2007-05-18

Law school での成績

Law schoolでの成績は、就職に直結するので、就職活動をするJD1年生は気にするが他は気にしないという話を聞きます。実際はどれくらい?という疑問が常々あり、留学前は何らか話を聞いてみたいと思っていました。同様の方もおられるかと、これを機に書いてみました。


Law schoolでの成績は、通常、A+, A, A-, B+, B, B-, C, Fで表示される。通常、AからB-までの成績がつき(それ以外はかなり例外)、それぞれ数字換算で、4, 3.67, 3.33, 3, 2.67と表示される。これを単位との加重平均したものが、GPA。たとえば、4単位の科目でAをとり、2単位の科目でBをとると、GPAは、3.67ということになる。従って、1年(学校・人によって異なるが通常20-30単位)しかないLLM生の場合、4単位ものの成績は全体を左右する。これ以外にも、pass/failという区分でのみ判断される場合もあり、その場合、GPAをどう計算するか知りません(多分どっかに書いてあるのだとは思いますが)が、除いて計算するのでしょうかね。

なお、1単位でもF (fail)をとると卒業が出来ない。また、Cをとると、他の成績にもよるが、卒業が危なくなる。

GPAの付け方はどうやら、学校ごとのカーブによる模様。カーブ自体は教授によっては学校からこのように指定されているとして%表示のものを配る人もいる。また、学校側は「存在しない」としているものの、生徒間で出回る教授ごとの成績一覧表がある。本物か否かは確認できないの(というか否定されている)であるが、カーブと大体一致すること、実際の感触にかなり近いこと、数字が詳細であることなどから、本物として生徒の間では理解されている気がする。

一般的と思われるうちの大学では、LLM生が主にとる2年生以上の科目の場合、ざっくりいって、A+は大体1名か0名、Aは10%、A-は20%(上位30%)、B+は30%(上位60%)、Bは30-35%(上位90-95%)、B-は5-10%(上位95-100%)、C以下はたま。真ん中・平均は、B+かB+/Bの間くらいでしょうか。セミナーだとA-平均が多い印象。とはいうものの、少数クラス、アドバンスクラスは極端なカーブになることも多く、あくまで参考という感じです。

私の個人的感想では、一般的な日本人(議論する能力、英会話能力の双方に相対的に疑問がある場合)の場合、セミナーのメリットを受けるのは難しいようです。セミナーの場合、前記資料によるとB以下をつけない先生もいるようなので、リスクを避けるという意味ではいいかもしれません。

また、秋学期よりも春学期の方がいい成績が出やすいようです。英語の上昇なのかもしれませんが、LLMの就職活動組が前期ほど本気じゃない中、まじめな日本人は大体一緒くらいの力を出していると言うだけかもしれません。

感覚ですが、周りの少数者に聞いてみた感じでは、Aは、上記より割合が少なく、A-は同じ、B+はだいぶん多く、Bはだいぶん少ない、B-も少ないが存在するってのが、日本人の分類じゃないかと。

なお、一人で試験の準備をする場合、英語の能力は相当試験に直結します。従って、英語が苦手な日本人は日本人勉強会というのをやることが多い。何のために留学しているんだかという批判は至極ごもっともですが、卒業第一ですからね。私の場合は、頼り切っておりました。

卒業時の平均GPAのカーブは入手できる資料に記載がありません(全体の単純平均はあるのですが、Aを取る人はいっぱいとるのでしょうから、多分分布は違うはず)。

ただ、3.7というのがいいというのは直感でわかります。平均A-を越えないといけないので、成績がA/A-/B+で構成される場合、AがB+より多い必要があるのですから。個人的には逆立ちしても無理という世界(笑)。でも日本人でもこのくらいの成績を取っている人も何割かいそうです。試験のプロって感じですね。4単位科目で2個くらいAがとれた場合、試験のプロでなくともこのゾーンに来る可能性はあります。一般的に、いままで試験でいい成績を取っている人は、よほど手を抜かない限り、留学でもいい成績を取るようです。

