2007-02-28

米国law school出願 (効率的なApplication作成 5 Excel)

先日も記載したとおり、application全体の管理のために必要書類の一覧等を記載した表を作るのがいい。Excel をapplicationの申請に使うとしたらこの表の作成のためであろう。

Applicationは、各大学ごとに似て非なるものである。ほとんどやることは一緒なのであるが、若干形式が違ったり、必要書類、提出方法、提出期限等が微妙に違う。仕事の合間にApplicationを準備する場合、これらの微妙な差異をすべて記憶するのは至難の業である。Brochureにメモをするという方式もあると思うが、Applicationの数が増えれば増えるほど、一覧表を作った場合との効率性の違いは際だつ。

Excelの一覧表
一覧表を作る事は無論Wordでもできる。ただ、Wordの一覧表とExcelの一覧表を比べると以下のような違いがある。

Wordの方がいい点
スペルチェックをしてくれる、セル(ます)内で自動的に改行してくれる、画面の表示と印刷でずれない、変更履歴が使いやすい(Excelにも同名のものがあるがWordと同等の機能を期待してはいけない)、セルの設定が文字入力用になっている、

Excelの方がいい点
上下左右の移動がしやすい(Excelの場合、上下左右キーを押したらつぎのセルにいく)、標準のままで行・列を足しやすい、標準の状態でセルの枠と文字との間が少なく1画面あたりの文字が多い、並び替え等が容易(微妙な差)、

今回の場合、表を印刷する必要はなく、管理も画面上が望ましい。上下左右の移動、行・列の追加がしやすいというExcelの利点がスペルチェック等のWordの利点を上回るように思われる。

エクセルの操作のポイント
特に変わったことは必要ないと思うが、普段使用していない人は以下の点に気をつけるといいと思う。

Excelを文字の一覧表として利用する場合、セルの書式設定をやっておいた方がいい。具体的には、Ctrl + aでワークシート全体を選択して、そこで右クリックし、セルの書式設定を選択。表示形式を文字列に、配置で折り返して全体を表示するを選択する。これでWordの書式設定に近くなる。

実際に記載していく場合、セル内改行を使えると便利である。既知のこととは思うが、Alt + enterでセル内改行が可能である。

印刷する場合、表全体を1ページに収める一番楽な方法は、1ページ内に収める設定をしてしまうことではないだろうか。操作方法は、ファイル→ページ設定を選択、ページタブの拡大縮小印刷の箇所で、次のページ数にあわせて印刷のところを調整する。なお、本件の表は印刷する必要はないと思う。

一覧表の項目
私が項目としてあげたのは、大学名、deadline, fee, online application, Resume, Personal Statement, Recommendation, Transcript, TOEFL、備考である。

各項目とも名前自体で何を記載するか容易にご想像いただけると思う。Online Applicationはできない学校について書いた。Resume, personal statement, Recommendationは要件を課されている場合それを記載。TranscriptとTOEFLはLSACの有無のみ記載。全体をDeadline順に並べた。先例には、もっと項目が多いものがあったが、多すぎると返って見づらい。とりあえず、これくらいの項目で始めて見てもいいのではないか。

なお、先日記載したとおり、はたくりに送り込んで利用したいようなデータは、Text fileとして保存する方が便利である。このため大学の住所一覧は、別のText fileに保存していた。

Wordを使用した表の作成
表の作成は、なれたWordの方がいいという考えもあろう。その場合には、表は是非Webレイアウトで作成されることをお薦めする。これにより、紙の端を気にせずに表を縦・横に自在に広げられる。操作方法は、表示→Webレイアウトを選択すればいい。個人的にはこれをしても今回の表はExcelの方がいい気がしている。

なお、印刷時に不都合が発生するのだが、個人的には印刷はExcelに貼り付けて、全体を1ページで印刷するという上記設定で当座の印刷方法としていた。

次回はAcrobatについて話をする予定。これが本命でEmEditorの直後に記載する予定であったが、なぜか最後になってしまった。。

2007-02-24

インド気質

先日インド人と飲む機会があった。正直あまり親しいインド人の知り合いはいなかったし、彼らの授業中の質問を聞いていても何を言っているかそもそもわからないことがおおいのでどうなることか心配したが、思いの外楽しく過ごすことができた。

インド人に対して(失礼だと思ったら指摘してくれと前置きをして)いくつか以前から疑問に思っていたことをいくつかぶつけてみた。ちなみに何も裏を取っていないので、正確な情報はwikipedia等を見てもらった方がいい。

