2008-03-21

08ドラフト外伝2 オートドラフトの結果

以前このブログでも募集していたリーグのオートドラフトの結果が出ましたので、ちょっと分析。


前に書いたようにお好み選手と、絶対取得しない選手のリストを提出するのですが、私は前者が135名、後者が289名。世の中嫌いな人ばっかり(笑)。このドラフトで取得される人は294名(14チーム、各21名)なのでリストは足りなくなる可能性十分ですが、まぁ、上の人も下の人もまんべんなく間引いたこと、お得な取得でも嫌いな人が来ると面倒になりそうなので、いいか、と少なめのリストです。嫌いな人を見てもしょうがないので、好きな人のリストのみ検討します。

ポジションはC/1B/2B/3B/SS/OF*3/Util、SP*2/P*3/RP*2、BN*5と、パブリックと一緒です。指名順位は、10番目。よって、全体順位10番目、19番目・・・に指名していきます。

では、獲得毎に見ていきます。

ラウンド1. (10) Ryan Braun 3B

リストは下記
1. Alex Rodriguez
2. Hanley Ramirez
3. Jose Reyes
4. Jimmy Rollins
5. David Wright
6. Chase Utley
7. Matt Holliday
8. Ryan Braun
9. Alfonso Soriano

ここで指名ですね。リスト1-7はすでに指名されていましたので、妥当な指名。これで3Bが埋まりました。キャンプ中のけが情報があったこと、昨年後半盗塁をほとんどしなくなっていること、ルーキーなどいろいろ不安点はありますが、14名のリーグなので(FAが比較的豊富)、能力の上限が高い方がいいと判断し、8番にリストしました。

ラウンド2. (19) Jake Peavy SP

リスト
10. Carl Crawford
11. Ryan Howard
12. David Ortiz
13. Albert Pujols
14. Johan Santana
15. Jake Peavy
16. Prince Fielder

リスト15番の投手Peavy。リスト上位はすでに指名されていたので妥当な指名。ここで、リスト作りの方針を話すために、フィルダーまで一覧に入れました。

上位は、リストを作ってみるとわかりますが、1Bが多いです。一方、このフォーマットの場合、OFのほうが、1Bより人材が豊富なので、UtilはぜひOFで埋めたいところであり、1Bツープラトンは避けたいところ。よって、1,2、3順目で1B2名というのをま、ちょっと回避するべく、Ortizのところにほかの1順目候補を集めました。

もともと2順目候補は、Crawford, Ortiz, Peavyの3名が本命であった(この3名はどのフォーマットでも大体2順目の終わりまでに指名される、いわば、固い候補)のですが、むろん、1順目が残っていれば指名したいところ。Pujolsが怪我ということもあり、彼も含めて、Ortizの周りに集合。

Peavyの周りにSantanaも集合ですね。投手1,2番目というのも避けたいので。そもそもこの2名を回避するかとも思ったのですが、オープン戦の結果、下位の外野で指名すべき人が見えてきたので、2巡目であれば指名しても何とかほかの野手が埋まるかなと思ったための指名です。

ラウンド3. (38) Russell Martin C

17. B.J. Upton
18. Russell Martin
19. Lance Berkman
20. Grady Sizemore
21. Mark Teixeira
22. Magglio Ordonez

ラウンド3はあまり指名したい人がいないのですが、それでも、ほしい人をラウンドの上位にもってきて、その他のラウンド3候補でとってもいい人を残してラウンド3用のリストとしました。Martinを3順目指名するか、というのは相当疑問が多いですが、ほかのチームで指名してしまっている関係上、管理を楽にするために指名です(キャッチャーですごく打つ人はいないので、キャッチャーのだいたいを探すときはそのためにFAを眺めなくてはいけず時間がかかる)。

実際の指名では、Ordonez以外はラウンド2指名なので、3用のリストとしてはちょっと強気です。

なお、1Bツープラトンとの関係では、1,2巡の1Bをオルティス(だいたい17番目指名)まで落としていること、その周りにクロウフォード、ピービを配置していることから、3巡目で1Bを指名する場合は、1,2巡目で指名していることはないと判断しました。

どういうことかというと、序盤、中盤の指名順位だと、いいパターンで1位指名誰かー>オルティスー>Upton/Martinとなり、悪いパターンで、1位指名誰かー>Upton/Martin->Berkman/Teixeira となりいずれにしても、1Bが重なることはないと思ったのです。終わりの方の指名順位の場合、1巡指名用リストー>1巡指名用リスト(合計2名)ー>Martinかラウンド4用のだれかになるのではないかと。最悪の場合(11番目以降の指名順位で)、ハワード、オルティス、Berkmanの組み合わせがないではないが、これができるなら、Howard、Berkmanの両者についてお得にとっているのだし、いいのではないかと。

