Word: ノートの目次の付け方
試験前になってきた。この時期になると、ノートを受け取ったり、自分のノートをまとめたりするようになる。そんなときに目次をつけることができれば、画面で見るほか、印刷したときも検索しやすくなる。
なお、今回はあまり時間がないのでほぼ結論のみです。ワード普段から使い慣れていないと理解しにくいかもしれません。時間ができたら、敷衍したバージョンを買いてみたいとは思うのですが。
ちなみに長いとお思いかもしれませんが、なれれば作業は5分くらいです。
ノートに目次をつけたくなるのは、自分のノートおよび同じ科目の他の教授の授業のアウトライン。同じ教授の直接の先例は実はあまり目次はいらない。大体見当がつくから。
目次の付け方の大枠は以下の通り、
①スタイルを作成し、②目次に登場させたい表題・ケース名等にスタイルを適用すし、最後に③目次を冒頭に挿入。
目標とする目次は、大要以下。
日付・・・・・・ページ
章の題名・・・ページ
ケース名・・・ページ
①スタイル作成
検討の結果、使うのは「段落と文字」というスタイル。内部的には段落スタイルと文字スタイルを作って、それを関連づけている特別のスタイルの模様。
作り方は、以下の通り。たとえば、日付"07/04/03"のところに行き、数文字(たとえば"07/"などを選択)その上で、スタイル名(表示されていない場合は、ツールバーの追加で足す)に「date」などとスタイルを入力。
その後、段落と文字スタイルの編集。書式→スタイルと書式、で表示される右枠の作業ウィンドウで、一番下がスタイル一覧になっていることを確認し、先ほどの「date」(段落のアイコンがついているのと、文字のアイコンがついているのとあると思いますが、とりあえず段落、ついで文字)を探し、右クリックし、「変更」で書式設定。
段落・文字ともに必要なのは、最低限、基準にするスタイル「なし」。僕はstandard note takingというスタイルを作って、次段落のスタイルに指定しています。これでノートを取っている間も、表題入力して、改行すれば地の文のスタイルになるから。また、「テンプレートに追加」も選んでおいてください。ワードファイルのスタイルの構成変更により、他のノートでスタイルを流用できるようになります。
日付にお薦めなのは、灰色の網掛けでしょうか。網掛け・罫線は、段落で指定するのと、文字で指定するのでは異なります。改ページとの相性を考えると、文字スタイルの方で設定する方がいいかと。なお、こういった選択をするために「段落と文字」という特殊スタイルを使っています。
同様に、case, chapterというスタイルを作る(名前は例)。網掛けは、明るい色がいいかも。
スタイルを、まとめてなおしたい場合は、右の作業ウィンドウの一番下の表示を「ユーザ設定」にし、表示される画面で、「スタイル(Y)」選択。「文字/段落のスタイル設定」が表示されるのでここで作業。
●ちょっと行き方が大変なので、ツールバーに足すのも一案。ツール→ユーザ設定のキーボード(K)で、書式→スタイルを選択。「ドロップギャップ」のしたの単なる「スタイル」なので注意。
②スタイルの適用
置き換え(ctrl + h)で一挙にやります。いくつか例を示すので、後はご自分の環境に合わせて発展させていってください。解説原則なしです。
(1) 07/04/09など(解説中の04/03は避けるため、行頭のみを対象としたい)
2段階
置き換え前文字列 ^p07/ (改ページの場合は^m)
書式設定 必要に応じて、太字、イタリックなど
置き換え後文字列 ^p●07/
あいまい検索のチェックボックスは外す。
置き換え前文字列 ●07/
置き換え後文字列 07/
書式設定 スタイル date
●は全角を使う。必要に応じて[0-9]等のワイルドカード検索も有効。
(2) <ケース名>の場合(解説中の<ケース名>は避けるため、行頭のみを対象としたい)
2段階
置き換え前文字列 ^p< (改ページの場合は^m。半角書きにくいので全角にしていますが、もちろん必要に応じて全角<をお使いください。)
書式設定 必要に応じて、太字、イタリックなど
置き換え後文字列 ^p●<
あいまい検索のチェックボックスは外す。
置き換え前文字列 ●<
置き換え後文字列 <
書式設定 スタイル case
その他=ケース名=、色つき等、場合(もらうノート)によって使い分ける。
章題も適宜共通点を見つけてスタイルを適用。
③目次の挿入
挿入→参照→索引と目次、目次を選択
深さは2,レベル1にdate、レベル2にcase, chapterを選択。元からある目次レベル1,2の選択は解除。
できあがりです。
プリントアウトしてもあまり見失わないのではないでしょうか。完全ではないですが、これ以上作業するのも無駄が多いかと。
ちなみに、他のノートに写す場合は、スタイルの構成変更で、他のノートにスタイルを移植してやるといいです。「文字/段落のスタイル設定」で「構成内容変更」を選択。normal.dotからコピー(テンプレートに追加していればここに追加されている)。なお、段落と文字を使っている場合、段落・文字の2スタイル同時コピーする必要があります。