Q1 なぜそんなにインドなまりは聞きづらいのか。
A1 インドは歴史的経緯として英国領。従って英語もイギリスなまり。それにヒンドゥーなまりが混じっている。その上、インド人の英語は非常に早い。それが原因ではないか。

たしかに、インド人同士の会話のサマリーを隣のインド人が要約してくれたときの英語はききやすかった。何か変えているのかと聞いたところ、ゆっくりしゃべっているだけとのことであるから、実際そうなのかも。また、can’tをカーントと、hotをハットではなくホットと発音していたことからしてもイギリス英語であることは間違いない。また、文章全体のイントネーションは私にとっては東北弁に似た印象を受ける(善し悪しを言っているわけではない)。Rも巻き舌。そこらへんはヒンドゥーなまりということなのであろうか。

Q2 インド人をもてなすときは相手に何が食えるか聞いた方がいいのか?
A2 とりあえず、野菜と鶏肉を出しておけば間違いない。

Q3 ムスリム女性は肌を隠さなくていいのか
A3 最近のインテリ階級は宗教心が減っており、あまり厳格に風習を守っていない(説明の日本語訳)。ちなみに宗教人口は、80%ヒンドゥー。10-15%イスラム、2%シーク?(ターバン巻いている人々)、1%未満仏教(でも1000万人くらいか)とのこと。

Q4 どうやったらインドでは弁護士になれるのか
A4 日本の小中学校に相当するものに、10年かよう。その後college に2年。その後、大学院3年、law schoolのようなものに3年かよう。1980年代から最後の6年を最初からlaw先行にすることによってまとめて5年とするコースができ、そちらを取っている人も多い。

Q5 インドは英米法か?
A5 英国法。米国とは異なる。アメリカはイギリスと違うことをする事にidentityを見いだしたとのこと。

Q6 普段何語で話をするのか?
A6 英語・ヒンドゥー語がメジャー。英語は学校で習う。ヒンドゥー語もしゃべれない人もいる。アメリカでインド同士話すときはまず英語。

英語は学校で習うという事は初めて知った。公用語なのに第1外国語??

Q7 ヒンドゥー語はどんな文字?
A7 ヒンドゥー語は、日本語同様、1文字1発音。英語と違い、名前等を表記するのは便利。ヒンドゥー語も学校で習うので、何年生まで習ったかで知っている文字数は違う(本当か?)パソコンは、すべて英語。英語のOSにヒンドゥー語表記ソフトを入れて使う。昔のDOS/Vみたいなものか?

Q8 インドは地方によって料理が違うのか?
A8 無論異なる。東西南北全部違う。インド人ならわかるが、全部、カレーでくくることは可能。カレーを作る際は6種類くらいのスパイスを使うが、あらかじめブレンドされているものもいっぱい売っている。カレーを食うときは、手で食べるか、フォーク。スプーンは使わない。葉っぱの上にカレーをのせるのは南インド料理。

Q9 Afternoon teaはするのか。
A9 Evening teaをする。午後5時くらいから。

Q10 電車はあるのか。
A10 デリーにある。ちなみにデリーとニューデリーは一緒らしい。大阪と新大阪同様、新市街地のことをニューデリーというらしい。いずれも政治都市。地下鉄で3ライン。車がメイン。車は日本車が多い。小型車はスズキ、中型車はホンダ・シビック、高級車はトヨタと分野によって強い企業は異なる。

Q11 一番大きい都市はどこか。
A11 ボンベイ(ムンバイ)。証券取引所もここが一番大きいとのこと。歴史的な貿易港に過ぎないのかと思っていたが、どうやら違うらしい。

また、九九は99×99まで覚えているらく、とりあえずみんな一度は科学者・プログラマーを志すらしい。さすが0の国、インド。恐るべし。でも99*99までってのは便利でしょうなぁ。子供の頃の苦労は大人になると忘れるし、あの頃それくらい強制されてみても良かったかも。

最後に、彼らは常にお互いをからかいあっている。周りからみるとけんかをしている感じ。6人中1人だけどうやらいい大学から来ているようで、残り5名と俺一人で同等だと言い出したときは、さすがに、けんかしないようにといってしまった。ところが、彼らによると、お互い親しくなるとからかいあうのが風習で、全然問題ないとのこと。大阪の掛け合い漫才みたいで、一挙に親近感が増した。ちょっと、インドが近く感じられた夜であった。

