2008-03-31

巨大リーグの開幕ロースター

例の巨大リーグ、開幕しました。

一応大きな変動がなくなってきたので、ほかのファンタジーブログよろしく開幕時のロースターを記録的にとどめておきます。私のチームは全体的に動きが激しいので、あまり、そのときのメンツを書くことに意味はないのですが。。。


ドラフト時にも書きましたが、とにかく外野が弱かったので、これを補強するトレードをいくつかしました。あと、指名できていなかったSSもトレードで取得。目標としたのは、選手管理の容易さを目指して、とにかく12チームでみたことがある選手、チェックする選手(このリーグでいうとおおむね13巡以内くらいの指名)をできるだけ多く獲得すること。20チームもあると、私以外もアンバランスな構成になってしまっているチームがあったのでそちらと持ちつ持たれつトレードを敢行。

先発の質を落とさないことを最重視していたので、それを落とさず、外野を補強できたのは幸運。相変わらず先発7名を準備しているが、果たしてどれくらい必要なものかはやってみないとわからない。

以下、このドラフトでの指名(自分のチームか否かに関わらず)、平均指名順位等をあわせて記載しておきます。平均指名順位は、新加入選手については、このエントリ現在の日付のもの、それ以外の元からいる選手は、もとのまま特に再度チェックせずとしています。

また、指名順位に括弧がついているのが最初ほかのチームで指名された選手で、括弧内の数字はそのチームでの指名順位を示しています。

野手
(内野)

キャッチャー
23. (457) Chris Snyder C 平均指名順位不明
   売り出し中のキャッチャー。キャプテン候補との記載に胸躍る。目指せ4番キャッチャー。もう一人控えをとりたかったのですが、タイミングが合わず断念。

ファースト
2. (24) Lance Berkman 1B,RF 平均指名順位30.6
   1B。外野が分かれているこのフォーマットでは、1Bのプレミアムが減るため外野もできるのが重宝。なんどか選手が集まらず、出してしまおうかと思ったものの、幸運にも出さずにすんでいるのは縁があるのでしょう。

セカンド
9. (177) Dustin Pedroia 2B 平均指名順位141.7
   去年の打率がフロックでないところを見せてもらいたいところ。

サード
6. (104) Ryan Zimmerman 3B 平均指名順位95.8
   開幕戦のサヨナラホームランは今年の活躍の一端に過ぎないことを見せてほしいもの。

ショート
(6). (117) Edgar Renteria SS 平均指名順位102.2
   約束通り、クローザーとの交換でいただいたもの。指名順位的にはお得なトレードであった。故障者の影響で、強打線DETの1番を打つことになったのは頼もしい限り。活躍してその地位を確保してほしいもの。


(外野)
レフト
(7). (125) Johnny Damon LF,CF 平均指名順位129.3
   これもトレードで獲得。年齢による衰えが指摘されるも、今年もやってくれるはず。個人的には応援時にはにかみながら答えてくれるので、一番好きな選手。ファンタジーではあまりとらないけど・・・

センター
(9). (172) Melky Cabrera LF,CF 平均指名順位218.3
   これもトレードで獲得。開幕でしっかりレギュラーをつかんだヤンキースの若手外野手。あまり騒がれないが、NYYでのレギュラーがいかにすごいか見せてくれるはず。

ライト
3. (57) Eric Byrnes LF,CF,RF 平均指名順位54.7
   うちのチームの大黒柱。彼とBerkmanはこのフォーマットで1巡指名級の価値があると思っています。とれて本当にラッキー。外野が分かれていないフォーマットでは絶対とらないので、ここまで評価が変わる選手も珍しい。

Util2名、BN (ここから先はいついなくなるかわからないためまとめて。ま、いずれも活躍に期待です)

14. (264) Mark Teahen 1B,RF 平均指名順位226.0
16. (304) Melvin Mora 3B 平均指名順位219.3
20. (384) Geoff Jenkins LF 平均指名順位不明
(22). (436) Alex Gonzalez SS 平均指名順位209.6
FA Mike Sweeney 1B 平均指名順位不明
FA Skip Schumaker LF,CF,RF 平均指名順位不明


先発投手
1. (17) Jake Peavy SP 平均指名順位18.2
   何とか手放さずにここまできた大黒柱。

(2). (36) Brandon Webb SP 平均指名順位37.0
   トレードで加入。Orankの高さは伊達ではないことを示してほしい。OP戦の不調は関係ないはず

5. (97) John Smoltz SP 平均指名順位78.2
   開幕DLもすぐに出てくる予定。がんばれ、おやじ。

10. (184) Ted Lilly SP 平均指名順位156.3
   去年がまぐれなのではなく、新チームでは常にこの成績であることを見せてくれるはずの4本目の柱。

(16). (317) Scott Baker SP 平均指名順位不明
   Waiverで取得。若いしいけるはず。

22. (424) Shawn Hill SP 平均指名順位不明
   開幕DLも出てきて活躍してくれるはず。若いし。Bakerと先発5番手を争うはず・・・

FA Jose Contreras SP 平均指名順位不明
   往年の活躍ができれば・・・


抑え・中継投手
(8). (156) Brad Lidge RP 134.9
   開幕DLも出てきて活躍してくれるはず。だって、あのLidgeですよ。

11. (217) B.J. Ryan RP 平均指名順位188.8
   開幕DLも出てきて活躍してくれるはず。だってあの・・・

12. (224) C.J. Wilson RP 平均指名順位不明
   まだまだ福盛にはまけません。しっかり抑え。というか唯一の健康な抑え。


ま、控えのセットアッパーはいないし、ユーティリティープレーヤーも少ないですが、仕方ないです。この人数しかとれないし、なんせ20チームもあり、完全なチームを作るのは無理なので。

ま、がんばってくれるといいです。


2008-03-21

08ドラフト外伝4 友人の結果2(オート)

Cを2名上位指名の友人もリストを送ってくれたので一応。


指名順は4番。ああ、今年、8回ドラフトやって、前半分2回のみの私にはうらやましい順位。

リストは短いです。

1. (4) Jimmy Rollins SS

1. Alex Rodriguez
2. Hanley Ramirez
3. Jose Reyes
4. Jimmy Rollins

順当。本人の希望通りですね。オープン戦不調ですが、なんと言っても昨年のMVP。今年もやってくれるのでしょう。

2. (25) Hunter Pence OF

5. David Wright
6. Albert Pujols
7. Chase Utley
8. Matt Holliday
9. Jake Peavy
10. Alfonso Soriano
11. Hunter Pence

これは、、、大胆なリストです。1順指名に混じって昨年ブレイクの新人が混じっています。通常50-60番指名、実力的には80番程度ともいわれているので、大きな賭けですね。ただ、打率が取れるのはよく、打順がよくなれば、とても使いやすいと思います。

3. (32) Victor Martinez C,1B

12. Victor Martinez

32番で彼を指名するのは何ら問題なし。むしろおいしいくらいです。

4. (53) Jorge Posada C

13. Jorge Posada

むしろ、問題はここ。ポサダの実力は賛否両論で、100番くらいといっている人も、50番くらいといっている人もいます。したがって、50番で指名するのもありですが、Cを2名続ける意味はない。Cの高いプレミアを2回払ったことになっちゃいますから。

どちらかトレードが合理的なんでしょうね。強力な1Bが取れればCのポジションも160試合強力な選手で使うことができるようになるというメリットはありますが、休み試合はたかだか15-20試合、それいがいの140試合で選手がだぶつくのはあまり効率的とも思えません。選手があまりがちな12名に近い14名とはいえ、トレードも念頭においていい気がします。出すなら、3順目評価がある程度固まっているVictor Martinezの方が商売はしやすいと思いますが、NYYファンならポサダを4巡目選手ねらいで売れるかもしれません。

5. (60) Felix Hernandez SP

14. Jonathan Papelbon
15. Felix Hernandez

これも大胆な指名。通常100番以後に指名される選手なので、相当早いです。若手で大きく伸びる可能性があるので、それが現実化すれば、この位置の価値もあると思います。なんせ、開花すれば能力は相当高いといわれていますので。

6. (81) Adrian Gonzalez 1B

16. Aramis Ramirez
17. Erik Bedard
18. Ryan Braun
19. Carlos Beltran
20. Brandon Phillips
21. Adrian Gonzalez

この選手はドラフトによって指名される位置が大きくずれます。1Bのツープラトンを複数の人がやっている場合は、相当早く、逆に誰もやっていない場合は、相当放置される傾向にあります。81番はなしではないと思いますが、若干高いかもしれません。なお、こういう通常下位で指名される選手をリストの上位に持ってくると、ほぼ確実にとれますが、リストのほかの部分が無駄になります。16-20は通常4巡目までに指名される人々なので、完全に無駄になっています。Ryanなんて私の1巡ですから。

7. (88) Scott Kazmir SP

22. B.J. Upton
23. Carlos Lee
24. Cole Hamels
25. Mark Teixeira
26. Lance Berkman
27. Daisuke Matsuzaka
28. Curtis Granderson
29. Derek Jeter
30. Magglio Ordonez
31. Alex Rios
32. Vladimir Guerrero
33. Justin Morneau
34. Brian Roberts
35. Russell Martin
36. Brandon Webb
37. Bobby Abreu
38. Chone Figgins
39. C.C. Sabathia
40. Robinson Cano'
41. Carlos Guille'n
42. Eric Byrnes
43. J.J. Putz
44. Garrett Atkins
45. Nick Markakis
46. Torii Hunter
47. Joe Nathan
48. Carlos Pena
49. Takashi Saito
50. Dan Haren
51. Chris Young
52. Joe Mauer
53. Ian Kinsler
54. Chipper Jones
55. Brian McCann
56. Corey Hart
57. Justin Verlander
58. Carlos Zambrano
59. John Smoltz
60. Michael Young
61. Aaron Harang
62. Jose Valverde
63. Scott Kazmir

みてもらえばわかるとおり、リストがこれだけ無駄になっています。6巡指名の81番から、88番まで7人しか指名していないのに、リストは、40番以上進行しています。若干バランスが悪い印象ですね。ほとんどいじっていない友人1とくらべると差がわかると思います。

ただ、結果論として、Kazmirをここで指名できるのは悪くはないですね。けがが治れば、リーグ1番の投手になるのも夢ではない奪三振マシーンですから。

8. (109) Andruw Jones OF

64. Vernon Wells
65. Edgar Renteria
66. Chris Young
67. Roy Oswalt
68. Brad Hawpe
69. Paul Konerko
70. Hideki Matsui
71. Francisco Cordero
72. Dan Uggla
73. Billy Wagner
74. Andruw Jones

個人的には低打率が怖くてとったことはありませんが、本塁打の魅力はあります。新天地でパワーが衰えていないことを見せられるとすばらしいと思います。打率は280にのれば結構奇跡です。


9. (116) George Sherrill RP

75. Jim Thome
76. George Sherrill

抑え取得です。ただ、地位的に完全に確立しているとはいえず、この順番で指名するのは相当リスクが高いです。ちょっともったいないかな。

10. (137) Mark Teahen 1B,OF

77. Delmon Young
78. Bobby Jenks
79. Ryan Zimmerman
80. Tim Lincecum
81. Shane Victorino
82. Roy Halladay
83. Juan Pierre
84. Mariano Rivera
85. Nick Swisher
86. James Loney
87. Javier Va'zquez
88. Jermaine Dye
89. Howie Kendrick
90. Mark Teahen

能力的に伸びる可能性はありますが、137番目の指名はちょっともったいないです。巨大ドラフトのほうで、野手がもういないっておもってから探して304番目に取れていますから。ただ、一昨年の力が発揮できれば、順位も正当化できるかもしれません。

11. (144) Yunel Escobar 2B,3B,SS

91. Josh Hamilton
92. Yunel Escobar

彼は使いやすく、最近人気の傾向ですね。レギュラーシーズンになってオープン戦の時の評価を維持できるか。HR/SBが鍵かと思います。

12. (165) Shaun Marcum SP,RP

93. Ted Lilly
94. Kelvim Escobar
95. Brett Myers
96. Johnny Damon
97. Shaun Marcum

最近評価が見直されており、大活躍の可能性は秘めています。ただ、この順位はいかにももったいない。たいがい現状ではFAのことがおおいですから。

13. (172) Mark DeRosa 1B,2B,3B,OF

98. Fausto Carmona
99. Ben Sheets
100. Carlos Marmol
101. Geovany Soto
102. Masa Kobayashi
103. Mark DeRosa

ユーティリティプレーヤー。一人いると便利なのですが、指名されないことも多いので、最後のラウンドで十分だった気がします。

14. (193) Tom Gorzelanny SP

104. Miguel Cabrera
105. Johan Santana
106. Troy Tulowitzki
107. Miguel Tejada
108. Evan Longoria
109. Kosuke Fukudome
110. Francisco Rodriguez
111. Trevor Hoffman
112. Ramon Hernandez
113. J.R. Towles
114. Adam Wainwright
115. Oliver Perez
116. Chien-Ming Wang
117. Tom Gorzelanny

ちょっと三振がすくない投手ですが、活躍を祈っています。

15. (200) Mark Prior SP

118. Mark Prior

現状、ローテーション枠にもはいっていませんが、、、活躍の余地はあるのでしょう。

16. (221) Hideki Okajima RP

ここはリスト外。RPが必要なのでコンピュータが選んだ。結果として悪くはないです。パペルボンが倒れたら間違いなく抑えでしょうし、それまでにも優秀な数字を残してくれそうです。

17. (228) Evan Longoria 3B

リストに戻って、リスト108番。この順位であれば悪くないと思います。大活躍するといいですね。

18. (249) Frank Catalanotto 1B,OF

リスト外から。1番に抜擢の可能性もあるようですが、右投手だけの起用になる可能性もあるようです。ブレイクするといいですね。

19. (256) Brandon McCarthy SP

リスト外から。まずはローテーション投手を目指します。

20. (277) Kenny Lofton OF

リスト外から。まずは球団との契約を目指します。

21. (284) Jose Guillen OF

最後にとるには悪くない選択です。

ちょっと大手術が必要かもしれませんが、大ブレイクする選手が出てくれば、あるいは、トレードがうまくいけば大化けの可能性もあると思います。がんばってください。


08ドラフト外伝3 友人の結果(オート)

クローザーを取りまくった友人がリストを送ってくれたので、一応掲載。


指名順は私の直後の11番。

1. (11) Ryan Howard

1. Alex Rodriguez
2. Hanley Ramirez
3. David Wright
4. Jose Reyes
5. Jimmy Rollins
6. Chase Utley
7. Matt Holliday
8. Miguel Cabrera
9. Ryan Howard

リスト上、順当。

2. (18) David Ortiz

10. Prince Fielder
11. Albert Pujols
12. Ryan Braun
13. Johan Santana
14. Alfonso Soriano
15. Carl Crawford
16. David Ortiz

これまた同様。
気がつけば1Bツープラトンですね。強力です。両方3割50本とかいくと、正直手がつけられません。これでUtilは埋まりました。

3. (39) Brian Roberts

17. Grady Sizemore
18. Carlos Beltran
19. Jake Peavy
20. Brandon Phillips
21. Ichiro Suzuki
22. Carlos Lee
23. Vladimir Guerrero
24. Mark Teixeira
25. Lance Berkman
26. Victor Martinez
27. Curtis Granderson
28. Magglio Ordonez
29. B.J. Upton
30. Alex Rios
31. Brian Roberts

2塁。これまた順当ですね。3割50盗塁とかになると手がつけられません。

4. (46) Adam Dunn

32. Russell Martin
33. Aramis Ramirez
34. Manny Ramirez
35. Brandon Webb
36. Erik Bedard
37. Justin Morneau
38. Adam Dunn

外野1。これでHR140本ですか、鬼ですね。Aロッドを除く、内野、外野の最多本塁打をしっかり抑えています。

5. (67) Chipper Jones

39. Derek Jeter
40. Travis Hafner
41. Josh Beckett
42. Derrek Lee
43. Troy Tulowitzki
44. Garrett Atkins
45. Bobby Abreu
46. C.C. Sabathia
47. Jonathan Papelbon
48. J.J. Putz
49. Chone Figgins
50. Robinson Cano
51. Nick Markakis
52. Eric Byrnes
53. Carlos Guillen
54. Cole Hamels
55. Ian Kinsler
56. Chipper Jones