集計を取ったわけではなく全くの推測ですが、ボリュームゾーンは、多分3.3-3.6 (B+とA-の間)くらいでしょうか。3.5を越えるとA-に近く、3.5を下回るとB+に近いですね。ここら辺になると現実的な数字というのが感覚。B+を普通に取っていて、たまにAやらA-をもらう感じだとこのゾーンになります。

英語が苦手な場合、A-以上がなかなかとれない場合があります。その場合は、3.0-3.3 (B+/B)ゾーンが近くなります。もし、ここが近く、かつ、何らかの理由で少しでも成績を上げたいなら、B以下をつけないセミナー、少人数授業を積極的にとるといいということになろうかと思います。

ところで、成績を気にするのは、JD1年生(秋・春とも)、JD一般(教授職等をねらっている場合)、LLM就職活動組(秋学期のみ、特に中国人その他アジア人)。いずれも就職活動目的ですね。

ただ、就職活動にはどの程度生きるか不明。中国人留学生に聞いたところ、第一志望米国事務所への永久就職、第二志望米国事務所のforeign associateまたは香港等中国オフィスの場合、前者になるにはいい成績が必要とのこと。一方、ほとんどの事務所がロンドンには支店があるからか、ヨーロッパ系はオファーが多いみたいで、さほど成績に関係なく、米国事務所に就職が決まっている人が多かったです。南米系は、半分くらいでしょうか。台湾は中国よりも相当厳しいようです。日本人はあまり就職活動をしないのですが、もし、米国事務所のassociateをねらうとしたらどうでしょうね。中国よりは不利な気がします。経済的にも、各事務所内の日本officeの占める位置からしても。

ちなみに卒業式では、主席表章やら、なんとか賞の授与みたいなものは全くありませんでした。こちらの大学はあるのかと思ったのですがそうでもないようです。

全体的に想像(妄想?)の世界ですが、何らかお役に立てれば・・・

2007-05-17

卒業式(全学)

大学全体の卒業式がありました。

卒業式は全体のとlaw schoolのに分けて卒業式が行われるのですが、まずは全体のもの。これからlaw schoolのものです。

全体のものは、ガウンを着た人が何千人も集まってちょっと壮観。ドラクエでいうと最後のエンディングみたいなもの。我々全員司祭みたいな服を着て勢揃い。学部によって若干見た目が違う服を着てそれぞれ決められた位置に座ってる。我々の服は院生だからかちょっと豪華。もらったときは何じゃこりゃという色だったが、他の学部に比べて豪華でちょっと満足。

若干不満なのが、主役じゃないところでしょうか。我々は既製服を着てはしっこにすわります。一方、各学部(college) のdean, 活躍したalumni, 図書館の職員(なぜ???)は、めいめい好みの、みんなと違う色をきて中央の段の上に鎮座。しかもみんな座った後に、一列で後から登場。

これって、、、
ドラクエ的感覚では、エンディングでみんながいる中違う服着て一列であとから登場って、、、

明らかに彼らが主役でした。我々は盛り上げ役。天と地(これも古い)や、英雄(ヒーロー)でいうと、武将同士の戦いだけでは迫力が出ないので、とりあえず数で勝負の一色に統一されたエキストラ。。。。

いいんですけどね。(でもちょっとうらやましい)

そういう位置づけだからか、学生は学生で、外野として勝手に盛り上がる。座っているのですが、段の上の人が何か言うたびに勝手に盛り上がる。阪神の試合でヤジを飛ばすのと同じ感覚ですね。昔友人と阪神が弱い時代に試合を見に行き、何かあると、当時の高額駄目外人ディアーさんの名前を連呼していたのをちょっと思い出しました。