2007-02-23

最近のブログの訪問者について

カウンターが200に到達したので、例によって、このブログについてみたいな内容のことを書いてみる。

思ったよりも早く、カウンターが200に到達した。例によって、自己アクセス分も相当あるが、50-200の間は、半分も自分ということはなさそうである。増えたり減ったりではあるが、平均するとアクセスは微増という感じか。ランキングのクリックは相変わらず、各部門50-80程度。クリックしているのは基本的に自分のみという感じである。ランキングサイトが衰退しているのか50-100位にランクされることが増えた。

うれしいことに、検索でこのブログにたどり着く人が増えている。文字が多いのが幸いしているのか、ニッチな内容なのが幸いしているのかわからないが、結構キーワードを拾ってくれているようである。

当初の予想通り、検索サイトで使われているのはGoogleのみである。これからの世の中、WindowsとGoogleの検索とどっちを倒すのが難しいかというくらい、dominantになっている感じだ。米国のYahoo!の廃れ具合をみると、可能性はないではないのがネットのおもしろいところだとは思う。特に今Googleは分野ごとの検索を強めているが、これはめんどくさい。ニュース・画像がほしいかどうかも含めて感じ取ってほしいものだと思うので、この辺に穴があるかもしれない。

例によって脱線したが、要はGoogle検索で来てくれる人が増えた。最大の検索ワードは、「MaxVista」である。これで比較的最初に書いた記事がヒットするようだ。正確なソフト名は、MaxiVista(マキシビスタ)であり、文中はそのように表記しているが、タイトルがMaxVista(マックスビスタ)となっているので、間違いも拾ってくれる。なんてユーザーフレンドリーなブログだ。単なるタイポともいうが(笑)。ただ、日本の記事を検索すると、MaxVistaと書いているものが多いので日本人全般に間違いやすいタイトルなのであろう。マキシってのは、日本人はなかなか使わないからなぁ。というわけで、このタイトルのタイポはこのまま残すことにした。

一方、このように検索時に見てもらうことを目標としている関係上、残念ながら、リピーターというのはきわめて少ない。日本(大阪)帰国を記載した際に、留学ランキング一覧からのアクセスが増えたので、アクセスを意識するならもう少しこういう一般的な情報にシフトしたほうがいいのだろうということも学んだ。低アクセス数路線が苦にならないうちは、このままの路線で続けていくつもりではあるが。い

米国law school出願 (効率的なApplication作成 4 Word)

Applicationを準備していく上でも、当然wordは必要となる。特に注意すべき機能は、ラベル印刷機能である。

Applicationを準備する際にも、通常通りWordをPersonal Statement, Recommendationを準備するのに使っていることと思う。外国人に見せる際には変更履歴機能も使っていることであろう。私が、他の仕事と唯一違う使い方をしたのは、自らラベル印刷というやつをやってみたことである。通常時から、仕事でラベル印刷を自らする人も多いだろうし、留学準備も秘書さんをフル活用できる環境の人もいると思う。その人には以下は関係ない記載となる。

ラベル印刷は、実は簡単である。ツール→はがきと差し込み印刷→宛名ラベル作成から、「ラベル」タブを選択し、ここに大学の送り先の住所をコピペすればいい。その後は必要なオプションを選んで印刷するのみである。大学せいぜい多くても10-20弱であろうから、下手に差し込み印刷には手を出さない方が無難であろうと思う。

私が個人的に行った方法は、テキストファイルに、すべての大学の住所を印刷、それをEmEditorのマクロをつかって、はたくりにおくりこむという、先日記載した方法である。住所は、4-5行にわたるので、「shift + 下、下、下、下 その後cut」という感じの一連のキー操作をマクロとする必要があるのには注意。これで大学ごとに、1つのはたくりデータとなる。これを順次Wordでラベル印刷をすればいい。

ラベルは何個必要か。私は、何度も準備するのが面倒であるので大学ごとに1枚(12くらいか)とした。ただ、実際は失敗を考慮してもこんなには必要ない。多く見積もっても、推薦状の数、applicationの封筒の表紙で5枚くらいか。封筒の表紙もFedExなどを使うのであればいらないくらいだ。

つぎはExcelの話をしようかと思う。

なお、本来、他の項のように、その他のソフトの機能と比べてWordはどうかという書き出しをしたいところであった。書くとすれば一太郎か。ただ、現実的な選択肢ではないのが現状であるので、以下の記載によりこれに替える。