3塁。黄忠、ちっぱーくんですね。今年休みなく出れば、3割3分、40本も夢ではありません。ボンズのようにおいてどんどんHR増やすっていう方法もあるようですから。

6. (74) Brian McCann

57. Francisco Rodriguez
58. Corey Hart
59. Hunter Pence
60. Torii Hunter
61. Carlos Pena
62. Joe Nathan
63. Chris Young
64. Brian McCann
65. Joe Mauer

捕手。ここはちょっと工夫をして捕手を先にとりに来たようです。強力打線の中核、一昨年の打率が出れば、3割3分、30本も夢ではありません。チームとしても中核として長期契約を結んだばかりで期待の星です。

7. (95) Bobby Jenks

66. Justin Verlander
67. John Smoltz
68. Miguel Tejada
69. Carlos Zambrano
70. Aaron Harang
71. Billy Wagner
72. Jose Valverde
73. Gary Sheffield
74. Adrian Gonzalez
75. Paul Konerko
76. Takashi Saito
77. Roy Oswalt
78. Felix Hernandez
79. John Lackey
80. Scott Kazmir
81. Brad Hawpe
82. Bobby Jenks

抑え1.特に無理して抑えを取りに行かずとも、しっかりとるべきところでとれています。すばらしい。動かざる事山のごとし。

8. (102) Shane Victorino

83. Ryan Zimmerman
84. Shane Victorino

外野2。順当。

9. (123) Fausto Carmona

85. Nick Swisher
86. Hideki Matsui
87. Francisco Cordero
88. Jorge Posada
89. Mariano Rivera
90. Daisuke Matsuzaka
91. Howie Kendrick
92. Jim Thome
93. Juan Pierre
94. Francisco Liriano
95. Michael Young
96. Rafael Furcal
97. Jason Bay
98. Chris Young
99. Edgar Renteria
100. Delmon Young
101. Adrian Beltre
102. Fausto Carmona

先発1.とったことがない選手なのでわかりませんが、ま、ここでとれれば順当なのでしょう。

10. (130) Trevor Hoffman

103. Roy Halladay
104. Matt Kemp
105. Orlando Cabrera
106. Jermaine Dye
107. Trevor Hoffman

2人目の抑え。今年もやってくれるでしょう。

11. (151) Dustin McGowan

108. Huston Street
109. Tim Lincecum
110. Dan Uggla
111. Javier Vazquez
112. Johnny Damon
113. Todd Helton
114. Manny Corpas
115. Rafael Soriano
116. Chad Cordero
117. James Shields
118. Rich Hill
119. Jeff Francoeur
120. Brett Myers
121. Rickie Weeks
122. Matt Capps
123. Ben Sheets
124. James Loney
125. Alex Gordon
126. Jacoby Ellsbury
127. J.J. Hardy
128. Matt Cain
129. Kenji Johjima
130. Pedro Martinez
131. John Maine
132. Brad Lidge
133. Dustin McGowan

先発2.人気者達は残っていませんが、順当な指名。

12. (158) Joakim Soria

134. Aaron Rowand
135. Jason Isringhausen
136. Joakim Soria

3人目の抑え。
なぜかれがRPをP枠で指名できて私ができなかったのか全く不明。。。
リスト通りなら、私が9-11巡の間に指名しているはずなのですが、おかげでこっちは抑え不足。

全然理由が思い当たらないのですが、ま、それもまたありでしょう。

13. (179) Pat Burrell

137. Mike Lowell
138. Pat Burrell

外野3.うーん、本当にリスト通りの指名。長打期待。

14. (186) Todd Jones

139. Raul Ibanez
140. Phil Hughes
141. Jeremy Hermida
142. Chad Billingsley
143. Willy Taveras
144. B.J. Ryan
145. Kevin Gregg
146. Geovany Soto
147. Jered Weaver
148. Chien-Ming Wang
149. Tim Hudson
150. Ted Lilly
151. Dustin Pedroia
152. Edwin Encarnacion
153. Kevin Youkilis
154. Ryan Garko
155. Placido Polanco
156. Adam Wainwright
157. Yunel Escobar
158. Todd Jones

4人目のおさえ。いい感じですねぇ。

15. (207) Jon Lester

159. Eric Gagne
160. Troy Percival
161. Joe Borowski
162. Kelly Johnson
163. Michael Cuddyer
164. Jhonny Peralta
165. Josh Hamilton
166. Jeremy Bonderman
167. Brian Wilson
168. Clay Buchholz
169. Oliver Perez
170. Troy Glaus
171. Jeff Kent
172. C.J. Wilson
173. George Sherrill
174. Jarrod Saltalamacchia
175. Justin Upton
176. Evan Longoria
177. Ty Wigginton
178. J.R. Towles
179. Randy Johnson
180. Hiroki Kuroda
181. Brandon Lyon
182. A.J. Pierzynski
183. Josh Willingham
184. Orlando Hudson
185. Gary Matthews Jr.
186. Tony Pena
187. Jon Lester

先発3.若手の期待株。上手く活躍するとおいしい指名です。
先発、抑えのバランスもすばらしい。上位の先発がいない点を除き投手指名は成功でしょう。

16. (214) Stephen Drew

ここで、ショートがリストから全部消えているので、やむなく在野から。昨年は期待を裏切ったことで有名。ただ、今年は率、本塁打、盗塁ともに躍進するといわれています。

野手は、打率の安定しない人が多くなっていますが、本塁打は十分すぎ、盗塁も悪くはない。打点、得点もそれぞれ100を達成してもおかしくない人が、5,6名(とてもおおい)。打率が爆発すると手がつけられないですね。

17. (235) Jeff Kent

ここから控え。リスト171番に戻って、2塁の控え。今年もベテランらしく数字をまとめるのか。ただ、2塁で盗塁してくれないと、全体の盗塁数が厳しい場合があり、そこが懸念点。

18. (242) Ty Wigginton

戻ってリスト177番。内野のユーティリティで長打力あり。使い勝手はいいです。

19. (263) Brandon Lyon

同じくリストの181番、5人目の抑え。すごい・・・
地位が確立されれば、これほどおいしい指名はありません。

20. (270) Akinori Iwamura

188. Akinori Iwamura

いつものごしゅみのままに・・・ヤクルトファンでも四国出身でもないのに、最後に遊びでとれるからって・・・

21. (291) Josh Bard

189. Bengie Molina
190. Julio Lugo
191. Lastings Milledge
192. Corey Patterson
193. Michael Bourn
194. Aaron Hill
195. Billy Butler
196. Rick Ankiel
197. Ivan Rodriguez
198. Jason Varitek
199. Jeremy Accardo
200. Adam LaRoche
201. Ramon Hernandez
202. Mike Napoli
203. Josh Bard

いました。捕手。知りません。

204. Cameron Maybin
205. Jerry Owens

この二人は、前者が指名され、後者は指名すらされず。SS指名以外、ぴったり終わりまで使うリストでした。

このリーグは先発が後半回せる可能性があると思うので、打線が強力なのはうらやましい。そして抑えも。上出来ですね、私がいうのもなんですが。ただなれているプレーヤーが結構いるので、カジュアルユーザーが先発を回せるか、怪しいかもとも思う・・・のが懸念でしょうか。


08ドラフト外伝2 オートドラフトの結果

以前このブログでも募集していたリーグのオートドラフトの結果が出ましたので、ちょっと分析。


前に書いたようにお好み選手と、絶対取得しない選手のリストを提出するのですが、私は前者が135名、後者が289名。世の中嫌いな人ばっかり(笑)。このドラフトで取得される人は294名(14チーム、各21名)なのでリストは足りなくなる可能性十分ですが、まぁ、上の人も下の人もまんべんなく間引いたこと、お得な取得でも嫌いな人が来ると面倒になりそうなので、いいか、と少なめのリストです。嫌いな人を見てもしょうがないので、好きな人のリストのみ検討します。

ポジションはC/1B/2B/3B/SS/OF*3/Util、SP*2/P*3/RP*2、BN*5と、パブリックと一緒です。指名順位は、10番目。よって、全体順位10番目、19番目・・・に指名していきます。

では、獲得毎に見ていきます。

ラウンド1. (10) Ryan Braun 3B

リストは下記
1. Alex Rodriguez
2. Hanley Ramirez
3. Jose Reyes
4. Jimmy Rollins
5. David Wright
6. Chase Utley
7. Matt Holliday
8. Ryan Braun
9. Alfonso Soriano

ここで指名ですね。リスト1-7はすでに指名されていましたので、妥当な指名。これで3Bが埋まりました。キャンプ中のけが情報があったこと、昨年後半盗塁をほとんどしなくなっていること、ルーキーなどいろいろ不安点はありますが、14名のリーグなので(FAが比較的豊富)、能力の上限が高い方がいいと判断し、8番にリストしました。

ラウンド2. (19) Jake Peavy SP

リスト
10. Carl Crawford
11. Ryan Howard
12. David Ortiz
13. Albert Pujols
14. Johan Santana
15. Jake Peavy
16. Prince Fielder

リスト15番の投手Peavy。リスト上位はすでに指名されていたので妥当な指名。ここで、リスト作りの方針を話すために、フィルダーまで一覧に入れました。

上位は、リストを作ってみるとわかりますが、1Bが多いです。一方、このフォーマットの場合、OFのほうが、1Bより人材が豊富なので、UtilはぜひOFで埋めたいところであり、1Bツープラトンは避けたいところ。よって、1,2、3順目で1B2名というのをま、ちょっと回避するべく、Ortizのところにほかの1順目候補を集めました。

もともと2順目候補は、Crawford, Ortiz, Peavyの3名が本命であった(この3名はどのフォーマットでも大体2順目の終わりまでに指名される、いわば、固い候補)のですが、むろん、1順目が残っていれば指名したいところ。Pujolsが怪我ということもあり、彼も含めて、Ortizの周りに集合。

Peavyの周りにSantanaも集合ですね。投手1,2番目というのも避けたいので。そもそもこの2名を回避するかとも思ったのですが、オープン戦の結果、下位の外野で指名すべき人が見えてきたので、2巡目であれば指名しても何とかほかの野手が埋まるかなと思ったための指名です。

ラウンド3. (38) Russell Martin C

17. B.J. Upton
18. Russell Martin
19. Lance Berkman
20. Grady Sizemore
21. Mark Teixeira
22. Magglio Ordonez

ラウンド3はあまり指名したい人がいないのですが、それでも、ほしい人をラウンドの上位にもってきて、その他のラウンド3候補でとってもいい人を残してラウンド3用のリストとしました。Martinを3順目指名するか、というのは相当疑問が多いですが、ほかのチームで指名してしまっている関係上、管理を楽にするために指名です(キャッチャーですごく打つ人はいないので、キャッチャーのだいたいを探すときはそのためにFAを眺めなくてはいけず時間がかかる)。

実際の指名では、Ordonez以外はラウンド2指名なので、3用のリストとしてはちょっと強気です。

なお、1Bツープラトンとの関係では、1,2巡の1Bをオルティス(だいたい17番目指名)まで落としていること、その周りにクロウフォード、ピービを配置していることから、3巡目で1Bを指名する場合は、1,2巡目で指名していることはないと判断しました。

どういうことかというと、序盤、中盤の指名順位だと、いいパターンで1位指名誰かー>オルティスー>Upton/Martinとなり、悪いパターンで、1位指名誰かー>Upton/Martin->Berkman/Teixeira となりいずれにしても、1Bが重なることはないと思ったのです。終わりの方の指名順位の場合、1巡指名用リストー>1巡指名用リスト(合計2名)ー>Martinかラウンド4用のだれかになるのではないかと。最悪の場合(11番目以降の指名順位で)、ハワード、オルティス、Berkmanの組み合わせがないではないが、これができるなら、Howard、Berkmanの両者についてお得にとっているのだし、いいのではないかと。

ま、どうしても賭の部分は残ります。

ラウンド4. (47) C.C. Sabathia SP

23. Aramis Ramirez (3巡目)
24. Derek Jeter (3巡目)
25. Brandon Webb (3巡目)
26. C.C. Sabathia
27. Cole Hamels (5巡目)
28. Carlos Guillen (6巡目)
29. Troy Tulowitzki (4巡目)
30. Derrek Lee (4巡目)

このあたりからぐちゃぐちゃ。とりあえず、SS/3Bといった人が足りなくなりそうなところのベテランを上にし、投手の第2グループをHomelsによせて形成。その後SSの次のグループを作成(TulowitzkiをGuillenまで落とした)し、オープン戦不調のLeeをここに配置。あまっていればとりたい人たちですね。

括弧の中は実際の指名ラウンドです。

ここまでで埋まったのはC/3B/SP*2。

ラウンド5. (66) Corey Hart OF

31. Eric Byrnes (4巡目)
32. Josh Beckett (3巡目)
33. Erik Bedard (4巡目)
34. Hunter Pence (2巡目。早いです)
35. Torii Hunter (5巡目。おしかった)
36. Corey Hart

ここは、誰か引っかかればいいかと思っていたあたり。投手でランクより僕の評価が低い人を下げてきて、いつも指名が遅くなる外野手も適宜残した。本当は3巡目あたりの外野手をおろしてきてもいいんですが、どうせここでは指名できないし、めんどくさいのでやめました。一方の投手はたまに指名漏れで落ちてきていたので一応のせときました。

ラウンド6. (75) Roy Oswalt SP

37. Roy Oswalt
38. John Smoltz (6巡目)
39. Chris Young (7巡目)

で、お気に入り投手3人衆から誰か指名したいと、ちょっと上位に配置。まだ投手を指名できていない場合はここで2名とりたいと、結構上に配置しています。ここまでにすでに2名取っているとは思っていなかったし、ここで追加で2名指名とならずに本当によかった。

で、長い指名漏れねらいのリスト。だれも引っかからず。SheffieldとかTejadaくらい引っかかるかと思ったんですけど直前でとられていました。

40. Nick Markakis
41. Chipper Jones
42. Gary Sheffield
43. Dan Haren
44. Justin Verlander
45. Aaron Harang
46. Victor Marti'nez
47. Travis Hafner
48. Bobby Abreu
49. Robinson Cano
50. Rafael Furcal
51. Michael Young
52. Miguel Tejada
53. Scott Kazmir
54. Joe Mauer
55. Carlos Pena
56. Garrett Atkins

ラウンド7. (94) Billy Wagner RP

そして来るのがクローザー第1グループ。ここから1名と、結構上の人を下げてきて作っています。イメージとしては100番超あたりで指名したかったので、ま、ほぼその通り。

57. Jonathan Papelbon (4巡目)
58. J.J. Putz (4巡目)
59. Francisco Rodriguez (5巡目)
60. Joe Nathan (5巡目)
61. Billy Wagner
62. Bobby Jenks (7巡目、95番目)
63. Jose Valverde (7巡目、86番目)
64. Takashi Saito (2巡目。はやっ)
65. Francisco Cordero (7巡目、96番目)

ま、ここはほぼ狙い通りですが、後半集団の先頭あたりであったのは恵まれていました。

ラウンド8. (103) Huston Street RP

66. Ryan Zimmerman (8巡目、101番目)
67. Huston Street
68. Chad Cordero (10巡目)
69. Rafael Soriano (10巡目)
70. Jason Isringhausen (12巡目)
71. Kevin Gregg (14巡目)
72. Joakim Soria (12巡目)

で、100番あたりで指名する3塁手を介して引き続きクローザー第2グループ。これの先頭をとりました。

ここで、ちょっと予定外の動きとなります。この第2グループはとれるだけ取りに行ってもらう予定だったのですが、なぜかそうは動いてくれませんでした。RP枠が埋まったからでしょうか?

