2007-02-18

大阪帰国-2 (大阪リッツ)

2 リッツをほめてみる

今回の結婚式・披露宴・二次会は、ザ・リッツ・カールトン大阪でした。大阪では数あるホテルの中でも頭一つ抜けて高級との評判のホテルです。その恩恵を受け、宿泊先ホテルとしてリッツを取ってもらうことができました。当日ついてみると、(空室があるからか)、ランクアップされており、鍵がないと部屋のある階のエレベータのボタンも押せないようなところ(34階)でした。なお、鍵があれば、他の鍵がないといけないはずのフロア(33,35階)のボタンも押せましたので、セキュリティ目的ではなく、あくまで1等車・2等車的な分類ですね。

ダブルのシングルユースだったので部屋も広く、34階で、眺めも北側にある大阪駅、空中庭園を望むことができるすばらしいものでした。リッツは、窓から逃げることが前提となっていて、部屋の窓から外に出ることができます。建物の周りをぐるっと細い通路があり、そこを伝って逃げる様です。当然、そとに出てみたのですが、実際逃げるには高所恐怖症の人はまずむりで、十分に転落の危険ありという感じのところを通っていく必要があります。友人が部屋に来たときにみせたところ、危なすぎると外に出てみようともしませんでした。部屋に戻って窓の説明書きを見ると、窓を45度以上開けると警報が鳴るとのこと。限界まであけていたので、相当びっくりしましたが、どうやら何事もなかったようです。警報機については、先週別所で火災報知器を鳴らしてしまったので、2週連続とならなくて本当に良かった。

朝食のバイキングはすばらしく、披露宴前にもかかわらず、大量に食べてしまった。

一般的に求められることは、そつなくこなすリッツも、ちょっと非定型的なことになると、そこの浅さを露呈する。チェックインの時に、表示されている円・ドルレートが円高に振れていたので、フロントにその話を振ってみたところ、まったく知らない様子。自分らが表示を管理しているのでは?と思わずつっこみたくなる。外人の客も多いのに。

また、披露宴の原稿を覚えるために、直前に、急いでいますと強調して、プリントアウトをお願いしたときのこと。「なにかメディアがありますか」と聞かれたので、「SDメモリカードがあります」と答え持って行ったところ、USBメモリと勝手に解釈していたようで、使えなかった。奥から持ってきたアダプタもうまく作動しない。原因は僕が使っているものの容量が大きくてアダプタがサポートしていないことにあるのだが、あたふたするばかりで要領を得ない。結局、その人にメールを送ってプリントアウトしてもらうことになったが、1枚50円もとるのだから、最初から正確な用語(USBメモリがあるかを聞くべき)を使うとか一番早い対応(最初からメールを送ってくれというべき)をほしいなぁと強く感じました。

とはいうものの、帰国間際に、(これも急ぎで)宅急便を送る際には、送り先等、メモに書いてある内容の用紙への転記を求めなかった(係は求めようとしたが、フロントが止めた)点等、満足できる点もおおく、チップなしでしっかり仕事をする日本人のサービスはすばらしい!という感じでした。

最後に、インターネットについては有線のみの対応である上、1時間800円超、1日1600円超かかります。これは、伊丹空港のhotspot(無線)の1日500円に比べてかなり割高ですが、このホテルに泊まる以上、割高というのは忘れてもらうしかないのかもしれません。また、リッツのモーニングコールは、いまいち。機械式で、電話をかけて、番号を入力してセットするのであるが、「セットされました」というだけで、何時かいわない。。。

いちぶ改善の余地もあるものの、総じて満足のいくホテルでした。

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