その昔、Wordと一太郎がワープロソフトのスタンダードの座を争っている時代があった。裁判所が一太郎を使っている(いた?)関係で、私が修習の頃は修習生は一太郎を使っていた。ただ、仕事で依然一太郎を使っている人はきわめて少数派である。個人的には、ATOKは未だに使っているが、一太郎はさすがに使っていない。

一太郎は、IE 7.0に先駆けること7年、1999年頃からタブ形式の一太郎ワークシートというエクセルシートみたいなものを採用した。これは、エクセルでもワードでもファイルをシートとして足せる画期的に機能であり、いつごろからか、Excelと違い、別シートを両方表示する機能なども実装されていたはずである。同様のシート機能が最近の一部Office互換ソフトに採用されているが、MS Word自体をシートとできるのは珍しく、紙copiくらいではないか。はやくWordにも実装されてほしいと願っているがとりあえず2007では採用されない模様で非常に残念に思っている。

一太郎には、これに加えて、ATOKというwindows上でもっとも賢い日本語変換ソフトが添付されているにもかかわらず、windowsと抱き合わせで世界販売されるwordに負けてどんどんシェアを失っていった。

弥生がライブドアに買収されたように、一太郎を販売しているジャストシステムもライブドアの毒牙にかかるかと気をもんだ。現在のところ、件の「証券会社相手の新株予約権の第三者発行」が第7回!を数えているという事情はあるものの、何とか上場会社であり続けている。プレスを見る限りいろいろ経緯はあるようであるので多くは語らないこととするが、最悪、ソフトは(代わりのものが出てこない限り)長く生き残ってほしいものである。

2007-02-19

米国law school出願 (効率的なApplication作成 3 EmEditor)

EmEditorというのは、昔から著名なtext editorである。Text editorというのは、その名の通り、text fileを、閲覧、編集するソフトである。Windowsには最初からメモ帳というのが入っているがその高機能版であると思っていただければいい。マクロ(記録・再生)が使いやすいこと、URL, email アドレスが強調表示され、クリックできること、動作が速いことなどを主たる理由として昔から愛用させていただいている。

1 Text Editorの効用

前文みたいなものであるので、適宜とばしていただいても結構。

Text fileはご存じの通り、書式情報(フォント、インデント等)を一切排除した、文字情報(「あ」「分」等、どの文字かという情報)のみからなるファイルである。メールが文字化けした場合に、テキストで送ってくれなどといって送り直してもらうが、用は、一番シンプルな情報に特化したファイルである。

これの閲覧・編集をするソフトである Text editorは何に使えるか。

(1)文字入力に使用→現在は不要では?

ワードや、HTML(web site)の場合、表示する内容であるtextに、どう表示するかという情報(それを修飾するフォント等の書式情報)を加えて表示する。情報の使い回しは、同じ情報を違う環境で用いることである。従って、原則的にそのまま使えるText部分(文字情報)と、原則的にそのまま使えない書式情報とでは、使い回しできる確率が格段に違う。

そのため、とりあえず、表示したい内容であるText部分を入力し、後でまとめて修飾作業(書式情報の追加)をするのが効率的であるという考えがある。この考えにたつと、Text editorを利用して入力し、後でワード等を用いて修飾していくというのが効率的な入力方法ということになる。現に、パソコンが非力であった時代は、ワードが重たかったため相当の説得力があった。ただし、個人的には、2004年頃以降は、パソコンの高速化によりワードで直接作業しても特にデメリットは感じなくなる一方、スペルチェックをすぐに指摘してくれる点などは相当便利であると思い、ワードでしか原則的に作業をしなくなった。なお、その他ワードの動きがおかしい(自動で訂正されてしまう)、フリーズする、余白が多く無駄が多いなどの指摘は、ワードの動作・表示の設定を変えればいい話(自動訂正の停止、web表示での入力、etc)であり、決定的ではない。最初からどのパソコンにも入力されていること、テキスト入力の習慣がないひととも共同作業が必要であることなどを考え合わせると、ワードに統一してしまった方が効率的である気がしている。

(2)Text情報のみを抜き取るために使用→はたくりの方が使いやすい

ワードのデータを他のソフトで活用する際にText部分だけほしい事がある。その場合に、Text editorを使うことが考えられる。具体的には、たとえばワードで必要箇所をコピーし、text editorでペースト、再度ペースとした全文を選択し、その他のソフトに貼り付けるという感じになろう。この使い方は、個人的にはあまり必要としていない。はたくりを使えばいいからである。

