというのは変わらないと思います。それだけ母集団の大きさが違うと思うので。

有力選手の見つけ方

ひとつは、毎日box scoreと呼ばれる記録表を見続けたり、試合をテレビやネットで見たり、記事を読んだりして、事前またはいち早くに有力新人を見つける方法というのがあります。ただ膨大な時間がかかり、カジュアルユーザーにはお勧めできません。

もうひとつは、Ranksという、ランキング表の一覧を見て、今期、1月、1週間のそれぞれのランクをみてそれのいい人の中からこれはと自分で感じる人をとるというやりかた。これならあまり時間を取りません。

ランキングはどういう計算方法によっているのか開示されていません(少なくとも僕の知る限り)。ただ、普通に考えてどの部門にも同じ点が配点されているはずです。もしそうだとすると、volatilityのたかいHR/SBでの高得点というのは、ちょっと活躍すれば比較的簡単に得ることが出来て、ここでランキングの順位を稼いだ人がFA市場での上位(レギュラーとか一流選手は他ので稼ぐことも無論可能で、それでランキングを稼ぐタイプの人もたくさんいます)にランクされがちです。とすると、FAのうち月別・週別のランクを見ていていい人というのはほとんどHR/SBのいずれかはいいという状態なので、ランキングを使って手軽に今活躍している人をとるというカジュアルユーザーにも、HR/SBでギャンブルを繰り返すというのは無理のない戦略となろうかと思います。

ドラフト戦略への反映

以上を考えると、外野3名を高性能でそろえるより、内野の目処をまず立てるのが優先というのが合理的な考え方となります。無論、ある程度のバランス感覚は必要ですが、内野はadd/dropしなくていいポジションが3つくらいはほしいところですね。

今までの全ての話の流れからすると、上位指名は内野の5ツールがもっともよいということになりますでしょうか。


08ドラフト10 大リーガーは基本みんなマッスルだ(HR)

ホームランは結構下位でもいっぱい打てるので、軽視。


大リーグの醍醐味はなんと言ってもマッスル。力です。ステロイドともいいますが。日本に比べると本塁打の数というのがやたらに多い。その分投手の防御率は悪いんですけどね。

必要とされる本塁打の数は、最低200.250あればまず首位のようです。とすると全員20本打てる人をそろえるとそれで達成です。

前記盗塁の際の比較表でも明らかなとおり、毎年90人弱は20本塁打にいたり、ドラフト時に注目するpotential20HRの選手となると、もう相当十分な数になります。全員potential20HRにすると、まぁ、誰かはその年に爆発すると思いますので、add/dropをしなくても200HR に至る可能性は十分にあります。

また、ドラフト後のアップサイドとしてHR/SBというのは是非狙いたいところで、ここを狙ってadd/dropすると効率的であると思われるというのも前に記載したとおりです。明らかに長期不振のレギュラーというのはえてしているので、それを変えるだけでも大分違いますので、大体はHRのアップサイドというのはとって行くことが可能じゃないかと思います。

そう考えると、ドラフト直後に250本塁打去年打った人というのをそろえる必要は全くなく、逆に本塁打がちょっと弱いかなくらいなチームが最終的に勝ったりするのではないかと思います。良くドラフト上位でファーストを2名そろえているチームを見ます(私も1つ今年やりました)があれは、結構弱いとみています。実験でやって見るのはともかく、本気で勝負するチームでは避けたほうがいいのかなと思います。

本塁打が20本打てるクリーンナップは前述の打率要件(上位で300、下位で280)打てるということであれば、大体80,80の得点打点ラインは超える可能性を十分に秘めます。よって、こういうのからよさげなのを拾ってやるとそれで本塁打の必要要件というのは満たされちゃいます。周りの調子次第のところもありますけどね。

逆に大砲が必要になるのは、SBのためにpotential20HR選手ではない選手を指名したとき。大砲というのは、大砲としての成績が残せれば、R/RBIの爆発があるという状況ですので、potential20HRではないSB選手の不足部分(HR/RBI)を補うことが可能になります。ですので、上位でバランスのいい選択が出来なかった場合は、当然に考慮の対象となってきます。ただ、一般にはバランスを欠きやすく、上級者向けといえると思います。