ま、どうしても賭の部分は残ります。

ラウンド4. (47) C.C. Sabathia SP

23. Aramis Ramirez (3巡目)
24. Derek Jeter (3巡目)
25. Brandon Webb (3巡目)
26. C.C. Sabathia
27. Cole Hamels (5巡目)
28. Carlos Guillen (6巡目)
29. Troy Tulowitzki (4巡目)
30. Derrek Lee (4巡目)

このあたりからぐちゃぐちゃ。とりあえず、SS/3Bといった人が足りなくなりそうなところのベテランを上にし、投手の第2グループをHomelsによせて形成。その後SSの次のグループを作成(TulowitzkiをGuillenまで落とした)し、オープン戦不調のLeeをここに配置。あまっていればとりたい人たちですね。

括弧の中は実際の指名ラウンドです。

ここまでで埋まったのはC/3B/SP*2。

ラウンド5. (66) Corey Hart OF

31. Eric Byrnes (4巡目)
32. Josh Beckett (3巡目)
33. Erik Bedard (4巡目)
34. Hunter Pence (2巡目。早いです)
35. Torii Hunter (5巡目。おしかった)
36. Corey Hart

ここは、誰か引っかかればいいかと思っていたあたり。投手でランクより僕の評価が低い人を下げてきて、いつも指名が遅くなる外野手も適宜残した。本当は3巡目あたりの外野手をおろしてきてもいいんですが、どうせここでは指名できないし、めんどくさいのでやめました。一方の投手はたまに指名漏れで落ちてきていたので一応のせときました。

ラウンド6. (75) Roy Oswalt SP

37. Roy Oswalt
38. John Smoltz (6巡目)
39. Chris Young (7巡目)

で、お気に入り投手3人衆から誰か指名したいと、ちょっと上位に配置。まだ投手を指名できていない場合はここで2名とりたいと、結構上に配置しています。ここまでにすでに2名取っているとは思っていなかったし、ここで追加で2名指名とならずに本当によかった。

で、長い指名漏れねらいのリスト。だれも引っかからず。SheffieldとかTejadaくらい引っかかるかと思ったんですけど直前でとられていました。

40. Nick Markakis
41. Chipper Jones
42. Gary Sheffield
43. Dan Haren
44. Justin Verlander
45. Aaron Harang
46. Victor Marti'nez
47. Travis Hafner
48. Bobby Abreu
49. Robinson Cano
50. Rafael Furcal
51. Michael Young
52. Miguel Tejada
53. Scott Kazmir
54. Joe Mauer
55. Carlos Pena
56. Garrett Atkins

ラウンド7. (94) Billy Wagner RP

そして来るのがクローザー第1グループ。ここから1名と、結構上の人を下げてきて作っています。イメージとしては100番超あたりで指名したかったので、ま、ほぼその通り。

57. Jonathan Papelbon (4巡目)
58. J.J. Putz (4巡目)
59. Francisco Rodriguez (5巡目)
60. Joe Nathan (5巡目)
61. Billy Wagner
62. Bobby Jenks (7巡目、95番目)
63. Jose Valverde (7巡目、86番目)
64. Takashi Saito (2巡目。はやっ)
65. Francisco Cordero (7巡目、96番目)

ま、ここはほぼ狙い通りですが、後半集団の先頭あたりであったのは恵まれていました。

ラウンド8. (103) Huston Street RP

66. Ryan Zimmerman (8巡目、101番目)
67. Huston Street
68. Chad Cordero (10巡目)
69. Rafael Soriano (10巡目)
70. Jason Isringhausen (12巡目)
71. Kevin Gregg (14巡目)
72. Joakim Soria (12巡目)

で、100番あたりで指名する3塁手を介して引き続きクローザー第2グループ。これの先頭をとりました。

ここで、ちょっと予定外の動きとなります。この第2グループはとれるだけ取りに行ってもらう予定だったのですが、なぜかそうは動いてくれませんでした。RP枠が埋まったからでしょうか?

P枠については、SPとRPが同格と思っていましたが、もしかしたら違うのかもしれません。コンピューターの癖をつかみ切れていなかったための失敗ですね。どういう構造か、結局わかりませんでしたが、RP枠だけしか優先的にクローザーを指名できないなら、クローザーをもっと後でもよかったかもしれません。わかりません。。。でもここでもう1,2ラウンド使わなかったために、すべて早く指名する結果となりました。取りたい人なのでいいんですけどね。

で、これまた続く指名漏れねらいのリスト。引っかからず。ま、そうそうおいしい話はないんでしょう。

73. Dan Uggla
74. Howie Kendrick
75. Brad Hawpe
76. Paul Konerko
77. Adrian Gonzalez
78. Tim Lincecum
79. Hideki Matsui
80. Nick Swisher
81. Ian Kinsler
82. Brian McCann
83. Jorge Posada