(3)プログラミング言語の入力→私のレベルだとワード付属のものが使いやすい

プログラミング言語の入力というのも、text editorが昔から特異とする領域である。EmEditorもプログラミング言語の予約語を強調するなど一定の補助をしてくれるようになっているほか、複数にわたるtextの加工が素早くできるように工夫されている。

しかし、私のような素人がたまにワード付属のマクロを作るという程度のことをする場合、行数も少ないし、付属のVisual Basic Editor (ツール→マクロ→Visual Basic Editorで起動)の補助機能の方が使いやすい気がする。よってこの目的に使うこともあまりない。

また、ネットワークのスクリプトを書かなければいけない羽目に陥ったこともないので、その用途でも使用する必要はない。

(4)ファイルの閲覧(viewer)→使いやすい

その他の目的としては、(主にテキスト)ファイルの閲覧のために使うことが考えられる。EmEditorは、巨大なファイルでも比較的スムーズに開けること、起動が早いこと、開いたファイルにURL, emailがあれば、クリックできる文字列として認識してくれることといういくつもの優れた特徴がある。これらを生かして、メモ帳のかわりにファイルを見るために使うことが考えられる。これは完全にお薦めである。特にデメリットはない。

パソコンのハード・ソフトの説明書等がテキストで提供されることはまだまだあるが、それらを閲覧したり、web page (html)のソースを表示したりする場合に、EmEditorがメモ帳に劣る場面は全くないと思う。また、アルクの英語辞書のテキスト集のように巨大な辞書ファイルを開く(そもそも開く必要があるかという問題はある)とき、拡張子がわからないファイルをとりあえず開いてみる場合(開いてみると一番最初に何のソフトのためのファイルかテキストで書いてあることも多い)、などにも使っている。

また、表示方法として、1段落(論理行)を1行に表示する機能がある。無論長い段落はスクロールしないと全文を読むことができないことになるが、全体を整理する場合には大変使いやすい。

(5)マクロを利用した編集作業 →今回の主眼

これが今回の主眼である。EmEditorには、キーボードでの入力作業を記憶し、再現してくれる機能(マクロの記録、再生機能)がついている。

たとえば、すべての段落の頭に不要に○が一つ、ついている場合に、これを取る事を想定しよう。もちろん置き換えで作業をすることもできるが、ここでは、マクロの記録・再生で作業をする。

想定文字列
○A●b●●●●●●
○●●●でいげお
○tじぇwklrうぇい

この場合、まず、1段落を1行に表示するようにする。EmEditorで、アイコン(わからなければ、表示→折り返さない、またはctrl +1)を選択。
そのつぎに、最初の冒頭 (例でいうとAの左の○の左側でカーソルが点滅している状態) にカーソルがあることを確認し、マクロの記録の赤四角アイコン(わからなければ、マクロ→記録/停止、またはShift + f4)を選択する。これで、以降のキーボード操作が記憶される。
そして、DelでAの左の○を削除し、下(↓)で次の行にカーソルを移動する。

A●b●●●●●●
○●●●でいげお
○tじぇwklrうぇい

こんな状態で、カーソルは2行目の○の左にあるはずである。
ここで、マクロの記録を停止する。作業は、マクロの記録停止の赤四角アイコン(わからなければ、マクロ→記録/停止、またはShift + f4)の選択。

2行目の○をマクロを実行することにより消す。マクロ実行の緑の矢印アイコン(わからなければ、マクロ→実行、または f4)を選択。すると、○が消され、カーソルは3行目の○の左に行くはず。

A●b●●●●●●
●●●でいげお
○tじぇwklrうぇい

もう一度マクロを実行(F4)すると、最後の○も消える。

A●b●●●●●●
●●●でいげお
tじぇwklrうぇい

おわかりの通り、Del、↓という2つのキー操作をひとまとめにして何度も繰り返させたのである。これがF4だけでできるのがEmEditorのマクロのメリットである。

2 ハタクリとの連携

(1)基本

はたくりは、EmEditorでコピーした文字列も記憶する。従って、大量のデータをマクロを使って繰り返しcutすることで、容易にはたくりにデータを送り込むことができる。

具体的には、私の年の出願校の住所で作業しながら説明をしてみる。以下の2校の住所が記載されたtext fileがあるとする。これをEmEditorで開き、各行ごとにcutし、はたくりに送り混む。はたくりを起動しておくのをお忘れなく。

LL.M. Program Coordinator
The University of Texas School of Law
727 East Dean Keeton Street
Austin, TX 78705
U.S.A.

