08ドラフト18 情報の取得
基本的に選手のことをあまり知らなくてもある程度の競争力を保つ方法について書いてきましたが、もちろん選手の情報について詳しい方がゲームは強い。では、そういった情報はどこで入手すべきか、いろいろやってみたまとめです。
Fantasy baseballは、やはり大リーグの選手について知っている方が強いのはむろんです。打順しかり、チームしかり、その他いろいろな情報が取得したくなるときがたくさんあります。そういったときに、英語のページを読み込むのは結構おっくうだったりするので、ここで、ある程度、まとめて情報を取得する方法をメモしておきたいと思います。
1 Yahoo!からの取得(通常版)
YahooのFantasy baseballをやっていて、まず、一番使いやすいのは、もちろんYahooからの情報の取得。大概は、画面をクリックするだけなのですが、いくつかなかなか気がつかなかった点を。
まず、ファンタジーの自分のチームで選手に「^」がついていることがありますが、これがその日(または表示している日)にゲームに出るという印。だいたい試合開始前には、出場するか否かがわかるので、出場しないときは予備の選手に急遽変更したりすることができます。
選手の一覧を見るのはPlayers。調子を見たいときは、表示をRanksに変えて順位の変更をみればいいです。野球にだけあるのが、P(Probable)という表示。これは翌日の先発予定投手だけ表示するモード。結構重宝します。
また、一部の選手だけを取り上げて、フラグを立てて、お気に入り選手としてみることも可能です。簡単に、現在調子のいい選手の中からほしいパラメータを稼いでいる選手をフィルタするのに使いやすいです。
たとえば、このゲーム、野手は、だいたい100位に入るのをめどにとればいいのですが、Ranksで、今期、直近1ヶ月、直近1週間のそれぞれの100位に、全てフラグをつけて、それを、自分のチームのページ(my team)のwatch listで一覧にすると、とても見やすくなります。特に、どのゲームでもそうですが、率の順に並べたいときに重宝します。watch listの一覧で並び替える限り、ふつうは1打数1安打の選手とかはいないので、実際上高打率の人を探すのが探しやすくなります。
選手名をクリックすると選手の情報画面になります。基本的な情報をみるのはPlayer Profile。これで過去3年間の年度別成績、所属チーム、直近10試合くらいでの結果など一目瞭然です。トレードとかで活用したいのは、Split StatsとSituational Stats。前者は、月別の成績や、前半後半のどちらに調子があがる打者なのかなどという情報を得るために使い、後者は、どの打順で打っているかという情報を得るために使っています。
また、選手の情報画面からは、チームの情報にもアクセスできます。特に便利なのが、チームの情報についてのレポート(随時更新)にアクセスできること。チーム名の表示からのプルダウンで、Team Reportというのにいくことができますが、ここで現在のけが人、クローザー、打順、チームについての情報などを知ることができます。同じくチーム情報ではDepth Chartも使ってみるといいかもしれません。どのポジションで誰がレギュラーかというのが視覚でわかりますから。Scores & Scheduleでは、最近の成績一覧をみることができます。野球でも先発投手をadd/dropで回転させるときなどはできれば、最近貧打のチーム、連敗中のチームに当てたいもの。そういうときにこれを見ると便利です。
リーグの情報では、Standingsが便利。これで、上位チームなのか、チームの防御率はどうなのか、などのチェックができます。
ドラフト関連では、平均指名順位というのが、Draft CentralのDraft Analysisでみることができるほか、Watch listでもResearchを表示することでみることができます。また、現在add/dropが多く行われている選手というのはToolsのBuzz Indexで確認ができ、だいたいの有力新人はここに表示されるので、マニアなリーグでない限り、ここで表示されてからとっても遅くはないです。大概の新人は外れですので。