ここでは騒ぐほかにものを投げる。「メガホン投げないでください」っていうアナウンスはなく、投げ放題。しかも、入場時にちょうど投げるのに適した小道具までもらう。我々はふにゃふにゃの小槌(判決のやつのスポンジ状レプリカ)。もらったときはみんなで、もうちょっとプラスチックとかどうにか作りようがあるのではないかといっていたのですが、「なぜスポンジだかわかった!」ってかんじ。

全体ではいろいろ飛んでました。紙飛行機やら、ビーチボールやら。はてはリンゴの食った後の芯、ペットボトル、帽子(まだそれぞれ学部の式があるはずでは??)。ちょっとした無法地帯。当たって痛そうな人もいた。ロースクールは全体的にふけているので、他の学部に比べて穏やか。さめているというか、落ち着いているというか。。。若い集団は元気があって楽しそうでした。

段の上で話をしている総長はしつこく騒がれるのを、少なくとも後半は若干いやがっていましたね。「出て行け」ってどっかの知事みたいに叫ぶのかと思いきや、ユーモアを言って自分を慰めていました。つらいなぁ。相当かわいそう。

スピーチ自体は結構おもしろかった。アメリカンアイドルというこちらのテレビ番組への言及から始まって、調和が大切というキーワードを使って全体を語るという構成。でも結論はアメリカ主義・コロンビア主義が世界を制覇すれば調和がとれた社会になりますという、いかにもいかにもアメリカ人的American Standardなお話。ほほえましかったです。

ところで、大学の歴史を「初めて」知ったのですが、アメリカ自体の歴史より古いのにはびっくりしました。日本の場合、戦後という概念はあっても、国自体は、どの組織よりも古いというのが日本人の一般的な感覚だと思うので何か新鮮でした。大学の年表によると、大学が出来てから、NY州法上の法人に組み込まれたようです。

そういえば、無事、卒業証書も受け取りました。でかい紙だ。飾る予定はないので、日本の卒業証書の例で言うと、使うとしたらどっかにコピーを送るときくらい。それなのにスキャンできないくらい大きい。。。

ちなみに、GPA的にはまあまあ。どうなのかよくわからないのですが、感覚的にはちょうど真ん中かな。JDだったら有名な事務所に行くのは難しいだろうねというくらいです。まぁ、自分の人生を思い返してみると、学校の成績で真ん中より上に行けたことは(なぜか)ほとんどないので、「全開で頑張った」と評価してあげることにしました。日本人にサポートしてもらってやっとこさ卒業というのが実体ですが(笑)。

そんなこんなで、無事リハーサル(?)も終了。次はロースクールの卒業式。今度は名前を呼ばれるそうな。長くなりそうだが、楽しめるかな?

2007-05-12

Barにむけて

先日、バーの勉強に向けて日本人の方の合格体験記を読み、ノートを集めてみました。

ノートも千差万別で、非常に多様ですね。手元に集まってきただけでも、ページ数未計測のHarry noteの他、短い方からColumbia note (200ページ超), Michigan Note (同400), Fujino Note (同600), Steve Note (BarBri実況中継, 同1000), およびこれの改良版等(いずれも俗称)。しかも変更履歴であとから修正した形跡が見られるものもあり、世の中には数限りない亜種みたいなものが出回っているんだなぁと実感しました。ちなみに、Harry noteか、うまくマクロで結合できなかったので、ページ数不明としていますが、そんなにページ数は多くなさそうです。たまにある図表等がフォントの変更、2次利用に優しくない形で書かれているものが多いので、フォント変更・ページ番号追加は様子を見ながらする必要がありそうです。

これを全部見るのは無理で、必要もないと思うので選別する必要がでてきます。

周りの評判が良いのが、Fujino Note。とりあえず、迷うまでは、これですかねぇ。なぜだか知りませんが、長いからという以外の理由があると信じることにしました。

Steve Note/ BarBri実況中継もよさそう。これを見れば授業に出なくてもいいと言われているもの。とりあえずは、単語の意味とか、ポイントを探るために授業にも出ようと思ってますが、最終的には出なくなるのかもしれませんね。