The LL.M. Admissions Office
University of Chicago Law School
1111 East 60th Street
Chicago, IL 60637
U.S.A.

まず、先頭行のLL.Mの左にカーソルを持って行き、記録の開始(shift + f4)。最初の行1行を選択(shift + end)。それをcutする(ctrl + x)。記録の停止(shift + f4)。この状態で下記のようになり、新たな先頭行のThe University…の左端にカーソルがあるはずである。

The University of Texas School of Law
727 East Dean Keeton Street
Austin, TX 78705
U.S.A.

The LL.M. Admissions Office
University of Chicago Law School
1111 East 60th Street
Chicago, IL 60637
U.S.A.

このあと、f4を10回押す(というか押し続けるだけでOK)。すると、10行それぞれcutされ、何もデータが残らないはず。

(2)注意

ここで、はたくりのデータ一覧を起動(Ctrl + 7)。すると、先ほどcutしたものが、その順に並んでいることと思う。そうなっていれば成功。必要のなくなったEmEditorを閉じる。その際に最新の白紙の状態を保存してもしょうがないので注意。Ctrl+zを押し続けてデータを戻すか、alt + f4を押した上、データをセーブしない(いいえ)を選ぶ方法により、元のデータを保存する。

ここで、初めからcopyをしていれば、最後のctrl+zの作業が不要となる。しかし、cutの方がはたくりにどのデータまで遅れているか明らかなので、cutとすることをお薦めしたい。

また、上記のような住所の場合、コピーの範囲は1行ごとにはたくりのコピー1つとするのが効率的である。住所を一挙に入力することが求められることも、1行ずつ入力することを求められることもあるからである。以前にも説明したとおり、はたくりは、複数のコピーをまとめて貼り付けられるので、各行分けて記載することを求められることを考えて、小さな範囲とするのが効率的なのである。

最後に、志望動機など長文を1つのはたくりデータとして保存するばあいは、上記の通り、ctrl+1で、EmEditorの表示を1行1論理行(段落)とするとうまくいく。このことから、全部のデータを一挙に作業するときには、最初にctrl+1をするといいことになる。

(3)発展

このようにマクロを使うとかなり大量のデータでも一瞬ではたくりに送り込むことができるようになる。これを利用して、もとのテキストファイルを必要に応じて随時アップデートして、そのたびにはたくりのデータをからにして、全データを再度送り込むというのがもっとも効率的であった。

送り込むデータは、自分の本籍地、住所、電話番号、LSAC、TOEFL、職場情報、大学情報、研修所情報、推薦者の情報等多岐にわたった。最初の入力はタイポを防ぐ意味でもワードで入力し、それをtextで保存して活用していた。

3 最後に

このソフトは、はたくりと違い、インストールに管理者権限を必要としたように思う。インストールできる環境かのチェックは必要となろう。バージョンはいろいろあるが、professionalをかってしまうのが楽かなと思う。

次回は、ワードでのラベル印刷を若干説明できればと思う。

2007-02-18

大阪帰国-2 (大阪リッツ)

2 リッツをほめてみる

今回の結婚式・披露宴・二次会は、ザ・リッツ・カールトン大阪でした。大阪では数あるホテルの中でも頭一つ抜けて高級との評判のホテルです。その恩恵を受け、宿泊先ホテルとしてリッツを取ってもらうことができました。当日ついてみると、(空室があるからか)、ランクアップされており、鍵がないと部屋のある階のエレベータのボタンも押せないようなところ(34階)でした。なお、鍵があれば、他の鍵がないといけないはずのフロア(33,35階)のボタンも押せましたので、セキュリティ目的ではなく、あくまで1等車・2等車的な分類ですね。

ダブルのシングルユースだったので部屋も広く、34階で、眺めも北側にある大阪駅、空中庭園を望むことができるすばらしいものでした。リッツは、窓から逃げることが前提となっていて、部屋の窓から外に出ることができます。建物の周りをぐるっと細い通路があり、そこを伝って逃げる様です。当然、そとに出てみたのですが、実際逃げるには高所恐怖症の人はまずむりで、十分に転落の危険ありという感じのところを通っていく必要があります。友人が部屋に来たときにみせたところ、危なすぎると外に出てみようともしませんでした。部屋に戻って窓の説明書きを見ると、窓を45度以上開けると警報が鳴るとのこと。限界まであけていたので、相当びっくりしましたが、どうやら何事もなかったようです。警報機については、先週別所で火災報知器を鳴らしてしまったので、2週連続とならなくて本当に良かった。