同じくToolsにはKey to Successというのもあります。これは全体順位500位までのチームがどの選手を何パーセント保持しているかというのを示すもので、リーグが始まって早々は、うまい人のやり方を知るのには最適です。この表、結局は新人発掘として、誰を発掘するのがよかったかという結果論で使われることが多いのですが、本当は是非やるべきなのは、前の年のドラフト1巡目、2巡目で指名されている人のうちだれがどのくらいの順位でこの表にのるかということです。去年のAロッドは当然のっていました。アメフトでは偏りが極端で結局Brady、Mossの両方を持っていれば結局勝ちなのねということがわかりますが、ただ、一般的にはRBをとらないとというのも確認できます。ホッケーの上位指名でこのリストの上位にあるのは当然G、後はD(いかにこれらを指名するのが重要かということです)。ほかのプレーヤーは活躍しても下位に表示されるだけです。昨年の野球のリストは残念ながら手元にないのですが、今年のはとっておくべきですね。
シーズン中は、毎週、Yahooのコラム (Skinny)で、クローザーの情報が流れますので、クローザーの変更だけは確認しておいた方がいいと思います。むろん、厳しいリーグではこれで確認しているのでは遅いのですが。
2 Yahoo!からの取得(セコ技)
ただ、いずれも上記の詳細情報は、基本的に一人一人見ていかないといけません。それは、実は結構面倒。特に、今年は長打率とK/BBの比率(マネーボールと一緒ですね)をみるといいといわれたこともあり、これがどうしても一覧で見たい。その他、年齢、出場試合数というのも一覧でという衝動に駆られました。ドラフト用にですね。
で、これを見る方法がないものかと苦心していたところ、若干、セコイ技ですが、ありました。
独自のリーグを作ってしまうのです。リーグの項目に出場試合数、K、BBなどを設定として足してやるだけで、Playersの一覧にそういった項目が足されるのです。盗塁失敗も足せますし、2塁打、3塁打項目を足そうと思えば、それも足せます。投手でいえば、先発試合数や、セーブ失敗情報も足せます。勝率や奪三振率も。これで、過去2年分それぞれ1画面で見ることができます。これは結構便利でした。
このリーグは特に遊ぶ目的ではないので、後からリーグごと削除してやれば特にじゃまにもなりません。
1アカウントあたり開幕時に4チームしかもてないのですが、もう一つアカウントを持っちゃって、そっちは表示専用としちゃえば何の問題もありません。ドラフト時には2つのアカウントからアクセス。1つのブラウザでは1つのアカウントしかアクセスできませんが、たとえばIEとFirefoxを両方併用すれば同時にアクセスできますからね。
こういった情報はほかのところで取得することもできるのですが、やはり楽なのはYahoo!のOrank順に並んでいる状態。それを実現するのはこの方法しかないように思います。
なお、年齢については、どうやっても一覧表示できませんでした。ま、年齢を競う要素とすることができないのは当然なのですが。で、別サイトを見ることにしました。これは下記。
3 マイナーの情報
新しい選手が出てきた場合、よっぽどのマニアでもない限り、どんな選手か皆目検討もつきません。そこでマイナーの成績をみたいと思うもの。2年目の人も昨年はその選手の傾向が出ているのか、マイナーとは全く違った傾向で、2年目はマイナーの傾向に戻るのかなど確認したいときもあります。あいにくYahoo!でうまく表示する方法は見つけられませんでした。
いま、使っているのはRotowire。有料サービスのはずですが、みられるところも一部あります。数字だけでいいですのでね。選手の画面にたどり着く方法は、Googleで検索。
「Rotowire 選手名(フル)」で、英語の検索結果がデフォルトであれば一番上に表示されるはずです。これでマイナー時代の長打率とかも結構簡単にアクセスできるようになりました。
例
rotowire Johan Santana
firefoxとかIE7であれば右上に検索窓があり、これにはctrl+eのショートカットでアクセスできるのでこれと組み合わせると使いやすいと思います。二人目以降はctrl+eでアクセスして右を押して選択を解除し、ctrl+左二回で氏名を選択して新しい名前を入力かペースとしてエンター。書くと長いですが、指での操作は一瞬です。
なお、春のオープン戦の情報はMLBが一番の気がします。
http://mlb.mlb.com/stats/sortable_player_stats.jsp
4 年齢
年齢については、Yahooでも一人一人の画面では当然表示されるのですが、一覧表示がどうしてもできない。よって、別のサイトの一覧表示に頼ることにしています。
これが下記
http://www.sportfanatics.net/Fantasy/Baseball/2008/Player_Rankings/2008_Cheat_Sheet_Player_Rankings_Catchers.htm