P枠については、SPとRPが同格と思っていましたが、もしかしたら違うのかもしれません。コンピューターの癖をつかみ切れていなかったための失敗ですね。どういう構造か、結局わかりませんでしたが、RP枠だけしか優先的にクローザーを指名できないなら、クローザーをもっと後でもよかったかもしれません。わかりません。。。でもここでもう1,2ラウンド使わなかったために、すべて早く指名する結果となりました。取りたい人なのでいいんですけどね。

で、これまた続く指名漏れねらいのリスト。引っかからず。ま、そうそうおいしい話はないんでしょう。

73. Dan Uggla
74. Howie Kendrick
75. Brad Hawpe
76. Paul Konerko
77. Adrian Gonzalez
78. Tim Lincecum
79. Hideki Matsui
80. Nick Swisher
81. Ian Kinsler
82. Brian McCann
83. Jorge Posada

ラウンド9. (122) Alex Gordon 1B,3B

84. Alex Gordon
85. Jeff Francoeur (8巡目)
86. Matt Kemp (10巡目)

外野2,3番手用のリスト。若手ですね。ただ、もう少しクローザーをとってほしかったなぁ。ラウンド9での指名はちょっと早い。

ラウンド10. (131) John Maine SP

87. Francisco Liriano (6巡目)
88. Rich Hill (9巡目)
89. James Shields (10巡目、129番)
90. John Maine
91. Matt Cain (9巡目)
92. A.J. Burnett (11巡目)
93. Ted Lilly (11巡目)

先発投手ねらいのリスト。Maineに寄せて作ったので、まぁ、あたりです。150番目くらいでの指名を想定していたので、ちょっと早いです。やはりクローザーもう1、2巡、予定していたのが消えたというのが大きいです。

ラウンド11. (150) Ted Lilly SP

上記リストからもう1名指名してしまっています。これもクローザーの指名不足から来る弊害。これでSP5、RP2となり、投手は17巡目以降しかとれません。。。

ラウンド12. (159) Raul Ibanez OF

94. Shane Victorino (8巡目)
95. Jim Thome (9巡目)
96. Adrian Beltre (10巡目)
97. J.J. Hardy (10巡目)
98. Orlando Cabrera (8巡目)
99. Raul Ibanez
100. Ken Griffey Jr.  (6巡目、はやっ)

指名漏れの人、外野手の補強のあたり。これも若干指名が早いです。200番あたりでも取れる気がしますので。あ、でも周りの指名状況を見ると妥当なのかな。

先発のとりすぎで無駄になったリスト。。。SP5、RP2いますから、投手は17巡目以降でないととれません。もったいない。

101. Ian Snell (13巡目、170番目)
102. Rich Harden (17巡目。自分で指名)
103. Yunel Escobar (12巡目、最近人気ですねぇ)
104. B.J. Ryan (9巡目)
105. Brad Lidge (11巡目)
106. Eric Gagne (14巡目)
107. Brian Wilson (15巡目)
108. C.J. Wilson (16巡目)
109. Carlos Marmol (12巡目)
110. Kerry Wood (17巡目)
111. Oliver Perez (12巡目)
112. Placido Polanco (12巡目)

13. (178) Josh Hamilton OF

113. Josh Hamilton
114. Randy Johnson (15巡目、P枠がうまっているためとれず)
115. Dustin Pedroia (12巡目)

ここらへんからはとってもいい人を単に列挙しているのみです。オープン戦好調のHamiltonを取得できたのはいいのですが、若干順位がたかい。

14. (187) Kevin Kouzmanoff 3B

116. Kevin Kouzmanoff

控えのサード。オープン戦の不調は無関係だといってくれーってかんじです。

15. (206) Julio Lugo SS

117. Julio Lugo

本来ここまでに取得できているはずだったのです。SSは基本的にリスト上も上にずらす動きがほとんどでしたし。最悪の押さえとして一応入れておいてよかったです。

16. (215) Kelly Johnson 2B

118. Rafael Betancourt (15巡目)
119. George Sherrill (9巡目)
120. Heath Bell (18巡目で、自ら指名)
121. Justin Upton (18巡目)
122. Kelly Johnson

2塁手がここまで取得できないとは思ってませんでした。一応の抑えとして入れておいてよかった。でも、結果的にはここでの指名は満足。やはり12名近くのフォーマットでは2塁は後ですね、今年は。

17. (234) Rich Harden SP

自分のリストのはるか上からPick。無念。

18. (243) Heath Bell RP

3人目のRP。ここまでとれないとは。

19. (262) Adam Jones OF

123. Geovany Soto (12巡目)
124. Ivan Rodriguez (13巡目)
125. Bengie Molina (16巡目)
126. Ramon Hernandez (16巡目)
127. Michael Cuddyer (17巡目)
128. Ryan Garko (17巡目)
129. Adam Jones

捕手の群れをスルーして期待の若手。やってくれい。捕手はすでにいるので、スルーでよかった。

20. (271) Lastings Milledge OF

130. Melky Cabrera (19巡目)
131. Lastings Milledge
132. Billy Butler (20巡目)
133. Aaron Hill (17巡目)
134. Ty Wigginton (18巡目)
135. J.R. Towles (16巡目)

引き続き、今年期待の人々+Ty・Aaron Hill。

21. (290) Ronny Paulino C

リストが切れたため、意味不明の人選。やはりリスト切れは怖いですね。今となっては、誰が2つのリストに載っていない最上位かわからない(調べるのが超面倒)ので、リスト切れはこわいとだけ。。。

後悔はやはり、SPを指名しすぎたために、RPが十分に指名できなかったことですね。いつもと違いSVを売りに出すトレードはできなさそうです。ただ、それ以外は、まぁ、ある程度予定通りかな。

このリーグではこんなにSPいらないので、どうにかトレードしたいところ。やはりピービ、サバシアくらいしか指名順位くらいで売れないんですかねぇ。

ファーストが弱い一方、リーグには1Bを2名持っている人があふれているので、なんとかトレードできるといいですね。

2008-03-20

08ドラフト 外伝 巨大リーグ

一つ、プライベートリーグというものに参加してみることにしました。無論、パブリックと違うルール。そのときに今まで考えてきたことがどのように変化するのか、ま、一つの実験です。


今回参加したリーグの設定は以下の通り。

人数20名、Rotisserie、1400IP、C/1B/2B/SS/LF/CF/RF/Util/Util、SP/SP, RP/RP, P/P/P/P, BN/BN/BN/BN/BN, DL、競う分野は野手がR, HR, RBI, SB, AVG, CYC、投手がW, SV, K, ERA, WHIP, NH。指名は23名。

これだけ書いても無味乾燥なので、パブリックとどこが違うか列挙してみます。

1 マネージャーの人数

パブリックが12名なのに対して、20名です。これはとても大きな変更で、後々検討するように、あらゆるところに影響します。とにかく選手がいない。

2 野手のポジション

パブリックが、8ポジション+Utilなのに対して、Utilが2つあるために、10名野手を指名することになります。Util2つにより、プレミアポジションのプレミアが減少します。

また、パブリックは外野がOFと一体であるのに対して、ここは3つに別れています。そのため、ポジション毎のプレミアが変化します。

3 投手枠

投手枠は、Pが4つあり、パブリックの3つから1つ増加しています。これをどう使うか考える必要があります。

4 投手のイニング

パブリックが1250イニングであるのに対して、1400イニング。先発投手1名分くらいイニングが多く、使い切るのに苦労することになりそうです。

5 得点部門 (stat categories)

野手にサイクルヒット(CYC)、投手にノーヒットノーラン(NH)が追加されています。いずれも運と考え、ドラフトでは考慮しないことにしました。従って、ここは、従来と一緒の考え方。ここが多いリーグはしんどいだけと考えて、あまりもとと変わらないリーグを選びました。

このような違いがあるので、従来の、上位指名は盗塁と内野(プレミアム付きのポジション)重視、外野は後回し、先発投手は後から補充という戦略がはたしてとれるのか、というのが問題となります。

換言すると、リーグの設定が違うことによりどうドラフト、その後の戦略を変更するかということです。ちなみに、率重視、大きな数字重視、というのは一般的に当てはまるとおもわれ、それらについては変更はなしです。

目標とする数字

さて、まず問題となるのが、目標とする数字。これはやったことがない設定であり、パブリックと違い先例にあたることもできないので、正確な数字はわかりません。また、例えば野手について、上位200名(10名*20チーム)の平均をとろうかとも思ったのですが、めんどくさくてやめました。平均では勝てないので、結局どの程度水増しするかというのが、感覚になってしまい、あまり意味がないと思ったためです。

ただ、ほかの日本人のブログ等を読む限り、15ないし18チームのリーグで野手10名でやった場合、パブリックの9名の合計と同じくらいの数字になっているようですので、ま、いままでどおりの数字を一応の目安とすることにしました。

どの程度の選手が指名されるか

こういう新しいリーグをやる場合、まず検討すべきがどのくらいの人が指名されるかです。

野手のレギュラーは200名ですね。投手は方針にもよりますが、先発がだいたい170IPくらいとして、6名だと1020イニングで、60IPしか投げないリリーフ(RP)を6,7名指名する必要があります。SP7名だと、リリーフ3名で行けそうですね。そうすると、全体で、野手10名、投手11,12名がレギュラーで、あとの1,2名がリザーブということになります。非常にリザーブ枠の厳しいリーグということがいえます。従ってけが人を持って回復ということはしない方が良さそうです。

これは、大リーグでレギュラーをはっているひとのどれくらいの割合に相当するか。野手のレギュラーはDHありのチームが半分として、8.5名、30チームで255名。ツープラトン用の人(右投手時だけとか左投手時だけとかに使用される人)、守備選手などを考えると、実際に使いたい人数はもっと減るはずです。

このうち、200名は、ファンタジーのレギュラーとして指名されるわけです。そうなると、目標は、実際のレギュラーをとることという、非常に低いものになってきます。

投手にしても同様。クローザーは30人しかいないので、当然取り合いですが、SPも足りない。SPは各大リーグチーム5名いるとしても全体で150名、そのうち120-140名は指名されるわけです。実際は、5番手の先発は170イニングなんてまず投げませんし、入れ替わりもあり、実際の先発を指名するだけで一苦労となります。

また、リリーフについても考える必要があります。SVしかカウントされないので、本来CLしか指名したくないところですが、さすがにそれではどうにもIPを消化できません。先発8名とか指名できればいいのですが、投手の部門は率がおおいので、いたずらにIP消費をねらいに行くととんでもなく質が悪くなってしまう可能性があります。そこで、SVのつかない中継ぎをある程度積極的に指名していく必要がありそうです。この場合、クローザーが弱く、セットアッパーが強いチームのセットアッパーが第一候補で、その他は、いつクローザーが壊れるかもわからないので、セットアッパーであればとるということになるかと思います(むろん、質がいい人を優先)。

ポジション間のプレミア

では、これ(すでに絶望的なのですが)をふまえて、どのポジションから取りに行くか。要はどのポジションにプレミアがあるかですね。

ポジション間のプレミアを簡易に検討する方法は2通りあるのかなと思っています。

1つは守備位置を兼用している選手がいるので、その選手がそれぞれのポジションの何番目にランクされているかをチェックする方法です。簡単なのはOrankを使用する方法。Orankがプレミアを考慮していること(たいがいプレミアの高いポジションでOrankがつけられているので、低いポジションの何番目かを見る際は、Orankに頼っていいのかという問題です。CのVictor Martinez はOrank的には1塁の7番目くらいですが、実力的には12,13番目といわれています。)からすると、完全にうまくいくとも思えないのですが、ま、楽な方法の1つです。

同様に、Orankではなく、ポジション毎のランキング(これもYahoo!で開示されています)で比較するというのもありかと思います。

もう一つが、自分で指名してもいいと思う選手を列挙して、その人数を見るというものです。多分に主観的で人と共有できない可能性もありますが、自分のドラフト用には結構役に立ちます。

この結果ですが、パブリックの場合、個人的には、以下のようにプレミアがあると思っていました。

SP>OF>1B>3B=2B>SS>C>RP(CL)

式だとわかりにくいかもしれませんが、先発と、外野が豊富で、クローザーとキャッチャーは層が薄いということを書いているに過ぎません。

今回のリーグの場合、上記の2つのやり方をふまえた、結論としては、

1B>CF>LF>RF>3B=2B>SS>C>SP>(CL)

ではないかと思っています。

外野が3つに分かれる関係上、最終的には1Bが一番豊富となるという結論です。また、先発投手は指名したいな、と積極的に思える人が70名弱しかいなかったので、極度に足りません。通常ですと、12リーグで、5名程度いればいいので、いつでもとりたいSPの10人程度はFAだったことからすると、大きな違いです。

Utilの増加

Utilについては、以下のように考えました。

Utilは増えれば増えるほど、ポジションのプレミアムを消す働きがあります。具体的には、Utilが2つあれば、1Bのツープラトンを早めに指名してしまうことは何ら不合理ではなくなり、また、Cなどのプレミアポジションを指名するいみというのもあまりなくなり、外野、1Bといった強いポジションを最初から指名していいということになります。

具体的な指名戦略

今回の場合、新たに選手をいくつもチェックしたのですが、いかんせん、知らない人数が多すぎます。従って、これを、従来から指名する選手と、それ以外の選手にわけ、前者をドラフト10順目までに指名する選手、後者をそれ以後に指名する選手と分けて考えることにしました。その上で、各ポジション毎にいつも指名しない選手で指名してもいいと思える人がどのくらいいるかをチェックし、それから逆算的に最初の10巡で指名したいポジションを決定しました。

この結果、最初の10巡では、内野3,外野2,先発3,押さえ2を目標とすることにしました。内野はいつも指名しない人の中にファンタジーで使いたい選手というのがきわめて少ないことがわかったからです。また、先発は極端に足りないので、総合で、5-6名しめいすることにし、そのうちの3名を最初の10巡以内、具体的には5巡以内でとる事を目標にしました(Orank100以内のエース級をねらうということですね)。押さえは、20人もいると、各ポジション1番になる必要はなく、真ん中はキープしたいという思いから、SVをかせげなくはないという人をクローザー祭りの様子を見ながら、適宜指名することにしました。盗塁については、外野3,Util2あることから、内野ではかせげればという程度にすることにし、上位指名でもできればという程度にとどめることにしました。ここも、SVと同じで、全体として弱くなったとしても、やむを得ないと考えることにしたためです。

のこり13巡は、レギュラー野手5名、控え野手0-2名、先発2-3、中継ぎ3-5という組み合わせで行くことにしました。もしかしたら先発はこんなにとれないかもしれませんが。野手は主にオープン戦で活躍している外野手から取り始め、後半はとにかくレギュラーであればだれでもという形になってしまうのではないかと思いつつも、ほかに選択肢がないので、やむを得ないと納得。Cはこの後半でとりたいと思っていました。ねらい目はAriのSnyder。OrankではCの51番目ですが、昨年後半と今年のオープン戦好調です。他の人に気がつかれれば終わりなので、残りの捕手の人数をにらみつつですね。Cを2名とる人とかがいるともっとはやめで、BAL・SFあたりのクリーンナップを打てるCで手を打つかもしれません。

指名の方針として、平均指名順位から考えてお得な人に注力するかという問題がありますが、今回、最初の5巡については、とにかくとりたい人を取り、後半でちょっと考えてみるという形にすることにしました。

さてさて、どうなることやら。

指名結果

早速結果です(笑)。

ドラフトは例によって後の方の指名順位。20名中17位です。

しかし、うーん、ひどい。。。外野をとるタイミングを逸していますね。これは弱そう。

1. (17) Jake Peavy SP 平均指名順位18.2

 17番目という事で、Ortiz, Crawford, Peavyがターゲット。今回は投手優先なので、投手でもいいかと思っていたところ、Crawford, Peavyが来ました。次の投手の順位と、1位で野手をとるなら大きい数字が強くあってほしいことから、Peavyを取得。ここは予定通り。

2. (24) Lance Berkman 1B,RF 平均指名順位30.6

 Uptonと迷うも、昨年後半の好調、今年のオープン戦の好調、テハダ加入によるRの増大、一昨年の成績(全体11位で本塁打45本)からBerkmanを選択。外野では薄いRFを守れること、若干盗塁も期待できるところも気に入っています。次で、Byrnesの指名がわかっていれば、もちろん、率を取りに行って、Ordonez、Guerreroの方がいいのですがね。本塁打に期待です。

3. (57) Eric Byrnes LF,CF,RF 平均指名順位54.7

 外野が3つに分かれている場合、彼をとれるか否かは大きいと思っていたものの、指名順位が後なのであきらめていました。幸運にも指名でき、盗塁も確保できました。2名野手で、若干打率に不安を残しつつも、先発大量指名に向かいます。