朝食のバイキングはすばらしく、披露宴前にもかかわらず、大量に食べてしまった。

一般的に求められることは、そつなくこなすリッツも、ちょっと非定型的なことになると、そこの浅さを露呈する。チェックインの時に、表示されている円・ドルレートが円高に振れていたので、フロントにその話を振ってみたところ、まったく知らない様子。自分らが表示を管理しているのでは?と思わずつっこみたくなる。外人の客も多いのに。

また、披露宴の原稿を覚えるために、直前に、急いでいますと強調して、プリントアウトをお願いしたときのこと。「なにかメディアがありますか」と聞かれたので、「SDメモリカードがあります」と答え持って行ったところ、USBメモリと勝手に解釈していたようで、使えなかった。奥から持ってきたアダプタもうまく作動しない。原因は僕が使っているものの容量が大きくてアダプタがサポートしていないことにあるのだが、あたふたするばかりで要領を得ない。結局、その人にメールを送ってプリントアウトしてもらうことになったが、1枚50円もとるのだから、最初から正確な用語(USBメモリがあるかを聞くべき)を使うとか一番早い対応(最初からメールを送ってくれというべき)をほしいなぁと強く感じました。

とはいうものの、帰国間際に、(これも急ぎで)宅急便を送る際には、送り先等、メモに書いてある内容の用紙への転記を求めなかった(係は求めようとしたが、フロントが止めた)点等、満足できる点もおおく、チップなしでしっかり仕事をする日本人のサービスはすばらしい!という感じでした。

最後に、インターネットについては有線のみの対応である上、1時間800円超、1日1600円超かかります。これは、伊丹空港のhotspot(無線)の1日500円に比べてかなり割高ですが、このホテルに泊まる以上、割高というのは忘れてもらうしかないのかもしれません。また、リッツのモーニングコールは、いまいち。機械式で、電話をかけて、番号を入力してセットするのであるが、「セットされました」というだけで、何時かいわない。。。

いちぶ改善の余地もあるものの、総じて満足のいくホテルでした。

大阪帰国-1 (飛行機・飛行場)

今週末、友人の結婚式のため、大阪に一時帰国した。家族向けブログに記載した内容のうち、ノウハウにかかるかと思われる部分を転記。ですます調である点、編集したため一部読みにくくなっている点はご容赦を。

1 飛行機関係(JAL/HISをほめてみる)

飛行機の予約は、日本からのアメリカ往復より、アメリカからの日本往復の方が相当高い。しかも、格安航空券では、滞在時間が短いほど値段が高くなり、1日しか日本にいない日程ではそもそも格安航空券が使えないといわれてしまいました。なんでなんでしょうねぇ。意味不明です。

NYから出発する場合、成田までは直行便もあるのですが、大阪に行くには必ず1度は乗り換えを挟む必要があります。乗り換え場所は、それぞれの航空会社のハブ(中継基地)といわれる空港であることが多いです。それぞれの航空会社のハブ空港における存在感はものすごいものがあり、ターミナルが複数ある場合、ターミナルをまるまる一つその航空会社で占拠している感じです。

日本―アメリカ往復でおなじみの会社では、ノースウェストでは、デトロイト、ユナイテッドの場合は、オヘア(シカゴ)、デンバー、ロス、サンフランシスコ、コンチネンタルの場合は、ヒューストン(テキサス)、ニューアーク(NYC(New York City)の最寄り3空港の一つ)などになります。日本のJAL, ANAの場合は、アメリカ行きの場合成田ですね。

値段が同じようなものである場合、1ドルでも安い切符にするか、1分でも飛行時間が少ない経路にするか、逆にマイルが一番稼げる路線を選ぶか(一番遠回り)、ハブ空港により決めるか、人により選択方法はさまざまになります。今回は、予習に追われている関係上、スケジュールで選びました。つまり、ニューヨークの出発時間が一番遅く、ニューヨークへの帰宅時間が一番早くなる便ですね。その結果、日米往復で初めてJAL(成田乗り換え)を使うことになりました。