大事なのは「キャッチャー、ショート等も含めて全員potential20HRを取れるか」です。結構難しいんですけどね。

驚くべきことに書くことはこれだけでした。

08ドラフト9 打点・得点は型を知るべし

打点・得点というのは、その数字自体よりも背景事情を加味して考えてやる必要があります。


打点と得点の仕組み

現在というか昔から野球というのはクリーンナップに打点がつくように打順を決めることが多いです。「1,2番に出塁率が高い人を置いて、この人に塁に出てもらう、それを、3,4,5番のクリーンナップが長打などを打って返す」、これが典型的な点の取り方です。6,7番以降は、守備の人、打撃がうまくない人、成長株などをおいたりします。

したがって、1,2、3番は得点が多く、3,4,5番は打点が多い仕組みになります。前後が強力になればなるだけ、打点と得点の両方を持っている人が増えてきます。メジャーの記事を読むと前後のprotectionがという話が出てきます。これは前後の打者に気をとられるとか、敬遠するか否かという点もありますが、ファンタジー的には、打点と得点両方取れるかという文脈でよむといいのではないかなと思ったりします。

これに加えて、得点力が高いチームは切れ目のない打線というのは、6,7番以降も結構打てる。これでどこからでも攻撃が始まり、どこからでも点が取れるようになって、全体の得点があがるわけです。

4番を取ってくると、守備の重複などで、結局6番くらいの人が抜けて、旧4番、5番がひとつづつずれるという形になることが多いです。本塁打は新4番と旧6番の差くらい増えたりするのですが、4番が本塁打で返した後はランナーがいないなどの事情もあり、新4番と旧6番の差ほどはチーム得点が増えないのではないかなと思っています。裏づけは取っていませんので単なる感想ですが。

これを踏まえると、チーム得点というのはトレードの要素を考えずに、数字だけ見て決めていいのかなと思っています。

打順について

そう考えると、当然打順というのが重要になってくるわけです。クリーンナップそれも3番か4番が望ましい。例えば、ソリアーノを例にとって見て見ましょう。ちょっと終盤のログを見ただけで怪しいのが難点ですが。彼は、05年にテキサスで5番を、06年にワシントンで3番を、07年にシカゴで1番を打っています。いずれもチームも違って、出場試合数も違うのですが、毎年、ホームランと盗塁を安定して量産しているという点では一致します。

この、得点と打点の比率は、05年が5番で得点102対打点104、06年が3番で119対95、07年が1番で97対70となっています。チームの得点力が違うので総合値についてはあまり傾向を取ることが出来ませんが、得点と打点の比率は明らかです。1番になると得点に偏り、打線があとになればなるほど打点に偏るのです。下位打線に多いキャッチャーが打点しか取れなくなっているのはこの理由によります。

したがって、普通は3番打者が1番いいですね。多少走れたりすることも多いですから。5番というのはえてして打点重視になってしまい、超強力打線のチーム以外、ホームラン・打率とそろっていても以外に得点が苦しかったりします。無論6番以降は打点・得点ともに苦しくなってきます。

監督の好みというのもあります。日替わり打線が好きな監督の4番より、打線固定の監督の4番の方が打点・得点はよくなります。一方日替わり打線の8番というのはクリーンナップを打つ可能性がある一方、打線固定の8番というのはどんなに活躍しても8番で、打点・得点というのはそんなに伸びません。ここは、結構要注意なのですが、所詮、本国ではないので情報の取り方、入り方が子供のころから育って英語ぺらぺらのアメリカ人に劣ります。ほどほどでいいと思います。

気をつけるべきは売り出し中の打者の打順です。大概は最初の1月くらいはどんなに打っても下位打線かせいぜい2番とかです。クリーンナップにはかなかならない。そのため本塁打・盗塁というのを相当稼いでいても、打点・得点というのは低くなりがちです。売り出し中の打者というのが何名かいる場合は、猫の目打線のチームを選べるといいのは言うまでもありませんがね。昨年売り出し中だった打者で今年クリーンナップに入っている人は、打点・得点の増加が見込まれます。06年新人だったオリオールズのNick Markakisが、07年に打点・得点ともに大きく伸ばした(72, 62から97, 112)のは昨年はクリーンナップに完全に固定されたというのが大きいと思います。その他の成績はそんなには変わってませんから。したがって昨年HRと盗塁をいい感じで伸ばしていて今年クリーンナップが見えている打者というのは打点得点で大きく伸びる可能性があるのかなと思います。

長打力について

打点というのは、読んで字のごとく打って取る点です。打てないと取れない。何を打つか。走者というのはランナーなしというのが一番多く、ついで1塁、その後2塁、3塁とだんだん減っていきます。2塁以降にいる可能性というのは結構極端に少ないはずです。