4. (64) Roy Oswalt SP 平均指名順位76.2

 個人的なお気に入りは、率系がいいOswalt, Young, Smoltzあたり。そのうち上位指名してもいいと思っていたのは、Yahoo以外のサイトでは2,3番目にランクされることもあるOswalt。三振が若干少ないのはありますが、1400IPをちゃんと使い切ればそれなりについてくると楽観視。ただ、後から考えると、ここは外野手でもよかったかも。Tori Hunterが残っていたので迷ったのですが、指名できなかった。これは要反省。ランクに反しすぎて明らかなミスですね。

5. (97) John Smoltz SP 平均指名順位78.2

 お気に入り3名のうち残っていたSmoltzを選択。

6. (104) Ryan Zimmerman 3B 平均指名順位95.8

 直後の6順目。クローザーの指名テンポが遅いため、当初の予定を変更し野手を狙う。1BのKonerko(オープン戦好調)と彼が上位で残っていたため迷った末に、3Bを確保。SDのKouzmanoffをとる予定であったが、オープン戦不調のため日和ってしまった。Konerkoだったかもしれない。3Bは、Beltreもまだいたし。。ま、成長に期待です。

7. (137) Chad Cordero RP 平均指名順位130.8

 そろそろ抑えをと思い、取得。

8. (144) Matt Capps RP 平均指名順位139.5

 残っている押さえから迷いつつも取得。ここは野手でもよかったかも。抑えでもAtlのRafael Sorianoもありだったかもしれない。若手なので成長に期待。

9. (177) Dustin Pedroia 2B 平均指名順位141.7

 これが大失敗指名。2Bについては、当初Kendrickをねらうも7巡目で直前に指名されてしまう。やむを得ず、同じタイプの彼をと思い、指名順位で得をしているのもあり、いいかと指名した。上の3野手で本塁打、盗塁、打点、得点をある程度抑えられているので、今度は打率をと思ったこと、指名時のチャットで2B足りないとの噂が流れ、それに流されたのもありますが、それにしても、本塁打、打点、得点がついてこない野手を4番目に指名するというのはなかった。これは大失敗。この時点ではまだ外野の有望株が大量に残っていたため後悔してもし切れない事となってしまいました。こうしてみると何度か野手指名の機会はあったのですよね。いずれかだけでも指名していれば・・・

10. (184) Ted Lilly SP 平均指名順位156.3

 先発6名指名しようと、逆算するとそろそろ必要だったこと、Pedroiaのあとこの指名までにねらっていた、Drew (Bos), Milledge(Was)などが、指名されてしまったことから、先発投手の獲得に動きました。ここでも投手重視の方針を守ったわけですが、若干やり過ぎ感がありました。何せ10巡で先発5人目。

11. (217) B.J. Ryan RP 平均指名順位188.8

 なぜか当初の予定に反し、クローザーがこの段階でも余っていた為取得。この段階で、ショートの指名遅れが明白になっていたのですが、間違って2名連続指名した方が、外野かクローザーとなら交換可能とおっしゃっていたので、一応信じることにし、プレミアのあるクローザーを増やしにかかったというのもあります。この段階で、Lugo(Bos)を指名するという選択肢は当然ありました。ま、どうなることやら。

12. (224) C.J. Wilson RP 平均指名順位不明

 同様の趣旨でもう一名。これらの指名により、とりあえず、中継ぎの優先順位はぐっと低下。何せ、30名しかいないクローザーを20名のリーグで4名取得したので。

13. (257) Adam Jones LF  平均指名順位220.7

 外野があまりに薄いので、あわてて補強開始。これではどうにもならないのですが、野手4人目。

14. (264) Mark Teahen 1B,RF 平均指名順位226.0

 残っている中でまだ成長が期待できそうなレギュラーを取得。昨年と違い3Bが守れなくなっているので、どうかというのはあります。野手5人目。ほとんどの方が野手にめどをつける中、まだまだ、道半ばです。

15. (297) Jacque Jones CF,RF 平均指名順位190.9

 これが今回の大失敗。この回、まだ残っていた、SFのC(4番)のモリーナ(平均指名順位200)をねらうも、直前でさらわれパニック。とれると思っていただけに衝撃は大きかったです。誰をとるか右往左往したあげく、NYYのKennedyに決定し、決定ボタンを押すも、PCが若干固まりタイムアウト。最後の方にと思ってリストアップしていた彼をなぜか指名する羽目に。なきそう。。。。だって、昨年6本塁打ですよ。一昨年の27本塁打に本気で戻ってもらわないと割が合いません。しかし、モリーナをこのラウンドで指名した人は本当においしい。

16. (304) Melvin Mora 3B 平均指名順位219.3

 失意のうちに迷走は続きます。2000年にトレードでオリオールズに来て依頼ベストのキャンプを過ごしているとの情報に完全に依拠です。2004年の成績(打率340、27本塁打、11盗塁)のときより、オープン戦はいいようですが、これを超える可能性は、、、ないよなぁ、36だもん今年。

17. (337) Mike Cameron CF 平均指名順位222.4

 1ヶ月の出場停止は痛いし、率がないのも痛いが、ま、この順位であれば。

18. (344) Franklin Gutierrez LF,RF 平均指名順位不明

 オープン戦好調情報を信じた短期的な買い。どうなることやら。ここら辺、野手の指名を続けていますが、所詮後手後手。結局誰もいないんですね。

19. (377) Carlos Villanueva SP,RP 平均指名順位不明

 先発ローテーションに入れそうなので、Milの強力打線に守られて勝ち星をのばすことを期待しての指名です。先発5人目。

20. (384) Geoff Jenkins LF 平均指名順位不明

 本拠地がPhiに変わることで、いい結果が出ると信じています。打率が、、、

21. (417) Jim Edmonds CF 平均指名順位不明

 Kouzmanoffといずれかが3番を打つのだと信じています。打率がねぇ。。。WasのNick Johnsonとどちらか迷っていたのですが、いまでもどっちがよかったかわかりません。完全にレギュラーであればJohnsonがいいかもしれませんが、なんせYoungが復帰してきたときのリスクがあるので。

22. (424) Shawn Hill SP 平均指名順位不明

 先発6人目。一応目標達成中継ぎにしようかとも思ったところ、昨年それなりに抑えている若手で、今年もローテーションという人が残っていたための指名です。ねらっていたSSが全滅していたのもあります。これでSSなし確定。しょうがない、トレードでの獲得を目指します。無理なら、適当に在野の人をあてはめて。。。

23. (457) Chris Snyder C 平均指名順位不明

 最後まで隠れていてくれた彼。彼も直前で奪われたらCも該当者なしになるところでした。今日の報道ではレギュラーシーズンも4番の可能性もあるとのこと。このまま出世街道を突き進んでほしいものです。

なお、平均指名順位というのは、おそらく統計分母の大多数は12名のリーグのもの。従って300番台が平均とかはそもそもないんですね。そのため本当は200番くらいからのひとは、指名割合とあわせてみる必要があり(1%のひとだけ、1位指名、後は指名なしでも、平均「指名」順位は相当いいですからね)、それを考えると、そんなにおいしいStealといえるような指名はないように思います。その時々は、結構いい順位で指名できている等と思ったものですが、どうでしょうね。

基本的には待ち時間が多かったのもあり、当初の想定通り進めることができましたが、クローザーの指名の遅さは若干以外であったこと、できあがりを見る限り、外野手をもっと優先させるべきであったこと(OFでなく分かれているため、OFについては、実際のOrankより価値が高くなるというのを忘れていたのが大きい)など反省材料も山積みです。特に20名いるため、各分野ある程度の成績をねらうという方針を忘れ、いつも通り、クローザーのかき集めに走り、また、今回は先発もかき集めたため、野手部門が壊滅的な状況になってしまいました。ま、10位をねらうようなチームというできあがりでしょうか、、、、残念。。やっぱりお得な指名より好きな人を指名する方が精神衛生上はいい気がします。下位指名では好きな人が全くいなくなるのがこのリーグの特徴ですが。

上位で外野手を取らなかったために12-17順目の指名が無駄になっているような気がします。使いたくない人を指名しちゃっている感じで。これは大変もったいないですね。苦労しそう・・・

トレードですが、各チームとも控え層がうすく、思ったより難しそうです。2対1で2名出してしまうと、レギュラーが足りなくなるのもあり。むしろ1名の方に立ってしまおうかとすら考えているところです。ま、ここら辺も力学の違いですね。


2008-03-13

08ドラフト19 Yahoo! Auto Pick の傾向

Yahoo!のオートピックに任せる場合、とても知りたいのが、コンピュータがどういうルールで選手を選択していくかです。


パブリックの場合、全部で21人選択することになります。レギュラーが16名と控えが5名。16名の内訳は野手が9名(うち1名はUtil)、投手が7名(SP、RPが2名ずつ、SP/RPのいずれもが使えるPが3名分)。

これを事前に作った自分のリスト(Pre Draft player Ranking List)に従って、コンピュータが指名していくわけです。

リストには、前にも述べたとおり、2種類あり、自分のお気に入りの選手を並べたYour Rankings (My Players) と、指名しない選手を並べたExclude Rankings (Exclude Players)があります。Yahoo!自体用語の統一感がないので、ここでは、自分のお気に入り選手のリストを「お気に入りリスト」、指名しない選手のリストを「控除リスト」、そのいずれにも名前がない選手のリスト (list of players) を「一般選手リスト」として、話を進めます。

Yahoo!のヘルプとか、Ruleにもあるのですが、コンピュータは、①お気に入りリスト、②一般選手リストの順で考慮しながら、なるべくポジションの重複がないように指名をしていきます。

具体的には、お気に入りリストから選べる場合はお気に入りリストから、ポジションの重複がないように指名しようとするとお気に入りリストの中から選手を選べない場合は、一般選手リストのなかから選手を指名するわけです。お気に入りリストは自分が記載した順番に上から指名されていき、一般選手リストは、Orankの高い順に指名されていきます。控除リストの選手はいかなることがあっても指名されません。

ここまでは特に問題はありません。

ポジションの重複を避けるとは

問題は、ポジションの重複がないようにとはどういうことを指すのかということの具体的な内容です。

まず、常に守られるルールとして、レギュラー16名を何が何でも先に指名し、17巡目以降の5巡を使ってベンチ要員を5名指名します。

つまり16巡目の段階で、あいているポジションがCだけという場合に、どんなに高ランキングのSPやOFが残っていたとしても、16巡目はキャッチャーを指名するというのがコンピュータのやり方です。

レギュラーの指名については、基本的に各ポジションの優先順位はありません。お気に入りリスト、一般選手リストを参照しながら、あいているポジションを埋めていく感じです。たとえば最初に1Bの選手を指名した場合、2巡目以降は1B以外のポジションのために選手を指名します。野手と投手の優先順位もありません。あくまであいているポジションを指名していくというのが原則です。

複数のポジションを守れるプレーヤーについては、Yahoo!のコンピュータは非常に賢くできています。

たとえば、1巡目に2B/3B/OFを守れる選手(フィギンスなど)を選択したとしても、リストが上位であれば2巡目に2Bを選択することは、ルールに反しないようです。

どういうことかというと、たとえば、Utilだけ守れる選手を指名した場合、Utilのポジションはその指名により埋まり、ほかのポジションを指名しにいくのですが、1Bだけ守れる選手は1B/Utilという扱いになり、1B/Utilのいずれの枠も使い切っていないとして、Util、1Bのいずれの選手も2巡目に指名できるというルールで動いているようです。とすると、複数ポジションを守れる選手を指名するということは、17巡目以降までとれなくなる選手というのができにくく、全体のOrankを高く保つのに役立つ可能性があるということです。

仮定として、Utilのみの選手(DH)がOrank 10位、20位、30位にいるとします。もし、1巡目にOrank10位のUtil選手を指名してしまうと、17巡目以降まで20位、30位の選手を指名することができなくなるのです。一方、ほかのポジションの選手を指名する限り、2巡目、3巡目でこの3名のUtil選手を指名することができます。これが繰り返し行われる結果、Utilではなくとも1つのポジションしか守れない選手というのを先に指名すればするほど、17巡目まで指名しない選手というのが増加することになります。

よくあるパターンとして、1BのHRが多い選手を最初に2名とるというパターンがあります (1Bツープラトン、以下①) が、これの弊害はUtilを早々に使ってしまうということです。

Cの上位にR. MartinとVictor Martinezがいます。この2名を指名する場合(仮にVMartがCしか守れないとした場合を②、C/1Bである場合を③とします)と併せて検討してみましょう。

一般的にYahooのOrankは、ポジションのプレミアを考慮して作成されているので、複数ポジションを守れる選手は一番プレミアが高い守備位置でOrankがつけられているという傾向があります。

前にも検討したとおり、一番攻撃力が強い選手が多いのはOFです。そのため、ポジションごとの同ランクの選手の攻撃力というのを比べると、HRなどの特定分野を除き、総合力では、OFが一番強くなっています。よってUtilはOFで埋めるのがいい。

異論あるかもしれませんが、具体的には、OF>1B>3B>2B>SS>Cの順であるように感じています。で、今年の場合、2Bが充実しているので、12チームの場合、3Bとほぼ並列、こんな感じかと。

たとえばOF/1Bのバークマンは基本的には1BとしてOrankが取得されていると解釈するのが適当で、OFのみのランクであれば、もっと下でもおかしくないと思います(むろん、年齢、他の選手、一昨年の成績等いろんな要素を考慮しているのでしょうから、一概に比べられる相手というのはいないのですが)。よって、1Bとして使うのが合理的となります。

わかりやすく数字で表現すると、仮に同じランクのOFの攻撃力を10、1Bの攻撃力を8、Cの攻撃力を5とします。すると、①1Bツープラトンでは2(OF 10-1B 8)、②Cのツープラトンでは5(OF 10-C 5)、③Martin/VMartの組み合わせでは3(1B 8-C 5)損をすることになります。

③の場合は、Martは1Bを守ることができるので、一番効率よく考えるとしたら、1Bは埋まったと解釈されるものの、Utilは残ると考えることができるため、実際に損をするのは1B/Cの差となります。

なお、むろん後のUtilの指名ランク、1Bのだぶつき、Cの欠乏、Cが後のランクに集中すること、OFでは1B に比べてHRを稼ぎにくいことなどを考慮に入れると結果は異なるとの議論は可能ですが、ここでは視点が異なるため考慮していません。

仮にこれを考慮したとしても、通常最初に打点とHRなど1BがOFよりも一般的に稼ぐことができる分野について弱くなるチームができあがることがわかっていることはないと思いますので、最初に決め打ちしてしまうのはやはり効率的ではないということになろうかなと思います。

また、複数ポジションによりけが人への対応、後からaddする選手の柔軟化などそれ以外のプレミアも取得します。

以上をまとめると、(1)通常UtilをOF以外のポジション(仮にX)の選手(T)で埋めるというのはプレミアムを払っていることになります。(2)Xのプレミアムは、XとOFの差。(3)TがX以外(Y)も守れる場合は、プレミアムはXとYの差となる、ということでしょうか。YがOFである場合は差が縮まらないのですね(上記の通り、この場合でもけがのバックアップを考えるとないよりある方がいいと思います)

コンピュータは基本的には、レギュラーを第1順位に、控えを第2順位に考えており、第1順位の中でポジションごとの優劣は基本的にありません。野手であろうが、Utilであろうが、SPであろうが、RPであろうが、Pであろうが、同じです。RPまたはSPを連続して指名したい場合、5名まで(SP/RP属性の選手を組み合わせると7名まで)連続して指名することができます。

はっきりしない部分

ただ、たまにおかしな動きを見せることがあります。Utilの指名で、Utilのみの選手を避けてみたり、Utilの枠の優先順位をさげてみたりするのです。この理由はわかっていませんが、Utilについての指名ルールははっきりしない部分が残るということでしょう。

ベンチ要員5名の選び方も結構見えない部分があります。野手のみ、投手のみの指名になることはなく、野手と投手がそれぞれ必ず1名はいるかたちになります。また、お気に入りリストをどの程度優先するかも違い、たとえば、控えキャッチャー5名がまだお気に入りリストにおり、それが上位であったとしても、4名キャッチャーという事態にすらなりません。