わからないという批判が多そうですが、わかる人だけでも。
今はこれをふまえてスタイルを活用してノート取っていますが、年の最初に知っていればと思ったので、書きました。
目次の付け方の大枠は以下の通り、
①スタイルを作成し、②目次に登場させたい表題・ケース名等にスタイルを適用すし、最後に③目次を冒頭に挿入。
目標とする目次は、大要以下。
日付・・・・・・ページ
章の題名・・・ページ
ケース名・・・ページ
①スタイル作成
検討の結果、使うのは「段落と文字」というスタイル。内部的には段落スタイルと文字スタイルを作って、それを関連づけている特別のスタイルの模様。
作り方は、以下の通り。たとえば、日付"07/04/03"のところに行き、数文字(たとえば"07/"などを選択)その上で、スタイル名(表示されていない場合は、ツールバーの追加で足す)に「date」などとスタイルを入力。
その後、段落と文字スタイルの編集。書式→スタイルと書式、で表示される右枠の作業ウィンドウで、一番下がスタイル一覧になっていることを確認し、先ほどの「date」(段落のアイコンがついているのと、文字のアイコンがついているのとあると思いますが、とりあえず段落、ついで文字)を探し、右クリックし、「変更」で書式設定。
段落・文字ともに必要なのは、最低限、基準にするスタイル「なし」。僕はstandard note takingというスタイルを作って、次段落のスタイルに指定しています。これでノートを取っている間も、表題入力して、改行すれば地の文のスタイルになるから。また、「テンプレートに追加」も選んでおいてください。ワードファイルのスタイルの構成変更により、他のノートでスタイルを流用できるようになります。
日付にお薦めなのは、灰色の網掛けでしょうか。網掛け・罫線は、段落で指定するのと、文字で指定するのでは異なります。改ページとの相性を考えると、文字スタイルの方で設定する方がいいかと。なお、こういった選択をするために「段落と文字」という特殊スタイルを使っています。
同様に、case, chapterというスタイルを作る(名前は例)。網掛けは、明るい色がいいかも。
スタイルを、まとめてなおしたい場合は、右の作業ウィンドウの一番下の表示を「ユーザ設定」にし、表示される画面で、「スタイル(Y)」選択。「文字/段落のスタイル設定」が表示されるのでここで作業。
●ちょっと行き方が大変なので、ツールバーに足すのも一案。ツール→ユーザ設定のキーボード(K)で、書式→スタイルを選択。「ドロップギャップ」のしたの単なる「スタイル」なので注意。
②スタイルの適用
置き換え(ctrl + h)で一挙にやります。いくつか例を示すので、後はご自分の環境に合わせて発展させていってください。解説原則なしです。
(1) 07/04/09など(解説中の04/03は避けるため、行頭のみを対象としたい)
2段階
置き換え前文字列 ^p07/ (改ページの場合は^m)
書式設定 必要に応じて、太字、イタリックなど
置き換え後文字列 ^p●07/
あいまい検索のチェックボックスは外す。
置き換え前文字列 ●07/
置き換え後文字列 07/
書式設定 スタイル date
●は全角を使う。必要に応じて[0-9]等のワイルドカード検索も有効。
(2) <ケース名>の場合(解説中の<ケース名>は避けるため、行頭のみを対象としたい)
2段階
置き換え前文字列 ^p< (改ページの場合は^m。半角書きにくいので全角にしていますが、もちろん必要に応じて全角<をお使いください。)
書式設定 必要に応じて、太字、イタリックなど
置き換え後文字列 ^p●<
あいまい検索のチェックボックスは外す。
置き換え前文字列 ●<
置き換え後文字列 <
書式設定 スタイル case
その他=ケース名=、色つき等、場合(もらうノート)によって使い分ける。
章題も適宜共通点を見つけてスタイルを適用。
③目次の挿入
挿入→参照→索引と目次、目次を選択
深さは2,レベル1にdate、レベル2にcase, chapterを選択。元からある目次レベル1,2の選択は解除。
できあがりです。
プリントアウトしてもあまり見失わないのではないでしょうか。完全ではないですが、これ以上作業するのも無駄が多いかと。
ちなみに、他のノートに写す場合は、スタイルの構成変更で、他のノートにスタイルを移植してやるといいです。「文字/段落のスタイル設定」で「構成内容変更」を選択。normal.dotからコピー(テンプレートに追加していればここに追加されている)。なお、段落と文字を使っている場合、段落・文字の2スタイル同時コピーする必要があります。
わからないという批判が多そうですが、わかる人だけでも。
今はこれをふまえてスタイルを活用してノート取っていますが、年の最初に知っていればと思ったので、書きました。
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