問題はこの2つをどう使うかですね。たしかにBarBriノートは長いのですが、それとは別にもう一ついるのかな。

こういった点をぼちぼち過去問でも解きながら探っていこうかと思います。でもどうせ2週間のんびりしてしまいそうな予感も。。。

2007-05-11

NY生活でふと考えたこと

箸・服装・街・これから



今回NYに来て思ったのは、箸を使えない人を見ないということ。周りの外人は無論、レストランや定食屋みたいなところでも箸を使えない人というのは全く見なかった。空想上の典型外人は箸を持てない設定になっていたが、これはちょっと認識を改める必要がありそう。

すしがブームになっており、サラダとかと同じ健康食の感覚でよく食べられている。スーパーにも必ずと言っていいほどある。もちろん、大きなチャイナタウンもあり、コリアンレストランも多い。ただ、周りを見ている限りは、すしの機会が一番多いのではないだろうか。とにかくこういった多数の機会により、箸の持てない外人はNYにほとんどいないという実感を抱くに至った。

この関係で、日本では厳しいかなと思う食べ物に、すし定食なるものもある。すし+サラダ+刺身+ご飯。まぁ、日本にもお好み定食・うどん定食があるのでおかしいということはないんでしょうが、実際に食べてみたところ、ご飯が余る。ふりかけを頼みたくなった。

服装では、インド・中東の民族衣装の人が驚くほど少ない。前からこんなに少なかったっけ?という感じ。もし、9・11で住みにくくなったとしたらそれは残念なことだ。

服装といえばもう一つ。これも良くいわれるが、日本人女性はサイズで苦労するそうな。大きいサイズしか在庫がないことが多いとのこと。

でも街では日本人より小さい人(身長も体型も)も山ほどいる。白人も黒人も南米系もアジア人も。その人達みんなサイズに苦しんでいるのであろうか。だとしたら在庫管理がいけてないのでは?

などと話していたら、服が大きすぎて自分のがないというのは虚栄心を満たすが、小さすぎてないというのは・・・という説明を聞いた。日本人のやせ形の方の場合、米国のXSが入らないとショックを受けるそうな。なるほど女性らしい解説と感心した。しかし、それにしても・・・・

ところで、いつも言われることであるが街はきれいになった。旅行者だった昔のあやふやな記憶との比較で恐縮ですが、気づいた点を。

何が変わったのか考えてみると、道ばたに座っている人が減った。昔のわずかな記憶をたどると危険そうな通りは、1ブロックの間に何人も座っていてこちらを濁った目でじろりと見ていた気がする(これ自体あやふやなのかもしれないし、学生で度胸がなかったのかもしれない)。とにかく、怖くて歩道の端(道路側)を目線をあわさないようにしながら早足で歩いた記憶がある。

いまはそんな通りにはほとんどであわない。座っている人の数も少ない。危なそうな道でも人通りが少ないくらいで、壁で落書きがない箇所がないとか、ごみがひどく散乱しているとかもない。せいぜい多少だ。地下鉄もずいぶんきれいになった。駅自体が異臭で耐えられない駅もほとんどなくなった。幸い街で絡まれる回数も東京と変わらない(ほとんどない)。

ひとことで言うと住みやすい都会になった。都会に人が集中するのだろうか。アメリカは都会が安全になったことにより、日本は地価の下落により都会回帰が進んでいく感じなのだろうか。インターネットが出来たときは、田舎でも都会と同じというようなことが言われた。一部それに従った動きもあるが、現実の主流派は逆に進んでいる気がする。逆にネットのおかげで人的・物的資源を投資してまで地方に支店を置く必要がなくなったということだろうか。