これは、おそらく、Yahoo!の側で、いくばくかのセーフティーを働かせているためと思いますが、詳細はわかりません。

よって、Util、BNの選手は、必ずしもリスト通りの結末にならない可能性があるということになります(研究不足ともいいますが・・・)。

リスト作りへの反映

これをリスト作りにどう生かすかですが、たとえば、プレミアがつく希少価値の高い選手について、戦略上、このなかから1名という趣旨で、リストで比較的近い順位に並べたくなることがありますが、できるだけ、その中の数名の1番上の順位の人のところに寄せないということでしょうか。たとえば、Orank 20,30,40の人がプレミア選手で、同じポジションの次の人は200番という場合、20番あたりに、20,30,40の3人を並べると、ドラフト順位によっては、この中から2名指名してしまう結果になりかねません。

プレミア選手は、プレミアを考慮しない素の状態の成績は同程度の順位のほかの選手よりよくないので、これはチームの弱体化につながります。3人まとめておくとしても、実際に2,3番目の選手が指名されるかもというところにおくのがいいように思います。ま、どこで指名される可能性もあるので、あくまでカンと読みであまり意味のない行為ともいいますが、クローザー上位のランクを下げて、クローザーをとりたい位置(最低このクローザーをとりたいと思うクローザーの指名されるだろうなというあたり。クローザーは、Orankより上位で採用される可能性が高く注意が必要です。)に、ずらっと並べることなどはある程度有効かなと思っています。

このように、ドラフトの指名順がわからない以上、最後は運になるのがAuto Pickの特徴であり、それが初心者とそうではない人間のドラフト結果が大差ない状態になる理由かと思います。したがって、Auto Pickドラフトは、直後に「もーだめだ」とか、「これは勝てるな」とかいう感想を抱く人が少ないという点で、能力差が大きくある人たちが寄り集まって同じルールでゲームするときに優れているシステムなのかなと思われ、ドラフトの緊張感がなくなるというデメリットをのぞいても、みんなが最後までゲームに参加するインセンティブが生まれる点でもっと評価されてもいいのかなと思います。


うーむ、全体に構成の練り込みが足りず、わかりにくいので、時間があれば、ちょっと書き直します。。。


2008-03-11

08ドラフト18 情報の取得

基本的に選手のことをあまり知らなくてもある程度の競争力を保つ方法について書いてきましたが、もちろん選手の情報について詳しい方がゲームは強い。では、そういった情報はどこで入手すべきか、いろいろやってみたまとめです。


Fantasy baseballは、やはり大リーグの選手について知っている方が強いのはむろんです。打順しかり、チームしかり、その他いろいろな情報が取得したくなるときがたくさんあります。そういったときに、英語のページを読み込むのは結構おっくうだったりするので、ここで、ある程度、まとめて情報を取得する方法をメモしておきたいと思います。

1 Yahoo!からの取得(通常版)

YahooのFantasy baseballをやっていて、まず、一番使いやすいのは、もちろんYahooからの情報の取得。大概は、画面をクリックするだけなのですが、いくつかなかなか気がつかなかった点を。

まず、ファンタジーの自分のチームで選手に「^」がついていることがありますが、これがその日(または表示している日)にゲームに出るという印。だいたい試合開始前には、出場するか否かがわかるので、出場しないときは予備の選手に急遽変更したりすることができます。

選手の一覧を見るのはPlayers。調子を見たいときは、表示をRanksに変えて順位の変更をみればいいです。野球にだけあるのが、P(Probable)という表示。これは翌日の先発予定投手だけ表示するモード。結構重宝します。

また、一部の選手だけを取り上げて、フラグを立てて、お気に入り選手としてみることも可能です。簡単に、現在調子のいい選手の中からほしいパラメータを稼いでいる選手をフィルタするのに使いやすいです。

たとえば、このゲーム、野手は、だいたい100位に入るのをめどにとればいいのですが、Ranksで、今期、直近1ヶ月、直近1週間のそれぞれの100位に、全てフラグをつけて、それを、自分のチームのページ(my team)のwatch listで一覧にすると、とても見やすくなります。特に、どのゲームでもそうですが、率の順に並べたいときに重宝します。watch listの一覧で並び替える限り、ふつうは1打数1安打の選手とかはいないので、実際上高打率の人を探すのが探しやすくなります。

選手名をクリックすると選手の情報画面になります。基本的な情報をみるのはPlayer Profile。これで過去3年間の年度別成績、所属チーム、直近10試合くらいでの結果など一目瞭然です。トレードとかで活用したいのは、Split StatsとSituational Stats。前者は、月別の成績や、前半後半のどちらに調子があがる打者なのかなどという情報を得るために使い、後者は、どの打順で打っているかという情報を得るために使っています。

また、選手の情報画面からは、チームの情報にもアクセスできます。特に便利なのが、チームの情報についてのレポート(随時更新)にアクセスできること。チーム名の表示からのプルダウンで、Team Reportというのにいくことができますが、ここで現在のけが人、クローザー、打順、チームについての情報などを知ることができます。同じくチーム情報ではDepth Chartも使ってみるといいかもしれません。どのポジションで誰がレギュラーかというのが視覚でわかりますから。Scores & Scheduleでは、最近の成績一覧をみることができます。野球でも先発投手をadd/dropで回転させるときなどはできれば、最近貧打のチーム、連敗中のチームに当てたいもの。そういうときにこれを見ると便利です。

リーグの情報では、Standingsが便利。これで、上位チームなのか、チームの防御率はどうなのか、などのチェックができます。

ドラフト関連では、平均指名順位というのが、Draft CentralのDraft Analysisでみることができるほか、Watch listでもResearchを表示することでみることができます。また、現在add/dropが多く行われている選手というのはToolsのBuzz Indexで確認ができ、だいたいの有力新人はここに表示されるので、マニアなリーグでない限り、ここで表示されてからとっても遅くはないです。大概の新人は外れですので。

同じくToolsにはKey to Successというのもあります。これは全体順位500位までのチームがどの選手を何パーセント保持しているかというのを示すもので、リーグが始まって早々は、うまい人のやり方を知るのには最適です。この表、結局は新人発掘として、誰を発掘するのがよかったかという結果論で使われることが多いのですが、本当は是非やるべきなのは、前の年のドラフト1巡目、2巡目で指名されている人のうちだれがどのくらいの順位でこの表にのるかということです。去年のAロッドは当然のっていました。アメフトでは偏りが極端で結局Brady、Mossの両方を持っていれば結局勝ちなのねということがわかりますが、ただ、一般的にはRBをとらないとというのも確認できます。ホッケーの上位指名でこのリストの上位にあるのは当然G、後はD(いかにこれらを指名するのが重要かということです)。ほかのプレーヤーは活躍しても下位に表示されるだけです。昨年の野球のリストは残念ながら手元にないのですが、今年のはとっておくべきですね。

シーズン中は、毎週、Yahooのコラム (Skinny)で、クローザーの情報が流れますので、クローザーの変更だけは確認しておいた方がいいと思います。むろん、厳しいリーグではこれで確認しているのでは遅いのですが。

2 Yahoo!からの取得(セコ技)

ただ、いずれも上記の詳細情報は、基本的に一人一人見ていかないといけません。それは、実は結構面倒。特に、今年は長打率とK/BBの比率(マネーボールと一緒ですね)をみるといいといわれたこともあり、これがどうしても一覧で見たい。その他、年齢、出場試合数というのも一覧でという衝動に駆られました。ドラフト用にですね。

で、これを見る方法がないものかと苦心していたところ、若干、セコイ技ですが、ありました。

独自のリーグを作ってしまうのです。リーグの項目に出場試合数、K、BBなどを設定として足してやるだけで、Playersの一覧にそういった項目が足されるのです。盗塁失敗も足せますし、2塁打、3塁打項目を足そうと思えば、それも足せます。投手でいえば、先発試合数や、セーブ失敗情報も足せます。勝率や奪三振率も。これで、過去2年分それぞれ1画面で見ることができます。これは結構便利でした。

このリーグは特に遊ぶ目的ではないので、後からリーグごと削除してやれば特にじゃまにもなりません。

1アカウントあたり開幕時に4チームしかもてないのですが、もう一つアカウントを持っちゃって、そっちは表示専用としちゃえば何の問題もありません。ドラフト時には2つのアカウントからアクセス。1つのブラウザでは1つのアカウントしかアクセスできませんが、たとえばIEとFirefoxを両方併用すれば同時にアクセスできますからね。

こういった情報はほかのところで取得することもできるのですが、やはり楽なのはYahoo!のOrank順に並んでいる状態。それを実現するのはこの方法しかないように思います。

なお、年齢については、どうやっても一覧表示できませんでした。ま、年齢を競う要素とすることができないのは当然なのですが。で、別サイトを見ることにしました。これは下記。

3 マイナーの情報

新しい選手が出てきた場合、よっぽどのマニアでもない限り、どんな選手か皆目検討もつきません。そこでマイナーの成績をみたいと思うもの。2年目の人も昨年はその選手の傾向が出ているのか、マイナーとは全く違った傾向で、2年目はマイナーの傾向に戻るのかなど確認したいときもあります。あいにくYahoo!でうまく表示する方法は見つけられませんでした。

いま、使っているのはRotowire。有料サービスのはずですが、みられるところも一部あります。数字だけでいいですのでね。選手の画面にたどり着く方法は、Googleで検索。

「Rotowire 選手名(フル)」で、英語の検索結果がデフォルトであれば一番上に表示されるはずです。これでマイナー時代の長打率とかも結構簡単にアクセスできるようになりました。


rotowire Johan Santana

firefoxとかIE7であれば右上に検索窓があり、これにはctrl+eのショートカットでアクセスできるのでこれと組み合わせると使いやすいと思います。二人目以降はctrl+eでアクセスして右を押して選択を解除し、ctrl+左二回で氏名を選択して新しい名前を入力かペースとしてエンター。書くと長いですが、指での操作は一瞬です。

なお、春のオープン戦の情報はMLBが一番の気がします。
http://mlb.mlb.com/stats/sortable_player_stats.jsp


4 年齢

年齢については、Yahooでも一人一人の画面では当然表示されるのですが、一覧表示がどうしてもできない。よって、別のサイトの一覧表示に頼ることにしています。

これが下記
http://www.sportfanatics.net/Fantasy/Baseball/2008/Player_Rankings/2008_Cheat_Sheet_Player_Rankings_Catchers.htm

これは、キャッチャーのプロジェクションですが、年齢の一覧もあります。どの時点の年齢かわかりませんが、方向性をみるのにはいいかと。2008というのが混じっているとおり、リンクは切れると思うので、リンクにはしていません。

5 プロジェクション

今年どの程度の数値が期待できるかというのがプロジェクション。これは本当、千差万別、各サイトから出ています。なぜかYahoo!は一覧として出していないので、ほかをみる必要があります。

ESPN
http://games.espn.go.com/flb/tools/projections


MLBではファンタジーをここでやると過去3年成績とプロジェクションを表示できます。蛇足ですが、H2Hで1週間に1度しかadd/dropできません。また、ポイント制。公平ですが、あまりみなくなります。投手がチームごとで得点がダントツ大きいので投手(チーム)と層の薄い捕手からドラフトするのが吉だと思います。ライブドラフトで誰が今いるのかわかるのはいい。みんないなければ投手はあとでよく、大概勝てます。
http://mlb.mlb.com/mlb/fantasy/index.jsp

と、まぁ、書いてもきりがないほどプロジェクションというものはあります。でもこれって、素人の僕でもできそうな感じ。昨年調子が悪かった人は、キャリア平均くらいまで戻ることを前提に、昨年よすぎた人はちょっと下で書いているに過ぎず、あくまで参考ですね。けがで試合数が少なかった人について倍率をあわせて通年の成績をみることができるくらいがメリットでしょうか。勝手に想像した方が楽しいですね。

6 打順一覧

個人的には、上記Team reportをみるのが一番と思うのですが、簡易に一覧となっているものとして下記。

http://www.sportsline.com/mlb/spring/lineups

7 昨年のドラフト、リーグの情報

自分が所属していたリーグは自分のFantasy profileからみることができます。必要なチーム得点などの情報はここから得ることができるわけですね。

ただ、一番知りたい初年度にどうやって情報を集めるか、が問題です。

Yahooのリーグはプライベートもパブリックもリーグに番号が与えられており、その番号と、年度で表示ページを指定できます。パブリックであれば自分が参加していなかったとしても情報が表示され、プライベートなら表示を拒絶されます。

以下のリンクの公式の空白部分に数字を入れてやると表示可能です。

http://archive.fantasysports.yahoo.com/mlb/年度/リーグ番号

たとえば2007年度の10000番であれば、年度に「2007」を、リーグ番号に「10000」を入れてアクセスすることができます。なお、mlbをnflとかにするとほかの競技の過去の情報にもアクセス可能ですね。

Firefox/IEではf6を押すとアドレスバーにアクセスできるので、それで操作すると楽です。

これで何をみるか、ですが3つあると思います。一つはどの程度、各パラメーターをとると上位につけることができるのかという実践感覚の養成、次に、ドラフトで昨年1巡目、2巡目は誰が指名されていたのかということの確認(結構違います)、最後に上位にいく人がどういう指名をしていたのかという確認。最後のは、トレードがある場合、あまり役に立ちません。同じトレードができる保証はないですからね。Final Rostersとドラフトのチームごとの表示でどの程度の一致性があるかみてから結論を下した方がいいように思われます。

なお、もう一つの使い方として、ドラフト参加者の今年のリーグの番号がわかっていれば、だいたいの傾向がつかめたりします。特に強い人がどうやっているのかというのを見るのは参考になります。クローザーを下位でのみ指名してめっぽう強いチームを作っている人を見たときは結構目からうろこでした。

8 その他のファンタジー全般の情報

Yahoo!のヘルプなどもいいのですが、役に立ったと思えたのは下記。tipsなどもわかりやすく書かれています。
http://www.profantasybaseball.com/Fantasy-Baseball-Player-Rankings/Fantasy-Baseball-Player-Rankings.php

最後にドラフト関係で有名なのが下記。その名もモロ mock draft central。
http://www.mockdraftcentral.com/index.jsp



こうやって書くと長いですが、アクセスする場所は所詮少しです。選手の情報は、最初から全部知ろうとはせずに、トレードオファーの度にぼちぼち知っていけばそれでいいのかなと思います。


2008-03-08

08ドラフト17 Auto draft listは控除がポイント

ドラフトにあたって誰を指名するかを決定する為に、オンライン上に有力選手順に並べたリストを作成することができます。それの作り方について考えてみたことのまとめ。


Yahoo! のfantasy baseball のドラフト方法は、ライブドラフト、オートドラフト、オフラインのドラフトの3つ。ほとんどが全2者であるので、ここでは、全2者のみを対象とします。

ライブドラフトは、オンライン上で実際にドラフト会議をする感じのものです。1人1指名90秒時間を与えられて、順々に指名していく。完全ウェーバー制でくじ引きはありません。

オートドラフトは、マネージャー(ファンタジープレーヤー)が事前に用意したリストの順番に従って、Yahoo!のコンピューターが自動で指名を行います。事前の準備はした方がいいのですが、ドラフト会議というのがなく指名自体は一瞬です。

のめり込む人が好むのはライブドラフト。これをゲームの最大のイベントととらえる人も多いです。

一方、MLB・ファンタジーに詳しい人と詳しくない人の差がつきにくいのがオートドラフト。

1巡目指名はランキングに従ってやれば誰がやってもリスクは少ないです。上位指名ではむしろ奇をてらう方が危険です。それくらい、fantasy baseballというのはアメリカで普及しており、上位、特に1巡目のランキングというのは、大量に議論され、さらに大量の実際のドラフトデータをもとに作られているので、その結果のランキングに従って指名する限り、大きな失敗というのは理論上少ないのです。実際は競馬の倍率とかと一緒で、選手の調子を本当に見ることができれば、無論誰を指名すべきかというのは独自に深く研究可能だと思いますが、手続適正という観点からすると、すでにあるランキングに従ってしまって特に問題はないため、Manager の能力を反映した差がつくというのは、理論的に少ないわけです。