アメリカからの往復の場合、航空券の総合予約サイト(Orbitz)よりもHISの方が安かったので、HISにて予約。HISのサイトは大阪行きの予約に関してはなぜか操作がうまくいかず、あきらめて電話で予約しました。燃料高による追加分を含めて1000ドルくらいでした。日本では、たいていオンラインの方が安いので新鮮でした。

ところで、行きと帰り、時間も進路も違うのはびっくりでした。時間が違うのは友人の説明(ネットにも説明がありました。)によると偏西風(北緯30度付近で地球を一種している強い西から東への風。日本、アメリカあたりは強く影響を受けます。)の影響とのこと。地球が西から東に自転しているからかアメリカに行く方が早いのかと思いきや、違うとのことでした。偏西風が起こるのも自転の影響ではあるのですが、1クッションはさむということですね。

進路についても、偏西風の影響か、行きの方が北側(偏西風の域圏を超える目的かな?)、帰りが南側です。地図でいうと、行きは、カナダの北のハドソン湾を通過する感じであるのに対して、帰りはアメリカ・カナダの国境にある5大湖を通る感じ。初めて知りましたが、結構違うんです。JFKの場合、発着路が西を向いてるにもかかわらず、離陸の場合、西へ一瞬出るもののそのまま反時計回りでぐるっと北東をむき、そのままひたすら直進するので、行き先の違う飛行機に乗ったかと心配しました。

国際線の行きはずっと日中でした。2階座席であったこととあいまって、ずいぶんすばらしい眺めでした。NY出発時からは前日、この冬初めて本格的に降った雪。で一面真っ白。このため前日の日本行きJALはほぼ全部キャンセルだったので、無事出発できたのは幸運でした)。ロングアイランドを北東に向かっている間は、川が凍っているのを見て改めて寒さを実感。ハドソン湾の流氷(というか一面凍っている)にも感動。オーロラにも期待したのですが、昼間のためか見ることができず。

成田乗り換えのあとの国内線(55分のフライト)も、さながら国際線の様相でした。ファースト、ビジネスがカプセルのようになっていて、水平方向に180度開くようになっている感じでした。いらないでしょう!と思わず心の中でつっこんでしまいました。でも合理的ですよね。飛行機の機内持ち込み荷物の大きさの制限は国内線・国際線で違うのが普通ですが、国際線で持ち込んでいたのを国内線で禁止されるのもかなわないし、いっそこういう乗り換え便については、国際線仕様の方がいいのかもとおもいました。

日系の飛行機がすばらしいと思ったのは帰り。成田乗り換え時に、日本で卸業者のように購入した歯磨き粉やらワックスやらがすべて機内持ち込みできないとのこと。友人からライターとかの破棄を迫られたという話を思い出し、とてもいやーな思いに駆られました。なんせ、今回、貴重な日本滞在時間をマツモトキヨシ訪問に当てた結果、手荷物の中身の80%位を占めていましたから。ところが、これは杞憂で、JAL側で倉庫に入れる形でNYに運んでくれました。NYの手荷物受け取り所で、スーツケースと別途預けた手荷物の両方がベルトコンベアーに乗って出てきたときには、本当にほっとしました。

サービスについても、日本人ならではと思わせるものがありました。搭乗時、機内で読もうと英語の新聞と、教科書を手に持っていたのですが、それだけで、日本人スチュワーデスをふくめた全員が英語で話しかけてくるのです。半年の滞在で見かけが外人になった可能性も否定はできませんが、まぁ、おそらくそれはないのでしょうから、とてもよくみているなという印象を受けました。簡単な英語ではなしかかられた僕は、相手が日本人スチュワーデスか名札を見るのがめんどくさく、つたない英語で返していましたが、???だったかもしれません。

なお、乗り継ぎが成田であるというのも日本人には気楽。表示が日本語で日本人だらけであるから迷うことがない。また、成田で入国審査をする結果、伊丹で降りた後に手続がない。日本入国には書類が必要ではなくなったのでどこでやっても時間がかからないのでしょうが、何もないというのは魅力です。成田乗り継ぎのターミナルで、無線LANを使えないのにはがっかりしましたが。

ちなみに、帰途については、幸い、ホテル(梅田)から伊丹空港まで30分かかるとシャトルのおっちゃんにいわれた道も、日曜早朝のため15分程度でついたため、その後の作業は余裕。伊丹では、成田行き・国際線乗り換えのチェックインは、カウンターが別だったが、こんな目に遭うこともあろうかと、係員を捜して聞いたので、ここでも困難回避。また、出国手続は成田ということで、時間的にも30分前到着スケジュールでOK。