ラウンド9. (122) Alex Gordon 1B,3B

84. Alex Gordon
85. Jeff Francoeur (8巡目)
86. Matt Kemp (10巡目)

外野2,3番手用のリスト。若手ですね。ただ、もう少しクローザーをとってほしかったなぁ。ラウンド9での指名はちょっと早い。

ラウンド10. (131) John Maine SP

87. Francisco Liriano (6巡目)
88. Rich Hill (9巡目)
89. James Shields (10巡目、129番)
90. John Maine
91. Matt Cain (9巡目)
92. A.J. Burnett (11巡目)
93. Ted Lilly (11巡目)

先発投手ねらいのリスト。Maineに寄せて作ったので、まぁ、あたりです。150番目くらいでの指名を想定していたので、ちょっと早いです。やはりクローザーもう1、2巡、予定していたのが消えたというのが大きいです。

ラウンド11. (150) Ted Lilly SP

上記リストからもう1名指名してしまっています。これもクローザーの指名不足から来る弊害。これでSP5、RP2となり、投手は17巡目以降しかとれません。。。

ラウンド12. (159) Raul Ibanez OF

94. Shane Victorino (8巡目)
95. Jim Thome (9巡目)
96. Adrian Beltre (10巡目)
97. J.J. Hardy (10巡目)
98. Orlando Cabrera (8巡目)
99. Raul Ibanez
100. Ken Griffey Jr.  (6巡目、はやっ)

指名漏れの人、外野手の補強のあたり。これも若干指名が早いです。200番あたりでも取れる気がしますので。あ、でも周りの指名状況を見ると妥当なのかな。

先発のとりすぎで無駄になったリスト。。。SP5、RP2いますから、投手は17巡目以降でないととれません。もったいない。

101. Ian Snell (13巡目、170番目)
102. Rich Harden (17巡目。自分で指名)
103. Yunel Escobar (12巡目、最近人気ですねぇ)
104. B.J. Ryan (9巡目)
105. Brad Lidge (11巡目)
106. Eric Gagne (14巡目)
107. Brian Wilson (15巡目)
108. C.J. Wilson (16巡目)
109. Carlos Marmol (12巡目)
110. Kerry Wood (17巡目)
111. Oliver Perez (12巡目)
112. Placido Polanco (12巡目)

13. (178) Josh Hamilton OF

113. Josh Hamilton
114. Randy Johnson (15巡目、P枠がうまっているためとれず)
115. Dustin Pedroia (12巡目)

ここらへんからはとってもいい人を単に列挙しているのみです。オープン戦好調のHamiltonを取得できたのはいいのですが、若干順位がたかい。

14. (187) Kevin Kouzmanoff 3B

116. Kevin Kouzmanoff

控えのサード。オープン戦の不調は無関係だといってくれーってかんじです。

15. (206) Julio Lugo SS

117. Julio Lugo

本来ここまでに取得できているはずだったのです。SSは基本的にリスト上も上にずらす動きがほとんどでしたし。最悪の押さえとして一応入れておいてよかったです。

16. (215) Kelly Johnson 2B

118. Rafael Betancourt (15巡目)
119. George Sherrill (9巡目)
120. Heath Bell (18巡目で、自ら指名)
121. Justin Upton (18巡目)
122. Kelly Johnson

2塁手がここまで取得できないとは思ってませんでした。一応の抑えとして入れておいてよかった。でも、結果的にはここでの指名は満足。やはり12名近くのフォーマットでは2塁は後ですね、今年は。

17. (234) Rich Harden SP

自分のリストのはるか上からPick。無念。

18. (243) Heath Bell RP

3人目のRP。ここまでとれないとは。

19. (262) Adam Jones OF

123. Geovany Soto (12巡目)
124. Ivan Rodriguez (13巡目)
125. Bengie Molina (16巡目)
126. Ramon Hernandez (16巡目)
127. Michael Cuddyer (17巡目)
128. Ryan Garko (17巡目)
129. Adam Jones

捕手の群れをスルーして期待の若手。やってくれい。捕手はすでにいるので、スルーでよかった。

20. (271) Lastings Milledge OF

130. Melky Cabrera (19巡目)
131. Lastings Milledge
132. Billy Butler (20巡目)
133. Aaron Hill (17巡目)
134. Ty Wigginton (18巡目)
135. J.R. Towles (16巡目)

引き続き、今年期待の人々+Ty・Aaron Hill。

21. (290) Ronny Paulino C

リストが切れたため、意味不明の人選。やはりリスト切れは怖いですね。今となっては、誰が2つのリストに載っていない最上位かわからない(調べるのが超面倒)ので、リスト切れはこわいとだけ。。。

後悔はやはり、SPを指名しすぎたために、RPが十分に指名できなかったことですね。いつもと違いSVを売りに出すトレードはできなさそうです。ただ、それ以外は、まぁ、ある程度予定通りかな。

このリーグではこんなにSPいらないので、どうにかトレードしたいところ。やはりピービ、サバシアくらいしか指名順位くらいで売れないんですかねぇ。

ファーストが弱い一方、リーグには1Bを2名持っている人があふれているので、なんとかトレードできるといいですね。

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