一方、差がつきやすいのは下位指名。ドラフトでは、上位で指名した人を見ながらその弱点補強をするというのが下位指名の基本的な方針になるのですが、①事前の準備・②その場その場での対応能力に、初心者と熟練者には相当差があるからです。初心者にはチームのできあがりが見えにくいので、とても難しく、無駄な指名をたくさんしてしまいがちです。一方、オートだとみんな上位で何を指名したかという追加情報がなく下位を指名するので、下位の指名の上手い下手というのが出にくいのです。

というわけで、オートドラフトの下位指名には、②その場その場での対応能力という観点の差はありません。あるとすれば①の事前準備。

事前準備で重要になるのがリスト作り、というかこれだけです、事前準備は。

で、その事前準備について、メジャーの情報なんて知らないし選手名もしらないよ、という状態から、人並みのドラフトを終了する方法はないものかと考えた結果がこのエントリです。

いくつか基本概念を確認してみます。すでに書いていることが多いので、簡単目に。

ランキング

「選手の能力、ゲームにおけるインパクトを1つの数字の列で表したもの」です。基本的に専門家が多数よりあつまって議論の末に作り上げているので、相当程度信頼できると考えましょう(そうしないとめんどくさい)。

いくつかの構造的な欠陥は無論抱えています。それをリスト作成時に考慮する必要があります

(1)ポジション間・能力部門間のバランスの難しさ

能力、ポジションがたくさんあるのを1つの数字列にしようとしているので、コンセプトに無理があり、例えば盗塁王、本塁打王、最多勝のどれに一番価値があるかというのは昨年の成績についても理屈ではなかなかきまらない。

極端な一例としてこんなのが考えられます。ある野球チームが盗塁の専門家として選手Xを雇った。Xは実はサイボーグで1日1度だけかならずファーボールで出塁し、1盗塁する特殊技能をもっているとします。ただ、それ以外のことは全くできず、ホームに帰ってくることすらできない。ほかの打席は全部凡退。バットにはあたらない。とすると、年間成績は、AVG0,HR0、SB160、R0、RBI0ですね。

これを去年のランキングにあてはめるとどうなるでしょうか。

Yahoo!がランキングのアルゴリズムを公開していないので、正確なことはわかりません。ただ、盗塁できる人の少なさ、160盗塁の偉大さ(これだけで通常は盗塁数は1位となります)から考えると、相当いいランキングをもらえるはずです。特殊な修正がなく、盗塁数が増えると、全体のランキングも比例的にあがる限り、例えば10番台とか。

ただ、この人を起用する限り、優勝は相当難しい。例えば打率です。全員打席数が一緒だとすると、他の人がたとえ3割打った(だいたい打率トップチームくらいのできです)としても、1/9へるため270を割ります。270を割るのは結構ダントツで打率最下位チームということになります。また、打点、ホームラン、得点についても相当つらい展開が待っています。打率が一番大きな数字で差が少ないのでわかりやすいと思いますが、打点、ホームラン、得点も他の人がよそのチームより1割多くかせいでようやく人並みの点数です。

この選手を加えるメリットを一番感じるのは盗塁最下位のチームですが、このチームが盗塁以外すべて最高点だとすると、たとえ、この選手を加えて盗塁1位になったとしても、得られる得点は11点、失われる得点は打率だけで11点、ほかの部門が半分とするとそこでのマイナスが、18点程度で、完全な赤字です。ま、このチームが本当に化け物で、全員4割50本塁打とかのホームランバッターの集まりであれば、マイナスがなく、プラスだけあるので、設定次第の面はありますが通常のチームではマイナスの方が明らかに多い。

とすると、こういう人のランキングはどうするの?という話になっちゃうわけです。ふつうマイナスばかりなので1000番とかでもいいのですが、役に立つチームではものすごく役に立つため、一芸選手について、どのくらいの成績からマイナス効果の方が強くなるか判然としないのです。Yahoo!のランクで言えばOrankに考慮することは可能でも、当期の成績とか、昨期の成績は機械的にやっているはずで、いい成績しか反映しようがないのではないかと思うわけです。

その選手をとると相当の可能性で負けるが、単体の能力としては高いと判断せざるをえない場合にいかんともしがたいのです。

これが打率10割なら、ほかの数字は何とかカバーできるし、打率で首位になれるし、使いたい気も相当するわけですから不思議なものです。

これが全部門、全選手間で発生するわけですから。。。。

(2)ランキング下位の信頼性の低さ

ランキングの作り方というのは、それぞれのプロの主観であり、人によって様々です。ただ、人間の常で、1巡目(例えば1名目と2名目は誰か)というのはよく議論になりやすく、200人目と201人目がだれかというのが議論にならないのは当然で、上位ほどランキングの信頼性は高いです。また、たいがいの統計表でも上位になればなるほど人数が減り1名ごとの差が鮮明になるのに対して、真ん中以下は団子でほとんど差がない形になる(これが試験は「その1点が明暗をわける」といわれるゆえんだと思います)というのもあります。そもそも1名目と2名目の差と200名目と201名目の差では前者の方が圧倒的に大きい可能性が高いということですね。

(3)数値予測の難しさ

ランキングを作る際の要素はプロ毎に違うと思いますが、一般に、一昨年より前の成績、昨年成績、年齢、チームの状態(強豪か)、トレード、チーム内の競争などが加味されます。けがから戻った人、マイナーからあがってきた新人はどうしても安定したデータに欠け、結果を外しがちです。

これは以下のように説明できると思います。

ランキングは合理的に考えると、期待値(予測の平均値)に基づいてランキングを最終的に決定する必要があります。推測に過ぎませんが、大半のランキングがこれでやっているはず(と信じています)。

例えばA: 100の能力を常に発揮する人(平均値100)、B: 常に30の能力を発揮する人(平均値30)、C: 200の能力を10%で、20の能力を90%(平均値38)で発揮する人がいるとすると、ランキングは以下の通り。

A(100)>C(38)>B(30)

たとえ、この見立てが完全に正しくても、この通りの結果になる可能性は0%です。

シーズン終了時の成績は、以下のいずれかになります。

A(100)>B(30)>C(20)
C(200)>A(100)>B(30)

したがって、期待値でランキングする場合、答えを教えてもらっても正しいランキングができない、というジレンマにおちいるのですね。

実際はCとなる選手はけがから回復する選手であったり、期待の若手、突如の大化けであったりします。

こういったランキングの特質を理解し、かつ、大リーグ情報にのめり込まない状態でリストを作成すれば、時間をかけずにある程度強いチームができるのではないかと勝手に思っております。

ドラフト終了時に必要とされるチーム成績の見込み

できあがりは常に考慮する必要があり、これからの逆算で選手をとっていきます。

パブリックの場合、800得点、800打点、200本塁打、120盗塁、打率290、80勝、120SV、800K、防御率3.80、WHIP1.26に達する見こみがあれば十分です。昨年実績ではなく見込みでいいのですが、ただ、全分野の見込みが立っていることは必要です。

これを野手9名、先発4-5名、押さえ3名から5名程度で達成するわけです。野手は野手部門のすべてに1/9のインパクトがあり、先発は、投手系のSV以外の部門に1/5から1/6の影響力があり、押さえはSVには1/3-1/5のインパクト、その他には、先発の1/3-1/4のインパクト(全体では1/15-1/24程度のインパクト)があります。これで1名あたりにほしい成績ってのが見えると思います。

これに野手のポジション毎の特徴を加味します。以下特に主観です。

野手は、C(何もかもが得にくい)、1B(HRとりやすく打率少なめ)、2B(HR少なめ、SBあり)、3B(上位と下位の差が激しく、SBも基本は得にくい)、SS(HR得にくく、SB得やすい)、OF(人により様々だが、基本の能力は高い)。

投手については、クローザーが慢性的に不足状態になりますが、クローザーの質というのはそれほど求められないわけですね。開幕時点でクローザーになる可能性というのが必要となるか否かを決める指標です。

これで自分のレギュラーラインというのを決めるわけです。

レギュラーと、とられる見込みの選手の見極め

ドラフトでは、21名*12チームの252名指名されます。Draft CentralのDraft Analysisをみれば、どのポジション何名くらい指名されているかがわかります。だいたいランキング通り指名されるので、200位くらいまでの人は基本的に指名されるということです。実際のゲームでは、どの野手も100位くらいまでの成績を残してもらわないと勝てないので、下位はのびしろがあるひと(ランク以上の成績が残る可能性がある選手)、クローザーなどランク以上に実際は価値がある人達を選びたいところです。

ポジション毎のざっくりした指名数と、予想レギュラー数は以下の通り。ポジションの重複があるので、合計値は当然指名数・使用される数より多いです。

C 15名(12名)
1B 30名(18名)
2B/3B/SS 20名(15名)
OF 55名(45名)
SP 60名(55名)
RP 35名(30名)

1B/OFは打てる人が多いのでUtilで使われがちなのですね。

Playersの表示で各ポジション毎の表示にしたら、これ以下に表示される人を検討する必要は基本的にはありません。特にMLBに詳しくないということを前提とすれば、これ以下の将来期待の若手をみてもわからないのがふつうじゃないかと思います。

リストの作成

対象となる選手、目標とすべき数字がわかったところで、リストの作成です。

リストはYahoo!のランクに基づいて作りましょう。ほかのランクも多数公開されており、その平均値をとるなど色々やり方はあると思いますが、リストをいじっていない人はYahoo!のランクに従って指名するので、基本的にこれから離れる必要はないです。

ランキングを使うとすると、上で述べたランキングの弱点だけ考えてリストをいじってやればいいことになります。

ドラフトの方針はレギュラーをとる!、上位指名は安定性と爆発力(リーグの中で競争力を保つには必要です)、下位指名は(爆発力。上のランキングの弱点の例では、ABCのうち、Cに該当する選手が下位指名なら一番指名したい選手です)を重視ですね。

実際の作成操作

Draft Centralから行います。

リストの作成画面では、左側が、絶対指名しない人のリスト、右側が、選んだ人のリストです。

Auto pickでは、まず右側の箱の上から指名していき、そのリストがつきたところで、Yahoo!のランクに戻り、絶対指名しない人を除いて自動で選択していきます。ポジションの重複を避けるために、最初に全ポジションを指名し、その後に重複ポジションを指名するというアルゴリズムになっています。

注意すべきは、3つのウィンドウのうち真ん中はなんの意味もないということです。Auto pickでは、右のwindowを選択し、その後、「絶対指名しない人を除いたYahoo!ランク」に戻るのですが、これは真ん中のwindowと完全に一致します。そのため、左のウィンドウが終わると、真ん中の箱から選んでいくと勘違いしがちですが、あくまで、リストとして存在するのは、右と左で、真ん中はこれらを選択する際のプールに過ぎないのです。後ほど書く様に左の指名しない人のリストというのが重要となることから、こちらだけ作ったことがあります。ライブドラフトの時に、真ん中がワークしているという前提で右のお気に入り一覧にはだれも入れていなかったんですね。痛い目にあいました。右と左しかリストとして存在しないというのは覚えておいていいかと思います。

あと、ポジション毎に検討するのが楽なので、真ん中の表示はポジション毎にして作業するのがいいと思います。

控除の方針

このエントリにおける今までの方針は、ランクを重視し、ランクと自分の指名方針がずれるときにこの微調整を行うというものでした。

上位指名で、前記例のC(休み明け、期待の若手)に該当する人を除いてやるのです。また、下位指名では、ABに該当する人(ベテランでファンタジーのレギュラーになることができる成績を残す可能性が少ない人、クローザーになれない中継ぎ)を除きます。これでほぼ完成。あまり考えてもしょうがないです。これくらいでいいのだと思っています。

具体的な方法は、ポジション毎に表示して上位それぞれ20名か上に書いてある人数を参考にする感じで、いらない人を外す。

まず、全体ランクの上位50名か100名について、Playersで昨年の成績に比べて明らかにいいランクがついている人を外しましょう。だいたい不振からの復帰とか、期待の若手だと思いますが、振れ幅が大きすぎます。年齢も一覧にするところがあれば、是非検討して、年寄りを外したいのですが、一人一人クリックするのは面倒なので、最初はしなくていいと思います。不惑の大砲、ハマのおじさんとかいうのは大リーグにもいますから。

それ以下の下位指名は、逆ですね。安定している人をはずす。

まず、クローザーじゃないRPの人。クローザーは、Yahoo!では一覧になっているところがなく、各チームのteam reportを見るのが一番ですが、ネットを探せば、リストはあります。リンクが切れるのが怖いのでここにはリンクは書きませんが。これで開幕クローザーじゃない優秀な中継ぎは全部外します。例えば、ボストンの岡島とかNYYのチェンバレンとかSV以外の数字はいいのですが、パブリックの設定の場合、持っているほどの価値はないです。

投手、野手も同様。今年と昨年の成績は一覧で見ることができますが、いずれも、ぱっとしないベテランは外しましょう。いずれかなら絶対レギュラーでしょうというのではない限り、下位でベテランを重視する必要はあまりないです。あと、期待感ばかりで、1軍に残れなさそうな人も外しましょう。得てしてそれは1軍に残る期待感と、ファンタジーとしてとるべきプレイヤーの期待感がごちゃ混ぜになっちゃってます。1軍でも使われない人は大量にいますから。従って、現在NAという表示がある人は基本的にとらない。

先発は1試合ごとのぶれが大きく、どんなにぱっとしない先発投手でも20回くらい先発する中、年に1度くらいはいい成績になります。ドラフトで指名すべきは、安定していい人、最後に結果を残せている人です。これらについて、昨年度成績か、一昨年成績で、ほかと「違う」成績を残せている人以外はすべて排除です。この段階で三振がとれない人をとっても仕方がないので、三振がとれない人(イニングあたりの奪取数で0.7か0.8くらいでしょうか)も排除。

これだけすると、最低限は完了です。右のとりたい人一覧に全部移します。私はたいがい100名以上指名しないリストに移すことになります。ライブの場合、ほぼ毎回、指名しないはずの人を指名してしまっていたりするのが、不思議ですが。なんなんでしょうね。

最後に、左の控除のうち、ほしくない訳じゃない選手(上位では指名したくないが、余っていれば当然ほしい選手)を真ん中に戻します。これは、みんなが指名しないとして、指名漏れがあった場合に、おいしく下位で指名しようという魂胆です。

さらに余力があればやってもいいことは大量にありますが、後の行為ほど効力が薄いですし、労力の割に意味が薄くなってきます。

例えば、除いた人を後のラウンドでとれるようにしたいと思えば、リストの順をいじってもいいですし、上記例のように盗塁だけの人をどうにかしたいと思えば除くのもありですし、能力全開でも打率260を超えない人を外すとかも有効でしょう。クローザーは上位でと思えば、上位に寄せてもいいと思います。

また、期待の新人をちょっと高めにとか、とりたい人を取りに行くとか、何でもやりたいだけやればいいと思いますが、おそらく、上の作業が終了したリストの中からやる限りそんなに大けがにはならないのではないかと思います。


2008-03-06

08ドラフト16 add/dropはやさしいリーグほど多用

ちょっと、ドラフトから寄り道をして、チームの運営管理の柱となるadd/dropについて。


他の人の戦績やら他のリーグを見てもらうと、add/dropを頻繁にする人のほうが、上位にいることが多い。これの一次的な理由としては、より真剣に管理している人の方が上位にいるという見方になるんでしょうが、実は、そもそも構造上、add/dropは繰り返すのが相当お徳ではないかと思っています。

1 実際の監督のレギュラー起用に比べてやさしい

add/dropとは、今チームにいる選手をFA(フリーエジェント。在野)のプールに落として、代わりにFAから人をとってくる作業をいいます。実際の野球ではメジャーに選手を上げたりマイナーに落としたりということが行われますが、それと類似。

ただ、違いもあります。まず、当然のことですが、落とされた選手も実際はメジャーでプレーし続けるので、その選手の調子とかそういうものに影響を与えません。逆に在野の選手もレギュラーであるので、メジャーでプレーしており、前日までの数字はマイナーの数字ではなく、メジャーでの数字となります。