これは、キャッチャーのプロジェクションですが、年齢の一覧もあります。どの時点の年齢かわかりませんが、方向性をみるのにはいいかと。2008というのが混じっているとおり、リンクは切れると思うので、リンクにはしていません。
5 プロジェクション
今年どの程度の数値が期待できるかというのがプロジェクション。これは本当、千差万別、各サイトから出ています。なぜかYahoo!は一覧として出していないので、ほかをみる必要があります。
ESPN
http://games.espn.go.com/flb/tools/projections
MLBではファンタジーをここでやると過去3年成績とプロジェクションを表示できます。蛇足ですが、H2Hで1週間に1度しかadd/dropできません。また、ポイント制。公平ですが、あまりみなくなります。投手がチームごとで得点がダントツ大きいので投手(チーム)と層の薄い捕手からドラフトするのが吉だと思います。ライブドラフトで誰が今いるのかわかるのはいい。みんないなければ投手はあとでよく、大概勝てます。
http://mlb.mlb.com/mlb/fantasy/index.jsp
と、まぁ、書いてもきりがないほどプロジェクションというものはあります。でもこれって、素人の僕でもできそうな感じ。昨年調子が悪かった人は、キャリア平均くらいまで戻ることを前提に、昨年よすぎた人はちょっと下で書いているに過ぎず、あくまで参考ですね。けがで試合数が少なかった人について倍率をあわせて通年の成績をみることができるくらいがメリットでしょうか。勝手に想像した方が楽しいですね。
6 打順一覧
個人的には、上記Team reportをみるのが一番と思うのですが、簡易に一覧となっているものとして下記。
http://www.sportsline.com/mlb/spring/lineups
7 昨年のドラフト、リーグの情報
自分が所属していたリーグは自分のFantasy profileからみることができます。必要なチーム得点などの情報はここから得ることができるわけですね。
ただ、一番知りたい初年度にどうやって情報を集めるか、が問題です。
Yahooのリーグはプライベートもパブリックもリーグに番号が与えられており、その番号と、年度で表示ページを指定できます。パブリックであれば自分が参加していなかったとしても情報が表示され、プライベートなら表示を拒絶されます。
以下のリンクの公式の空白部分に数字を入れてやると表示可能です。
http://archive.fantasysports.yahoo.com/mlb/年度/リーグ番号
たとえば2007年度の10000番であれば、年度に「2007」を、リーグ番号に「10000」を入れてアクセスすることができます。なお、mlbをnflとかにするとほかの競技の過去の情報にもアクセス可能ですね。
Firefox/IEではf6を押すとアドレスバーにアクセスできるので、それで操作すると楽です。
これで何をみるか、ですが3つあると思います。一つはどの程度、各パラメーターをとると上位につけることができるのかという実践感覚の養成、次に、ドラフトで昨年1巡目、2巡目は誰が指名されていたのかということの確認(結構違います)、最後に上位にいく人がどういう指名をしていたのかという確認。最後のは、トレードがある場合、あまり役に立ちません。同じトレードができる保証はないですからね。Final Rostersとドラフトのチームごとの表示でどの程度の一致性があるかみてから結論を下した方がいいように思われます。
なお、もう一つの使い方として、ドラフト参加者の今年のリーグの番号がわかっていれば、だいたいの傾向がつかめたりします。特に強い人がどうやっているのかというのを見るのは参考になります。クローザーを下位でのみ指名してめっぽう強いチームを作っている人を見たときは結構目からうろこでした。
8 その他のファンタジー全般の情報
Yahoo!のヘルプなどもいいのですが、役に立ったと思えたのは下記。tipsなどもわかりやすく書かれています。
http://www.profantasybaseball.com/Fantasy-Baseball-Player-Rankings/Fantasy-Baseball-Player-Rankings.php
最後にドラフト関係で有名なのが下記。その名もモロ mock draft central。
http://www.mockdraftcentral.com/index.jsp
こうやって書くと長いですが、アクセスする場所は所詮少しです。選手の情報は、最初から全部知ろうとはせずに、トレードオファーの度にぼちぼち知っていけばそれでいいのかなと思います。
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