ロースクールのランキングがいい大学の出身者でも、昔はNYは危なくて誰も来なかったから入りやすかったと冗談交じりにおっしゃるが、真実の一面もあるのかもしれない。日本もアメリカも地方の一流大学より都会の大学に行きたいという学生の占める比率は高まっている気がする。母集団が変われば実力層も変わるのは当然で、都会の大学のランキングはこれから先もあがるのだろうか。それとも、土地について繰り返し指摘されるように、これも単なるバブル・・・

とにかく、こうやってぼーっと考え事ができるというのは留学に来ているメリットであることだけは間違いがなさそうだ。

2007-05-09

微妙にうれしい

試験が終わり学校に行くことも減りました。こうなると遠い。毎日行くのが考えられないほど。

ただ、学校のプリンタ使用可能枚数(カウンタ)がまだ幾分残ってますので、出来るだけこの機会にプリントアウトしたいところです。細かいところですが、昨年プリントアウトしたときは両面だとカウンタが2減ったような気がしますが、今は1。微妙にうれしい・・・

微妙にうれしい繋がりで言うと、近所のスーパー(ホールフーズ)が酒の取り扱いを始めたみたい。他店舗にあるのになんで?っておもっていたからうれしい。始めるからには凝るこのスーパー、いろいろなビールが揃っている。早速買ってきた。試験後のご褒美みたいだ。

小市民的な喜びに浸った一日でした。

2007-05-07

リネーマー

Namery
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw5/pw005197.html

リネーマーという種類のソフトがある。要はファイル名を一括して変えるソフトのことをいうようだ。

私の場合、ファイルの先頭に日付を表す数字(070507等)をつけてファイルを整理するようにしている。

とはいうものの、なかなかファイル作成時に常にこのルールに従っているわけでもなく、また他の人からファイルをもらうときも多々ある。そういうときに毎度毎度名前を変更すればいいのであるが、そこまでマメでもない。

とどうなるか。あとでまとめて変更する羽目になる。いまは今年1年のファイルの整理を仕様かと思っているところなのでまさにこの場合にあたる。無理矢理こじつけて言えば、出願終了した後のファイル整理にも同様の作業は発生する。

そう言ったときに便利なのがリネーマー。

特に不満なく使えているのが、Nameryというソフト。
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw5/pw005197.html

たまにしか使わないので相変わらずソフトの全容はわからないが、とりあえず、名前の先頭に日付をまとめて足したり、連番にしたりは出来る。

前につけたい数字(たとえば070507)を入力し、Prefix(前方追加)を選択し、ファイルを選んでいくのみの簡単操作。

特に重宝しているのは以下の特徴。
1 インストール作業不要。解凍して出てくるexeファイルをダブルクリックするのみ。

この方式が一番オフィス等で使えると思う。とはいうものの、最近はメール(オフィス等の仕事用だけではなくGmail, yahoo!等も)でもUSBでも一切exeファイル(圧縮、拡張子変更でもだめ)を拒絶する仕様も増えているのでどこまで使えるかわからないが。

2 画面・操作感がexplore似。直感的で使いやすい。

Ctrl + Zでやり直しがきく(直後でないと厳しそうだが、何個か前の動作まで戻れる)のもexploreににている。Exploreはあまり知られていないが、ファイルを消してしまったときや、名前を間違って変更したときは動作確定後でもctrl + zで戻せる(これも完全ではないが)のだが、それがこのソフトにもあるのである。

3 その他

実際に名前を変える前に、変更後ファイル名というのを見せてくれるのもいい。あと操作のスピードもなかなか。

というわけで、興味のある方は、お試しあれ。

なお、ipodでaudible やその他講義等をスピードを変えて聞きたい時に拡張子をm4aからm4b変更すればいいようですが、これをまとめて変更したりする際も便利そう。

2007-05-06

MLB一球速報

MLB一球速報

http://mlb.mlb.com/mlb/scoreboard/
ここから、見たい試合のGamedayを選択。

阪神よわっ。

(以下敬称略)

阪神は最下位の危機が現実のもにになりつつある。先発の不回転・浜中の不調(故障とは思わなかったが、2年目のジンクスで打率230位になると思っていた)・林の活躍までは思っていたが、シーツとは。元々固め打ちが激しいシーツと今岡、最終的に結果を残すと期待していますが、このままだとやばい。ホームランバッターがいない。かろうじて打てるのが兄貴一人とは。彼はホームランバッターではないと思うんですよね。

でも岡田は当然続投!!