何がいいたいかというと、実際の監督がベンチとかマイナーの選手を使うときに比べて、環境の変化がないため先の予測が相当立てやすいという特徴があります。したがって、実際の監督がベンチとかマイナーの選手を使うのに比べてそもそも成功の確率が高い。また、一度落とした選手の調子の推移というのもすぐにわかる。実際の監督であれば、ベンチウオーマーは、試合に出ないし、マイナーの選手はマイナーの成績しかわからないのでメジャーに上げたときに成績がどうなるかなど、現在の調子がどうかを見極めるのはとても難しいのですが、このゲームではそのデメリットが構造上全くありません。したがって、ちょっとでもどうかなとおもったときは、思い切って選手を入れ替えても実際の入れ替えに比べてリスクが少ないことになります。一言で言うと、実際の監督よりゲームの方が数段楽ということですね。

したがって、FAをとってくる作業は、実際のレギュラー変更に比べてそもそも相当成功確率が高いということになります。

2 リスクのない株式市場に類似

このゲームの数字の動きは株式市場にとても似ています。選手の成績を株価に見立ててマーケットとみるというのは誰もが感想として抱くことと思います。実際にNBAのファンタジーでは、ドルに換算するゲームまであるくらいですし。したがって、add/dropをやりまくるというのはday traderと同じような動きをする感じになります。

でも、実際の株式市場での売買に比べるとこれもものすごくリスクが少ない。実際の売買は、手数料がかかるというのもありますが、それ以外にも構造的にリスクがなくなっているのです。

ちょっと例を見てみます。

株式市場の場合、

100万円でA株式を購入。A会社が暴落し、A株式は10万円になった。この株式は嫌なので、売って他の株式を買いたい。

このとき、実際の株式市場であればA株は、10万円でしか売れず、次の株式は、10万円以下のものしか買えません。

ファンタジーの場合

超一流選手B(価値100)を保有。怪我をして今季絶望になった(価値0)ので、別の選手がほしい。

このとき、ファンタジーの世界のadd/dropでは、Bの現在価値0にかかわりなく、価値いくつの選手でもFAプールにいる限り取ることが出来るのです。

これは何を意味するのか。

一定以下の下ブレのリスクが0なのです。別の説明をしてみます。

例えばC株式を100万円で購入するときに、10万円になる可能性80%、200万円になる可能性20%の場合、この期待値は10万円*80%+200万円*20%=48万円です。

これを100万円で買うというのは、ありえない選択です。200万円になる可能性があるとしても、損になる可能性のほうが大きいわけですし。宝くじと一緒で損になる構造ですね。それよりは上ブレも下ブレもしない100万円の方がお得。これで投資が出来る資金というのは相当どうでもいいお金ということになります。虎の子の資産は絶対これを買うということはしないのが合理的です。

一方のadd/dropは以下の構造となります。

今もっている選手Dの価値は100とします。ここでは簡単にするためにDの価値は不変としておきます。ここで、FAプールに選手Eが見つかるとすします。選手Eの価値は将来的に、10になる可能性80%、200になる可能性20%であると見たとします。その場合、Eの期待値は以下のとおり

10*80%+200*20%=48(式1)

これを買うか買わないか。

短期的な利ざや(1週間活躍するからその間だけとる)ではなく、長期の展望(日々使う選手の入れ替え)として見た場合のadd/dropである場合、ここでは2つの要素を考慮する必要があります。

①優勝するためのレギュラーの期待値、②FAプールの実力、です。

①優勝するためのレギュラーの期待値

もし、期待値が120なら選手Dははいずれdropする選手です。リスクを検討のうえ、できればEをとりましょう。

これはドラフトでレギュラーをとりに行くのと同じ構造で、そもそも期待値が出せる人をそろえないと優勝できないからです。Dには可能性がなく、Eにはある。それだけで買いです。

レギュラーの期待値は、リーグの設定により異なり、多人数でやったり、使用する選手が多かったりすると当然下がってきますし、極端な話1名でやるとするとその年のベストナインを選ぶという作業になり、レギュラーの期待値は最高となります。また、何名add/dropを頻繁にやっているか、どの程度熟練した人とやっているかによっても違ってきます。

レギュラーの期待値が高ければ高いほど手元の選手がそれを満たしていない場合も多くなり、自然、add/dropに巻き込まれる選手の層というのは多くなります。

レギュラーの期待値というのは、どの選手を捨てるかというときに見るということになりますね。

②FAプールの実力

在野の実力は、基本的にレギュラーの期待値と正比例します。レギュラーの期待値が高ければ高いほど、FAプールの実力も高くなります。例外的に、大量に指名する設定で、BN(ベンチ)の数が多く、実際に日々使用する選手が少ない設定の場合は、レギュラーの期待値は高くなるものの、FAプールの実力は低くなります。

FAプールの実力というのはどの程度リスクをなくしてくれるかということに関係します。

先ほどの選手Eを取る場合に、FAプールで常に70の実力の選手は手配できるとします。その場合のEの期待値は以下のものに変わります。

70*80%+200*20%=96(式2)

期待値的にも相当捨てる選手Dに近くなりますね。それだけEとの交換というのがしやすくなります。実際は、もっと極端で、70以下になるとわかったとたん、捨てることが出来ること、70のFAプールには常に120のレギュラー値を超える「可能性」を秘めた人がいるとすると、以下の式が当てはまる場合もあります。

200*20%→もっというなら何度でもただで買える大成功20%の宝くじ(式3)

要は捨てる選手の実力は検討の対象(変数)にならない状態ですね。

これが当てはまるのは、手元のプレーヤーで一応日々使う選手が埋まっていて、後はベンチ要員がほしい場合。この場合は、成功しかみる必要がないんですね。

したがって、

add/dropを1度だけしかできないなら、検討すべき式は(式1)、add/dropを繰り返すなら(式2)、真の余剰戦力でadd/dropを繰り返せるなら(式3)で検討することになります。

換言すると、現在戦力が整っているチームほど大当たり狙いの大振りが可能である一方(より式3に近い形の計算になる)、拾う選手をレギュラーで使いたい場合、日々の出力が問題となるので、最初の(式1)近い計算式で計算する必要が出てきて、どんどん取れる選手が減り、ジリ貧になるという構造になります。よって、リスクが極端に軽減されているこのadd/dropの場合、戦力が整っているチームにadd/dropを繰り返されると相当つらいことになります。

このゲームはトレードadd/dropは大振りが出来る分、上位チームがより有利になる構造なんですね。したがって下から這い上がるのは相当人と違うことをしないとつらい。上位者に同じことをされると、よほど戦略上最初下位にいるというのではない限り(そしてそれは野球では投手部門しかありえない)、add/drop、fairなトレードでであがっていくというのはつらいです。ただ、ここは心理的な盲点もあります。いくつかチームを持っていると、わかるのですが、上位にいるチームほどおざなりになり、また守りに入りがちです。add/dropの回数が減る。この心理的な作用があるから、かろうじてadd/dropで這い上がれるんですね。

以上から考えると、FAプールの実力というのは、当該addするE選手の実力をはかる際のゲタにすることができるのです。Eをとるかというのをはかる際のものさしですね。プールの実力が高ければ、当該期待値は低いけれどもしかして大化けという宝くじ的なばくちを大量に出来ることになります。

このブログで話題にしているYahoo!のパブリックでは、①、②ともにadd/dropしろという方向に働きやすいです。特にcasualレベルでは積極的に参加している人も少ないですしね。優勝のために必要な選手は超一流で、在野にいるのも結構レベルが高い。その場合に、1.5流はもちろん、一流の結果を出すことができるが、上値がないベテランというのは、dropかトレードでどんどん出していっていいということになります。

3 選手数はどんどん増える一方

その年に使われる選手数というのは開幕直後と閉幕直前では後者の方が多くなります。実際の大リーグのワクの問題、見るべきパラメータの増加(調子の推移)については、以前書きましたが、それに加えて、実際に試合で使われる選手の顔ぶれもどんどんかわるのです。

例えば、レギュラーが怪我をして控えが出てきた場合において、レギュラーを捨てないとすると、レギュラーと控えの双方がファンタジーのadd/dropの対象となる程度の選手ということになるのです。この場合、1名しか対象にしていなかったのが2名に増えるんですね。怪我以外の要因もあるので、こうやってどんどんどんどんFAプールの人数はふえ、前記要因のうち②FAプールの実力というのは上がってくるんですね。

4 ファンタジープレーヤーの習熟

複数チームを持ってadd/dropを繰り返せば繰り返すほど、add/dropの成功率も上がる(当たりくじを選ぶ可能性が増える)この観点からもどんどんadd/dropをすべきということになります。要は知っている選手が増えるんですね。あと、競技ごとの選手の曲線にもある程度詳しくなりますし(たとえば年間打率9割ってのは存在しないとか・・・・)。

仮に、add/dropの成功確率が55%であるならば、上記リスクフリーの宝くじで成功確率が55%なら繰り返せば繰り返すほど、確率はあがるんですね。しかもあたりが出るとそれを除いた残りからadd/dropを繰り返すという話になると、全体の期待値はどんどんあがるのです。

上記検討からすると、パブリックの野球ように使う選手が少なく、参加している人も少ないリーグの場合、どんどんadd/dropするのがチームを強くする近道ということになるのかなと思います。

去年の野球などドラフトはほとんど失敗が多いのですが、add/dropを繰り返すだけで、1位率4割くらいは目指せるかと思います。これと1対2トレードをすると、猛者みたいな人がいないパブリックのリーグであれば勝率7割とかも可能になると思います。

ご参考までに、今やっているホッケー(ゴーリー、真のトップ選手以外は野球よりもっと流動性が強い)では6チームRotisserieでやっているのですが、当初ドラフトで16名指名するうち、トレードをしていないチームで4名残っているのが最高で、トレードしたチームは大概1名か2名しか元の人が残っていません(ほとんどゴーリー)が、それなりに満足のいく順位になっています。野球はホッケーより相当多い人数のドラフト指名選手を残すべきと思いますが条件設定によってはこれに近くなるのかなと思います。


バスケ観戦とチケットの転売制度

昨日マディソンスクエアガーデン(MSG)で、ニューヨーク・ニックスがクリーブランド・キャブリア(インディアナ州ですね。キャブス)を迎え撃つのを見てきました。


今年、実はバスケはそれなりに観戦しており、インディアナポリスでのオープン戦を入れて3,4度目です。Fantasyをやっているため、結構名前と顔がわかるのがよいいですね。

今回の目玉は、なんと言ってもキャブスのしゃくれひげ(勝手につけました)こと、当代一のプレーヤーといわれるレブロン・ジェームズ。つい先週(2月27日)、史上最年少1万得点も達成し、どんどん全国的な名声が高まっていっている感じ。

一方の我がニックスといえば、チーム2位の得点源であるランドルフを欠き、ただでさえ今シーズン全然なのに、更に弱まっていっている感じ。しかーし、前回強豪ユタ・ジャズを迎え撃ったのを見に行ったときは、しっかり勝っていることもあり、まぁ、僕が見に行けば大丈夫でしょう、と出かけていきました。

今回お世話になったのが、ticketmaster。ふつうに正規販売なのですが、ほかのいくつかのチームと並んで、ニックス戦は、ticketmaster自身がやっているチケットの転売制度(ticketexchange)そこで、誰でも開始2時間前程度までチケットを買ったり売ったりできるのです。

Ticketexchange リンク
http://www.ticketmaster.com/ticketexchangehome/?tm_link=tm_exchange_header

おそらく接待用シーズンチケットのあまりか行く予定が行けなくなった券が売りに出されるのだと思います。

ほかのオンライン・街中のダフ屋に比べていいのは、何せ、オンラインでバーコードを新規に発行できること。ま、システムは想像なのですが、おそらく前のバーコードを無効にして新しいのを発行しているのではないかと。ほかのところだと郵送で送ってくるので、当日は買えません。信用性も最後まで不安。MSG前のダフ屋はもっとあやしい、、、となると、これは便利です。

値段は売る人が決めるので、時価。定価より安いことも高いこともあり、チケットにより同じような場所でも値段が違う。時間によって、スポットでいいのが出たりするのも一般のマーケット・オークションと一緒。当日には思わぬあたりがあることも。さすがマーケットの国。

注意すべきは1点、Ticketmaster一般ですが、billing addressのチェックをしていること。ま、オンラインでやれば問題ないと思いますが、一応アメリカ住所のカードでやる方がいいように思います。郵送はその住所にしかやってくれなかったはずです。

今回は、結構前の席がとれました。MSGのバスケの試合は最前列はだいたい2000ドル程度するので、そっから20列か30列くらい後ろでしたが、それで、まぁ妥当な値段になったのは結構すばらしかったです。場所でいうと、簡易席の後ろのパートの最前列。より大きなリンクを必要とするホッケーをやる関係か、コートの面積が少ないバスケの場合は、簡易席が設置されます。よって前の席はすべて簡易席。いっぱい払って簡易席かよ、って感じですが、マンハッタンの土地の値段を考えると仕方がないのでしょう。

いつもは上から見るのでテレビ中継みたいな感じなのですが、今回は選手の顔が見える。いわば、お腹いたの体育見学みたいな感じの席ですね。怒られそうですが。

全景を見るには適していませんが、選手の顔やでかさ、走った後つかれて肩で息する姿、ぶつかり合う激しさ(バスケはサッカーよりも更に厳格につかんじゃだめなので、上から見ていると障害物として突っ立ってるように見える(スクリーンプレイとも言いますが)人が多いのですが、実際は、結構肩とか胸とかはぶつかっているのがわかりました)、人の大きさの違い(エディ~・カリ~とシュートする度に同じフレーズが流れる不効率の代名詞な彼(6-11あるそうです)と、ロビンソン(公称5-9、実際は170センチだそうです)の違いとかがまざまざとわかります。

久々に写真です。こんな感じ。体育座りしてとってる感じでしょ?