ヒットしか打てない打者というのは、3塁に走者がいる場合と、よくて2塁に走者がいる場合しか打点を稼げません。一方ホームランが打てる打者というのは、どこの塁に走者がいても、または走者がいなくても打点を稼ぐことが出来ます。本当は2塁だとかも関係するのですが、めんどくさいのと、パブリックの数字として出てこないので、カットです。

この違いは、非常に大きく、ホームランが1桁の先頭打者、2番打者は、特にチーム得点が少ない場合、極端に得点力のみあって打点がないという形になってしまいます。

ちょっと古いデータで恐縮ですが、比べやすいので、イチローの05年と06年の成績をみてみます。

05年 111得点、15本塁打、68打点、打率303
06年 110得点、9本塁打、49打点、打率322

得点はほぼ同じ。打率は06年のほうがいいのに、本塁打の違いが影響して打点が大きく違います。打点だけいうと06年は正直使いたくない。31点のマイナスというのは結構きついです。ま、率と盗塁を超重視(ここで絶対トップ!)というなら別ですが。

このように本塁打の少ない打者は極端に打点が少ない場合があり、この選手の盗塁や打率を取りに行くと、気がついたら打点がものすごく苦しくなっていたという事態になりがちです。よって、HRの稿でも述べますがやはりpotential20HRはどんな打者にも求めたいところです。

チーム得点力について

チーム全体が得点しているときというのは打線に切れ目がありません。下位打者でも相当打点得点を取りますし、上位打者でもしかりです。

例えば、07年優勝のレッドソックスのショート、Julio Lugo。彼は昨年個人的には最悪の出来で、打率237、ホームラン8本ですし、打順も前半は1番、後半は8番か9番という形でクリーンナップではありません。そのため、現在FAとなっているリーグも結構あるはずです。

しかし、チーム全体が得点したために、70打点、70得点を達成しており、Rafael FurcalというLAD(ドジャーズ)のショート(打率270, 6HR)の打点(47)・得点(87)の合計を軽く上回ります。後で書くように打率というのは結構影響するので、この両者の差というのはひとえにチーム力によるといわざるを得ません。

チーム得点力は当然ですが、優勝するチームというのは若干バブルがあります。その年だけってのが。専門家はリスクをとりたくないので右に倣えで、前年度1位というのを悪く評価する可能性はほとんどありませんが、実際の世界では結構違ったりします。それは力が落ちたというより、単にバブルが終わったというだけとみた方がいいのかな、と思う場合も多数あります。

とはいうものの、前述の4番をトレードで引っ張ってくる例によるまでもなく、結構チームの得点の傾向というのはあります。選手は日本より移籍しますが、そう入っても長年の傾向というのもあります。球場の大きさとかにも影響されますしね。

というわけで、チーム総打点です(得点のほうが多少は高くなりますが、無視できる値です)。これをみて、高いチームの選手はクリーンナップ以外でも取っていいのかなと思います。ジーターとかカノとかいうNYY勢は当然に指名されますしね。

チーム名

07打点

順位

06打点

順位

New York Yankees

929

1

902

1

Detroit Tigers

857

2

785

9

Philadelphia Phillies

850

3

823

4

Boston Red Sox

829

4

777

11

Colorado Rockies

823

5

761

12

Cleveland Indians

784

6

839

2

Atlanta Braves

781

7

818

5

Los Angeles Angels

776

8

737

16

Milwaukee Brewers

774

9

695

26

Texas Rangers

768

10

799

7

New York Mets

761

11

800

6

Seattle Mariners

754

12

703

24

Tampa Bay Devil Rays

750

13

650

30

Florida Marlins

749

14

713

21

Cincinnati Reds

747

15

718

20

Toronto Blue Jays

719

16

778

10

Baltimore Orioles

718

17

727

18

Oakland Athletics

711

18

735

17

Chicago Cubs

711

19

677

28

Los Angeles Dodgers

706

20

787

8

San Diego Padres

704

21

698

25

Houston Astros

700

22

708

23

Pittsburgh Pirates

694

23

656

29

St. Louis Cardinals

690

24

745

14

Arizona Diamondbacks

687

25

743

15

Minnesota Twins

671

26

754

13

Chicago White Sox

667

27

839

3

Kansas City Royals

660

28

718

19

Washington Nationals

646

29

695

27

San Francisco Giants

641

30

711

22



Chicago White Soxのように急激にチーム全体が不振に陥ることもありますが、大体は安定しているのかなと思います。2年連続800点近くにいっているチームというのはやはり得点力はあるのでしょう。逆に2年連続750に行っていないチームは打点が少なくなるような気がします。