個人的には原・岡田ってのは現役時代の勝負弱さ(だから両者とも選手時代は好きでもなんでもなかった)とは異なり思ったより勝運があると思ってます。堀内の阪神版みたいなのを連れてくるのだけは勘弁してほしい。低迷続きの阪神には、村山大投手(故人)みたいに投手としてはすごかった最近の監督候補はいないので安心ですが。

繰り返しますが、当然続投ですよ。今年どんなに悪くとも!

というわけでこちらの野球に詳しくなるインセンティブが今年は強そう。

とくればいつでも見られるネットの一球速報。

日本のYahoo!にも野球の一球速報があるのですが、同じようなものが、MLBにもあります。
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/

昨日もテレビをつけつつ、パソコンでMLBの1球速報を見てました。どれくらい遅れるのかとか試験的にいろいろ知りたかったので。

脱線1っぱつめ。

このサイトは、この間授業中にこれを見ていたアメリカ人の友達に教えてもらいました。こちらの外人は授業中は日本人の何倍も完全なノートを取りながら、常に遊んでますね。日本と違ってパソコン入力時に変換がないので完全によそ見しながら打てるのが大きいですね。でもここまで処理速度が違うと語学だけの問題なのかなと言う感じも・・。個人差かなぁ。

と、話を戻して、MLB。

意味わかりませんが、Gamedayというようです。これが、日本人には見つけづらい。何せただのサービスだから表示が小さい。知らないと無理じゃないでしょうか。

つづいて脱線第2発。

こっちは本当にただのサービスで宣伝して店に行くとほとんど見つけられないようにしているってそんなことばかりです。マクドやウェンディーズでも99セントのバーガーとかで宣伝しているので行ってみると、もちろんパネルに写真はなし(CMの時にはその商品が超主力という扱いですが)、すごいはしっこのバーガーコーナーではないこところに小さい小さい時でちょこっと書いてあるのです。飲み物を頼んでも、「Lにする?Mにする?」って聞いてきます。いやいや、S頼んでいる人がこんなにいるのに、なぜ誤導しようとする?ってかんじ。

そんな訳なので、MLBでも有料放送はどこからもいけますが、こいつはちょっとこつがいる。日本人に一番わかりやすい(英語読まなくとも何とかなる)のは、いかのリンクでしょうか。
http://mlb.mlb.com/mlb/scoreboard/

これでアクセスすると、本日の日付のところに自動転送されます。今日なら、「http://mlb.mlb.com/mlb/scoreboard/20070506.html」。この機能を使って上記(リンクの方)をお気に入りに入れておく。

ここから、みたいゲームのGamedayに行くのが、一番です。

ちなみに、ここでもう一発脱線。

やっぱり、MLBはわかってる。パソコン上の整理は日付で、かつ、年月日ですよ。英語のドラフトのときに、「日月年」や「月日年」を使いたくなる気持ちはわかりますが、ファイル名の、特に先頭につけるのはお薦めできない。年末をはさむ案件もあるでしょうし。もちろん、検索はいいんですよ、検索は。機能さえ整っているなら。(例:http://query.nytimes.com/search/query?query=may+05+2007&d=nytdsection%2b&o=e%2b&v=Sports%2b&c=a )でも、普通そこまでしないんじゃないですか?