試合の方はというと第3クオーター終了時で2点差(キャブスリード)。ずっと競っている感じ。今シーズンテレビを見ている限り、第4クオーターはだいたい決め手となる選手の独壇場となるので、やばい、やばい、クロウフォード~(ずっと肩にばんそうこうをしている人。入れ墨の代わりなんでしょうか)と祈っていたのですが、やはり、レブロンでした。

しゃくれひげめが、うつうつ、いれるいれる。しかもそれを観客が喜んじゃう喜んじゃう。おいおい、NYCっすよ、ここはってかんじ。そういえば、「っす」って日ハムの中田が敬語じゃないと聞いて驚いていましたが、東京に出てきてからですよね、「~してはる」「っすか」ってのが敬語じゃないと知ったのは。最近の口語での敬語はこれかと思っていましたが、東京では通じないようです。彼は10代で知っているので何も問題はないですね。しかし、ここは体育見学モードなので、「っす」で。

話はもどって、しゃくれひげ。かれ、やばいっすよ。何でもできるプレーヤーと知ってはいましたが、本当に(笑)。

前半はアシストを稼ぎつつ周りの選手に打たしていたのですが、徐々に自分で。第2,3クオーターはバスケットカウントっていうのですか?あのシュート(FG)打って、そのときにもらった反則でもう一本フリースローをうつやつ。あれを多用。ニックスは抱きついて止めにいく悲しさ。。。それで3点稼いでいました。結局この日フリースローは16本中11本成功。ふつうの選手の平均はだいたい3本打つくらいなので、いかに打ちすぎかわかります。率はそんなに高くないんですが、なんせ、うつ。シーズン平均でも10.3本うって、7.3本決めてますが、この日は多すぎ。あ、写真もそんなレブロンのありすぎたフリースローの1シーンです。

第4クオーターは今度はスリーポイントの嵐。外からの長距離のやつですね。本当に敵地での裏切り者たちの声援を背にやりたい放題。。。弱いものいじめもいいところです。この日は結局3ポイントシュートを13本打って、7本成功。ふつうよく決まる人でも4割程度、レブロン自身もシーズン平均で4.8本打って、1.5本しか決まらない(3割程度)この日は5割越えですからね。明らかに打ちすぎだし。

その結果、第4クオーターは悲惨なことになりました(涙)。ここだけで14点差のうち12点差分が生み出されて、決定力のちがいをまざまざと。。。

ニックスも20点以上決めたのが3名、二桁得点5名とがんばった(いずれもキャブスよりいい)のですが、子供の球技にひとり大人が真剣にやっているくらい違うレベルの人がいましたからねぇ。

第4クオーターはエースにボールを集めるのもあり、キャブスの人は、ボールを持つと、「先生、一つ、やったってください」と用心棒を呼ぶようにしゃくれひげにボールを渡す。そうすると、しゃくれひげめが、「しかたあるまい、刀の錆にしてくれよう」と。

こっちは主役がいない(いれずみのひとはいるのだが、桜吹雪の人がいない。。。)ものだから切られるのみ。。。しょっかーみたい。

結局、この日のLJの成績は、

50得点、10アシスト、8リバウンド、4スチール、FG30本中16本、3PT13本中7本、FT16本中11本という化け物じみたもの。今シーズンは51得点というのが1回あるのですが、3PTの成績、スチールとかを考えると、今シーズン一番の成績。

うーむ、これはキャブスファンになるべきか?
そんなことを考えさせられた一日でした。

ていうか、俺が見に行ったのに、負けるなよーニックス。


2008-03-01

08ドラフト15 前半活躍型か後半活躍型か

選手の中には毎年春先だけ活躍したり、夏以降本調子になる人がいます。この人達はどう指名すべきでしょうか。


例えば、ボストンのMラミレスとかは毎年、夏以降活躍しますし、こういった人はポストシーズンで活躍するので、ミスターオクトーバーとか呼ばれて賞賛されます。こういう人はドラフトでどう考えればいいのでしょうか。

結論から言えば、add/dropを考えるならば、優先順位低めです。トレードでむしり取ることを考えている方は余計に人にとらせた方がいいですが、ま、これは今回の検討範囲外ということで、add/dropとの関係のみを書きます。

Add/dropは、夏以降楽になります。これは3つ理由があると思います。

1.ほかのプレーヤーが飽きてゲームをしなくなる

これはたぶんパブリックの場合、最大の理由でしょうが、最後あたりは相当そのとき調子がいいのが落ちています。ま、これはリーグによるので今回の検討対象外で。

2.トレード期限の到来、ロースターの拡大(これは表現にあまり自信がないです)

いずれも大リーグ機構のルールによるもの。前者が確か7月末あたり、後者が8月後半かな?くらいにあり、要はその時期にゲームにでる選手の顔ぶれが変わるのです。アメリカではトレードは盛ん(有効活用というマーケットの理屈が選手・国民に浸透しているからでしょう)で、この時期に駆け込みでレギュラーが動きます。

動くとどうなるか、動いた先の周りの選手も恩恵を受けますが、add/dropとの関係では、元のチームの控えというのが一番メリットを受けます。これがpotential20SB/HRの人だったりする可能性があるので、これをとる。

また、夏以降、有力新人が大リーグを味わうことができるシーズンになりますから、ここでも有力新人をとれる。これらの人は、年間成績ではたいしたことになりませんし、たいがいははずれですが、たまに瞬間出力ではいいものを持っている人が多いので、期待はできます。

3.ファンタジー特有の事情(誰を落とせばいいかわからない)

Dropするひとは、実績のない人、調子の悪い人です。序盤では、昨年実績のある人、今調子のいい人を落としにくい。この場合、検討すべきファクターは2つです。

では、後半はどうなるか。ファクターが増えるんですね。昨年までの実績と、今年前半の調子(全体のランクはいい)、今の調子の3つに。過去と大過去といった感じでしょうか。

今までadd/dropをまめにやってきたチームほど、当然全部が悪いなんて選手はいないわけです。このうち1つか2つが悪い選手をどうするか。これは悩みます。

よって、全員がadd/dropをしている場合でも、この3つめの要因により、その瞬間調子のいい選手というaddの対象になりうる選手というのは、構造的に後半の方が多くなります。

また、もうひとついいこととして、こういった栄光の昔というのは大リーグに詳しい人ほど引きずられる。だから、あまり詳しくないカジュアルユーザーが付け込む隙はまさにここにあるのです。

これを考え合わせると、fantasy baseballの後半の成績というのは、うまくやれば、前半よりあがるわけです。

よって、ドラフトで指名したいのは、これを補ってくれるような、前半に調子がいい人じゃないかと思います。僕なら前半活躍型を指名します。

08ドラフト14 野手各ポジション

若干、予定より長くなりすぎているので、各ポジションまとめて結論のみメモします。


以下野手の目標値は、80R, 20HR, 80RBI, AVG280, 0SBとして書いていきます。人並みなどの表現はこれを念頭に置いていると思ってください。

C (捕手)

これの特徴はとにかくいないこと。また、出てくるキャッチャーの数も少なく、よほどの大リーグ通でない限りとりにくいこともあります。一般に方針は2つあり、上位で指名するか、最後まで指名しないか。カジュアルな日本人ユーザーはプレミアを払って上位指名(5,6番目まで)が穏当でしょう。上位指名にすると、打率、HRは人並みに、得点と打点の合計も人並みに稼いでくれます。ここで、何か確実に稼ぐというのは結構難しく結局計算できる値としては人並み程度だと思います。下位だと得点と打率が苦しくなります。いずれも低い人は相当低い。下位でも上位と打席数が2倍は変わらないので、結構打率というのも響いてきます。ここでは、得点・打率でいかに借金を背負わないかというのがポイントかと。

1B (一塁手)

ここの特徴は、Potential30HRは指名されない人ですら持っていること。上位と下位の差は一般にHRと得点・打点。前者は、HRの爆発はなくなりやすいと個人的には思っているので、あまり重視せず。後者が高い人のうち、個人的な打率・本塁打の爆発ではなく、チーム力で高い値を示している人を得点、打点が計算できる人と考え、これを上位と下位の差と考えるようにしています。打率については、一般的に低い。よって、このポジションで、高打率が計算できるということは数字以上に価値が高く、元気であった時のプホルスは、HRが同じくらいの昨年程度の成績であっても同じく3Bで高打率が計算できる、ミゲル・カブレラより相当価値は高くなるように思われます。下位指名でもクリーンナップというのが多く、打点、得点はあまり心配ありません。Potential30HRと低すぎない打率というのがポイントかと思います。そう考えると、合理的には下位指名でいいんですよね。遊ぼうと思っているリーグではいつもマッスルにあこがれて上位指名しますが。上位で行くなら、過去2年のいずれかは打率310を超えるような打率でも稼げる可能性がある人を指名するのがいいかと思います。そういう人ははねると打点とかが150とかの化け物じみた数字になる可能性があるからです。

2B (二塁手)

ここの今年の特徴は、とにかく人材が豊富なことです。若手も多いですしね。また、相当数の人が、potential20SBです。従って、ここで盗塁を稼がないという選択をする場合、どこで稼ぐか、慎重に考える必要があります。下位指名の選手でもpotential20SB/20HRを備えた人は結構いるので、ここでは、薄いpotentialであっても、何とかこれを確保したいところ。上位指名と下位指名の最大の違いは、打順。そのために下位指名は得点・打点が得にくくなっているはずです。下位でpotential20SB/20HRとすると打率も厳しくなりがち。こんだけ有力なpotential20SB/20HRがおおいポジションはだれか好調な人が在野にいる可能性も高いので、下位なら、思い切って打率だけってひとをとって様子を見てadd/dropに備えるのもいいかもしれません。

3B (三塁手)

ここの特徴は、打率、HR、打点、得点のバランスがいい人が上位7,8名をしめるということと、トップ数名が1巡目で指名されるということ。逆に下位は結構下位で指名されるので、価値を見いだせれば上位指名(それだけ差があるということ)、価値なしと思えば余裕ができたところで指名するのがいいと思います。個人的には、上位で指名するとしたら、potential20SBを求めたいところです。Mカブレラは、例年の高打率は買うのですが、トレードされた人は、上位指名しないのが無難かと(やっぱり環境が変わるのはどう出るかわかりません)ともうのと、打率のプレミアは1塁に比べて低いと思うので、指名回避の可能性が高いですね。結構有名どころが顔をそろえますが、「思ったよりいない?」というのが例年の感想。迷ったら上位でとっちゃった方がいいと思います。80得点、20HR、80打点、290というのを目指せるpotentialはあるというのが指名要件でしょうか。

SS (遊撃手)

ここの特徴は、上位3名(いずれも、平均選手に比べpotential+20SBをもっている)とそれ以外の差が激しいこと。あと、potential20HRかpotential20SBだけであれば、下位でも指名可能です。打順の関係で、potential20SBは、打点が厳しくなっている場合が多いかと思います。2Bとの比較でいうと驚くほど薄い。運動神経が高い人が多いはずのSSで、ここまで薄いと、誰か今年出てくるのではないかと勘ぐりたくなるところです。ここで、potential20SBをとらないとすると、どこでとるのか考える必要があるのも2Bと同じ。

OF (外野手)

ここは攻撃面での能力が一番高いところ。3ポジション分あり、人数が多いというのもありますが、守備の負担が少ないというのもあると思います。なんせボールにさわる回数が少ないし、中継にはいるとかの作業も少なく、打撃に専念可能。守備範囲の関係で足が速い人も多い。複数ポジションを守ることができる人を基準に順位をとると、各部門6,7位であっても外野でのランキングは20位を超えるということはしょっちゅうです。しかも、新人も出てきやすい。

よって、ここはある程度軽視というのが私の方針。3名全部軽視にするとつらいのですが、少なくとも最後の1名は捨てる覚悟で。全員potential20SB/20HRをとるように心がけ、それ以外は、落とす可能性があるという位置づけです。盗塁がほかで稼げる体制なら大砲とかでいいんですけどね。あと、結構大砲は少ないです。稼ぐとプレミアという言い方はできるかと思いますが、HRのプレミアは取りに行かず、むしろ野手全員potential20HR体制で、誰かのその年の大当たりをまつという方針をとろうかと思っているので、あまり個人的には関係ないです。HRだけではなく、走れるということで、打順が結構前の人が多く、その人を上位で指名した場合、結構打点、得点の合計が低くなっている場合があるので、そのときは、どこでこれをしっかり稼ぐのか考えておく必要があると思います。上位指名でも結構打率280とかしか期待できない人も多いので、そういうタイプの5ツールをとっちゃったときは、打率が気がついたら低いが、でもその選手は捨てることもできるはずもないという軽いド壺にはまっている可能性があるので、気をつける必要があります。無論打率をほかでカバーできれば、ランキング通り、実力を発揮してくれるのですが。

Util (DH)

ここは誰でも守れるポジション。よって、1つしか守備のポジションを守ることができない人でも、結局は2つ守れるんですね。Util専門の選手はここでしか使えませんが、ポジションは複数できる方が優位なのは当然です。その優位性は、1と2,2と3、3と4とすると、だんだん効率が下がっていくように思います。各ポジション1名ということを考えると、1と2の差を味合わなくてはいけない事態というのは結構つらいかなと思うので、Util専念は相当成績がよくても無視してます。オルティス、ハフナーが1B守れるというのは本当に助かるところですね。これがなければ真剣に検討しないといけなかったかもしれません(ま、指名しないんでしょうね)。

というわけで、どう使うか?ですが、元来の攻撃力、有力新人の割合を考えると外野の4つ目というのが基本ですね。あとは内野の有望株(potential20SBを持っている5ツール系)用ですか。いずれにせよ、ここも20SBはとりたいところです。ここと外野3つで取れると、それで80SBですので、結構楽です。

ドラフトでの指名のイメージ

上位3名野手とすることが多いです。これは先発投手の安定度、人数と上位野手の安定度、希少価値の違いから。3名合計で、すべてpotentialで、300得点、70HR、300打点、3割(できれば上位3名で.310か4名で.300を満たしたいところ)、+40SBというのを一応の目標においています。で、外野(40盗塁と20本塁打できそうな人は実は限られてますよね)は多くても1人までで、できれば内野でこれをそろえる。

この際の、戦略として、事前に平均picが自分の指名順位より下の人だけで3名そろえてみて、基本的には手堅くその人を指名。この上位で誰を指名するかというのは、大型トレードで総取っ替えというのをしない限りチームの基本方針になるので、指名漏れを探して、もうけものの指名をするより、手堅いのではないかと思うのです。ランキングは、真ん中がごっちゃで、上位がまばらで、上位の1つ違いというのは下位の1つ違いと大きく違うということからすると、こここそ指名漏れを、と思わなくもないですが、結構誰を指名しても活躍すること、結局その年の爆発を事前に見分ける方法はない(上位は実力は安定しているので、上位のだれかの爆発があればその人がランク1位になります。昨年はAロッド、前半はレイエスも)と思うので、ま、爆発の可能性がある、若い人、かつ、何年か実績を残している人でトレードされていない人くらいのなかから、選べばいいんじゃないでしょうか。ここからすると、プホルスは是非ほしかったのだが、さすがに1巡目でけがのリスクはとれません。。。昨年毎試合1打席代打というのを味わっているからかもしれません。

なお、ドラフト指名順位ですが、1巡目が下位のチームの方が頭を使います。上位は最初の一人で完全態をとれる可能性がたかいので、2巡目以降多少とがったのをとっても大丈夫な場合が多いと思います。よって初心者は特にドラフト上位が望ましいと思います。もし、コミッショナーが順番を決めるようなドラフトがあれば、初心者はお願いしてみる方がいいと思いますし、その方が公平です。初心者がドラフトで後にきた場合で勝つというのは結構難しいと思います。逆になれてくれば、最後あたりでも何とかなります。特に1,2巡目は誰を指名するか開始前から相当堅く計算できますので。

下位指名は、結局add/dropの対象。とすると、1度目のaddをする感じでいいのかと。そう考えると、昨年まで中途半端に実績があるいぶし銀より、今年カムバック、ブレイクが期待されている人をとろうかなという気になったりします。特に外野・Utilは。というわけで、例によって若干率は重視ですね。ブレイクもカムバックも結局いつ誰がするかわからない以上、今いる人の成績はいつも見ていたいもの。そのため、一応の基準として、開幕スタメンというのをあげています。開幕スタメンじゃないのはブレイクのひとでは絶対とりたくなく(結局評判の神童も基本的にはそだってしまえばただの人がおおいです)、あるとすれば、早期に復帰が予定される実績のあるベテランでしょうか。誰がけがをするかわからない以上、最初から数ヶ月IRをとられちゃうのは痛いと思います。

このように考えると下位の指名順位は結構どうでもよく、指名漏れの人をできるだけおいしく取りに行くのがいいと思います。一つの方針では、ライブでは特に、控え野手というので、積極的にC/2B/SS(もしかしたら3Bもかも)とかの野手を取りに行くことは少ないと思います。控えで攻撃力がある人を取りに行こうとすると基本的に1B/OFになりがちなので。よって、C/2B/SSあたりが残っちゃっていれば、結構平均Picよりも下で指名することは楽にできたりします。ま、リスク承知でご検討ください。

できあがりのチェック

Potentialで、800得点、200本塁打、800打点、120盗塁、280あるか。
Potential+20SBが2名以上いるか、Potential20SBが5,6名以上いるか(最終的な人はかわると思いますが、いま、いるかです)
全員(最悪8名程度)potential20HRあるか。
内野で何があっても落とさないという人を2, 3名は確保できているか
全員開幕スタメンか
上位指名は堅実さと爆発力を堅持しており、下位指名は爆発力があるか(レギュラー理論)

なお、こうしてできあがったチームは、はっきり言って前年度実績からすると弱く見えると思います。そりゃそうなんです。毎日大リーグ情報を精読するような通にもならず、大リーグ中継もみず、強引なトレードもせず、毎日ちょっとの時間をつかうカジュアルユーザーという線をまもりつつ、でも毎回「優勝」をねらおうというのですから、どこかではリスクをとる必要があります。そんなおいしい話は世の中にありません。

で、今回はadd/dropで解消できる可能性が高いリスクは全部とるという方針です。しかも、実践したことのない理屈。所詮ドラフト前の覚え書きです。Add/dropしなければ、極端に順位は悪くなるとお考えください。なんも保証はできませんよー。

書こうと思っていたことをまとめて書いたので、若干わかる人にだけわかるという形かもしれませんが、ご容赦ください。