ま、ご参考という程度でしょうね。見るとしても。というのも、きっちりしたレギュラーで同じポジション(例えば1塁)で同じ4番で同じような成績でも打点・得点が違う例というのはたくさん示せるのですが、それはすでにランキングで考慮されており、こちらで考慮する必要はないからです。売り出し中の選手のときには下位のランキングが適当であることからすると、考えてやるのがいいのだと思いますが。

トレード選手のいるチーム

個人的にはトレードされた選手はどんなにいいトレード先だといわれていても、指名には後ろ向きです。特に上位では。環境が変わる結果がどう出るかが見えないからです。

ただ、ある程度の成績を残す実績選手である場合、前後は恩恵を被る可能性がたかい。特に5番打者で得点が少なかった人の後ろに長打力と打率のある6番打者が入ったりした場合。今年では、福留がシカゴでそういった働きが出来るといいなと期待して(期待は薄いのですが、思い入れがあったほうが楽しいので)、いつもよりシカゴのクリーンナップを取ってみたりしています。テハダが入ったアストロズもいいかもしれませんね。デトロイトは良くわかりません。前からよかったから、いじって本当にさらによくなるものなのか、昨年が爆発だったとしたら、地力には結構加点でも結果としてはそんなに加点でもないかもしれないなと。

爆発モード

気をつけたいのは爆発モードというのがあること。選手が、打率または本塁打で例年をはるかに上回る個人成績を残した場合は、問答無用で得点・打点が増えます。逆もしかり。この差というのは、打率が3割2分から3割3分に伸びた場合、得点・打点は1割以上変わりかねないもののような気がします。ここら辺もデータの蓄積がないので、怪しい推測ですが。

05年のチッパージョーンズと06年の彼を比べてみます。05年は、109試合、打率296、打点72、得点66です。06年は110試合、打率324、打点86、得点87です。ABが違うので、チームの勢いも違ったのかもしれませんが、大きく違うところです。

また、本塁打は20本くらいの人が40本打つと当然増えますし、逆もしかり。本塁打の稿で述べますが、この20後半と40ってのはその年のノリの部分で簡単に乗り越えちゃう選手ってのがいます。40以上打っている人は全員そうだし、安定して20後半の人も40の可能性はあると思います。去年は、ハフナー、Dyeなどその前の年40本以上打った人が20本台に落ち込むケースが目立ちましたが、これは別に昨年だけの傾向ではないと思っています。ま、いずれにせよ、1年見た限りの感想に過ぎません。

ドラフトとの関係では、20本後半、3割を打てるクリーンナップ打者というのをとっていれば、評論家の批評とは関係なく、いつでも爆発の可能性はある、位に思っておいていいのかなと思います。また、昨年3割3分とか、HR40とかを打っていて、今年怪しいかもという人は、その前年の底まで爆発していない時代まで打点・得点まで下がる可能性があると覚悟する必要があるのかなと思います。

ドラフト上位・下位指名

何度もいうようにクリーンアップは100名以上います。また、強豪チームのクリーンアップ以外も大量に指名されています。したがって、下位指名でも当然打点得点というのはありますし、爆発ってのも期待できます。そのため、上位でどうしても他のチームより確保しないとというのはありません。

ただ、比較的大きな数字ですので、目安として、ドラフト3順野手でいく場合、3順目終了時点で300打点、300得点が期待できるというのはあったほうがいいと思います。そうするとあとそれぞれ500点取るだけでよくなりますからね。したがって、上のいくつかのルールを覚えて、昨年の成績より多少upsideがあるな、安定して高いなというのを上位で選べるといいのだと思います。なお、バランス的には一芸選手の場合と一緒で、得点選手と打点選手を組み合わせるより、総合点が一緒なら、両方そこそこ高い選手を組み合わせるほうがチームが安定すると思います。

下位指名でも80,80は取れますが、後で本塁打・走塁をadd/dropでとりにいった場合、こういう打者は打点・得点とも活躍ほどは取れていないという場合が多いので気をつける必要はあります。やっぱりクリーンナップに固定されているおっちゃんというのが強い分野です。ドラフト上位は若者が多いので、おっちゃんは後からでも拾えます。あまりドラフト指名時に下位で打点・得点をしっかりと思う必要はないのかなと思っています。

ま、ここら辺はっきりしない部分もおおいので、また何か気がついたら書きます。