もとにもどして。

ついた先も嫌になるくらい文字があふれていますが、とりあえず、一番真ん中に大きな絵があり、ここを見ておけばいい。緑がボールで赤がストライク。

最後にもう一息。

でもこの画面の英語の文字の多さを見て、日本語は本当にコンピュータで表示するのが難しいなと思います。昔から日本語は8bit英語は7bitといって、英語の2倍の情報量が必要となると言われていますが、ドットはもっといる感じですね。日本語でこれだけの情報量を1画面に表示できるか微妙、ってかむりです。(一時話題になったシャープの携帯向けフォント(LCフォントって言うんですか?)みたいなのの開発をさらに進めれば何とかなるのかなぁ?)普段のノートは日本語の方が場所を取らないんですが、字形が単純な方がここは強いんでしょうね。

パソコンも、英語のものはしょぼいのに速い。本当にうらやましい限り。

バーが終わったら、英語でも勉強しようかな。

というわけで(どこからとんでるねん!)、松井・井川、今年はよろしくお願いします。


2007-05-05

あらあら

コーンやウェルズの映像がなられてその気になったのですが、いきなり一発喰らっちゃいました。

城島に回ったらどっちを応援しようか考えていたのですが、単なる杞憂でした。
なかなか出来ないから完全試合なんでしょうね。

まだまだ王選手といえば、王貞治監督なんでしょうか

完全試合か

相変わらず松井だけはヒットが出ませんが、ヤンキースは一方的な試合展開。

ピッチャーの王建民は完全試合ペース。
7回は先頭イチローのあたりを松井が好捕。3番打者に対しても0-3から三振に取り、7回を乗り切りました。

球場も中継も完全試合が出来るかに関心は移っています。
久々に興奮の野球中継ですね。

あと6名、どうなるんでしょうか。
完全試合となれば、ヤンキースタジアムではコーン以来とのこと。
今年で遅れた王だけに頑張ってほしいものです。

期末試験終了!

試験終了!!

5/2に試験を終了し、5/4に最後のメモを提出し、試験・論文関係の卒業前に終了しないといけない内容をすべて終了しました。

今回はちょっと日程がきつかったですね。4/26(金)に会社法(2時間60問の択一+2時間のエッセイ)を学校で受け、くたくたになりつつもそのまま、MAを持ち帰り週末に書く(通常持ち帰りは日を選べるのですが、なぜかMAは選べない)、月曜にこれを提出し、追加で受けないといけないMAの択一(multiple choices test)を4時間受ける、その後水曜日にinternational securitiesの試験を2時間受けました。その後、5/4正午が提出期限のメモを10分前に提出して終了。

試験期間は4/26-5/11位まであるのに、なぜか5/2までの偏ったスケジュール。普通日程選択可能なtake home で日程を調整できるのですがなぜかそう言った科目もなし。科目選択の時から試験スケジュールがわかった上でとった(今年はMAの試験内容・試験スケジュールからMAを取る人がとても少なかったです)ので、仕方ないのですが。

このうち、MAとcorporationはそれぞれ4単位いただかないといけないので、範囲が広い。Corporationの先生によって範囲も違うところ、うちの先生はMAもまじめにやる人だったのでまだ良かったのですが。

中でも、corporationは個人的につらかった。寝不足からからcorporationは単位をもらえればそれでよしとする、という出来でした。。。。。

というか、60問2時間のペースで英語の択一を解いた後、そのまま論文2問2時間って、普通にしんどいです。しかも2番はLLCとかいうマイナーなもの。司法試験受けていた頃の体力はもうないのに。ただでさえ冴えがない頭がぼーっとしまして多分左右に揺れてました。失敗は60問の択一(持ち込み可)で、いちいち根拠に当たろうとしたことでしょうか。時間内に終わったものの、体が英語と試験を拒絶していましたね。Corporationの後、MAの試験を持って帰ったものの、金曜夜は寝ることしかできないくらい衰弱してました。

まぁ、どの科目も遅刻がなかったので、単位は来ると信じています。

この間、このブログも完全に放置になってしまいましたが、ぼちぼち更新していきたいと思います。
バーの前はまた放置になってしまいそうな気もしますので。